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平成27年09月25日

知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成27年9月25日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

伊勢志摩サミット三重県民会議のシンボルマークの県民投票を実施します(発表)
・「三重ジョブキッズキャラバン~アウトオブキッザニア~」を開催します(発表)
・新プロモーション企画がスタートします(発表) 

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・伊勢志摩サミットの開催にかかる取組
・ツーリズムEXPOジャパン2015への出席
・知事の訪米
・知事定例記者会見の動画配信
・「みえ県民力ビジョン」第2次行動計画     

発表項目

(知事)それでは今日は3つやりたいと思いますけれども、今日はなかなか盛りだくさんなんですね。まず1つ目は、伊勢志摩サミット三重県民会議のシンボルマークの県民投票の実施について、お願いしたいと思います。この三重県民会議のシンボルマークについて制作をお願いしていました近藤敦也さんから、このたび3つの素敵なデザインを提出していただきました。そこで、この3つのシンボルマークの中からどれが一番ふさわしいかというご意見をいただく県民投票を、本日9月25日の正午から10月1日の24時、まあ正確に言うと23時59分59秒だと思いますけども、まで実施することになりましたので発表します。投票方法は2通り、1つ目は三重県のホームページから利用できる「電子申請システム」から投票する方法、これはパソコンやスマホ、携帯電話から投票可能です。2つ目は郵送・ファクスによる方法です。冒頭でもご紹介しましたが、投票対象となるシンボルマークは、これ分かりにくいですねえ。はい、この3つですね。このいずれも、どれが選ばれても大変その県民会議の活動を象徴するにふさわしいマークだというふうに思います。A、B、C、3つ。今回の県民投票と、このシンボルマークの決定方法ですけども、今回の県民投票をやって、上位2つ投票総数の多いものの2つに絞り込んで、そこから今回極めて短期間であるということやインターネットの投票が中心であるというようなことなので、いろんなインターネットを活用できない世代の方とか、いろんな幅広い方々のご意見なども勘案して最終的に決めたいということで、第1次はこの1・2位を県民投票で選んでいただいて、それを重み付けして県民会議の代表の会長、副会長、理事の皆さんで委員会方式で決めるという形にしたいというふうに思っています。結果は、10月13日に予定しています県民会議第2回総会の場で発表する予定です。私は日頃から、サミットによる効果を伊勢志摩だけでなく県全体に波及させるために、さらには一過性のものにしないため、県民と関係機関・団体、市町や県が一丸となって、県全体の総力を結集する必要があると申し上げてまいりました。そして「オール三重」で一丸となるために、伊勢志摩サミット三重県民会議という組織を設立しました。その県民会議のシンボルマークを県民の皆さんに選んでいただきたいという思いから、短い期間ではありますがこの県民投票を実施しようという考えに至りました。県民総参加でサミットを盛り上げるためにも、ぜひ多くの皆さんの投票をお願いしたいと思います。なお、決定したシンボルマークは、県民会議として様々な広報展開に使用するとともに、現在募集中の協賛、応援、寄附の枠組みを活用して、できるだけ自由に皆さんに使用いただきたいと考えています。はい、それが1つ目です。

そして2つ目は、あっち。「三重ジョブキッズキャラバン~アウトオブキッザニア~」の開催についてであります。今年の11月から来年の3月にかけまして、県内3カ所、鳥羽、鈴鹿、紀北を巡回する形で、「ひとをよびこむ三重版子どもしごと体験事業『三重ジョブキッズキャラバン~アウトオブキッザニア~』」を開催します。これは、子どもが仕事を体験して専用通貨を受け取り、それを使うことで一連の経済活動を擬似的に体験するというもので、この仕組みは今回、事業の運営を委託するKCJグループが運営する「キッザニア」と同様のものであります。具体的な体験のプログラムとして、どの街にもあり街の機能として欠かせない警察や消防、病院、テレビなどの公共性の高い仕事と、その地域ならではの特色ある産業や観光施設での仕事を用意しています。初回の鳥羽エリアにつきましては「観光」というテーマで、鳥羽駅前の鳥羽マルシェを拠点に、鳥羽市内各所で、例えば水族館での餌やりや真珠の選別作業などの仕事体験を実施します。鈴鹿エリアにつきましては「ものづくり」をテーマとし、三重のものづくり技術の体験を中心に実施する予定です。紀北エリアにつきましては「暮らし」をテーマに、農業・漁業・林業の仕事などを体験していただこうと考えています。近年、本県でも他地域への転出が転入を上回る「社会減」の状態になっていることから、県外への人口流出を抑えるとともに、県内への人口流入を促進するための対策が求められています。一方、三重県には地域ごとに特色ある仕事がたくさんあります。そこで、子どもたちが三重の特色ある仕事や公共の仕事体験を通じて、楽しみながら地域を理解し「こんなおもしろい仕事が三重にはあるんや!」ということを県内外の方に知っていただけるようなイベントを開催することで、三重に行ってみたい、住んでみたいと思うきっかけにしたいと考えています。県内外から一人でも多くの子どもたちに参加していただき、キャラバンを通じて県内各地の「仕事」「人」「経済」が繋がり、活性化していくことを期待しています。

はい、それでは3つ目。新プロモーション企画が9月26日からスタートします、というお知らせであります。既に7月の定例会見におきまして、9月には「三重県から重大なお知らせ」をする旨、予告をさせていただきましたが、このたび三重県を総合的にPRする新プロモーション企画を明日からスタートさせることとなりましたので概要を発表します。まず始めに、この企画の意図は、三重県の総合的なPRを目指しつつ、総花的でない、ターゲットを明確にした展開を図ることにあります。そして今回、現状の最重要課題を地方創生・人口減少対策と認識し、主に大都市部の20代、30代といった若い年齢層をメインターゲットとして県への流入施策を重点的に訴求します。今回の企画のキャッチコピーは、はい。「つづきは三重で」、「つづきは三重で」。ターゲットが持つ夢や希望を実現するための解決策が「三重を選ぶ」ことであり、その「つづき」のステージは三重にある、というメッセージです。それでは、主な取組についてご説明します。まず1つ目はプロモーションサイトの公開です。プロモーションサイトは、この後紹介するプロモーションビデオの公開、県が取り組む施策の紹介、市町との情報連携などを目的とした総合的なポータルサイトとなります。併せて、サイト利用者との継続的なコミュニケーションや情報の拡散を促進するため、フェイスブックページを公開します。これですね、これがそのプロモーションサイトですね。2つ目はプロモーションビデオの公開で、タイトルはズバリ「三重Uターンサミット」です。足立梨花さん、チャンカワイさん、小椋久美子さんといった三重県ゆかりの方々にご出演いただき、「Uターン」をテーマに、三重をより身近に感じてもらえる内容となっています。このビデオはプロモーションサイトのほか、ユーチューブでも公開することとしており、これを入り口にサイトを訪れていただくことにも大きく期待しています。ビデオは6分ほどですけれども、本日は約3分、ダイジェスト版をご覧ください。どうぞ。(この間、ビデオ再生)ということですね。ほんま、あの小椋さんがええ感じのキャラになってますけども。取組の3つ目は、イベントの開催です。首都圏を中心に、各部局の施策や消費喚起事業と連携した県のPRイベントを実施します。実施の時期、内容についてはその都度お知らせをしますが、第1弾としまして明日26日、18時から三重テラスにおきまして、今日ご説明しましたプロモーション企画の発表会を開催します。この発表会を皮切りに、首都圏における交通広告、大手ポータルサイトやユーチューブ等を活用したウェブ広告などを展開し、プロモーションサイトへの誘導を図るとともに、サイトそのものの充実に向けて、県庁内だけでなく市町等との一層の連携強化にも取り組みます。サミット開催地として「選ばれた」三重県の魅力の発信と合わせ、今後一層の認知度向上、イメージアップを図っていきたいと考えています。はい、以上です。

