現在位置:
  1. トップページ >
  2. 県政・お知らせ情報 >
  3. 知事のページ >
  4. 知事定例記者会見 >
  5. 令和3年9月以前会見録 >
  6. 平成27年度会見録 >
  7.  知事会見 会見録 平成27年10月28日
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  総務部  >
  3. 広聴広報課  >
  4.  報道班 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
平成27年10月28日

知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成27年10月28日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

伊勢志摩サミット開催200日前の取組(発表)
・三重県知事のタイ訪問(発表)  

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・ ジュニアサミットの開催地決定
・サミット開催に向けた国への要望
・飯倉公館での伊勢志摩サミット開催レセプション
・旭化成建材(株)による杭工事
・TPP大筋合意による県内への影響
・緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練
・イクメン・オブ・ザ・イヤー受賞
・県議会の「議会活動計画」(案)
・知事の日程について     

発表項目

(知事)それでは2つ発表したいと思います。まずは、伊勢志摩サミットまで200日、サミット開催を周知する様々な取組ということで、ちなみに今日からこれバックボードのマーク、シンボルマークに変わってますのでよろしくお願いします。11月8日は、来年開催される伊勢志摩サミットまでちょうど200日となります。伊勢志摩サミット三重県民会議では、11月8日を中心とする11月5日から11日までの200日前ウィーク周辺に、広く県民の皆様に伊勢志摩サミットを知っていただくため、カウントダウンボードの県内一斉設置や、イオンモール東員での200日前イベントの開催、市町・県庁各部局のイベントにおけるサミットのPRなど、様々な取組を実施したいというふうに考えています。まずは、開催まであと何日かを表示し、サミット開催への期待感を高めるため、カウントダウンボードを県内に一斉に設置します。県民会議で11月4日に県庁正面玄関のカウントダウンボード除幕式を行うのを皮切りに、県関係施設、各市町、鉄道の主要駅に79台を順次設置するとともに、百五銀行、イオングループ、中部電力の皆様に応援事業としてのご協力で208台を設置していただくなど、このウィークを通じて県内を中心に新たに287台のカウントダウンボードを設置します。この結果、既に設置にご協力いただいてます三重銀行、NTT西日本などの分を合わせまして、計361台の設置となります。まずは、200日という節目に県内各地にカウントダウンボードを設置することで、県民の皆様にサミット開催が近づいてきたことをお知らせし、今後歓迎ムードを盛り上げていきたいと思います。次に、イオンの協賛・応援を得て、11月7日、8日にイオンモール東員において200日前イベントを開催いたします。その除幕式、その11月8日のカウントダウンボードの除幕式には、吉田沙保里さん、イオンの岡田卓也名誉会長相談役、近隣の市町長等の方々にもお越しをいただきます。併せて、サミットのパネル展やクイズイベント、トークショーや物産展なども実施し、県民の皆様にサミットに親しんでいただきたいと考えています。さらに、多くの県民の皆様に伊勢志摩サミットの開催を知っていただくため、県内各地で開催される様々なイベントで伊勢志摩サミットをPRするとともに、11月8日に県の広報紙「みえだより」をサミット特集として発行し、新聞折り込みを行います。また、報道機関の皆様には、日々の報道に加えまして、この200日前に合わせてサミットを盛り上げるための独自の企画をいろいろ展開をしていただいていることに対しましても感謝申し上げたいと思います。県全体でサミットを盛り上げ成功させるため、まずは200日前に広く県民の皆さんにサミットの開催を知っていただき、今後も節目節目での展開で開催機運を盛り上げていきたいと思います。それが1点目です。2点目は、あ、今日、今発表しませんでしたけど、昨日ジュニアサミットが桑名市に決まったということで、岸田大臣から発表いただいたことを大変、待ちわびていましたので嬉しく思います。特に桑名、北勢地域でやるということになりましたので、さらに全県でのサミットの取組ということに対して弾みがつくのではないかというふうに期待をしていますし、まさにそういうふうなお話でしていきたいというふうに思っています。ジュニアサミットのこともうちょっと付け加えて以上で。

