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知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成28年1月4日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・知事のあいさつ  

 質疑項目

・知事の年末年始の過ごし方
・伊勢志摩サミット開催5カ月前
・職員への年頭あいさつ
・伊勢志摩サミットのテーマ
・知事の今日の服装
・伊勢志摩サミット記念館
・総理の年頭会見
・選挙権の年齢引下げ
・平成28年度人事異動と組織改正
・衆議院の選挙制度改革      

発表項目

(知事)それでは明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。県政記者クラブ、第一第二とも皆さん、旧年中は大変お世話になりました。今年も引き続きよろしくお願いしたいと思います。年頭なんで、さっき職員への訓示でも幾つか申し上げましたけども、冒頭に少しだけお話ししたいと思います。
ご案内のとおり今年は、1876年(明治9年)に現在の三重県になって140年の節目を迎えます。この140年間、三重県においてはいろんなことがあったわけですけれども、これまでの歴史に学びながら、さらにこの三重県が未来のために良くなるように職員挙げて頑張っていきたいと思います。特に新たな歴史の1ページを作る、三重県の歴史の新たな挑戦となるサミットにつきましては、大きなチャンスでありますので、しっかり取り組んでいきたいと思います。さっき職員への訓示でも少し申し上げましたが、アメリカの政治家、ニクソン政権やフォード政権において国務長官を務め、大統領補佐官もやられたキッシンジャーという政治家がいますけれども、キッシンジャーは、チャンスは貯金できないというふうに言っています。つまり、チャンスが来ました、後に取っといて後で使いましょうということは、チャンスというものはできないんだということであります。こういう千載一遇のサミットというチャンス、これを生かしてすべての部局、すべての職員がしっかり取り組んでいけるようにやっていきたいというふうに思います。安倍総理は年頭の所感において、サミットなどに触れて、日本がまさに世界の中心で輝く1年でありますというふうに述べておられました。そのまさに最前線でそれを具現化するのが、私たち三重県であります。そういう自覚の下、三重県のプライドをかけてしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。それから、今年はそのサミットと関係してですけど「ひのえさる」であります。前回の「ひのえさる」は1956年(昭和31年)、その時には経済白書に「もはや戦後ではない」という、そういう言葉が登場しました。つまり歴史が変わった時であります。そういう意味で今回のサミット、三重県の後の歴史において変わるようにしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。
サミット以外で何点か申し上げたいと思いますが、1つは昨年、県組織での不適切事務が相次ぎました。ですので、しっかりそれぞれの職責において自分が果たさなければならない、無駄な労力をかける必要はないと思うんですけれども、ことをしっかりやって、そういう県民の皆さんの信頼を損ねるようなことのないように、今年1年気を引き締めて取り組んでいきたいというふうに思います。それから東日本大震災と紀伊半島大水害から5年の節目を迎えます。東日本大震災の1カ月後に私は知事に就任し、そして知事に就任して一番最初の、死者も出た大変大きな災害が紀伊半島大水害でありました。県民の皆さんの防災意識の低下も見られます。改めて防災の日常化、これをしっかり徹底していく、防災減災においてしっかり先進的な取組を行っていく、そういう思いで気を引き締めてやっていきたいというふうに思います。併せて東日本大震災の復興への支援、それから紀伊半島大水害でも、基本的には復旧を果たしておりますけれども、これからの定住人口の増加含めて、南部地域の活性化などにも取り組んでいきたいというふうに思います。
それ以外にも様々な人口減少、地方創生、教育・人づくり、医療・福祉、インフラ整備、一次産業対策、課題は山積していますけれども、県職員一致団結して取り組んでいきたいというふうに思います。いずれにしても、この1月1日からG7の議長国に日本がなりましたので、正式になりましたので準備が加速していくと思います。抜かりなきようにしっかり取り組んで、世界中の方々から三重県でやってよかったなと、日本人の皆さんからも三重県でやってよかったなと、三重県民の皆さんからも三重県でやってよかったなと、そう言われるサミットにしていきたいというふうに思います。皆さんのご協力をいただければと思います。以上です。