発表項目等に関する質疑
〇伊勢志摩サミット三重県民会議のシンボルマークの県民投票を実施します(発表)

(質)幹事社から幾つか、まず、シンボルマークなんですけど募集期間がちょっと短いような気もしますけども。
(答)事前に商標とかのチェックをさせていただいたんですけども、最後決まった後さらに今一度チェックをし商標登録、本来これ何か対価をもらうものではないので商標登録する必要は本来は無いんですけども仮にこれの類似のやつを登録されると取り消すための手続きに結構時間が掛かったり費用も発生したりするので、そういうことを防止して安心に安全に使うために登録をするという、そういう様々な手続きを考えると利用したい時期から考えれば逆算すると大変短いですけどもこういう話の期間ですが何としても県民の皆さんに少しでも関わってほしいと、そんな思いで短いですけども実施させていただくと、そういうことです。

(質)念のため似た商標が無いか事前に点検もされたんですか。
(答)やりました。特許庁の国内のデータベース、それからWIPO(ワイポ)という世界の商標のデータベース、それから権利が失効した後の商標も入っている民間専門機関がやっているデータベースとかデータベースを確認し、あと特許事務所に委託をしてその商標、既に商標登録をされているもののチェックやあとインターネット上などで商標登録されてないけども類似の色目とか形状のものが無いかというチェックをやりました。後段のその部分は商標に登録されていないものは完全にやりきるというのはなかなか技術的にも難しいですけれども最大限可能な確認はやりました。

(質)これは知事からでも事務局の方でもどちらでもいいんですけど、それぞれどういうものを表しているかというのを簡潔に教えていただけるとありがたいんですが。
(答)これは配ってないんやったっけ。

(質)後ろにありました。
(答)この、せっかくですから説明しましょうか。このAはこの三重県から世界にばっとこの飛び出していってる感じですね。このサミットを機にこの人々の繋がりが、この手を繋いでいるんですけど人々の繋がりが世界にこう飛び出していく、そういうイメージをしているというのがこのAのやつですね。それからこのB、これ手を繋いでいるわけですね、手を繋ぐ2人でその次世代への繋がりを表現しているというのと、この波の線は世界の人々と三重県の人々の繋がりをタスキ、タスキで表現をしている。サミットで培われた温かな繋がりを次世代へ受け継いでいこうと決意を込めたもの。これはここに書いてあります赤色の円と包む葉でおもてなしの心を表現しているというようなことのようで3本の線は三重の「三」、そして自然、文化、世界の人々と県民の繋がりを表現しているというようなことですね。いずれもお願いに行った時も近藤さんも言ってましたけども温かみのあるこの色を使いたいというふうにおっしゃってたんでこういうオレンジ色とか赤とか暖色系が多分きてると思いますし、非常に繋がりというのを大事にしたいということを、ご自身が洞爺湖サミットのロゴマークを作ったというのもあったんでそういう繋がりも大事にしたいということもおっしゃていましたんで、こういうふうになったんではないかなというふうに思います。いずれもいいものだと思います。 

〇「三重ジョブ キッズキャラバン ~アウトオブキッザニア~」を開催します(発表)
(質)あとこのキッザニアですけど、当初予算の新規事業でしたよね。
(答)そうですね。

(質)結構何か要求が厳しかったような記憶が、知事の要求が厳しかった記憶があるんですけど、コンテンツ的には知事が満足できるものになりましたか。
(答)やっぱりキッザニアという1つのブランドを使いながら、地域の仕事というのをよく知ってほしいという地域ならではのそういう思いもありましたんで、その仕立てにいろいろ知恵を戦わせたと、結果として県全体でこういうのをやるのはキッザニアさんとしては日本で初めてでありますし、キャラバン方式というのも国内初めてというようなことであります。市単位では高山市さんとか新潟の三条市さんとかそういう所がやっていただいていると思うんですけど、それぞれに特色のある仕事が、これまさに人口減少、交流人口を増やすというのと定住人口を増やすそのきっかけにしたいという思いの事業でしたのでそれなりのものにはなっていくんじゃないかというふうに思います。

(質)都道府県単位では初めてで、キャラバン方式も初めて?
(答)はい。

〇新プロモーション企画がスタートします(発表)
(質)あとはこのプロモーション企画なんですけど、キャッチコピーとか考えたのは知事ですか。
(答)いいえ。みんないろんなプロの人とかこの広聴広報課の皆さんが考えてこれで。

(質)最終決定したのが知事ですか。
(答)まあ、ですね。

(質)ここに書いてある選ばれる自治体という意味からすると、他の自治体と比べた優位性この企画で、どこにあると考えていらっしゃいますか。
(答)この企画の優位性ですか。そのターゲットを人口減少、この社会減を止めながら当然それは自然減のストップにも繋がっていくわけですけども、その今我々が移住センターとかやっていても20代30代の人たちの4割ぐらいが移住したいというようなそんな話もありますんで、ターゲットを何か広く何ていうのかな単にキャッチフレーズを投げかける、そういうプロモーションではなくて三重県に来てほしい戻って来てほしいという、そういう社会減とか人口減少を意識したターゲットを絞った展開であると、そこにいろんなものをぶら下げていくというのか集めていくポータル的な存在にするというものですかね。既存の、特徴としては今言ったようなそのターゲットを絞った展開であるということと、あとはこれに当然観光のこととか、移住のこととか、市町の取組とか、そういうのを連結させていってトータルイメージを売っていく、そういう取組であると、そういう辺りが今回の特徴なんじゃないですかね。当然既存の施策も生かしながらと、こういうのでトータルイメージを発信することで三重県への関心を引き付けることでより移住について詳しく知ってほしい人には「ええとこやんか三重」のやつを見てもらう。その関心を引き付けてさらに観光のことってなったら「観光キャンペーン」のほうを見てもらうという、その関心を引き付けるという、そういう意図でやっていく。そういう感じですかね。

