沿岸定線観測結果
2026年6月熊野灘(11,12日、調査船「あさま」96トン)
調査結果の概要
調査時の水温は、表面は20.3~25.9℃、50mでは15.3~24.8℃、100mでは12.5~22.8℃、 200mでは 9.8~19.5℃の範囲にあった。水温は、表面では測点13,28,29で平年より2℃前後高く、その他の点は平年より1℃前後低めから1℃前後高め。50m、100m、200mでは北中部域(測点23,26,27)で平年より2~3前後℃低め、潮岬以南(測点13,14,29,30)で3~4℃前後高い。その他の点は50mで平年より高め、100mで平年並み、200mでやや低めであった。 1995年観測開始の測点13(表面・50m)、2002年観測開始の測点29(表面・50m)、および同2002年観測開始の測点30(50m・100m・200m)で観測以来最高水温を更新した。

塩分は、表面は30.82~34.44、20mでは33.54~34.42の範囲にあり、表面及び20mで概ね平年並であった。
観測時の黒潮北縁は、33°20’N付近にあり、黒潮北縁域では東へ3kt以上の強い流れが観測されたが、測点30では1.7kt程度の比較的弱い流速であった。黒潮の表層水温は25℃台であった。

調査の概要
調査海域及び定点 熊野灘(下図)
調査員 磯田 虎太郎、久野 正博
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
:鶴見精機製XCTD
D O:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RDI社製300kHz
*平年値:1991-2020年(測点29,30は2002-2020年)
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
