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知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成30年1月5日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・知事のあいさつ
みえ県民意識調査(第7回)の実施(発表)

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・政務での知事の中国訪問
・松阪市でのフルマラソン大会の開催
・政務での知事の中国訪問
・県内の児童虐待認知件数
・「コスタ ネオロマンチカ」の初寄港
・安倍首相の年頭会見及び伊勢神宮参拝
・元鈴鹿市長の訃報

発表項目

(知事)あらためまして、新年明けましておめでとうございます。発表事項1個ありますけども、その前に、新年ですので私の方から少しお話をさせていただきます。昨日の職員向けのあいさつと重複する部分もありますけれども、ご理解賜ればと思います。まず、第一、第二県政記者クラブの皆様、またこの会見をご覧の皆様におかれましては、旧年中も大変お世話になりまして誠にありがとうございました。今年も三重県の情報発信や県政へのご理解、ご協力、何とぞよろしくお願い申し上げたいと思います。今年は1月2日、四日市港に外国客船が初寄港するという新たなチャレンジからスタートすることができたとともに、元旦の新年祝賀の儀、あるいは4日の安倍総理の伊勢神宮参拝もそれぞれお天気に恵まれ、優しい光や空気に包まれる中、大変良いスタートを切ることができた一年であったと感じています。さて、今年は平成30年という節目の年を迎えました。一年トータルで平成という元号が用いられる最後の年になります。元号は古来より理想の世の中というものを漢字二文字に託した人々の願いが込められています。その意味で今年は、来年以降の新たな時代に向かって、新たな元号である理想の世の中の姿が示されるタイミングです。このようなタイミングや節目に当たり、三重県庁においては厳しい財政状況だからといって諦めたり、泣き言を言ったり萎縮したりするのではなく、三重県の新しい時代を描く、三重県の未来の理想像を描き大いに語る、そんな未来志向の年にしていきたいと思います。それでは本年または本年度30年度ですね、30年度の主な取組を一部ご紹介します。まずはスポーツです。特に今年はスポーツイヤー2年目として、平成最後のインターハイや、国体と全国障害者スポーツ大会の正式決定、ボッチャの国際大会、東京オリパラのフラッグツアーなど大きな節目を迎えます。本年開催の福井国体における天皇杯10位台を目指した競技力向上、アスリートの就職支援、東京オリパラやワールドカップのキャンプ地誘致なども併せ、オール三重県、オール三重県庁でスポーツイヤーをさらに盛り上げ、万全の対応をとっていきたいと考えています。特に競技力の向上において重要となる指導者の育成については、「みえコーチアカデミー」、仮称ですけれども、という形でJOCのコーチアカデミーも参考に、三重県における指導体制の仕組みの構築を図ってまいりたいと考えております。次に、防災・減災の取組に関してです。とにもかくにも台風21号からの復旧に全力でスピード感を持って取り組むとともに、今回の情報伝達や中小河川対策などでの課題を踏まえた対応を次回以降に改善していきたいと思います。また30年度は、三重県防災・減災対策行動計画、三重県広域受援計画、あるいはタイムラインの本格運用などがスタートするなど、防災対策においても節目を迎えますので、一層の防災力向上のため、全力を尽くしてまいりたいと考えております。そして経済についてです。今年はリーマンショックから10年の節目に当たります。この10年で多くの皆さんの努力で経済も回復し、昨日の株の初値も26年ぶりの高値となったり、人手不足の状態になるなど、経済の変化は激しい、まさに経済は生ものであると実感する日々であります。そのような中、三重県経済を支えるのは中小・小規模企業です。30年度は、三重県中小企業・小規模企業振興条例が施行されて5年目の節目に当たります。三重県版経営向上計画の活用をはじめ、この条例に基づく取組のさらなる進展を図ってまいりたいと考えております。中でも、事業承継については力を入れて取り組んでいきたいと思います。三重県の倒産件数は、直近の1年ですけども、76件、これは大体この25年で過去最少レベルですけれども、である一方で、休廃業は338件、その多くが後継者難です。せっかくの技術、経験、ノウハウ、雇用が失われてはなりません。経営者の人数のピーク、経営者の一番多い人数のピークの年齢は66歳、代替わりは平均67歳から70歳といわれていますので、2020年問題ともいわれていますけれども、この5年が勝負となってまいります。そこでこの5年間を見据え、3月末までに事業承継指針と、その取組を示した政策パッケージを策定していきたいと考えております。併せて、現在の経済状況に合わせた産業振興全体の戦略、これを改訂するため、「みえ産業振興戦略」の改訂に向けた議論を有識者によるアドバイザリーボードにおいて、本年早々から早速にスタートしていきたいと考えています。さらに、今年は医療介護においても節目を迎えます。30年度からスタートする新たな医療計画をはじめ、各種計画に基づいた取組をしっかり進めるとともに、各市町における地域包括ケアシステムの確立、国民健康保険の都道府県化、子ども医療費の窓口無料化など、市町と連携して円滑に実行していきたいと考えております。また、子どもたちの未来を応援するため企業にも応援していただく形で安定的な財源を確保する「子ども基金」についても、条例改正案を次期議会に提出し、実現に向けて取り組んでいきたいと考えております。安全・安心という観点では、今年はRDF貯蔵槽爆発事故で尊い人命が失われてから15年の節目でもあります。その失われた人命を無駄にしないためにも、引き続き安全運転を継続するとともに、RDF発電事業等の今後のあり方についても、企業庁と構成団体等でしっかり議論しなければならない年であります。その他にも、多岐にわたる取り組むべき事項がございますけれども、三重県庁の私たち一人ひとりの行動や仕事において、創造性と当事者意識をもって汗をかいていくことなくしては、三重県の未来は無いという強い自覚のもと、本年も三重県発展と三重県民の幸福のために、全力を尽くしてまいりたいと考えております。最後になりますが、私自身も平成20年、2008年に経済産業省を辞し、政治家の道を歩み始めて今年で10年の節目に当たります。また平成10年、1998年に通産省に入省し、行政に身を投じて20年という節目にも当たります。もとより、30年度は私が知事任期2期目最終年度となりますので、一つひとつ成果をしっかり出していけるよう、あらためて心して新たな気持ちで果敢にチャレンジをしてきたいと考えています。冒頭、私からのコメントというかあいさつは以上です。
 