 2個目、タイ訪問。11月19日から22日にかけまして、タイを訪問します。目的3つ。1つは、観光誘客促進や食の販路開拓に係るトップセールス。2つ目は、タイ投資委員会との産業連携に関する覚書の具現化と新たな協力関係の構築。3点目は、アセアンへの物流ネットワークの強化に向けた四日市港のPRです。11月19日は、まず観光誘客の関係で、航空サービス調査会社のおもてなしに関する賞を数々受賞していますタイ国際航空の上級副社長を訪問し、本県への誘客促進に向けたセントレア-バンコク便の増便や機内誌での本県の魅力発信への協力依頼などのトップセールスを行うことにしています。また、昨年9月に三重県海外観光特使を委嘱しましたトランザ・グループのほか、富裕層向けの旅行の取扱いを得意とする旅行会社であるワールドプロ・トラベルへ新たにトップセールスを行います。タイから本県への来県宿泊者数は7月までの前年同期比で約2倍と大幅な増加を見せていますが、さらなる来県者の増加に繋げたいと考えています。次に、タイ政府の工業省と産業連携に関する覚書(MOU)を締結します。タイへの投資促進に関する権限を握るタイ投資委員会(BOI)とタイの産業振興政策全般を担う工業省のそれぞれとMOUを結ぶことにより、両者の強みを生かした連携によりビジネスマッチングをきっかけとした具体的な企業間連携の促進など、産業連携のさらなる活発化を図っていくこととしています。なお、タイ投資委員会(BOI)と工業省の両者とMOUを締結する日本の自治体としては、本県が初めてとなります。なお、私がバンコク入りする前になりますけども、BOIと連携して県内企業とタイ企業とのビジネスマッチングを開催することとしておりまして、産業連携のさらなる拡大に繋げます。それから、四日市港のPRでは、今回の訪問と時期を合わせて四日市港利用促進協議会が四日市港セミナーを開催しますので、四日市港のさらなる利用促進に向けたPRをしたいと思っています。タイでの四日市港セミナーは6回目となりますけれども、三重県知事が参加するのは初めてとなります。11月20日は、コンテナ取扱量が東南アジアで4位、タイ最大の国際貿易港であるレムチャバン港を初めて訪問します。タイは、四日市港にとっても2014年の外貿コンテナ貨物の取扱量が輸入で2位、輸出で4位という非常に重要な貿易相手国ですので、港湾施設を視察するとともに港湾管理者などと四日市港の振興に繋がる意見交換を行いたいと思います。さらに、今年度より力を入れて取り組んでいますゴルフツーリズムについて、2012年に国際ゴルフツアーオペレーター協会が選出します「ゴルフ・デスティネーション・オブ・ザ・イヤー」を受賞したパタヤのゴルフ事業者団体などと意見交換し、今後の本県の取組に繋げていきたいと思います。また、長年にわたりタイと三重県の架け橋を担ってきたヤマモリ株式会社の現地法人設立20周年記念祝賀パーティにも出席し、現地関係者との交流、ネットワークづくりの機会とします。21日には、高級日本食料理店である「天裕(てんゆう)」へのトップセールスなどを行います。タイではこれまでもスーパーマーケット等でのみかんや柿など青果の販売促進に取り組んできましたが、今回は新たに水産関係の事業者と連携し、いわゆるBtoBの水産物の販路開拓に繋がるようなトップセールスを展開したいと考えています。今回のタイ訪問を通じて、来年の伊勢志摩サミットを契機に三重が国際観光地としてさらにステップアップし、より世界に開かれた地域を目指すために、一方的に売り込むだけでなくタイでの参考事例を取り入れ、アセアン各国から本県への来訪者の増加に繋げます。また、アセアン各国への県産品の販路開拓や具体的な産業連携の促進などについて積極的に取り組んでいきたいと思います。

発表項目等に関する質疑
〇伊勢志摩サミット開催200日前の取組(発表)

(質)幹事社から発表項目について、まず200日前ですけど、イオンモール東員でこのイベントをやる意味というのを改めて教えてください。
(答)繰り返しておりますけども、サミットを全県に展開していきたい、サミットを一人でも多くの県民の皆さんに参画してほしいというようなことで、特に北勢地域で認知度を高めたい、より皆さんに関心を持ってほしい、そういうような思いでイオンモール東員でやらせていただくことにしました。