〇知事の年末年始の過ごし方
〇伊勢志摩サミット開催5カ月前
〇職員への年頭あいさつ
(質)幹事社から質問させていただきます。3点質問させていただきます。まず年末年始どんなことをして過ごされましたかと、先ほども映画とか本の話もありましたけど、それでどんなこと考えながら過ごされたのかなということが1点と、サミットまであと5カ月ぐらいですけども、それに向けてやらなければいけないことって、あとどんなことがあるのかなということと、先ほどの訓示で1つ今年終わった時にもはや三重県も「〇〇」ではないという話でしたけど、もはや「〇〇」ってどんなものをイメージされているのかと、この3点お願いできますでしょうか。
(答)年末年始は幸いにしてというか公務が無い日が数日間ありましたので、家族と過ごす、特に子どもと長く過ごす時間があったので非常に良かったのかなというふうに思います。日々も風呂入ったりいろいろ接したりしているんですけど、子どもがどんどんいろんなことを覚えていくことに非常に嬉しさを感じています。最近だと「安心してください、はいてますよ。」とかいうのを僕の前で何度もやったりとか、そういうこう子どもって影響受けやすいんだなっていうのも思いながら、そういう成長を年末年始楽しく見守っていました。初詣は伊勢神宮とそれからいろんなお付き合いのこともあって大阪天満宮も毎年行くんですけども大阪天満宮において息子が初の、人生初のおみくじを引きまして8番のおみくじ大吉を引いたんで、なかなか持ってる奴やなと思いながら親ばかですけども喜んでいたと。あとは映画は「海難1890」、それから「杉原千畝」を見ました。それから本もそうですね、五郎丸の本とか今途中ですけど江田島兵学校の本とか、あと警察小説みたいなのも2冊ぐらい読みましたし結構本も読んだりしましたね。あと1月2日に伊勢神宮に行って大宮司、少宮司とごあいさつをさせていただいてサミットに向けての意見交換も併せてさせていただきました。それから元旦は初日の出フライトというのでセントレアから飛びまして非常に素晴らしい天気で上空から富士山、初日の出はもちろんのこと賢島もきれいに英虞湾の所もきれいに映って、素晴らしい幸先のいいスタートだったと、機長もこの高度からこれだけきれいに見れることはないというふうにおっしゃっておられましたんで、三重県産の食材を使った、全日空の皆さんにご協力いただいておせちも出していただいて非常に良かったなと思います。それから2つ目の残り143日ということで、全方位でいろんなことをやっていかなければなりませんので、これは引き続きでありますけども議長国になったということで、中身の話とプログラムやスケジュールの確定がどんどん進んでいくというふうに思いますので、それに合わせた県内での対応というのをしっかりやっていかなければならないなというふうに思います。特に中身については何ていうか中身というか中身以外のところは職員のメンバーとかもいろいろやると思いますけど、中身のところはいろんな政治的な判断もあろうと思いますから私自身もいろんなチャンネルでいろんな情報収集や働きかけをしていかなければならないなというふうに思っています。あとはそれぞれ節目でやってきたような取組を広報活動をしっかりやっていくということと、特に100日前以降、今年でいうと2月16日以降になると思いますけども、より県民の皆さんに行動をしていただく、そういう期間に入っていきますので、それに向けた準備というのが非常に大きくなってこようと思いますし、住民懇話会についても2月に2回目、4月下旬から5月中旬に3回目、それまでも随時やりますけれども住民の皆さんへの情報提供、こういうこともしっかりやっていかなければならないなというふうに思っています。いずれにしても全方位でしっかりやっていきたいと思います。そして3番目のもはや「〇〇」ではないは、別に何か想像しているわけではなくて、それぐらい変わったなっていうそんなビックなチャンスだったなと言われるような形にしたいなということですので、今僕の中に、もはや「〇〇」の「〇〇」が何か頭に入っているということではないです。

(質)なるほど。
(答)考えたんですけどね。もはや「〇〇」何か入れてしゃべったほうがいいかなとか考えたんですけど、思い付かなかったんで「〇〇」で、「〇〇」にしておきました。

(質)何かイメージ的には、もはや地方ではないとか、そういうことなのかなっていう感じなんですけど。
(答)まだ全然考えてないですけど、考えてないというか考えたけどいいのが出てこないと思ったし、僕が言うことでもないなということもあったので、誰かに言っていただくことなんじゃないかなというふうに思って、そんな感じです。

(質)一番最初の質問の関連で2日に大宮司と少宮司にお会いになられてサミットのこともお話しされたということなんですけど、各国の首脳が神宮に行くようなお話がいろんなところで出てますけど、それについては何か進展というのはあるんですか。
(答)詳細は私のほうから申し上げられませんけれども、大宮司、少宮司のほうからもそういうことがあった場合においては、できないことももちろんあるけどもできる限りの最大限の対応をしたいという心強いお言葉をいただきました。随時調整をしていくということになると思います。