 続いて、「みえ県民意識調査」第7回の実施と協力のお願いです。「みえ県民意識調査」の実施のお知らせとご協力のお願いです。県では、県民の皆さんが「幸福感」についてどのような意識をお持ちか、地域や社会の状況をどのように感じておられるか、などについてお聞きするため、毎年度、県民の方1万人を対象にアンケート調査を行っており、今回が第7回となります。今回の調査の概要について、ご説明いたします。まず、県民の皆さんの幸福実感などについてお聞きします。これらは毎年継続して実施している調査項目です。お手元のアンケート用紙をご覧下さい。1ページの「日ごろ感じている幸福感」と、2ページから3ページの「地域や社会の状況についての実感」、5ページから6ページの「県民指標」について継続してお聞きし、状況を把握するとともに、性別や年齢などで特徴はあるのか、などについて分析したいと思います。次に、「家族」に関することについてお聞きします。これまでの調査結果から、結婚や子どもを持つことなどは、県民の皆さんの幸福実感と密接な関連があることが分かっており、結婚の意向やお子さんの数などについて、毎年継続して質問しています。なお、8ページの「子育てで不安に思うこと」、また9ページの「どのようなことがあれば、子どもが欲しいと思うか」という質問は、今回新たに追加したものです。少子化対策の取組を検討していく材料として活用したいと考えています。最後に、今回新たな調査項目として3つを追加しましたので、簡単に説明いたします。1つ目は、前後しますけれども4ページの「政策の重要度」に関する質問です。今までは政策分野ごとに、県民の皆さんに成果が届いているか実感をお聞きしていましたが、政策分野そのものの重要度について、お聞きしたことはありませんでした。第二次行動計画の折り返しを迎えるこのタイミングで、政策分野の重要度をお聞きし、今後の県政運営の参考にしたいと考えています。2つ目は、10ページから11ページの「人生100年時代」に関する質問です。今後、多くの方が100歳まで生きる超長寿社会の到来が予想されており、国では、人生100年時代を見据えた政策議論が始まっています。また、三重県では平成17年から平成27年までの10年間で、健康寿命は男性が77.9歳、女性が80.7歳、平均寿命は男性が80.8歳、女性が87.0歳に延びています。この機会を捉え、県民の皆さんに、超長寿社会への意識などについてお聞きし、今後の県政の方向性を検討する際の参考にしたいと考えています。3つ目は、12ページから14ページの「健康づくり」に関する質問です。三重県では、死亡原因1位のがんや糖尿病などの生活習慣病の対策が重要となっています。また、平成30年度から都道府県が国民健康保険の財政運営の責任主体となることから、医療費の適正化が大きな課題となっています。県民の皆さんの健康に関する意識などを把握し、これらの課題解決に向けた対策の検討材料にしたいと考えています。概要は以上でありますけれども、これまでの調査結果は、詳細な分析を行った上で、翌年度の「三重県経営方針」の策定や予算議論の際の資料とするなど、県政の運営に活用してきたところです。1月9日に、アンケート用紙を対象の1万人の県民の皆さんに郵送いたしますので、対象となった皆さんにおかれましては、ご負担をお掛けすることとなりますけれども、ぜひともご協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
発表項目等に関する質疑
○知事のあいさつ
(質)1点質問をさせていただきます。先ほど今年の抱負のようなものを伺いましたけども、また、目標とか課題について、もうちょっと、例えば事業承継などもありましたけれども、今後最終年度ということで、知事が3期目に出られるのか、それともこれで終わるのか分からないですけども、どのように県政を、どのように人材を育てていくかということについて伺えますでしょうか。
(答)今のは、2つ質問があるということでいいですか。その目標と課題と、それから人材育成についてという2つのご質問ということで。
 