(質)ビデオの知事の出番は、あれは一発でオーケーなんですか。
(答)一発オーケーていうのかね、何回も同じやつを何でそんな撮んのやろていう、プロって大変やなって思いましたね。何か本当にひたすら何回もカメラの位置変えてとか何かああいうもんなんやなと思いました。

(質)何回ぐらい撮り直したんですか。
(答)あれはでも10回くらい撮ったんじゃない。あれでもどこの国の人やったっけ。
(答:戦略企画部)セネガルです。
(答)セネガル、ほんまに足立梨花さんセネガル語喋ってるからね。本物の人に通じるかどうか知らんけど。一応セネガル語のカンペ出てましたからね。

(質)第一の各社さんお願いします。

(質)さっきのビデオですけど、足立さんは三重県職員になって通訳をしている設定なんですね。
(答)そうなんやな。 
(答:戦略企画部)そうですね。

(質)チャンカワイさんは牛の世話をしていて、小椋さんは実際レースクイーンになったということでいいんですね。
(答:戦略企画部)そうです。
(答)あとこれ書いてあるんやったっけ。他の三重県ゆかりの三重県出身の有名人の人にもご出演願ってますんで乞うご期待です。 
 
(質)ビデオの出来映え、知事の手応えは。
(答)僕これ初めて見たんで、全部版の6分のやつをまだ見たことないんで、何ていうんですかね、最初に素材みたいなん見た時よりもそれぞれ三重県の解説とかね、さっきの松阪牛とかサミットのこととか書いてあるので、良くなってきているんではないかと思いますし、大事なことは出来をマックスに持っていくといっても、それは多分あんまりそこにこだわり過ぎるのは意味が無くて、これをいかに見てもらうかという努力とか、これを通じていろんな既存の施策とか三重に関心を持ってもらうかということが大事なんで、ここからがむしろ大事かなというふうに思いますね。何かもちろんトータルイメージを知ってほしい、なので今回ちょっとこのダイジェスト版て三重テラスの部分がすごい長かったですけど三重県のいろんな各地のさっきの伊勢神宮とかいろんな良い所も載せてありますし、サイト自体はそういうのやっているので、トータルでいけばいいかなと、出来映えは悪くないと思います。特に小椋さんが新しいキャラを発見されたんじゃないですかね。

(質)あの中で知事がこうしてほしいみたいなことってあったんですか。
(答)ビデオですか。ビデオはもう全然プロに任せました。今回はやっぱりこの広報の改革の一環の中でそういう質的向上を図っていくという意味でもやっぱりプロが関与する部分についてはしっかりプロに任せると、なのでこのキャッチコピーとかも、その代わり僕が言ったのは何か「おしい〇○」とか「うどん○○」とかそういうのと同じものにはしないでほしい、つまり何を伝えたいか分からないとは言いませんよ、とは言いませんが、何か三番煎じみたいなんにならないようにはしてほしいということだけは言いました。結果としてこういうターゲットを絞って、テーマを絞ってということになってきたなと思います。一方でトータルイメージを作り出す。

(質)7月に重大発表しますと、このことが三重にとってどれぐらい重大なのかということを改めてすみませんが。
(答)今回、だから人口減少ていうことに絞ってやったわけですね。つまり今回の、今、地方創生の総合戦略も作っています。みえ県民力ビジョンの行動計画の改訂も行っています。来年度の予算についても今議論しています。来年度からのスタートおいてはほとんどが私自身も再選の時の記者会見でも申し上げたとおり人口減少にいかに立ち向かっていくかということが、この三重県にとって非常に重要なことであるというような観点から人口減少に、三重県にとって重大な課題である人口減少に関する従来の施策とまた違う取組と、そういう意味で重大なお知らせであったと、そういうことであると思いますし、あと人口減少、地方創生においては選ばれる地域になるということが今回の地方創生の総合戦略にも書いてますが、1つの課題なので選んでもらうために興味を引く、そういうツールを1つ出してきましたという、そういう選ばれるという重大な課題に対してのツールですと、そういう意味ですね。

(質)実際にこれに掛かった費用ってどれぐらいですか。
(答)これは地方創生の交付金を国からの交付金を使って、3,300万円やったっけ。
(答:戦略企画部)全体で、はい。
(答)これ全体、このビデオだけじゃなくてこの事業全体で。

(質)ここからのランニングコストは。
(答)ランニングコスト?

(質)国の予算が使えるのか。
(答:戦略企画部)ウェブサイトとかメンテナンスはこれから来年度以降発生します。

(質)それは県で負担する?
(答:戦略企画部)その予算要求についてはこれから検討するところです。

(質)これ新プロモーション企画は来年の5月までまだ少し時間があると思うんですけど、第2弾、第3弾で新しく第2弾の動画を出すとかそういう5月まで見込んで計画はあるんですか。
(答)5月ってサミットていうこと?

(質)サミットまでまだ時間があると思うんで明日から始まると思うんですけど、少しまだ8カ月ぐらいあると思うんで、例えば2、3カ月後には第2弾の動画が出ますよとか、そういう新展開を企画されたりというのは継続的にやったりとか。
(答)このプロモーション企画自体はサミットだけの関係しているだけじゃないので、さっきも申し上げたように人口減少とかにフォーカスしてますから、ずっと5月に関わらず、ずーっとやっていきますけど、その都度タイミングを見て新展開、やっぱり何ていうんですか、さっきも言いましたように人口減少で一定のターゲットを絞っているものの、トータルイメージとして興味喚起、興味を引くということもこのプロモーション企画の重要性なので、飽きさせない取組というか情報発信はその都度、ビデオを第2弾、第3弾をするかどうかは別としてプロモーション企画全体としてこの事業全体としていろいろ情報発信はしていきたいと思います。

(質)そうするといつまで公開するとか、そういうの今のところ特に決めていないんですか。
(答)どうなんですか。
(答:戦略企画部)一応この動画につきましては1年間の利用期間です。

(質)目標PV数とかありますか。
(答)極めて野心的でありますけど、広島のあれ何やったっけ、やつとか、高知の高知家とか高知が最大月間10万件で、広島が最大30万件だったので、平均30万件だから月間ね。だったので、広島ぐらいは頑張りたいなと極めて野心的ですけど、と思っています。月間。