(質)ある程度これジュニアサミットの開催を見越した上でということもあるんですか。
(答)それは全然全然。それはたまたまです。たまたま。

(質)ジュニアサミットって後、今ですか後でどっちですか。
(答)どっちでもいいですよ。

〇三重県知事のタイ訪問(発表)
(質)先に発表項目を、まずタイのほうですけど、3つぐらい今、柱があるとおっしゃいましたが、中でもこの四日市港のPRなんですけど、タイを中心とする輸出入ですね、ここにおけるどんな優位性をアピールしようとお考えですか。ライバルがたくさんいますけど。
(答)1つは背後圏の産業ですね。自動車や半導体とか石油化学など、そういう背後圏地域に、物流って船だけのじゃなくて陸に揚げてからお客さんまでのことも含めて物流コストですので、すごい港に近いところに産業圏が集積しているというようなこと。それからうちは四日市港のキャパに比べてまだまだ船が入れる余地がありますので、ということは混んでる港よりもスムーズに荷物の出し入れができますので、船って何日間も泊めておくとその泊めておく時間や日にちが長ければ長いほどコストがかさむので、そういうふうにコストを圧縮できますよというようなこととか。またあと各種グリーン物流制度とか環境に資する取組をしていただいたところへの補助金なども持っていますので、そういうきめ細かなサービスができるというようなこととか。その辺りについてのPRをしたいと思っています。これは最近の経済の関係で中国経済の減速によりいろんな影響を受けている中で、実は今年に入ってから四日市港の貨物も、詳細データは無いですけども今ちょっと手元に無いですけども、中国との貨物のやり取りが若干減ってる部分があるんです。なのでこの傾向がすぐに収まるかどうか分からないこともありますので、やはり東南アジア方面、その需要を掘り起こしていくというか荷物を増やしていく、その中国がこの傾向が引き続き続いていたとしても荷物を安定的に確保するという意味での東南アジアへのプロモーションは大事だと思っています。そういう観点も今回、タイで港へ行きたいということにしたのはそういう理由もあります。

(質)200日前とタイの訪問について幹事社以外でお願いします。

〇伊勢志摩サミット開催200日前の取組(発表)
(質)ちょっと細かいですけども卓上のカウントダウンボードっていうのは、これはどういう物なんですか。
(答)どうですか。
(答:雇用経済部)大きさはこのぐらいの物で。

(質)台の上に置くような。
(答)ニュースウィズへ置いていただいてもいいですよ。
(質)ありがとうございます。

(質)岡田卓也さんが来られるようですけども、イオンからの協力って、ちょっと協賛とか応援の詳細ちょっと覚えてないんで恐縮ですけど、他に何か協力の申し出みたいなのはあるんですか。
(答)今現在ちょっと詳細は控えますけども、この今回の取組以外に何らか応援していこうというようなことで調整は進んでるみたいです。

(質)何でしょうか。
(答)控えたいと思います。しかるべき時に発表します。

(質)県内等へのカウントダウンボード設置なんですけど、これボード自体は誰のお金で作るんですか。
(答)どうぞ。
(答:雇用経済部)県民会議で82台ということで準備しておりますが、あと残りの279台の部分は応援事業として民間の皆さんにお願いしています。
(答)県民会議で設置するやつは寄付から出すわけよね。

〇三重県知事のタイ訪問(発表)
(質)タイのミッションなんですけど、参加者リストの中に1つだけ東京の会社で株式会社エレファントプランニングというのがあるんですけど、そこだけがなぜか東京なんですけど、この会社さんはどう三重県と関わっているんですか。
(答)どうですか。
(答:雇用経済部)今年から私どもが委託して設置しています現地の食品関連の販路開拓のアドバイザーで委託している先です。東京になってますけど実質現地でいろいろ今回の食品関係のアレンジをしていて、当日も一緒に同行いただくという形で参加者として挙げてあります。

(質)基本的にはこういった三重県のミッションというのは、三重県の企業が行くというだけで県外の企業が加わってくるということは特別なこと?
(答)何ていうか自分たちの会社が、会社として何かマッチングしたいというよりは、県の企業がタイの企業とマッチングできるように仲介してくれるために行く人なので、何ていうかな県内企業のサポート、そういうことです。

(質)そういう意味でのサポートということですか。
(答)はい。

その他の項目に関する質疑
〇ジュニアサミットの開催地決定

(質)発表項目について第一の皆さんよろしいですか。発表項目以外で、まずジュニアサミットですけど、ここにもちょっと書いてありますけど県として今後の展開で県が主導的にやっていく話、あるいは展開の全体でもいいんですけど協力してやりながらやる全体でもいいんですけど、今後の展開についてジュニアサミットに関してお願いします。
(答)まずスタートの日が4月22日と決まりましたけれども、まだ日程何日というのは全部は行程決まってませんので、これから外務省が予算の関係もありながらで日数を決めていきますので、その時にテーマ、話題に関する視察ですね、例えば環境のことを議論するならばそれに関する視察のその行程の協力、行く場所との調整とか。それから実際にジュニアサミットに参加する高校生の選出、これについては全国でやるのか三重県だけでやるのか、まだ決まってませんけども外務省と調整をして三重県も関与できるのならこの三重県の高校生にも参加をしてもらうというようなこと。それからそのサミット自体に参加しなくても県内の高校生との交流というのを我々は求めていますので、それの県内高校との調整、それからテーマ議論が終わった後に県内に分散で視察してもらうことを僕ら要望していますのでその視察に関する調整。そういうことがあると思いますし、あとはまだ今回桑名って決まったばかりなので、あと視察先いろいろ四日市とかにも行くことになると思いますけども、そういう地域の皆さんとどういう盛り上げをしていくかというのは一緒になって議論していくということになろうと思います。