(質)そうですね。県政運営のことについて、どういうことが庁内では課題になっているのかということと、また今後どんなふうに人を育てていくかを伺えますでしょうか。
(答)個々の政策分野における課題は、挙げるときりがないですけど、先ほどの申し上げた、例えば防災などにおきましても、ハード・ソフトともに、例えばソフトにおいて、要支援者の方々の避難をどう市町においてしっかりやっていただくか。あるいは防災の日常化という形で、県民の皆さんに自助という形で、どういうふうにさらに取り組んでいただくのか。あるいはハード整備などにおいても、河川、海岸堤防あるいは河川の堆積土砂の撤去など様々な課題がありますんで、各分野においていろいろ申し上げると、きりがありませんけれども、県全体共通する課題としては、これまで累次申し上げていますとおり、いかに厳しい財政状況の中で選択と集中を図り、県民の皆さんにとって真に必要な投資、あるいは未来志向でしっかりやっていくことができるかどうかということは、全般において大きな課題あるというふうに思っています。あとは目の前の課題のことももちろんなんですけど、先ほどらい申し上げていますとおり三重県の新しい時代を描くというようなことについては、例えば2027年にはリニアが名古屋まで来るとか、あるいは、ごめんなさい順番前後しますけども、2026年には三重県政が150年を迎えるとか、2027年がそのリニア、それから2033年には第63回の神宮式年遷宮がある。第63回の神宮式年遷宮から逆算すれば、今年が15年前という状況になりますので、そういう意味でも未来の理想像を描く、そういうのが大切、それも大きな課題です。どうしても日々仕事をしていますと、目の前の課題のこと、目に見える分かりやすい課題のことばかりに目が行きがちですけども、やはり人的資源や財政的資源も限られている中で、長期のこともしっかり視野に入れながら、順序立てて計画的に取り組んでいくことが大事ですので、そういう視野を、厳しい財政状況だからこそしっかり職員たちには持ってほしいなと思います。人材育成については、1つはしっかりOJTで鍛えていくというか、育成していくというようなことであろうと思いますし、いろんなチャレンジを、特に若いうちはというか、管理職ぐらいまででも、いろんな分野の、新しい分野も含めてどんどんチャレンジしてもらって、視野を広げてそれぞれの職務に生かしてもらうというようなことが大事であろうというふうに思っています。あとは何といっても「信無くば立たず」でありますので、県民の皆さんから信頼を損なうような不祥事や、あるいは業務上のミス、そういうものが無いようにしていくということが大前提であろうというふうに思います。
 
○みえ県民意識調査(第7回)の実施(発表)
(質)アンケートのほうなんですが、100年時代、これをあらためて意識して項目に盛り込んだ狙いをお聞かせいただいてよろしいでしょうか。
(答)高齢者社会、先ほど超長寿社会と言いましたけども、100歳まで、100歳以上も含めて長生きされる方々が、これから間違いなく増えていくという中で、そういう高齢者の方であっても生きがいや、幸福感や、そういうのを持ってやっていただくためにはどういうような県政としての役割があるのか、今まであまりそういうリタイア後とか、あるいは高齢になられた先輩方々の幸福感をさらに高めていくにはというようなことに関する議論ってあまりやってこなかったと思うんですよね。つまり医療が必要になったら医療が受けれるようにとか、介護が必要になったら介護が受けれるようにという、そのセーフティーネット的安心感を構築するというような議論のほうが多かったですけども、より充実して長い人生を生きていただくための幸福感を高めるには、どういうことが必要か、あんまり政策議論したことなかったんで、それの議論の前提としてそれぞれの皆さんの意識がどういうものなのか、そういうのをちょっとお聞きしたいなというふうに思っています。私自身のいろいろこれまで、今7年目、この4月で8年目を迎えますけども、県政の中においてもそういう部分の議論ってあんまりやってきてない状況でしたから、ぜひこの機に取り組みたいなと、そういうふうに思った次第です。
 
(質)関連してなんですが、「ライフ・シフト」という本に100年時代って注目されたと思うんですが、その中では今知事がおっしゃられたリタイア後の人生だけじゃなくて、若い人が100年後を見据えて、どんなふうに人生を過ごすかというところも語られていると思うんですが、この調査の中でそういう若い人の100年時代の意識みたいなものを問いたいというところはあるんでしょうか。
(答)それはもちろんありますね。これ自体が何ていうんですか、18歳以上やな。
(答:戦略企画部)はい。
(答)の方にお聞きしますので、この若い人が100歳まで生きることを楽しみに思うっていうように思ってもらってるとするならば、じゃあどういうことが楽しみで、その楽しみを実現するにはどういう行政でサポートがあるのかとか、そういうのはぜひしたいと思いますし、逆に楽しみじゃないなと若い人たちが、たくさんの方が答えていたら、それは将来に対する希望がなかなか見えてないという状況かもしれないので、じゃあそれを希望が見えるような状況にするにはどうしたらいいのかとか、若い人たちにもどういうふうに答えていただくか非常に楽しみな、重要なポイントだと思います。
 
(質)県として既に何か100年時代を意識してやっている取組というのは、既にあるんでしょうか。
(答)どっちかというと今申し上げたような健康づくりとか、そういうところの医療とか、介護とか、そういうところの取組が中心であったと思います。雇用のところも高齢者、リタイヤ後も働きたいと思う人が、働ける環境というものでは三重県は全国でも上位のほうにもありますけども、そこで特別な施策みたいなのはあんまりやってないと思いますので、これから多方面にわたり、そういうのはぜひ考えてみたいなと思いますし、できればそういうこのいろんな長期的な視点とかについての議論をいただく経営戦略会議っていうのがあるんですけど、そこにおいても一度有識者の皆さんにも議論をしていただければなと、こういうタイミングに合わせてと思っています。
 
○知事のあいさつ
(質)冒頭のスポーツアカデミーですけど、いつ頃発足させるとかスケジュールはどうなんですか。
(答)まず予算を議決いただいた後に、夏はスポーツにとって結構重要な時期ですので、そこで体制を整えれるかどうかですけど、今既に相当研究もしてますので、ちょっとまだ時期は予算との関係もあって明確に申し上げられませんけれども、なるべく早期にやりたいと思っています。それは、2021年の三重国体で天皇杯を獲得しようと思うと、そこをターゲットにやっていては実は間に合わないんだということが今回の愛媛国体でより分かりまして、つまり2020年の鹿児島国体でしっかり良い成績を収めてシード権を取らないと天皇杯が近づかないということが、あらためて今回の愛媛国体で、愛媛が今回2位あったんですね、天皇杯が。それはなぜかと分析したところ、やっぱりそういう結果だったので、そういう意味では指導者の育成もジュニアの育成も、早期に進めなければなりませんから、なるべく早く進めたいとは思っています。まだちょっと時期は、このタイミングでは差し控えたいと思います。
 