〇伊勢志摩サミット三重県民会議のシンボルマークの県民投票を実施します(発表)
(質)シンボルマークなんですけど、今回敢えて伊勢志摩感ていうか何か、何ていうんだろう、入ってない気がするんですけどその辺は国がやっているロゴマークとかぶらないように、近藤さんに聞いてみないと分からないですけどその辺の何か配慮ってあったんですか。
(答)これこの後決めていただいて最終決定した後に縦に入ったり横に入ったり伊勢志摩サミットって何らか入れるようにはしますけども何ていうんですかね、このシンボルマーク自体はその県民の皆さんが全県挙げて行動する時の象徴的なマークとしたいというふうに思っているので、なので敢えて別に伊勢志摩だけがフォーカスされる図である必要はないと思いますし、北海道の道民会議のシンボルマークも別に何か洞爺湖を意識したものではなかったというふうに思います。

〇新プロモーション企画がスタートします(発表)
(質)プロモーション企画のほうなんですけど、これ今日のご説明だと割とビデオの話が中心にしてますが、これはUターンを軸とした話、人口、移住のことを考えると外の人をという考え方もあると思うんですけど、やっぱり何のきっかけもない人を移住に結び付けるにはちょっとハードルが高いということでUターンという、そういうお考えなんですか。
(答)やっぱり移住の取組とかやってる中で、何か縁とか何か情報とか、そういうのがあったことでその地区を選ぶというような傾向がありますので、何というのかな、そこに一歩踏み出してもらうための最初の情報提供といいますか、いろんな情報があることで一歩踏み出しやすく、そういうきっかけにね、してほしいなと。いきなり三重県に絞ってもらわなくても、何個かのうちの選択肢の1つにしてもらうような興味、関心を引く、そういうものにしたいなと思ってますけどね。

(質)それでそのポータルサイトというのと、三重ブランドとか、ええとこやんか三重とかの、外からの三重県と関わりのない人の流入、観光面とか、この辺に対してのプロモーションのプロモーションというのか、どういう感じでやられますか。
(答)どういう感じで?
(答:戦略企画部)そこについても、今はテーマはUターンになってますけど、次、さっき知事も言いましたけれども、どういうテーマでやっていくかというところは切り替えてやっていくという可能性があるんですが。それは全体のプロモーションがやっていくということです。
(答)明日、発表するの?
(答:戦略企画部)はい、明日発表です。
(答)明日、大体その他の取組とかも発表するの?
(答:戦略企画部)一応、全体像を。
(答)明日。

(質)プロモーションの関係なんですけども、企画意図としてIターン、Uターン、Iターンも含めてやられる?
(答)もちろん。

(質)で、動画はただUターンに重きを置いているという感じなんですか。
(答)まあ、Iターンいきなり設定するのは難しいですよね。映像の描き方が、さっきも言いましたように、ターゲットを絞って移住のところもやるんだけど、トータルイメージとして三重県に興味、関心を引きたいというのもあるので、例えば脈絡ない、仮に芸能人の方にIターンのことやってもらってもなかなか脈絡ないので、リアリティ感じにくいと思いますから。これがリアリティ感じるかどうかは別として、Uターンから入ったっていうことですね。
(質)企画内容の利用者とのコミュニケーションを図るというところは、これは何かどういう?
(答)どういうことですか。
(答:戦略企画部)ここはソーシャルメディアでフェイスブックページを作ったりして意見をいただいたりとか有効にコミュニケーションを図っていきたいと思います。

〇伊勢志摩サミット三重県民会議のシンボルマークの県民投票を実施します(発表)
(質)シンボルマークの件なんですけども、今、五輪のロゴマークの関係で決め方っていうのがかなりこう注目されていると思うんですけども、県民投票をやって最終的にはこの委員会方式で選ばれるということですけども、そういうふうな設定の仕方っていうのはどういう狙いがあったんでしょうか。 
(答)まず、県民投票で一発で投票総数で決めるという案もありましたけど、さっきちょっと言いましたように、投票期間がいろんな利用の関係から短くなってしまうということと、あと郵送も準備してますが、とはいえインターネットが多分中心に投票されるので、そういう例えば子どもとか、あるいは高齢者の方とかそういう方々の思いも広く、あるいは期間が短期間なので、インターネットだと組織的にドワーッてたくさん入れる可能性もあるので、なので投票総数、県民の皆さんの投票っていうのは第1位に重きを置きつつも、そういう様々な観点を配慮しての、まあ言ってもそっちの委員会方式もそのメンバー、県民会議の会長、副会長と理事に10点ずつ割り振ってそれで投票してもらうということになりますので、それが、これの投票総数の重み付けをどうするかっていうのはちょっと検討していますけど、基本的には数値で分かりやすくそういうシンプルな基準でやるということを考えています。まあ、もっと本当は期間が取れていろんな多様な受付方法ができるんであれば、投票総数だけで一発で行くっていうのも方法だったんですけども、若干、それを利用したい時期との関係でそれができなかったというのがあるので、今回こういう2段階にさせてもらったということですね。

(質)制作を終えて近藤さんからこう何か言われていることとか、出来に関してはいかがですか。 
(答)まだ、僕は直接聞いてないですけど何かありますか。 
(答:雇用経済部)特にまだ今回のコメントはいただいていません。
(答)決まった時にきっと秘話を言っていただくんじゃないですか。何か事前に言うと、何かいろいろあるかもしれへんから。

(質)じゃあ、発表項目でよろしいですか。はい、じゃあ発表項目以外で幹事社から。

その他の項目に関する質疑
〇伊勢志摩サミットの開催にかかる取組

(質)サミットで2つあるんですけど、まず関係閣僚会合をやる都市が8つか9つかあったと思うんですけど、多治見の会議でも少し出てましたけど、そういった関係閣僚会合のその開催地との連携、具体的にはどのように進めて、どのようなことをやるのかっていうのをちょっと教えてください。
(答)全部と三重県が中心になって一気に連携するかどうかっていう、全体の連携というのは国のほうでやっていただくにしても、近隣県とか縁のある県とかそういう部分においての連携っていうのはこれから議論していきたいというふうに思ってますし、来月ぐらいにはその第1弾が1個出るんじゃないかというように思いますけれども、あと三重県情報館、メディアセンターに関係閣僚会議を開催する地域のブースなどを置くという案もどうやらあるようでありますので、そういうことも含めてもう少し多分ギリギリになっていってから、集中的に三重県以外の9つが行われるのが来年の4月からですので、もう少し近くなってから行われてくると思いますけど、まあ、三重県としてはそんな感じですかね。