(質)ジュニアサミットあるいはこの200日前のサミット本体、全体もそうですけど知事は全県的というのを特に強調されている印象があるんですが、逆に裏を返せばまだまだ現状としては全県的ではないと、そういう認識でいいのかということと、だとすれば今後何が必要だと思いますか。
(答)認識としてはまだまだ全県ということにおいては、道半ばであるというふうに思います。これから必要なものは例えばこうやって北勢で実際の事業が決まる、あるいは海外のプレスツアーで実際に行ってもらうとか、あるいはクリーンアップ活動に一緒に参加をしてもらうというような形で、要は具体的な事業が展開をされていくということが1つのきっかけになってくるだろうと思いますし、今回200日前でカウントダウンボードも361台ですか、全体でいきますのでそういうのを目に皆さんに触れていく。だから事業を具体的に実際に展開していく、それから目に触れていくということが全県に行われていくということが大事だというふうに思います。

〇サミット開催に向けた国への要望
〇飯倉公館での伊勢志摩サミット開催レセプション

(質)昨日の要望活動、そしてレセプションですけど知事ご自身の手応えはどうでしょうか。
(答)まず要望につきましては政務官も大事なことで、まず東海三県一市で行った部分については、非常に前向きな手応えを感じております。具体的に進んでいくんではないかというふうな心証を得ております。それから特に具体的な発言は政務官から無かったですけども大事なことであるという認識を持っているということはおっしゃっていました。それからもう1つは次世代自動車の充電器についてはよく事務方と相談してくださいということでしたので、具体的なやり取りをしっかりやっていきたいというふうに思います。充電器のほうは結構仕組み上細かい部分もあるので、あれ要望書上は新しい制度をお願いしますと書いてあるんですけども、僕らが言わんとしていることは今の制度が平成27年12月28日で期限が切れるので、次にこの制度が来年度予算とか補正で延長されたとしてもサミットのところがちょうど空間が空いてしまって空白期間ができてしまうので、うちは予算もらうのあれ3分の2補助ですから議会も通さないといけませんので、そういう調整期間とか考えると何か今のいろんな経済産業省が持っている制度とかで我々がその充電器を設置するために活用できるような措置を取ってくれないかと、そういうことも含めてありますので空白期間を何とかしたいと、まあそういうことです。結構技術的なことがあるので、政務官としてはそういう形で事務方と相談してほしいということだったと思います。それからレセプションにつきましては、これは外務省からもお褒めの言葉をいただきましたけれども、非常に高い評価を得たんではないかというふうに思っています。多くの関係者の協力によって良かったのかなと思います。特にセミナーの部分も多くの人が知っているレーサーという部分とそれから大宮司にお出ましいただいてというようなコントラストを発揮することができましたので非常に短時間であったにも関わらず、ああいう豪華メンバーが来ていただいたということは良かったと思いますし、やっぱりこの三重県だけで仮にああいうサミットキックオフのレセプションみたいなのを、どこかのホテルでやっていては絶対に来ないような方々がたくさんお見えになりました。まだ最終集計してないんであれですけど登録上では350名ぐらいの人がレセプション登録があったんですけども、もうちょっと多いような感じしますが、それの7割ぐらいが在外公館や海外プレスや在日、例えば在日フランス商工会議所とかそういう海外系でありましたので、これ三重県だけではあそこまで呼べないと思います。やっぱり外務大臣からのこの何ていうかな、招待状ていうのは効くんだなと改めて思いましたけど、そういう人たちから何ていうんですかね今まで三重県を知らなかったけど、仮にこれから自分たちの国の代表団が日本に来て何かミッションあったら三重県に立ち寄りたいとか、そういうことをたくさんの国から言っていただきましたので認知度向上という意味でも非常に良かったのかなというふうに思っています。いずれにしても多くの皆さんのご協力で外務省からも、さっきも言いましたけどお褒めの言葉が幾つかありましたので、良い形だったんじゃないですかね。

〇旭化成建材(株)による杭工事
(質)話変わりますけど、旭化成建材問題、今現状は?あと県が何かやっていることがあれば教えてください。
(答)昨日、多分、課長、特定行政庁の打ち合わせのところを頭撮りなどしていただいてその後お話聞いていただいたと思いますが、で、旭化成建材から元請業者に通知文が届いたかどうかということの状況確認などをしています。概ね届いているというようなことでありますが、概ねというか13件のうち12件は届いているらしいんですけれども、電話でも確認したみたいなんですが、1件はまだちょっと確認がとれてないので、そこを今後どうするかということを旭化成建材がやっているということですので、まずその元請に伝わっていくということが大事ですので、その状況把握をしているということと、相談窓口は昨日は6件ご相談をいただいたようですので、その相談内容としては主にマンションの居住者の方々で自分たちのマンションはどうなのかということについて、こういう方法をとっていただいたら情報入手できると思いますというようなことを申し上げて、概ねご納得いただいたというふうに聞いていますので、そういう相談窓口の継続というようなことであると思います。そんな感じですかね。