(質)少なくとも夏には?
(答)いや、まだ夏を挟んでどっちかもちょっと分からないので。今年度のなるべく早期に、というぐらいで。
 
(質)その規模みたいな、指導者をどのくらい育成するかとか。
(答)今ちょっと僕のところの手元にありませんけども、スポーツ推進局で予算要求している資料もあると思いますから、担当に聞いていただくと。
 
(質)名称は今、仮称ですか。
(答)仮称ですけど。今の「みえコーチアカデミー」でいきたいと思います。仮称で。
 
(質)これは競技なんかは限定してやるんですか。例えば三重県なんかはレスリングが強かったりとかしますよね、レスリングとかテニスとか。弱小競技に特にポイントを置いてやったりとか、その辺りのお考えというのは。
(答)今のところは、競技を限定するつもりはないですけれども、さっきちょっと国体の話、天皇杯の話をしましたけれども、もちろん国体もそうなんですけど、国体後も含めてのスポーツの充実ということも考えてますので、何か点数の取りにくい、取れていないところだけということとかはせずに、やっていきたいと思います。とはいえ、おそらくもう既に指導者が充実しているようなところは、もう既に自走している競技団体もたくさんありますから、そういうものはそういう既存の仕組みをうまく生かせばいいので、そこのなかなか充実した指導体制を組みにくいところにおいて、中心的というかボリュームが多くなってくるというのはあると思いますけども、一方で、県のスポーツの指導者の課題は、ちょっと年齢層が高いというか、次の世代の指導者を育成していきたいという思いもやっぱりあるので、競技別というのもさることながら、若い世代というか次のそれぞれの競技を担うような、例えばテニスでいくと四日市商業の金山さんなんかは馬瀬先生の弟子で、四日市商業行って、7年で今回団体優勝まで持っていきましたよね。ああいう人格も優れていて指導力も高くてというような、ああいう次世代のコーチをどんどん育てていきたいなと、層もぶ厚くしていきたいなというような思いもあるので、競技に関わらず、そういうお家芸的なものであったとしても、若い世代の人たちに入ってもらうというケースもあると思います。
 
(質)それから先ほどリニアの話もされてましたけども、名古屋・大阪間の開通に向けて環境調査にもそろそろ入らないといけないとか、結構時間的にそれほど余裕が無いというお話を聞いているんですが、今年あるいは新年度以降、こういうことをやっていきたいというその辺りの知事のお考えを。
(答)去年の9月の3府県のリニアの大会において、JR東海の柘植社長が環境影響調査に向けて、3府県の方々と実務的な意見交換をしたいとおっしゃっていただいて、昨年末からその実務議論に個々の、3府県まとめてじゃないですけど、三重とJR東海、奈良とJR東海、大阪とJR東海ですけども、やらせていただいてますので、そこでアセスに向けた課題、地域の協力というような意見交換をしたいと思っていますが、今年度はアセスのことというよりは機運醸成というんですかね、もちろんアセスなどにおいても県民の皆さんとかのご協力とかが必要になってきますので、リニアの必要性とか、リニアが来ることによる効果、そういうものの機運醸成を図るという意味で、これも予算が議決いただければということでありますけども、このリニアができることによる三重県内の交通の時間短縮効果とか、あるいは交通全般に与えるインパクトとか、そういうものに対する調査事業を東海3県1市で、やるというようなことをやりたいと思いますし、その調査の結果については県民の皆さんに公表させていただいて、機運醸成に生かしていく。こういうふうな効果があるんだったらリニアにも協力しないといけないね、というふうに県民の皆さんにご理解いただく材料にしたいというふうに思っています。
 
(質)調査結果は、新年度中、来年度中には公表するようなお考えですか。
(答)と思いますけどね。
 
(質)もう1点なんですけど、ちょっと緩い話題になりますけど、今年は戌年ですけれども三重県が、何か犬と関係して今考えられていることなどありましたら伺えますか。
(答)それは今まだちょっと言えないんですけども、犬、うちは関わり深いんでね。それこそ久居の上野博士ハチ公の飼い主でありますし、紀州犬の発祥の地でもありますし、観光大使には柴犬まるにもなってもらってますので、全然関係無いですけど犬山市の明治村には三重県庁がありますし、犬、挙げればきりがないんですけど、ちょっとまだ発表できる段階ではないですけど、何か絡めたいですよね。
 
(質)いつぐらいには解禁になりそうですか。
(答)分かんないですけど、それぞれの旬の時にやらないと意味が無いですよね。まだ何かiJAMPに書いていただくようなことではまだいってないです。
 