(質)ぜひ実現してほしいということですね。
(答)まだ三が日の参拝客数出てませんけども、非常に私も行って実感値としてもすごいたくさんの方お見えだったというふうに思っていますので、そういう神宮というのが世界に発信される機会になればいいなと思いますね。

(質)幹事社から以上です。それ以外の方どうぞ。

〇伊勢志摩サミットのテーマ
(質)2点あります。1点目がサミットの話で先ほどもちょっと話題には出たんですがサミットの議論する中身、本筋の内容について経済とか政治とか保健、今テーマが挙がっていると思いますが知事として興味関心が高い分野とか注目しているものがあれば教えてください。
(答)1個1個でいいですか。

(質)はい。
(答)全般的に非常に関心高いですけど、そもそもサミットの首脳宣言とかいうのは世界全体のグローバルガバナンスとこの指針を出す役割なんです。つまり最初の頃は例えば変動相場制への移行とか核廃絶条約の創設とか、そういう具体的なアウトプットが最初の頃はありましたけども、その後はどっちかというと、こういう方向で例えば地球温暖化でこういう方向で、あるいは北朝鮮の拉致についてこういう方向で、テロ対策についてこういう方向でという指針を出して、国連とかEUの委員長もいますし、それを関係機関に示していくというような場でありますので、どのテーマがということもさることながら、後で振り返ってあの時の伊勢志摩サミット、例えば2000年の沖縄サミットの時に初めて朝鮮半島に関する緊急声明というのがG8で出されました。そういうような振り返ってあの時にこういうテーマが伊勢志摩サミットで生まれたね、そしてこの伊勢志摩サミットのところが1つの分岐点となって、こんな議論が交わされたねとかこんな中身があったねというような重要な位置付けを占める、どんなテーマであれ、ものであってほしいというのが1つと、やっぱり何ていうか伊勢志摩なり三重県という地でやったということが、何ていうかな題名以外も含めていろんなところに何か雰囲気が醸し出されるような、そんなものであってほしいと思います。加えてテーマでいきますと、僕自身はちょっと三重県知事という立場と若干離れるかもしれませんが、このアジアで唯一のG7加盟国でありますので、そういうこのアジアとの関係であるとか、アジアにおける安全保障の状況とかについてはしっかりと議論していただかなければならないんじゃないかというふうに思っています。それから女性の活躍というのが1つのテーマになっていますので、それも三重県の何ていうか女性の活躍の聖地であると私は思っていますので歴史を振り返ると、そういう部分で何か新しいことが出てきたり注目を浴びるような中身になればいいなというふうに思っています。あとは非常に難民、移民こういう非常に難しいテーマ、世界的に難しいテーマ、日本としても難しいテーマですけども、それをどう総理が舵を取られるのかということは注目しています。加えてあとはさっきの何というか中身が重要な節目であってほしいということとほぼ同様ですけども安倍総理がしっかりリーダーシップを発揮する、そういう会議であってほしいと思うし、リーダーシップを発揮できる環境、年齢的にもそうですし、開催回数もそうですし、今回も一部報道において事前歴訪、ヨーロッパG7各国を歴訪するという話も出ていました。この年末にあったASEANプラスの会合なんかでも非常に南シナ海問題においてリーダーシップを総理が発揮したというような裏話も私もいろいろ聞いていますけど、リーダーシップを発揮できる環境にあると思いますので安倍総理にぜひともリーダーシップを発揮した、中身的にも、そういうサミットであってほしいと思います。

〇知事の今日の服装
(質)2点目が少し柔らかい話になるんですが、知事の今日の装いのことで去年の4月、知事選が終わった時も服装のことは節目で気にされていたんですが、今日は何か新年ということで気にされている点はありますでしょうか。
(答)今日も黄色のネクタイを着けてきました。2期目の初登庁の時にもこのネクタイを着けてきたと思います。それ以来多分着けてないと思います。僕はあの時も記者会見で言いましたけども基本的にこのカラー診断みたいなやつで黄色は似合わないというふうに言われてたので黄色は避けていたんですが、でも似合う黄色もあるはずだという専門家のアドバイスもあって、じゃあできないというふうに諦めるんじゃなくて、どうやったらできるのかというのを考える、それを変革のスタートにあたって、挑戦のスタートにあたってそういう気持ちでスタートしたいということで2期目の最初にこのネクタイを着けてきました。今年もまさに先ほど申し上げたような歴史、三重県の歴史における新たなる挑戦の年でありますので、そういう思いを込めて今年、今日はこの黄色のネクタイを着けてきたと、多分しばらくお目に掛かれないと思いますけど、そういう思いで着けてまいりました。