〇TPP大筋合意による県内への影響
(質)最後またちょっと話変わりますけど、TPPですけど、また今回の大筋合意を受けて、また例えば北海道なんかは独自に影響の試算みたいなのをやり始めてるというふうに聞いてますけど、三重県としてはまたそういうことをやるお考え、やることのお考えはあるんでしょうか。
(答)検討はしていますけども、少しまだ状況がよく見えないところがありますので、そういうのが確定してからと、あと結構影響が何ていうかな、価格低下の部分が結構影響としては考えられるものが多いので、例えばオレンジとかですね、豚肉とかそういうところの影響試算がそもそも難しめであるというのもありますけども、当然何らか考えなければならないなとは思ってますけどね。今のところ、農林水産部に連絡会議みたいなのを設けてますので、その中でもんでもらうことになると思いますけど。

(質)発表項目以外で第一の皆さんお願いします。 

〇ジュニアサミットの開催地決定
(質)ジュニアサミットなんですけども、知事が聞いてらっしゃる範囲でも桑名市を主会場とするということなんですか。
(答)そうです。

(質)で、何市にまたがってとかっていうところはまだ?
(答)まだです。

(質)これサミット開催の1カ月くらい前の開催になってますけども、三重県としてこのジュニアサミットがこういうイベントであってほしいとか、こういう催しであってほしいというその知事のお考えというのは。
(答)このジュニアサミットに限らず、サミット関連の事業そうですけれども、三重県の魅力の発信に繋がる機会であってほしいというようなことと、それから私どもサミットが何か資産として残るようにということも申し上げてきていますので、そういうこう次世代の人材の皆さんにこの経験として残っていくような機会としてほしいと、そういうふうに思いますし、また残り1カ月に向けてサミット開催に向けての機運の醸成と、そういうような機会になればというふうに願っています。

(質)配偶者プログラムとか首脳がこういらっしゃるとこう魅力アピールとかにも繋がると思うんですけど、若い高校生の子たちが来ることによる効果とか、あんまり経済的な効果ばっか考えるのも良くないかもしれないんですけど、どういう意味があると思われますか。世界の若い世代が来ることについて。 
(答)まず一番単純なのが結構200人ぐらい来ますので、その宿泊やいろんなところ行ったり飲食したりするという直接経済効果、物を買ったりとかですね、そういう直接経済効果あると思いますし、今回我々が提案しているのは分散して県内を5つのブロックぐらいに分かれてこの視察をしてほしいと言っていますので、そういうところをメディアの皆さんなどに取り上げていただくことによるパブリシティ効果というのもあると思いますし、あとこう何ていうんですかね、1回行ってみた所にまた来るっていうようなこととかもありますので、そこを今回満足をしてもらったら、将来的に彼らが大きくなった時にもう一度日本に立ち寄った時には訪問してもらうというようなリピーター効果、そういうことも期待したいというふうに思いますし、いずれにしてもパブリシティ効果のところが大きいかもしれないですけどね。あとは、各国政府がコミットするものでありますので、その各国政府に対する三重県の各地域の認知度向上というんですか、認知度が低い国などに対しては、やっぱり行政機関、政府などを通じての情報発信とか認知度向上というのがまず第一歩だと思いますので、そういう効果もあるんじゃないかなと思いますけどね。

〇飯倉公館での伊勢志摩サミット開催レセプション
(質)昨日は経産省と夜のレセプション以外は、どんな所を行かれましたか。
(答)昨日はそれだけですよ。昨日は経済産業省行って、もうすぐ飯倉公館入って、登壇者の人と打ち合わせっていうか、ほぼぶっつけ本番だったので、その打ち合わせを、準備を。あと、いろんな来賓の方が来られたのでちょっとご挨拶したりとかです。ほんとに、昨日のレセプション、来ていただいた方はよく分かると思いますけれども、特に松阪牛のすき焼き、相可高校生が真鯛の鯛茶漬け出したんですけどその辺りが人気でしたね。その自分とこの国のワインとよく合うよみたいな話をしてた人とか。あと、海女に対する関心の高さもありましたね。あと、佐々木さんの空間演出がすごかったですね。やっぱりかなり飯倉公館て制約厳しいんですよね。何かきっと高いんでしょうけども全然関係ない絵とかが飾ってあって、これ外したいんですけどって言ったら怒られたり、すげえ制約が、ほんであの下のじゅうたんは1枚ものとしては日本で一番でかいか何か忘れたけど、すっげえ高いらしいんで、型つけるなとかこぼすなみたいなすっげえ言われましたし、制約多い中でしたけれども佐々木さんのあの空間演出はすばらしかったですし、まあそういう意味では好評を得たと思いますけどね。ほんとにたくさんの人に来ていただきました。