(質)近隣県とか縁のある県ていうのは例えば長野とか富山とか。
(答)まあもうちょいありますけどね。近隣県は富山とか長野とかですね。縁があるところ、そうですね、例えば僕が1対1で県知事と対談しているところとか。まあそういう。

(質)広島ですか。
(答)広島とか、あとまた新たに今年度やるところとかですね、そういうところがあるんじゃないですか。

(質)具体的にどうやるんですか。何をやるんですか。
(答)多分国のロゴマークっていうのはそれはもう全部の関係閣僚会合でも使われますので、そういうのが決まってからどういうふうに一緒に、官邸で広報部会というのもありますので、世耕副長官筆頭に、内閣改造で副長官変わるかどうか知りませんけども、広報部会というのがありますのでそこで全体としてのPRをどうするか、そういうことになってこようかと思いますけどね。うちの近隣県とかでは、例えばお互いがそれぞれ出るイベントにおいて双方をPRするとか、その相互乗り入れするとかそういうのはあろうかと思いますけどね。

(質)2つ目ですけど、宿泊予約センターですけど宿泊先の部屋の確保状況と、あと今後の対応というのでちょっと教えてもらえる内容があれば教えてもらえますか。
(答)8月24日に宿泊予約センターが立ち上がって、宿泊、その亀山・鈴鹿以南の交通至便のビジネスホテルとか伊勢志摩地域のホテル・旅館に、提供可能部屋数とか収容可能人数のアンケートというか、説明会も10回開催して調査をさせていただきました。結果として9月17日時点で、27パーセントぐらいの回答しかまだ無いんですけども、その中で5つぐらいの季節に分けてて、サミット本番のところの収容可能人数のところはまだ4割ぐらいしか確保できていませんけど、それ以外のところは大体概ね収容可能な人数の調査はできているということですが、今申し上げたように、まだ本格稼働宿泊予約センターしてませんので、回答があったのが27パーセントですから、これから残りの73パーセントの皆さんにご説明に上がり、その人たちから調査をして積み上げていくということになりますので、現時点においてはそういう状況です。今後、丁寧に説明をし、一定の確保のところを目処をつけたら、もう確保しなくていい部分は早くリリースして、ゴールデンウィークとかお客さんの収容に他の観光に影響無いようにしたいと思いますが、そんなに大慌てすることではないんじゃないかと思いますけど。

(質)ありがとうございます。じゃあ、各社さん、第一の皆さんお願いします。

(質)今の予約の話なんですけど、まだ27パーセントしか返ってきてないということについて、何かこうまだ時期とか自分たちのところの状況とかを見極めているところという理由などで返してないという感じなんですかね。 
(答)全部がそうとは言えないですけども、そういうところもあるでしょうね。普段、例えば何ていうんですか、毎年のように来てくれている大事なお客さんからまだ今年予約入ってないんでちょっとどうしようかなという多少の留保しておられる方とかもいると思いますけど、単純に多分まだ私たちとか宿泊予約センター側のホテルの皆さんとかに対するアプローチが弱いということだと思いますね。もっと、8月24日に立ち上がって説明会10回やったけども、説明会もそのさっき言った鈴鹿・亀山以南の交通至便のビジネスホテルと伊勢志摩地域のホテルの10回やっても4割ぐらいしかご参加いただいてませんので、そこのアプローチが弱いということですし、これ洞爺湖の時も宿泊予約センター入れてたんですけど、結局最後は、1個1個行って、ここでお願いしますここでお願いしますってもうやるしかないって言ってたんで、現時点で回答率があまり良くなかったというのは一にも二にも宿泊予約センターのアプローチが弱いと、そういうことじゃないですかね。

(質)まだちょっと認識が足りてない?
(答)なんで、多分回答されてない宿泊施設の方々も、これ何なんやろ、ほんで何を答えたらどうなるんやろというようなこととかが、やっぱり分かんない部分もあっただろうし、説明会の開催時期とかも夏休みとかシルバーウィークとかそういうのがあったので、そういうのでうまく調整できなかったのかなっていう本業のほうでお忙しかった方々もいるのかなという、まあ一にも二にも宿泊予約センターこれから頑張ります。

(質)本当に今、北海道の時もそうだったんですけど、これ多分どうにかするしかないというふうに思うんですけど、10月から警備の人とか張り付き始める、11月にか、そうすると1万8,000人とかですけど、4割だと来月中にはある程度の数字にもっていかないとなかなか作業に移行しにくいと思うんですけど。
(答)えっと僕の説明があんまりあれじゃないですか。5つぐらいの季節に分けてて、4割なのは一番最後のサミット本番のとこだけが4割で、それ以外のところは基本的にもう大体必要人数はカバーしているという状況なんで、警備も一気にそんだけ入ってくるわけではないと思ってますんで、徐々に入ってきますんで、当面のところはそんな問題ないと思いますけど、とはいえでも本番のところ確保しないと意味が無いので、それはもうとにかくやりきるということしかないですね。ご協力をいただいて、それはやっぱり何ていうんですかね、宿泊施設の方側からも何ていうんですか、僕がそう逆の立場だったらっていうかあれですけど、やっぱり丁寧に顔見せて名刺持ってきて「○○でございます」と、「こういう事情でこうやってご協力いただきたいんですけどどうですか」っていうふうに言って欲しいですよね。やっぱそれ筋通すっていうのが人間やと思うので、単に紙バァーッて配ってほんで回答してくださいではね、やっぱあかんと思うので、みんな人生かけて勝負、勝負かけて商売してはるわけですから、そういう誠意を尽くすということがこれから大事かなと思いますね。

(質)今おっしゃった5つの季節というのは、始まりがいつ頃でその最後のコマですね、5つ目のコマっていうのはサミットの直前から何日間ぐらいなんですか。
(答)今回やったのは、1番目が3月24日から4月21日、2番目が4月22日から5月9日、3番目が5月10日から5月18日、4番目が5月19日から5月23日、5番目が5月24日から5月29日、だから正確に言うと4番目と5番目のサミット本番に近いところが4割(※)、でそれ以外はほぼ埋まっていると、そういうことです。
※知事発言の収容可能人数について、現在は5番目(5月24日から5月29日)の期間のみが約4割です。