〇伊勢志摩サミット記念館
(質)あの年末、記念館、サミットの記念館について私がちょっと質問する機会が無くて聞いているだけだったんですが、もう少し具体的な知事のお考えを、設置場所、設置時期そういったものを含めて教えてください。
(答)私、洞爺湖の記念館もおじゃまをさせていただいて、ああいう形でサミット後にも残る何ていうかディテールも含めて残るような、そういう場所を残していきたいという強い思いを持っています。しかしながら何かこう洞爺湖の時もそうですけど、なるべく既存の建物を生かしてハード的にごっついものを作るというよりは既存の建物を生かして、そしてアクセス的にも多くの人が触れることができるような場を探して設置をしていきたいというふうに思います。これから当然28年度中にはやらなければいけないことだと思いますから、予算についても今要求状況を出している中からいくのか、あるいは県民会議の寄附金の中からいただくのか、そういう財源調整も必要だと思いますけども、サミットの、オープンを年度中にするのか、あるいは何か例えば1周年記念の時にするとか、そのメモリアルなことも含めて考えていきたいと思いますけど、場所は念頭にある所は無いですけど一部幾つかの市町にはお話を聞いたりはしていますけど、今申し上げたようなアクセスは重要視したいというふうに思っています。あとはどういうものを今回引き受けることができるのかというようなこともありますので、そういうコンテンツも議論しながらやっていきたいと思います。

(質)場所は幾つか市町、基本的には伊勢志摩地域ということでよろしいんでしょうか。
(答)が濃厚だと思いますね。まあ分かんないですけどね。

(質)それは県営なんですか。市町営?
(答)そこは分かんないですね。まだ運営主体のとこまでは考えてないですけど。どこか任せる可能性もあるでしょうし、まだそこは全然考えてないですね。

(質)コンテンツはこれからということですけど、何か基本コンセプトみたいな、知事が思い描いてる基本理念みたいなものは何かおありですか。
(答)そうですねえ、まあこれからですね。基本コンセプトもこれからですね。

〇総理の年頭会見
(質)これちょうど知事会見始まる前に総理の年頭の会見ありましたけども、ご覧になってたんですか。
(答)見てない、見てない。

(質)そうですか、東京オリンピックとかパラリンピックに向けての新しい国づくりに向けた最初の年にしたいとかっていう話をされてたようなんですが、特に聞いてらっしゃらないということなんですね。
(答)ちょっとまだ見てなかったですけど。

(質)改めてですけど、知事はこの新年を迎えられてご自身でこう新たな決意みたいなものっていうのは。今年の。
(答)新たな決意ですか、いっぱいありますよ。

(質)具体的には、サミットに絡めたような決意を。
(答)サミットに絡めたような、そうだなあ、サミットに絡めて。いっぱいあるけどなあ。これちょっとなかなかでもまだ言われへんねんなあ。結構ありますよ。結構あります。

(質)言えないっていうのはどういうあれですか。
(答)言えないんだなあ。個人の、サミットに絡めた何かあれですよね。なかなかちょっと申し上げにくいんだなあ。そうだなあ、新たな決意ですね。新たな決意やとちょっとなかなかあれやなあ。

(質)それならもう決意でいいですわ、決意で。
(答)僕、大体こう別に筆で書くわけじゃないですけど、自分の大事に日頃思っているものの中に箇条書きにして、今年のやるべきことみたいなのを書いてあるんですけどもね。もちろんサミットのことは、いの一番に書いてますね。サミットのところでは、あえて疑問形で「何を残すか?」って書いてありますねどね。「サミット(何を残すか?)」っていうふうに手帳には、手帳って手元に書いてあるんですけども。あとはどういう場面か分かりませんけどね、英語で話しする場面があると困るので、英語はちょっとずつ勉強しないといけないなあというようなこととか。あとはちょっと一番痩せてた頃より2~3キログラム増えてますのでもう少し、痩せてるというか僕が知事になってからの一番痩せてる時より2~3キログラム増えてるので、この2~3キログラムをもうちょっと絞らなければならないなとか、ですかね。サミットの関係ね。