(質)昨日の段取りは外務省さんが決められたんですか。誰が挨拶して、どういう順番でとか。
(答)うちと調整しながら。あと、あの主題歌っていうかね、パフォーマンスやってもらったAUN-Jですか、彼らもなかなかええパフォーマンスしてくれましたんでね。あれも人気ありましたね。

〇ジュニアサミットの開催地決定
(質)幹事社ばっかりで申し訳ないんですけど1点だけ、ジュニアサミットですけど桑名の優位性ってどこにあるんですか。まあ、地元が体験メニューいっぱい提案してくれたとか、そういったものとか地理的なものとか、そういったもろもろ含めて知事はどういうふうにお考えですか。
(答)外務省が示すファシリティなどについては桑名も四日市も鈴鹿も満たしておりましたので、外務省がどう判断、どういう理由でというのはまだ最終的に聞いてないのであれですけども、先程言ってもらったようなこういう体験メニューができますよとかですね、そういう部分についての優位性、それから地理的な、近鉄、近鉄じゃないや、名古屋からとかの高速、車での移動などについての交通の利便性とかですね、あとは施設周辺の充実度というか近接性というのかな、施設同士の近接性とかかな、そういうものなどが優位性があったというふうに思いますけどね。 

(質)桑名市はナガシマリゾートというふうに確か言ってたと思いますけど、会議なり泊まったりするってのは考えると花水木とかになるのかなと思うんですけど、今のところ県としてもそういうふうに想定されてると?
(答)我々が国に情報提供させていただいたのはそこですので、そこに決まってくるという認識です。ただ、「ここでいきます」とは言われてませんけど、我々としてはそういう認識でいます。

(質)ジュニアサミット、サミットの警備というのがちょっと話題になりますけど、ジュニアサミットの警備だとか、ジュニアサミットのために何か規制が必要だったりとか、あと住民の方に何か新たに説明をしたりとかってするんですか。
(答)ジュニアサミット、ちょっとエルマウ・サミットの時のことを聞かないと分かりませんけども、ジュニアサミットでそういう規制とか警備とかということについては現在聞いてないですけどね。なので住民の皆さんに影響を何か与えるというようなことは無いと思いますけども。その予約が入りますから、そこに花水木に行きたいと思ってた方は行けないかもしれませんけど、住民の皆さんに対して何かご不便かけるような規制っていうのは今のところ無いというふうに認識してますけども。

(質)よろしいですか。じゃあ、第二も含めてよろしくお願いします。

〇緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練
(質)24日に行われました桑名地区の防災訓練、合同訓練なんですけども、こちらの参加した感想を改めてというのと、知事として市町に対してこういう課題があるんじゃないかとか、こういうところをこういうふうにしてほしいみたいな要望というのがありましたら教えていただけないでしょうか。 
(答)中部7県で平成20年以来にやらせていただきましたので、今回のポイントは、やはりその顔が見える関係を作るというようなことと、それから指揮命令系統ですね、多数の機関が集まってきた時に、1つの現場で警察や自衛隊や消防やというのがいろいろ入ってきた時に、じゃあ誰が指示をするのかとか、そういうので縦でも情報が入ってきますからその指揮命令系統の訓練。それから、あと私たちとしては大規模災害が発生した時の受援体制ですね、広域からたくさんの人たちに来てもらってのどういう体制で受け入れていくのかというようなことの訓練を行いまして、それぞれ順調であったというふうに思ってますので、成果があったというふうに思っております。それから、個人的には海抜ゼロメートル地帯ということにおける浸水した状況を地域住民の皆さんと避難をさせていただきましたので、その経験がほんとに何ていうんですかね、サラマンダーという、その助けに来る、あれが来ると嬉しく思ったり、あるいはその待ってる時間を非常に長く感じたりっていうような部分を体験させていただいたり、非常に最初は30センチメートルぐらいの水深のとこを歩いてたんですけど、急に地盤が緩くなってガッと90センチメートルぐらい入っていったりもしましたので、そういうような実地の経験を地域住民の皆さんとしたっていうのは収穫だったと思います。で、市町や、僕は住民の皆さんにもお話をしたんですけれども、やっぱり訓練でできないことは本番もできないということなんで、訓練をしっかり積み重ねてほしいということや、先程のこうズボッと入ってしまうように、自分たちがお住まいの地域の特性ですね、そういうのをよくご理解いただく、市町には避難の部分は基本的に市町ですので、その市町の皆さんにはそういう啓発や訓練というのを繰り返すというようなことを、ぜひ引き続きやっていただきたいなというふうに思います。