(質)スポーツのことに関してなんですけど、三重県はプロのスポーツチームがかなり少ないという状況なんですけど、そういった県としてスポーツを向上して、そういったプロのチームに繋げていくとか、そういった視点とかもあるんでしょうか。
(答)もちろん、何ていうんですかね、高校まで強豪校で育って、大学や社会人以降は、あるいはプロリーグは他の地域でやらなければならないというようなことは、本人たちは三重県でやりたいのにと思っていて、そうせざるを得ない状況があるということは大変残念なことでありますから、三重県でトップアスリートとして活躍をしたいというふうに思う人たちの環境を整えるということは、大変重要だというふうに思っております。とりわけ現在では、Jリーグ、なでしこ、それからVリーグ、この辺りが視野に入ってくるトップリーグだと思います。あ、ごめんなさい、ラグビー、ラグビーとですね。ということだと思いますので、その辺り、競技団体の皆さんとか各運営しているチームの皆さんとよく議論をしながら進めていって、三重県でもプロとして頑張っていけるねという環境づくりを、あ、ごめんなさい、あとハンドボールですね、ハンドボール、というようなことであろうというふうに思います。とりわけハンドボールなんかは日本代表も出たり、非常に成績も最近好調ですので、そういう環境を整えることは大事だと思います。ですので、それぞれのリーグに挑戦できるような、チームが強くなっていくようなサポートも当然ですし、あと今、国体との関係でもやってますトップアスリートの就職支援ですね、三重県内の企業で勤めていただく、そういうようなこともしっかりやっていきたいと思います。
 
(質)それに絡めてなんですけど、今サッカー協会を中心にスタジアムの建設の検討もされてますよね。その辺りの推移については、知事はどういう考えを持たれてるんでしょうか。
(答)それぞれに深い議論をしていただいていると聞いてます。候補地もメンバーで絞って、そしてそれぞれの首長さんにも当たっていこうというようなこととか、あるいは資金の集め方などについても様々な方法を議論していこうというようなお話もされているというふうに聞いておりますので、県としても積極的に参画をして、貢献をしていきたいと思います。今後、どういう方向になっていくかによりますけども、基本姿勢として積極的に参画をしていくというようなことであります。
 
(質)一方で今、JFLにヴィアティン三重が参戦をしていて、今の現状でヴィアティンが結果を出してもJ3に上がれないという現状がありますけども、今のこの現状を打破するにはいつぐらいまでをめどにとか、そういうお考えというのはいかがですか。
(答)これはせっかくサッカー協会中心に議論をスタートしていただきましたので、何ていうか、三重県庁のスポーツの推進という観点で「これぐらいがいいよね」というのはあるにしても、せっかくサッカー協会主体で、みんなでやっていこうという機運を持っていただいておりますし、あるいは北勢の首長さんの中にも非常に関心持ってやっていこうと思っていただいている方々もいらっしゃいますので、こっちで決め打ちするというよりは、皆さんの議論、皆さんとともに歩みを進めていくという形がいいのではないかと思います。
 
(質)2期目の公約に「Jリーグチームの誕生」というのを明記されてましたけども、現状なかなかちょっと難しくなってきているように思うんですけど。
(答)あそこの研究会を作りますというのになってたと思うんですけども、大体あれ300項目ぐらいあるんですけども、93パーセントぐらい達成したか着手したってなってる中の、できてない中の1つですので。とはいえ、こういうので無理やりやってもいけないですけど、そういう誕生させていかなければならない、誕生していくことがいいねっていうような思いは持っていますので、努力を引き続きしていきたいと思います。
 
(質)防災・減災、非常に重要な課題なんですけれども、先ほど知事も要支援者の避難であるとか、防災の日常化、ハード面の整備というふうに課題をいくつか具体的に挙げられたんですけども、どこが一番こう重要視すべき点で、優先度が高いのかっていうそういうランキングとか順位付けなどされていて、具体的に例えば、今年、今年度どういう所が動き出すのかっていう、もう少し具体案聞かせていただけますか、防災について。
(答)防災においては、風水害と地震津波で対応が重要なポイントが違うんですね。風水害は一定いつ頃来るというのが予測できるので、公助というのが効きやすい災害でありますけども、地震津波は突然来ますので、自助とか共助というのが大変重要なポイントとなります。我々が毎年行っている防災に関する意識調査であったり、あるいは、この29年度、市町などを中心に今の防災の対策の進捗状況についての評価、意見交換そういうものをずっとやってまいりました。その結果、やはり一番大きな課題の1つは自助です。例えば3日分の食糧とか水、こういうものを備蓄していただいている方々の数は、だいたい3割程度で、ずっと東日本大震災後、あまり変わらず推移をしています。それはこれだけ防災・減災対策を取ってきているにもかかわらず、それが伸びてきていないということにおいては、私たちの啓発の問題もあるのかもしれないし、あるいは、もっと当事者意識を持っていただくようなことも大事だと思いますし、併せて家具の固定化ということなどについても同じぐらいの数字で推移をしています。逃げる最初は、仮に家にいた場合、家具がドンドンドンドンと倒れてきて逃げれないということになっては意味がありませんし、あるいは住宅が耐震化されていなければいけないと、全ての防災対策の、あるいは避難対策の入口が住宅の耐震化であったり、家具の固定化なんですけども、そこがまだ伸びてきていないというような状況ですので、自助のその部分と先ほどの共助の要支援者の避難対策というところも、現在、市町においてまだ道半ばのところがたくさんありますので、この30年度スタートする、先ほど言った「三重県防災・減災行動計画」においては、重点取組というのをいくつか示している中で、今申し上げた自助、共助の部分についての優先度は極めて高くしてあるというような状況です。一方で、じゃあ何でもかんでも県民の皆さんにやってもらったらいいのかというのではないので、先ほどの風水害のところでは、対策の漏れが無いようにというタイムラインというのを30年度から本格運用する予定でありますし、ハード整備などにおいても、しっかりと県としても取り組んでいく、そういう形を考えています。
 