(質)今言われた「何を残すか」っていうのは、今現時点で考えてらっしゃる「何を残したい」というお考えは。
(答)いろいろ、例えば僕はニューヨークの時にも抽象的な言い方で5点言いました。1つは、市民が今回の経験でプライド、誇りを持ってそれに基づいて自らの手で、自らの地域を良くするというイノベーションを起こすということが1つ。2つ目は、三重県が観光や投資、子育て、働く場、そういう場でそういう部分において選ばれる地域にしたいということ。3つ目は、国際観光リゾート、国際会議の場として世界をリードする存在になるということ。4番目は、次世代のグローバルのリーダーを育成していきたいということ。5点目は、こういう伊勢神宮などにおいて首脳が仮に訪問していただくというようなことも想像されるわけでありますので、伝統・文化、そういうものにおいて存在感のある地位を占める、日本文化といえば京都というふうに言う外国人の方々も多いですけれども、世界の中でそういう日本の伝統・文化や日本人の精神性が息づいている場所であるという、この存在感を発揮できる場、地位になりたいと。そういうようなことを申し上げましたけれども、僕は何を残すかの具現化、言葉はもっと具体的にどういう、何をほんとに残すのかっていうことなので、それを日々考えながら毎日を、2016年を過ごせよという、そういう僕に対するメッセージなんですけど。常に念頭にそれを置けよっていう、そういう思いですけどね。

(質)今は言えないっておっしゃってた考えって、いつになったら言えるんでしょうか。
(答)そうですねえ、サミット終わったら。2つあるうちの1つはサミット前にちょっと言えるかな、サミット直前ぐらいに。もう1個はサミット後じゃないですかね。

(質)それはプログラムとかも関係してくるっていうこと?
(答)まあそうかな、でも僕の決意ですよね。

(質)まあそうです。
(答)決意っていうと何か変な感じですけど、サミット前に1個、サミット後に1個。

(質)楽しみにしてます。
(答)はい。すげえもったいぶったな、今。

〇選挙権の年齢引き下げ
(質)サミットと話は変わるんですけど、今年は参議院選挙がまたありまして選挙権が18歳以下に広がりますが、それで若者がどれだけ参加するかが注目ですけど、その辺知事はどのようにお考えですか。
(答)主権者教育というような形で、高校生の、18歳で新たに選挙権を得ることになる若者たちに対して、政治に参画することの重要性などについてしっかり説明をしていく、教育の場においてもしっかり説明をしていくということと、あるいは政治活動の中立性を保つためにどうするかというようなことが教育委員会あるいは教育現場において、県知事という立場でも大事ではないかというふうに思います。一方で一政治家として、若者の投票率が低いと、そういうのは何か自分がやって何か動くのかっていう気持ちもさることながら、興味関心を引く存在じゃないっていうことが大きいと思うんですよね。やっぱり若者から見てかっこいいとまで言わずとも、興味関心を引く存在に私たち政治家がなっていくということが大事だと思うし、そういう若者たちの声に耳を傾ける、迎合するんじゃなくて耳を傾けていくと、そういう姿勢にあるということを示していくということは大事なんじゃないかと。したがって、若者に選挙権が拡大するから若者に変わってもらうとか、若者をどうするじゃなくて、政治家自身が変わる必要があるというふうに思います。

