沿岸定線観測結果
2026年7月熊野灘(1,3日、調査船「あさま」96トン)
調査結果の概要
調査時の水温は、表面は22.4~26.6℃、50mでは16.0~25.5℃、100mでは14.1~22.9℃、200mでは 10.7~19.5℃の範囲にあった。水温は、熊野灘北中部沖合域(測点26,27)を除き表面では平年より1℃前後低め~1℃前後高め。50m及び100mでは平年並~3℃前後高め、200mでは黒潮域(測点 13,29,30)も除き平年並~1℃高めであった。下層では先月までの低水温がほぼ解消した。熊野灘北中部沖合域(測点26,27)では表面~200mで平年並~2℃前後低めであった。また、黒潮域(測点13,29,30)の200m水温は14.6~19.5℃の範囲にあり、測点30の19.5℃は7月としては2002年観測開始以来の最高水温を更新した。

塩分は、表面は29.70~34.18、20mでは33.13~34.42の範囲にあり、表面及び20mは低め~平年並であった。
観測時の黒潮北縁は、33°20’~30’N付 近にあり、黒潮北縁域では東へ3kt 以上の 強い流れが観測された。黒潮の表層水温は 26℃台であった。

調査の概要
調査海域及び定点 熊野灘(下図)
調査員 磯田 虎太郎
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
:鶴見精機製XCTD
D O:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RDI社製300kHz
*平年値:1991-2020年(測点29,30は2002-2020年)
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