(質)サミット関連なんですけども、安保法案が通って首相のサミット会場の視察について、この前の外務省の事務局長が来て以降、何か決まりましたか。
(答)安保法案が通ってと関係あるかどうか分かりませんけど、国会終了後、あと総理も総裁選では無投票だったけど正式にはこの前の9月24日ですか、昨日ですか、の両院議員総会で選出されるというのが正式な手続きでしたので、我々としては国会終了後、正確に言うと、外遊終わって内閣改造終了後だと思いますが、速やかに来てほしいというお願いをしていますので、何ていうかな、時期はいつとかは申し上げられませんがいろんな確認のご連絡はいただいてます。まあしかるべき時に発表します。総理の日程なんでね、なかなかこの、で総理ご自身が来ていただけるかどうかと、僕は総理ご自身に来てほしいということを強調してるんで、その辺もありますけどね。多分、もし決まってもね、突然発表になると思いますけどね、何日か後に来ますって。

〇ツーリズムEXPOジャパン2015への出席
(質)ちょっとそれた話で恐縮なんですけども、今日メディア関係者なんかもあれですけど、東京ビッグサイトでツーリズムEXPOですか、知事明日も講演されたり、三重県もブース出されたりしてますけど、サミットも決まって関心も高まってんじゃないかと思われるんですけども、ちょっとそれますけどツーリズムEXPOどんな場にしたいかということをお願いします。
(答)本当に観光庁さんとか観光関係業界団体の皆さんが最大限力を入れて取り組む最大、国内最大規模の旅行博ですので、そこに出展すること、それから私自身が講演したり、あと一緒にパネルでJR東日本の会長やベネッセの会長という非常にそういう業界では重鎮の方々とパネルディスカッションさせていただくというのは大変光栄でありますので、サミットの開催決定を受けて、これから誘客を本格的にやるということの中で、本格的にまあ今もやってますけども、そういう節目の中で三重県の魅力をしっかり発信していきたいと思います。で、サミットのことだけじゃなくて、例えば、明日竣工式を迎える斎宮のこととか、あるいは伊賀地域のこと、北勢地域のこと、その三重県全体のことをお伝えできるような発信をしっかりしたいと思います。

(質)何かブースも沖縄県とか話を聞くと結構どでかいスペースとって、各自治体というかいろいろ戦略があると思うんですけど、その辺何か逆に参考にしたいとかそういう感じはありますか。
(答)他県とかのブースと比べてうちのブースがどれくらいの大きさでどういうものを持っていっているか私聞いてないんで分かりませんけども、ブースの大きさが予算の関係もありますから、小さければ小さいなりにこうどう働きかけるか、何ていうんですかね、ああいう博覧会で思うのは、台湾のやつとかタイのやつとかマレーシアのやつとかいっぱい出ていっぱい見た経験ありますけども、単にブース構えているだけでは駄目なんですね。やっぱりそのそこにいる人間がいかに通ってる方に働きかけるか、あるいは大きいブースの前で時間を待ってる人たちとかにこう連れて行ってとか、近隣のブース見てもらった後にどう見てもらうかとかという積極的なアプローチ、単にビラ配ったり商品配るだけでは全然人来てくれないんで、むしろ行っている職員がいかに頑張るかということだと思いますけどね。

〇知事の訪米
(質)今週末のニューヨークの訪問、例のサミットのPRの件で意気込みをお願い致します。
(答)先程、午前中の官房長官の記者会見で総理がそのセミナーに出席するということも確定を致しましたので、非常に国連総会をやっているニューヨークが注目される時に、このサミットについて情報発信をすると、大変責任も重大でありますし、いずれにしてもせっかく三重を通じて日本を知ってもらう機会ですから、三重の魅力をしっかり発信してきたいなというふうに思います。認知度がね、そもそもそんなに高くないはずですから、認知度向上をも含めたこんないいところがたくさんあったんだねという、県単独では集められないそうそうたるメンバー、関係者の皆さんにそういうPRをしっかりすることで次にちょっとでも繋げていきたいと思いますけどね。

(質)具体的な講演内容ってある程度今もう頭の中にあるんですか。
(答)多くが、そうですね、大きく言うと3つあって、1つはサミットの開催が決まったこの三重県の素晴らしさとかポテンシャル、これについて1つ申し上げるということと、2つ目はサミットを通じて三重県がどういう取組をし、そしてどういうふうな三重県の進化というんですかね、三重県が進化していくかというそのビジョンみたいなのを語るということと、それから3つ目は三重県のビジネス環境の優位性、これはいつも国内でやる企業誘致セミナーのような国内の他の都市と比べてじゃなくて、シンガポールとかマレーシアとか中国とかとアジアの他の都市と比べてこういう優位性があるということを説明をする、そういう辺りで三重県のことを知ってもらおうと、そんな感じですかね、イメージで言うと。

(質)今おっしゃったアジアの都市と比べての三重県のビジネス環境の優位性というのはどんなところにあると。
(答)それは講演終わってから。

(質)講演終わってからですか。
(答)今言ったら面白くないじゃないですか。

(質)確認ですけど、経済セミナーに安倍さんは来るんでしたっけ。
(答)はい、と今日さっき官房長官発表あったんやね。
(答:戦略企画部)はい。

(質)並び立つ?
(答)9時からセミナースタートなんですけど、8時45分から登壇者と総理で記念撮影とか懇談があって、で、9時から5分間主催者、経済産業省の説明があって、そのあと5分間総理が挨拶して、JPモルガンのCEOの話があって、次僕。そんな感じですね。で、コーヒーブレイクになります。

(質)じゃあ、第二も含めてお願いします。

〇新プロモーション企画がスタートします(発表)
(質)じゃあ振出しに戻って。発表項目の新プロモーション企画ですけど、制作会社どこですか。代理店。
(答)どこですか。
(答:戦略企画部)JTBプロモーションさんです。

(質)JTBプロモーション。ということはJTB関係の広報一切合切やっているところですか。
(答:戦略企画部)系列はすいませんよく分かりませんが、名古屋、西日本のプロモーションをやっています。

(質)コンペか何かでその制作会社を決めたんですか。
(答:戦略企画部)そうです、コンペです。

(質)何社応募があった?
(答:戦略企画部)2社です。

(質)応募が2社しかなかった?
(答:戦略企画部)はい。

(質)もう1社はどこ。
(答:戦略企画部)もう1社は、これ言っていいんですか。

(質)だって応募までが公式だから。そこで外れようが何だろうがその社に迷惑掛からない。
(答:戦略企画部)結果はA社B社で出していたような気がするので、そこは出せないと思うんですけど。
(答)じゃあ確認して。
(答:戦略企画部)確認して、はい。
(答)出してよければ。
(質)出してもいいと思いますけど。

(質)要は今回のやつはとりあえずUターンだけれども、要はその大きなテーマとして移住なんですよね。
(答)うん、まあ人口減少です。

(質)その移住の中にUターンパターンもあるし、あるいはIパターン、Jパターンもあるし、全くの水平パターンもあるかもしれないし、それは都合によって、要は作っていくって感じなんですか。
(答)移住というより、人口減少ではなんですよね。で、今回一発目が移住という感じですけどね、一発目というか。