〇職員への年頭あいさつ
(質)それから年頭の職員へのあいさつで、防災対策の話をされてました。震災と大水害から5年が経って、防災意識が低下してると。なかなか歯止めをかけるというのは難しいかと思うんですけども、その辺り新年度予算にも絡んでくることだと思うんですが、知事の現時点でのお考えというのは。
(答)ポイントはやっぱり人の育成と、それから市町も含めて繰り返し繰り返しやっていくということだと思います。防災・減災センターを三重大学でつくって、今までの人材の育成から活用へという形で、育成はこれまでやってきましたけれども、それをさらに活用していく、ほんとに地域の中で防災の資格を取った人とか防災の勉強をした人がほんとに活躍できるような、そういう仕組みをやっていくというようなこととか、いずれにしても自助・共助・公助ある中で人材の育成っていうのはこれからも重要だと思いますし、それから訓練などを繰り返し繰り返しやっていく、そしてそれをやってる様子をしっかり多くの皆さんに理解をしてもらうというようなことが重要ではないかなというように思います。平成25年度末に作りました新地震・津波対策行動計画も今年はちょうど真ん中の年になりますから、よく進捗状況を確認した上で今後進捗が遅れていくものがあれば加速をしていく、そういうことでやっていきたいと思いますし、あと今年度末までにつくる復興指針、これ全国でも非常に珍しい取組でありますから、そういう復興指針ができてこの4月からスタートしていきますので、その指針の中身を知ってもらう取組を進めながら同時に今やってる防災減災対策で足りてるのかどうかですね。そういう点検作業というか、周知作業というか、啓発作業というか、そういうのをやっていきたいといふうに思います。併せてインフラ整備などでの老朽化対策というのが非常に重要ですし、今回国の予算どれぐらい取れるか分かりませんけれども、農業土木の関係のものなんかも、ため池とか排水機場とかそういうのの予算も増えてますから、そういうのを活用して老朽化対策でハードにおいても万全を期していくというようなこともやりたいと思います。それから、あとは東日本大震災の時にもありましたけど、河川の堆積土砂の撤去をやってきましたが、この28年度は常総市で問題になったような河川の氾濫(はんらん)の浸水図ですね、ああいうものを作って、理解をしていただくっていうか自分たちが住んでる地域の危険性というのを知っていただくような取組を28年度はやりたいというふうに思っていますので、そういうものなどを重ね合わせて改めてこの東日本大震災、紀伊半島大水害から5年、こういう節目でもう一度防災の日常化、引き締め直していくと、そんな思いですけどね。

(質)第一の皆さんよろしいでしょうか。じゃあ第二記者クラブも含めてお願いします。

(質)職員あいさつですけど、「愚者は経験に学ぶ、賢者は歴史に学ぶ」っていうちょっと帝王学っぽいんですけど、これは総理より上を目指すっていう?
(答)僕ですか。どういうことですか。新年一発目の質問にしてはちょっとなかなか答えに窮する質問ですけど、いや、三重県知事しっかり頑張ります。

(質)知事は現場主義っていつもおっしゃってたんですけど、経験じゃなくてそこからさらに歴史っていうふうな賢者への切り替えっていうのはいつ頃、それは知事就任からそういう意識なんですか。
(答)あまりこう発言で引用したりすることなかったんですけど、僕は比較的歴史は好きなほうなんですけどね。なので、特に知事になってからそういう思いは、より強くなってると思います。それは例えば先ほど申し上げたような紀伊半島大水害とかもそうですし、今やってるサミットなんかもそうですけど、そういう自分が経験したこと、特に僕まだ年齢若いですから経験したことだけではこの何ていうか答えを出し切れないというか解決策を出し切れないものが多いなあというふうに、知事やりながら、より実感してるので、特にそういう歴史から得られる教訓とかそういうものの重要性というのを日々痛感してるという、そういう感じですけどね。

(質)トップの意識、海難の映画含めて言われたのが、トップの意識というのが、要は現場の末端も同じような意識でもってしなければ、その成果は上がらないと、企業経営も同じだと思うんですけど、その辺のことを求められて、実際さっきその言われた去年いろいろケアレスミスがあった部分がありますよね。これのところっていのうはまだ浸透していないという感じなんですか。
(答)まさに僕がこの今5年目知事やらせていただいていますけれども、職員も含めて同じ思いでしっかり頑張っていく、この職員の中には、本当にいろんな自分たちからどんどん提案してくれる職員も増えてきたりとかあるんですけども、まだまだ組織として一枚岩になれていない部分とか、あるいはそういうこう、不適切な事務の部分においても、そういうミスがなくならない部分もあって、自戒も込めてああいうこの最前線のメンバーとも同じ思いを、思いを同じくするんだというようなことは申し上げさせていただいたというようなことで、そういう意味ではまだまだ浸透道半ば、そういう思いもありますね。

(質)一連のケアレスミスにおける知事の検証っていうのはどういうふうに捉えられていますか。 
(答)仕組みの問題も無くは無いと思いますけれども、何ていうんですかね、個人の意識の問題もそうですし、あと平成24年、25年から入れた課長補佐、班長、班長代理の制度などにおいて、班長制は比較的機能していると思うんですけれども、課長補佐とか班長代理という部分においての、何かそれを入れた時に最初職員の負担というようなことで、結構抵抗感があった中で、もっと例えば僕の公務員やってた経験からすればそういう職責の人たちがもっとその班長代理としての自覚を持ったり、課長補佐としての自覚を持って、もっとしっかりチェックをしたり、部下に迎合するっていうか好かれるということじゃなくて、本当に尊敬される仕事っていうようなことで嫌なことでもちゃんと言うっていうようなこととかが、もっとできれば、解決していく部分もあるんじゃないかと思っているので、そういう意味では仕組み、個人の意識、そして今の職責の組織運営、この3つをしっかり回していくということと、あと評価点検制度ですよね。そういう部分が相まってこないといけないなと思いますけどね。 