〇イクメン・オブ・ザ・イヤー受賞
(質)もう1点ですけども、イクメン・オブ・ザ・イヤーのほうなんですけどもよろしいでしょうか。こちらを受賞されての感想と今子育てで知事が実際こう大変だなと思うことをお聞きしたいんですけども。
(答)まず1つは、こういう何ていうかライフスタイルである知事をご理解いただいている県民の皆さんに感謝をしたいということと、それからこういう子育ての機会を与えてくれている息子や妻に対して感謝をしたいということであります。まだまだ僕がこう知事という立場ですので、まだまだ自分もそんなよくできてませんけれども、こういう一人でも多くそういう家事育児に参画する男性を増やしていくというのが、僕の役割だと思いますので、この受賞を機にさらにそういう方々が増えていくような取組をしっかりしていきたいと思います。で、自分が子育てやってて大変だなと思うのが、うち今3歳なんで、何ていうのかな大体2歳から3歳にかけて何でも嫌って言ったりするわけですね。例えば歯磨くのも、歯磨かせるのも必死に走り回って家の中を必死に走り回って、その末に歯磨きをさせたりとかですね。あとはその何ていうかな、彼としてはユーチューブで何かドラえもんとかアンパンマン見たいんだけども、もうすぐ寝ないといけないので、それを走り回って押さえてやっと寝かせるとかですね。そういうこの生活習慣、規律を作っていくためにね、でも彼らのこの欲望というか嫌だという気持ちと寄り添いながらやっていくというのが難しいなと思いながらも、楽しみながらやらせていただいていますけどね。 

〇ジュニアサミットの開催地決定
(質)ジュニアサミットですけど、このサミット本体は県民会議でやられててジュニアサミットに関しては仮にその北勢で全体今やるような広域会議が無いですけど、県民の会議のメンバーでも無いんでその辺はどういう組織を作るんですか。
(答)私サミット推進局に指示しているのは、このジュニアサミットも決まりましたし、ジュニアサミットの視察先は5つのブロックでほぼ全県にわたるわけですので、県民会議で改めて今市長会と町村会の会長さんに入っていただいていますけども、多くの市町、まあできれば全部ですけれども、に入っていただくことを検討してはどうかということをサミット推進局には私の方から、このジュニアサミットを決まったことをきっかけに指示をしているとこですので、できれば29市町の皆さんに入っていただいて一緒に県民会議でスタートできればと思いますし、あとは昨日伊藤市長ともちょっと話しましたけども、桑名であるいは北勢なのかは分かりませんけど、そういう市民会議的な形でジュニアサミットをどうおもてなしするかみたいな取組は、桑名市なのか北勢なのか分かりませんけど、やっていただけるとありがたいというようなことは伝えました。

(質)必ずしも県民会議に北勢含めて29市町入ってやる方法と、あるいは北勢だけでこのジュニアサミット誘致でそれぞれ名乗り上げたところ含めて、あるいは視察地に入っているところ、そこで三市会議超えての北勢会議みたいな形でやるか、そこんとこはまだ決まってないですか。
(答)はい。いずれにしてもジュニアサミットもそのサミット関連の大きな事業の1つですので、県民会議全体としてもバックアップして一緒にやっていくべきだと思いますので、できれば県民会議にそういう全市町入ってもらってね、やりながら、で、地元としてどう盛り上げてもらうかということと連携するような形にしたいと思いますけどね。

(質)時間的なものいって、それが立ち上がるのは11月初旬頃ぐらいですか。
(答)次の総会で決めるか役員会で決めるか、ちょっと僕規約の細かいところ分からなんで、そのしかるべき意思決定組織の時に決めたいと思います。実態的にはもっと前に進むかもしれないですけどね。

(質)今日か明日か何かの鈴鹿で会議ってのが前、日程入ってましたけど。
(答)今日か明日?