(質)ちょっと不勉強で申し訳ないんですけど、耐震化って何か補助が出るとか、そんなのは一切無いんですか。
(答)あります。耐震診断をしていただくときの補助というのがありますし、今回の29年度補正か30年度当初予算で、私が全国知事会の危機管理防災特別委員長として国に何度も要望してきた住宅の耐震化の予算も、100万円だったかな、定額での補助というのが認められることになりましたので、そういう国の事業、県の事業などにおいても耐震診断、耐震補強の補助というのはあります。それはおっしゃったとおり、経済的なことで躊躇(ちゅうちょ)する方々もいらっしゃいますので、そういうことがないように、あと県では、私が1期目の時からですけども、耐震を兼ねたリフォームに対しての補助というのもやっています。 
 
その他の項目に関する質疑
○政務での知事の中国訪問
(質)変わりまして、年末、政務で中国へお行きになったと思うんですが、いろんなチャンスやヒントを探ってきたいということでしたけども、何かございましたでしょうか。 
(答)今回の中国訪問は、大変私に、個人としてもそうですけど、三重県知事としても非常に有益であったと思っています。いくつかありますけど、まず1つは、木材の輸出の可能性が開いてきたということです。これまで中国の日本の建築基準法に当たる法律では、住宅で中国国内の住宅などで、日本産のヒノキ、スギを使うことは許されてませんでした。 ずっと議論してきたんですけども、やっと今般この訪中に合わせて告示がなされて、今年の8月から施行されるという状況になりました。これまで三重県も中国、台湾、韓国に木材の輸出をしていますけども、中国は梱包材、何か荷物をこう囲む木とか、土木に使う資材とかで、いわゆるC材というんですね、あまり価格の高くないものを輸出してきていましたけれども、ヒノキとかスギが住宅用にということになると、A材というのですね、まさに三重県の林業を支えてきた、今、素材生産量の拡大が求められる部分の輸出の可能性が出てくるということもありますので、多分いきなり、例えば北京市内の住宅に、ばんばか木材が日本産木材が使われることはあまりないと思いますので、富裕層の別荘とか、あるいは茶室とか、そういうものが考えられるんじゃないかというふうに思ってますけども、 そういう非常に期待が持てる、実はそういう同様の措置をアメリカとカナダが平成15年に取った後、アメリカとカナダは爆発的に中国への木材輸出量が増えたという実績がありますので、そういうようなことが1つ大きかったと思います。それから私がちょっと人数の関係で同席できませんでしたけれども、中国の検疫にあたる質検総局という所がありまして、そこで現在、日本では横浜だけが認められている、中国への米の輸出って横浜の精米所と燻蒸(くんじょう)施設でしかできないんですけども、それを日本12個の港でもオッケーにしてくれっていうのをずっと言ってきていて、それの作業部会の設置というのが決まりました、具体的に議論をしていくため。なので、そういうことができていけば、ちょっと去年の米が、ちょっと三重県あんまり良くなかったですけども、今後の米の輸出ということにおいても、非常にチャンスが開かれるそういうタイミングであったなというふうに思ってます。それから日系企業の皆さんとも議論させていただく場面があって、中国に進出している、中には三重県出身の方もお見えだったんですけども、中国国内に進出している日系企業の事業拡大意欲が、この1年ぐらいで高まっているのと、それから日中関係の改善の兆しを肌身で感じると、中国企業、あるいは中国政府と相対する中でそういうのを感じるという実感を企業の皆さんからお聞きしたということも大きかったと思います。いずれにしましても、そういう何ていうか、去年が日中国交正常化45周年、今年が40周年という中で、日中関係の関係改善の兆しが少し見えてきているということを肌で感じることができたということ、併せて、うちやと河南省と姉妹提携結んでますけども、そういう地方との文化交流やスポーツ交流も積極的にやっていきたいというようなこともお話もいただきましたので、そういうことを肌で実感できたということは、非常に大きかったんじゃないかなと思います。
 
○松阪市でのフルマラソン大会の開催
(質)松阪市の竹上市長がずっと意欲を示されてますフルマラソンの市内での開催ということで、これ47都道府県では三重県とか3県ぐらいしか開いてない所ないということで、知事の思いというかお話をいただければと思います。
(答)フルマラソンも松阪市でもやっていただけるなら、もうぜひやっていただきたいと思ってますけども、1対1対談でも申し上げましたとおり、財政支援は難しいと思います。こういろんな陸協との調整、あるいは県警との調整、あるいはその大会を行うための技術的支援、そういうものについては、もし松阪市さんがやるぞということであれば、しっかり支援をしていきたいと思います。フルマラソンも、もちろん僕はあったら嬉しいですし、 いいと思いますけども、一方で、美し国駅伝であるとか、あるいは全日本学生駅伝、全日本学生駅伝は今年50回の記念大会を迎えますし、あるいはお伊勢さんマラソンもそうです、あるいは津市内でも3つマラソンやってます、ハーフですけどね、そういうこう各地で、鈴鹿でもやってますし、各地でいろんな走るということを楽しむというようなことが行われていることも、三重県の良さなんじゃないかなというふうに思いますので、何か各地でそういういろんな特色がある走る機会が増えるというのは、極めて良いことだと思いますけどね。
 
○政務での知事の中国訪問
(質)さっきの訪中の関連で木材の輸出は、これターゲットは尾鷲ヒノキですか。
(答)尾鷲に関わらずヒノキ、そうですね尾鷲ヒノキとかが中心になってくると思いますけども、うちスギよりはヒノキの方が多いので、ヒノキになってくると思いますけれども。
 