〇平成28年度人事異動と組織改正
(質)ということは、4月1日付けの人事、組織で、ある程度そこのこの前入れた班長制とか含めて、見直して新しいもの何かやられる意向はあるんですか。
(答)組織運営のところは、変えるというよりは、組織運営の検証を実はやって、一定の報告を受けていますので、現場のヒアリングなどをいろいろやってもらってですね。班長制、制度自体はいいんだけども、さっき言った課長補佐とか班長代理のところの理解とか、職務の割り当て、これよってもって所属長のマネジメントの問題でもあると思うんですけれども、その辺りの周知徹底っていうか、機能改善っていうか、組織運営についてはそうなると思いますけれども、人事においてはやっぱりそういうこう何ていうかな、厳しい側面も見せる必要があるんじゃないかというふうに思ってますけどね。

(質)4月1日付けの例年人事っていうのは、今回サミットである程度ずらす部分はあるんですか。その部分的に組織とか?
(答)組織改正、だからサミット推進局の扱いは変わりますけれども、基本的には組織の改正は年度当初にやってしまう、概ねの人事は年度当初にやって、サミット絡みだけずれると、そんな感じですけどね。なので、兼務が結構4月発生するケースがあると思いますけどね。

(質)要はサミット推進局は決算まであるわけだから、5月が終わってサミットが、6月1日で潰すわけにはいかないんで、ある程度縮小しながら残して、なおかつそこで100人体制ぐらいで元へ、原課へ帰る人たちとか、新しい所へ行く人たち、そこの部分は空席にしといて、各部局へサミット後にはめていくって形なんですか。
(答)全部空席ではないですけども空席のケースが多いと思いますね。特に、どの階級もそうかな、全部空席じゃないですけど、玉突きなやつも幾つかもちろんありますけども、そういうケースのほうが多いんじゃないですか、若い子を含めると。

(質)課長レベルが1つの課長が、例えば総務課長辺りが、他の空席の所の課長を兼任するっていう感じなんですね、各部局がね。
(答)そうですね。

(質)ということは、まつり博の時は3度人事敷きましたけど、まつり博終わった時の11月と、それと1月1日と、あと通常の4月1日。だからまつり博関係者の所は都合3回敷かれてるんですけど、今回もどっちかというとそんな感じですか。 
(答)4月やって、多分7月が1つの節目ですね。洞爺湖の時は10月末に決算やってますけども、うちだと洞爺湖よりも早くサミット開催しますから、ちょっと早く決算やると思いますんで、その時例えば10月とかが1つの節目だと思いますけどね。そういう形で段階的に動いていくと思います。その後はあっても微調整だと思いますけど。だからヤマとしては、4月、7月、10月っていうのが1つのヤマだと思いますけど。

〇職員への年頭あいさつ
(質)防災の関係で、県民の意識低下っていうのはこれはアンケートの結果でそういうふうにご認識されたんですか。
(答)毎年やってる県民意識調査を基に申し上げた点ですね。

(質)三重大にあるみえ減災・防災センターですけど、ここが例えば神戸のような要はハード面の整備はされなくて、要はソフト面整備だけで終わってるじゃないですか。その辺をサミット記念みたいな感じで仮に防災がテーマになった場合に、何かその若干ハード的な、新規のものを建てる必要はないですけど、何かそういう部分な位置付けっていうのは考えとしてはあるんですか。
(答)元々は兵庫県のやつは、人と防災未来センターっていうんですけども、あそこはそのそういう展示物とか、物だけで、人材の育成、活用っていう機能は無かったので、啓発と展示っていうことだけだったので、それにプラスアルファ人材育成とかをやっていけるような機能がいいねっていうふうに言ってきたわけですけど、今少しまだまだ不十分な点もありますので、何かサミット記念でアプリオリに最初から何かやりますと決めているというよりは、むしろもっと実績づくりを、ここにみえ防災・減災センターがあって、そこがちゃんと機能してああいう所に頼めばもっとこんないいことがあったね、っていうふうなそういうこう実績づくりっていうんですかね、それをもっとねじ巻かなあかんなというふうに思ってますけどね。そこから県民の皆さんからもご納得感があって、じゃあこの防災・減災センターをもっとこういうふうにしたらいんじゃないかっていうことにご理解が得られるような状況、実績づくりっていうのをもっとしていかないといけないと思います、まず。