(質)ということは、出産とか医療関係のその妊産婦の医療周辺を整備しているとか、何かそういうアピール的なものもあるんですか。
(答)も、今後出てくる可能性ありますね。一応、人口減少という重大な課題に取り組んでいこうとなので。で、分かりやすい、分かりやすいっていうかちょうど移住センターもやって移住の取組も強化しているので移住から行こうと、そういう感じです。

(質)ということは今後、それを企画会議等でその案が出てきて、それで一応そのプロット作るっていう感じですね。
(答)そうなんかな、うん。

(質)名張のネウボラとか、場合によっては。
(答)うん。

〇伊勢志摩サミット三重県民会議のシンボルマークの県民投票を実施します(発表)
(質)あと、シンボルマークですけど、サミットの。これはその県民の意見ていうかその投票した時に、その有効力っていうのは、決定力はどのくらいあるんですか。 
(答)あのね、2つに絞り込んでもらって、1位2位にその投票総数みたいなのありますよね。それが当然こっちの県民の投票のについての1位2位の重み付けもして、ちょっと今そこの点数の仕組みは再度精査させてますんで、当然これが何ていうのかな、県民の皆さんに投票していただいたやつを大事に扱うっていうんですかね、重要視して選ばれる仕組みにしたいと思いますけどね。

(質)ということは、ABCで選んだ中で、仮にそのC案が一番県民投票多かった。で、それを県民会議の役員会が違う結論ていうのは出せないということですか。
(答)うん、そうでしょうね。多分ね。そうなるでしょう。

(質)ということになるんですか。
(答)いや、まあ一応、さっきも言いましたように、その結論はもちろんそうなんですけど、短期間でやりますので、このインターネット環境があってこう組織的にこうワッとやったりする可能性もありますから、多様な観点から再度委員会として決定、決定というか、そっちも検討するっていうことなので、何ていうかな、覆せない、重み付けしてやりますからね、そりゃそういう結論になるかもしれませんけど、いろんな段階を経て最終決定しようと、そういうことですけどね。

(質)その役員会では、顧問である県内メディアも入っていないですよね。
(答)それは、会長、副会長、理事っていう一応予定にしてますけどね。顧問もやりますか。 

(質)県会議員も入っていない?
(答)入ってないですね。

(質)制作者の方のその1票なりというふうな、その方が役員会入るということはないんですか。
(答)近藤さんが入ることはないでしょう。ないよね。近藤さんには元々3つ、どれが選ばれてもいいと思う3つを出してくださいとお願いしてあるので、これにさらに近藤さんがプラスするっていうのはないと思います。

(質)ということはご本人は3点ていうのは等分であると。
(答)うん。

(質)で、後で選ばれたときに裏話で実はCが選ばれてBが良かったんだけど、とかいう話はないということですね。
(答)そういう裏取材をされると分かりませんけども、我々としては近藤さんに3つ、
どれがいってもいい3つを是非出してくださいとお願いしてあるので、それは大丈夫だと思いますけど。

〇知事定例記者会見の動画配信
(質)あとあの、この定例会見て知事は動画をご覧になったことはありますか。
(答)動画ですか。僕は大変申し訳ないんですけど自分自身の動画を見たってのはないですね。

(質)要は平成14年からこのシステムが作られて、要はここをプレゼン室に北川さんの時に変えた時に出来て、で、動画そのものは平成19年からやってるわけですけども、中にはそのかなり雑音が入って聞き取りにくい動画あるんですけど、この改善点をどういうふうに。広報の質を高められるって話なので、この辺はどうなんですか。要は予調がその予算付けしないって話なんですけど。
(答)ええ、ご指摘いただいて今回ちょっとマイク換えてみたんですよ。で、今原因調査中ですけどもなかなかはっきりした原因がその委託も分かんないので、とりあえずそのマイク換えてみて、で、やってみてそれが改善できればそれでいいですし、もしかしたらその動画を見ていただいている側のその端末との相性みたいなのもあるかもしれないので、引き続き何ていうか見やすい環境の改善はしていきたいと思いますけどね。まずこれマイク換えてみて、それでもうどうしても何をしてもあかんていうことであれば、またその予算においても検討する必要あるというふうに思いますけどね。見やすい環境を、せっかく動画やってるわけですから、見やすい環境を作るというのはもう大前提なことですからね。

(質)だから多分業者さんもまさか音声が聞こえて、そのあんなに雑音入って聞こえてないっていう状況ではないと思ってはったと思うんですけど。ただし、業者も一応、最初のこの初期に設定した時にそれなりの契約内容で、当然その不良品を渡すっていうことはないわけで、メンテナンスがしかもその13年もやられていないってこと自身が本来契約の落ち度でもあるし、その辺前県政とか元県政とかありますけど、知事はどういうふうにお考えですか。
(答)その何だろうな、メンテナンスを10何年間も何もないっていうのはさすがにやや怠りがあるんじゃないかと思わざるを得ないですね。あとは何だろうか、そのうちの職員のメンバーが。

(庁内放送:防災対策部)

(質)縦割り行政の典型みたいなものですね。
(答)でも災害の話ですから、申し訳ないですけどこれは流させてもらった方がいいと思いますけどね。

(質)11時過ぎの方が良かったですね。
(答)そうですね、流れる時間がね。

(答)なので、仮にこれまでも僕の前、野呂知事やっていただいている時にも確認したけど、その時はその見た端末から問題なかったということはあるかもしれませんけど、13年ですか、全くメンテナンスというか確認作業が無いというのはね、それはちょっと怠りがあるなとは思いますね。

(質)要は県職員ていうか関係部局含めて、動画っていうのを見ていないということですよね。
(答)うーん。

(質)見てりゃ誰か気づくはずだし。
(答)いや、だからいやそれはさっきも申し上げたように、見てて、見てないのもあるし、見たけどその端末では雑音が無かったっていうケースもあるかもしれないんで、そこは両方あると思いますね。で、多分でもおそらく、見てない方が若干多いとは思いますけどね。文字で回ってきますしね。 

(質)県内端末、私は竹内部長のパソコンで確かめさせていただいたんで、その時は音はかなり荒れてて、議会の議長会見はクリアでしたから、多分県内の端末は全部そうだと、あ、県庁内のね。
(答)ほなあきませんな。僕はそこの今回のことで何でそうなってんのって話聞いた時に原因がっていってその端末の受け側の端末の課題もあるかもしれないていうのを聞いたんで、そういうのもあるのかなと思ったんですけどね。竹内部長のは雑音だらけだったんですか。そらあきませんな。