(質)それを後押しする県の施策は何かあるのですか。
(答)今のところ多分、担当課に取材していただくと、韓国向けの輸出のやつしか予算取ってませんって多分言うと思いますので、今回こういうような決定があり、僕がそこに立ち会うとういうようなことを想定していませんでしたので、今後担当課としっかりつめていきたいと思います。施行されるのは今年8月ですので、そこに向けてどういう準備ができるかということは、これから庁内で議論します。現在は、今の実際、韓国が一番優良な木材の輸出先なんですね。今、中国と台湾でC材とかあんまり価格の高くないものなので、韓国を中心に今ターゲットにしてましたけど、こういう決定を受けて、どういうことができるか、早々に庁内で議論する予定でいます。なので、今、担当課行っていただいても、多分韓国向けの予算しか取ってないですって多分言うと思います。 
 
(質)米の輸出で、12個の港というのは四日市も入っていますか。
(答)それ僕、12個の港、聞かなかったんですけど、国で要望しているやつだったので、ちょっとすみません、僕12個、中に入っているかどうか分かんないですけど。
 
(質)1点だけ確認なんですけど、木材の輸出の解禁はいつ頃見込んでいますか。
(答)今年の8月に施行されるようです。今何か、こうやりますという告示をして、ホームページに載せて、それからよう分からんですけど、印刷して配ってというのをやると、そういう周知期間を考えると8月からスタートということらしいので、それの前倒しもできないかという議論もその場でもしたんですけども、それはちょっと難しかったんで、8月以降です。で、今回の木材の、材料としての木材もそうなんですけど、木造軸組構法、何か日本の住宅の7割ぐらいの建て方というのかな、それも工法として認められたというのもあるので、非常に今回は大きい進展だったと思います。あれ何かちょっと正式名称忘れちゃいましたけど、僕が自分で書いたレポートに書いてありますので、また見てもらったら。
 
(質)県警のデータなんですけれども、児童虐待の認知件数が、昨年のデータで前年より大幅に増えているということで、県として今度どのようにこう対応していくかということと、昨年四日市でもブラジル人女児ですけども、女の子が亡くなったという痛ましい事件があった中で、外国籍の児童に対して、地域でどういうふうに守っていくかというのを県としてどのように対処していくか、その2点をちょっと伺えればと思います。 
(答)まず、認知件数が増えていることについては、今、警察発表のとおっしゃっていただきましたけれども、厚生労働省の発表などでも同様の傾向が見られています。これは、認知件数が増えること、児童虐待がなくならないということは良くないことですけれども、認知件数が増えるということ自体は、早期発見、早期解決のためには、一定の傾向としてそうあるということは大事なことだというふうに思ってます。なので、認知件数が増えていること自体、だから駄目ということではなくて、児童虐待がなくならないことは駄目ですけれども、認知件数が増えていることは早期発見に向けた大切な状況であるというふうに思っています。しかし、なくならないということは重く受け止めなければなりませんので、来年度に向けては、現在、子ども・家庭局から予算要求をしていると思いますが、昨年私がカナダに行ったときに、行政当局と警察と司法が一緒になって虐待防止とかに取り組むブーストという施設を見てきたんですけれども、それのバーチャル版みたいなのを作れないかというようなことで新規の予算要求をしています。併せて現在児童相談所の体制などについても議論しているところですので、その体制の拡充などもしっかり議論をしていこうというふうに思っています。ご存知かどうか分かりませんけれども、三重県においては、これまでアセスメントシートであるとか、かなり全国的にも進んだ児童虐待対策を行ってきておりますので、そういうものをしっかり充実させていくということだと思います。外国籍のところにつきましては、外国籍の子だからこうって何か区別して考えるということはなく、むしろ生活の中で、そもそも児童相談の一義的責任は市町村にあるということになっておりますので、市町と連携して生活における見守りをきっちりやっていくということだと思います。今回はいろんな、先ほどおっしゃっていただいた事案においては、住居の移転などにおいて、市町同士、あるいは様々な行政機関の連携などにおいても課題があったと思いますので、そういう部分をしっかり対応していく、改善していくということが重要だと思います。
 
(質)他、県政クラブの皆さんよろしいでしょうか。では、第二県政記者クラブの方お願いします。
 
○「コスタ ネオロマンチカ」の初寄港
(質)コスタネオ ロマンチカの初寄港の歓迎セレモニーの時の事をちょっとあらためてなんですけど感想をお願いします。
(答)1月2日、コスタ ネオロマンチカ初寄港ということで、総勢2,200名ぐらいの方々に四日市港にお越しをいただきました。オプショナルツアーをやった会社などにも聞きますと、伊勢神宮や御在所岳、あるいは伊賀などにも行っていただいて、安全かつ参加者の方々の満足度も高い、そういうツアーであったというふうにお聞きしておりましたし、あと、岸壁から近鉄四日市駅のバスを往復してたんですけど、延べ2,000人ぐらいの方がそれをご活用されたとのことですので、ツアー以外でもいろんな動きをしていただいたということは非常に良かったと思いますし、一般見学者の方が4,400名来られたので、四日市市民や北勢の市民の皆さんの関心も非常に高かったのかなというふうに思っています。とはいえ、課題もたくさんありましたので、もっと改善しなければいけないところたくさんありましたから、関係者の皆さんとより議論をして、次、「ダイヤモンド・プリンセス」とかが来る時の改善に努めていきたいと思います。船のキャプテンからは、四日市は非常に美しい港であるということ、それから今回の関係者のオーガナイズは非常に良かったというようなことも言っていただきましたので、しっかり次に繋げていきたいと思います。
 