(質)無かったですか。
(答)鈴鹿?今日なんやろな。

(質)見間違いですかね。その鈴鹿、このジュニアサミットに関して鈴鹿とか四日市へ何かご連絡はされたんですか。
(答)私からはしていないです。桑名も私からはしていなので。事務方から全部やってもらってますし、はい。

(質)鈴鹿は慰めに行かれるのかと。
(答)いやいや。視察では間違いなく四日市も鈴鹿も行ってもらうようなことになると思いますので、外務省とちょっと日程にもよりますけどね。なので、その辺りで行くと思いますが。

〇伊勢志摩サミット開催200日前の取組(発表)
(質)あとその、ボードのサイズを大きい方と小っちゃい方と後で出していただけますか。
(答)はい、出してください。

(質)縦何センチ、横何センチ。
(答)はい、大きさ。

(質)費用も。
(答:雇用経済部)はい。
(答)あとで調べて、大きさとその充当額とね。

〇三重県知事のタイ訪問(発表)
(質)あとあの、タイはなぜ今タイなんですか。
(答)タイはなぜ今タイ。

(質)別にこの時期行かれるところはヨーロッパ行かれようが、米国行かれようが何でもいいんですけど、なぜこのタイに絞って、東南アジア、タイ。これタイ何度目でしたっけ。
(答)タイ3度目です。

(質)3度目ですか。ここタイで絞られてってのは、前、で元々今回行かれてるのがサーキット見られるっていうのもあって、そのそういう関係業者の方も付いて行かれるじゃないですか。で、本来三重県が今までここのところやってきたのは、熊野のみかん等で要は前政権と交流があってそこの送り込みやってて、みかん売り込みっていう形だったじゃないですか。それからいくと今回のミッションのちょっと狙いが違う感じがするので。 
(答)そうですかね。

(質)みかん無いですよね。業者も含めて。
(答)みかんは無いですけど、僕今まで2回ともあれですけどね、セントラル・フード・リテールっていうスーパーマーケットにみかんの売り込み行って、そこで結構何ていうかな、軌道に乗ってきたっていうのはありますよね。今回は特に港、さっき言った港のことと、あとインバウンドがありますよね。この特に去年の12月にセントレアでタイ航空の便とJALの便が増えましたので、今その実際この1月から7月、三重県も倍増してますから、今がチャンスなので旅行商品をしっかり作ってほしいというような関係からインバウンドが今回特に中心になってくると思いますけどね。

(質)ということはタイのインバウンドを図るというのが目的の大きなものの1つなんですか。
(答)そうですね。で、あとBOI、投資委員会とね、マッチングしたやつ、マッチングというかMOU結んだやつを、さらにビジネスマッチングを具体化というか具体例をどんどん積み重ねていきたいというようなそういうことですけどね。インバウンドが一番大きいかな。なのでTG、タイ航空もそうですしね。 

(質)BOIの投資委員会の方、前来庁されてた方ですよね。
(答)そうです、長官、はい。あれなんですよ、タイ政府の組織替えがあって今まで僕が最初BOIと提携結んだ時とかは、工業省の下にBOIがあったんですけど、なのでBOIと結んどけば工業省と結ばなくていいんですけど、BOIが今度タイが投資をしっかりやるっていうことで、日本でいうと内閣府、向こうで首相府の直轄になってしまったんで、なのでこっちはもうすでに連携あるけれども、こっちの工業省ともね、より産業振興を深く連携しようというのでMOU結ぶと、そんな感じの事情もありますけどね。 

〇ジュニアサミットの開催地決定
(質)ジュニアサミットのその高校生200人ぐらい、それとその人たちが将来大人になってまた日本とか三重県を思い出して観光とかいう狙いもあるんでしょうけど、本来的にはひょっとしたらその国の将来首相になるかもしれないっていう連中が来るわけですよね。 
(答)そうですね。

(質)そこの方が大きいんじゃないですか。
(答)まあそうですな。そりゃありますね。そういう重要な視点ですね。

(質)でいいんですか。
(答)はい、いいですよ。

〇県議会の「議会活動計画」(案)
(質)あとあの話違いますけど、県議会のほうで活動計画って三谷さんが元々議長になられる時に、そういう議長になるための公約みたいなん掲げたんですけど、それを具体的に出してきて、それが昨日出たんですけどお読みになってないですね。
(答)まだ見てないです。4年サイクルのやつですか、じゃないですか。

(質)4年サイクルとその議会のあり方等をそのどうするかという。
(答)まだ見てないですね。

(質)なるほど、じゃあ次回にします。
(答)はい。
(質)はい、ありがとうございました。

〇知事の日程について
(質)11月5日に官邸とか外務省へ行かれるんですか。
(答)11月5日。これだから、これは確定で公表してええの?まだか。多分そうなると思います。

(質)何をされに行くんですか。
(答)基本的には三県一市の要望ですね。

(質)今回とはまた違うやつ?
(答)今回あれ提案書4ポツまであって、1番が財政スキーム、2番がものづくり、3番何やったか忘れた、4番が国際会議だったと思いますので、そのものづくりのところは経済産業省にやりましたけれども、それ以外のところ全体網羅的に外務省も関連してますので、外務省。

(質)これに沿ってということですか。
(答)そうですね、基本的には。

                                            了

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000177484