〇伊勢志摩サミットの開催にかかる取組
(質)あとあの、Jサミット。昨日青木さんの質問でも若干出てましたが、サミット推進局の西城局長が18日にその外務省に出した中のJサミットで、あの候補地以外の所は全てもう落ちたということですか。それとも追加で入ってくるんですか。
(答)あれは何を提案しに行ったかというと、その集中討議、真ん中で集中討議するテーマと、テーマを集中討議する前に行っていただく視察の場っていうのを提案をしたので、どこから落ちたかっていうこと、そのメイン開催地から落ちたかどうかっていうことですか。

(質)そうです。だから具体的に言うと例えば桑名とかあの中に入っていなかったじゃないですか。
(答)それは落ちたということではないです。メイン開催地はこれからまだ決めるということで、この集中討議をするテーマとその集中討議に資するその視察先っていうのは、こういうのがいいんじゃないですかというお願いに行ったので、外務省が現在、やるかやらないか、ほんで三重県でやるかやらないか、で、三重県の中でどこでやるか、というのはこのまだ全部フラットとそういう状況ですね。
 
(質)ということは、西城さんが出した文書のあの中で落ちてる地名ていうのが必ずしもJサミット要望はしてるけど、そこを今回落ちたということではないということですね。
(答)この何ていうんですかね、とは言え、例えばこのテーマに資するところと、そのテーマに資する視察先と全然関係ないところや、関係ないというか、全く距離的にだいぶ離れているとこや、あるいは、一定の外務省が示してきたそのホテルとかその周辺環境とかの基準を満たしていない、8つ手を挙げていただきましたけど、そこはちょっと難しいですというのは申し上げさせていただいてます。

(質)実質的に無理ってことじゃないですか。実質的に難しいってことじゃないですか。
(答)桑名とかがですか。いやいや、そんなことないですよ。桑名はまだ基準上も残っていますから。例えばどこって言ったらあれですけど、熊野とかね、亀山とかは、その基準がもうそもそもホテルとかの基準が駄目だったんで、今回メイン会場としては難しいけれどもっていうふうには言ってますけども。何かおかしいこと言ったかな。

(質)プログラム等で例えばその亀山とかが入る可能性もあるんですか。
(答)あります、プログラムっていうか、ジュニアサミットはあの提案書にあるとおり、その集中討議の日と、その集中討議の前の集中討議に関する視察と、それ以外、その後に県内を分散視察してもらう、分散視察というのがあるので、その分散視察の方に、うち5地域に分けて行ってもらおうと思ってますから、もしうちに決まれば。それは熊野の方も行ってもらったり亀山も入ったりっていう、そういう可能性はもちろんありますよね。

〇「みえ県民力ビジョン」第2次行動計画
(質)あとあの、議会、9月会議、県議会の再開の時に提案説明をされたじゃないですか。この文言の中で割とその哲学的な文言が珍しく入っているんですけど。
(答)珍しく、はい。

(質)覚えておられませんか。「新しい豊かさ」とか。この辺は今回ちょっと何か違う、あと「豊かさと三重のDNA」とか、感じがしたんですけど、これは何かサミットへ向けてのそのメッセージ性とかいうのがあるんですか。
(答)これ県民力ビジョンの行動計画の改訂にあたって、県民力ビジョンの、県民力ビジョン自体は概ね10年を見たビジョンで、行動計画が4年ごとのやつですけど、県民力ビジョンの中で「新しい豊かさ」っていうのを謳っておきながら、じゃあそれって具体的にどういうことなんだろうか。で、それは三重県が「新しい豊かさ」を追求する理由は何なんだろうか、ていうことが1次計画の時は明らかになっていなかったという僕は認識だったので、そこを明らかにした上で、その第2次計画、これは、地方創生とか人口減少に関係するので、そこを一定理念を整理し、三重県がそれを追求する理由、それをDNAで置いてきているわけですけれども、を、示さないと第2次行動計画がなぜこういう施策の、政策の並びになっているのかっていうのを根本が分からないんじゃないのっていうことから、ずっと議論してきて、今回第2次行動計画の中間案を出すにあたって中間案の説明の時にそれを長くやるとあれなんで、提案説明で僕の方からさせてもらったと、そういうことです。

(質)禅問答になりますけど、「新しい豊かさ」っていう概念がどっちかっていうと神野さんふうの考えにちょっと似たような感じを私は抱くんですけど。で、市場経済主義だとおっしゃってる知事のその立場からいってですよ、ちょっと違う毛色の感じがあるんですけど、その辺の心境の変化とか含めて何かあるんですか。
(答)心境の変化というか、何でしょうね。例えば僕は10年経済産業省の職員やっていて、そのうちの5年5カ月が小泉政権だったので、構造改革とか規制緩和とかそういうのは得意というかそういうのに近い考え方で根本的には当時あったにしても、例えば今むしろ知事会の中とか、あるいは、いろいろ果たしている役割としては公共事業のこととか農業土木のこととかそういうのも一生懸命やらせていただいていますし、三重県知事という立場から、これからの三重県において必要なこと、あるいは三重県の課題を解決していくのに必要なことということの理念を整理したということなんで、僕の心境の変化というか三重県知事という立場として今後の長い人口減少への取組を考えていく中で、そういうことを整理し提示しておく必要があるというふうに考えたと、そういうことです。だから僕は宗旨替えしたということかもしれないし、とはいえ何ていうんですかね例えばですよ、元々自民党にいましたけれども、その何ていうんかな、家族のあり方とかは多様な家族であっていいというふうに思うから、例えば今里親のこととか特別養子縁組とかでも頑張るので、何ていうかな、こうだからこう、みたいな考え方というよりは、そういうのも自分の中で思っていることであるという、そんな感じですかね。

(質)要は知事職っていうのを5年なり経験されて、初めて行き着いた境地で、経産官僚でずっとやられてたら、ひょっとしたらここには来なかったかもしれないということですか。 
(答)それはそうでしょうね、うん。それはやっぱり前、何やったかな一期目の終わりか何かの時のインタビューか、二期目かちょっと忘れましたけど、やっぱりそういう知事になって首長になって、その基礎自治体の長とかと比べたらそらまだまだかもしれないけれども、住民の皆さんの切実な声とか、住民の皆さんの切実な暮らしっていうのに接する中で、あるいは三重県の住民の皆さんの普段の暮らしっていうものに接する中で、気付きをいただいた部分とかあると思いますから、多分経済産業省の職員だけだったら、そこにはいかないでしょうね。もう経済的豊かさ、みたいな感じ方かもしれないですけど。

(質)ありがとうございました。
(答)ありがとうございました。じゃあ「つづきは三重で」、明日。


                                                                                   了

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