(質)あそこのセンター使って、地域の自治会等で中心的な方で、いざ災害起こった時に指導者的な立場になられる方の検証終わってるけど、一般の人の認識っていうのは、あのセンターで醸成しようっていうのはなかなか難しいじゃないですか。そこの部分っていうのは結局はまだ機能不十分っていう判断なんですか。
(答)悩ましいとこですけどね。その本当に一人ひとりのところまで広域自治体たる県でやるべきところなのかと、本来の部分において、こういうリーダーとか専門家とか、なかなかやりにくい要援護者支援のところとか女性の防災リーダーとか、あるいは若者に特化した部分とか、そういう部分は今力入れてやってますけども、どれぐらいの裾野を広げるかっていうところは悩ましい点だとは思いますけどね。なのでこの不十分と申し上げたのは、そのボリューム的に不十分と言うよりは、もっとそのリーダー層とかも質的な側面であるとか、実際に研修受けた人が地域で活躍、活用されるっていうところまでの落とし込みっていうか、そういう部分においてまだまだ。あとはもちろんそこのセンターの認知度ですよね、そういうことも含めての不十分さがまだあるというふうに思いますけどね。

〇衆議院の選挙制度改革
(質)衆議院選、三重の選挙区が小選挙区で5から4に数が減るのは間違いない状態じゃないですか、多分あのまま答申が出てきて。それについて何かその県知事として困るなとか、果たして一票の格差だけでいいのかとかいうふうなこと含めて何かお考えあれば。
(答)衆議院だけで論じるのはちょっとなかなか難しいんですけれども、地方の声が国政に反映されにくくなるっていうことは懸念します。衆議院も参議院も両方とも一票の格差というもののみに意識を置くというような選挙区設定でいいのかということについては、疑問が残ると思います。我々全国知事会としても、私もそう思ってますけれども、例えば参議院は都道府県のちゃんとした代表、それは都道府県の首長が兼ねるとかいうことだけでなくて、都道府県からちゃんと出されるというようなことでの都道府県の代表がしっかり確保される参議院の制度であるほうが私はいいというふうに思いますけれども、そういう意味で衆議院のところもそういうふうに仮になかなかどうでしょうか、あの通りにいくかどうかはちょっと分かりませんけれども、地方の声が反映されにくくならないように、例えば、西川知事の試算によれば福井県のですね、小選挙区をあれだけ減らさなくても比例は都市部の議員が多いので、比例のところを触れば、もっとこう小選挙区触らずに一票の格差是正ができるっていうような試算がありますので、比例のこと言うといろんなところに気を使わないといけないといけない部分もあるかもしれないですけれども、我々としては地方の声が反映されにくくならないように、例えば今回でもサミットの社会資本整備などでも、この地方としての声っていうのを地方の状況っていうのを知ってもらって初めて今回いろんな措置もなされてくるわけですから、そういうことにならないようにはしてほしいと思いますけどね。 

(質)今の話勘案すると、どっちかって言うと参議院に関しては一票の格差だけであまりくくるなと、衆院はそこは勘案してもいいっていうそんな感じですか。 
(答)どっちかじゃないですか。どっちでもいいですけどね。ちなみに全国知事会は参議院においてそうやって言っているということなので、どっちも一票の格差だけではちょっとどうかなってそういうことですね。

〇知事の年末年始の過ごし方
(質)フライトは明野のヘリは乗らない?初フライト、いつも明野ヘリがやってるじゃないですか、陸自が。あれには行かれないですか。
(答)今回は全日空のANAの包括協定に基づいて、伊勢志摩サミット開催記念っていうのでフライト、元々あれ2013年か何かに60周年記念でANAがやったやつを今回またそういうふうにやってくれているので、そっちでちょっと行かせていただいた。明野のほうは今のところ予定ないですけど。

(質)その記念のやつが受付に起かれてる、あのあれ。もらい物っていうか。
(答)そうです、今回いろんな、あれも1時間足らずで予約完売するらしいので、非常に人気の高い取組らしいですけどね。



                                                         了

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