(質)課題というのはどういったところだったでしょうか。
(答)例えば私たちがセレモニーに入る時にすごい時間がかかって、セレモニーの時間が遅くなってしまったりとか、あるいは船内見学をしたいという方々への問い合わせの対応とか、コスタクルーズのパンフレットが欲しいとかおっしゃる方々への対応とか、あるいは物産販売をやったんですけども、それをよりきめ細かにやっていくための販売品リストの整理とか、そういうようなこと多々ありますので、全般として非常に好評だったんですけど、運営側としての個々の課題を、もっとスムーズにできるようにとかそういう、で、きめ細かなニーズに対応できるようにとか、そういうことはぜひやっていきたいと思いますね。
 
(質)注目度は高くて県内から、乗船客の方もいろいろと三重県に来ていただいてっていう交流はあったということで、今後への期待もまたちょっと大きくなるのかなと思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。
(答)過去、外国客船のクルーズ船が来ることの期待って、経済効果みたいなことに結構フォーカスが過去当たってたと思うんですね。でも私はそれを求めるというより、三重県は空港も新幹線の駅もありませんので、観光ルートの多様化、三重県に来ていただくための観光ルートを多様にしていくという大きな手段だというふうに思っていますので、今回来ていただいたコスタ ネオロマンチカをはじめ、この観光ルートを多様化するということは、本数を増やす、あるいは船の種類を増やすということがいろんなお客さんに来ていただくことだと思いますので、そういうセールスなどにしっかり力を入れてやっていきたいと思います。
 
○知事あいさつ
(質)発表項目ですけど、事業経営指針を示すんですね。
(答)事業承継。
 
(質)承継ね。要は後継者の問題。これっていうのは知事がそこの枝葉いろいろおっしゃった経営者が高齢化していると、そこの部分をおっしゃっているみたいだけど、でも考えようによっては、これはある意味せんえつじゃないですか。つまり行政が各企業の形態はそれぞれ違うし、高齢者が経営陣であって必ずしも悪いわけではないし、それとその県民意識調査の人生100年と相矛盾するじゃないですか。そこからいくと行政がそういう縛りを付けると、各企業の自由活動っていうのを妨げる恐れもあるんで、そういう強権的な県政をお望みですか。
(答)もう全然違いますね。それは何ていうか、私の説明が足りなかったのかもしれないんですけども、私たちが一番恐れているのは、後継者がいないことによって、せっかく先輩たちが作ってきてくれた、のれんとか、技術とか、経験とか、雇用が失われてしまうことを非常に危惧しているわけですね。後継者がいないので、廃業しますという人は小規模企業の中の7割ぐらいお見えなわけですよ。それは非常にもったいないので、じゃあ後継者を事業承継するには5年ぐらいやっぱり準備が掛かるので、その準備のための相談を受けますとか、あるいは事業承継されるということをお決めになったら、こういうサポートの措置がありますよとのことなので、個々の企業に事業承継しなさいと押し付けるものではなくて、その事業体が事業所が失われないように、続けてもらうようにするために、それぞれの企業の形態に合わせたサポートを準備するということなので、何か年齢の高い方々が経営者でいることを駄目だといったり、一個一個の企業に入り込んで行って、後継者に代わりなさいとやるようなことではないです。
 
(質)農業を産業といっていいのかどうかちょっと分からんですけど、だとしたらそれは後継者不足っていうのの廃業、農業も辞めようというところもたくさんあるわけだから、そこはそっちの展開っていうのもあるんですか。
(答)今回、農業版MBAっていうのをやるのはまさにああいう、例えばモクモクさんとかそういう雇用力のあって農業に参入にしていく、そういう経営体を育てていこうっていうための人材育成でもありますし、今も担い手支援、大体三重県でいうと年回140人ぐらい新規就農してもらってますけども、そういう事業承継の今回の政策パッケージで農業のとこは入ってきませんけども、農業は別途ちゃんと担い手対策はやろうというふうに思います。前段でも貴方おっしゃったように事業承継がドカンと出るとそういうご指摘も受けるかもしれないので、説明はしっかり丁寧にしたいと思います。
 
(質)別に前期高齢者だから言ってるわけじゃないですけど、これ事業承継の部分っていうのは窓口は産業支援センターですか。
(答)事業引継支援センターっていう実際の相談窓口を持ってますんで。
 
○政務での知事の中国訪問
(質)中国ですけど、かつて、今の習近平が主席になる前に日本に来た時に天皇陛下への謁見順番を上げてくれと強引に押し込んだことがあったじゃないですか。そういうことに対して知事は不快感をお持ちだったみたいですけど、今回実際会われて握手されてどんな感じでしたか。
(答)前段の不快感のことはちょっと置いといて、非常ににこやかに入ってこられましたし、7回目になるああいう日中与党交流協議会に国家主席が出てくるのは初めてであるそうでありますから、そもそも出てきたこと自体に日中関係改善に向けた意欲を習近平国家主席自体がお持ちであるという意欲はやはり感じました。いろんな意見交換それぞれしている中で、やはり2012年の尖閣国有化以来、あらゆるものが途絶えられてきた、ストップしてきた、例えば農村同士の交流とかもそうですし、そういうのがストップしてきたやつをこの機会にしっかり改善していこうという意欲を非常に感じるところでしたね。思ったより手は柔らかかったとそんな感じですね。
 
(質)知事のコメントにもありましたけど、心がおおらかだと思った?
(答)いや、いやって言ったらあかんな、そこまではお人柄を判別するほどまでのコミュニケーションの時間は無かったので。
 
○安倍首相の年頭会見及び伊勢神宮参拝
(質)昨日の総理会見ですけど、年頭会見ですが、あの中で知事が一番印象に残った総理の発言っていうのはどれですか。
(答)印象に残ったですか。それはでも三重県に関係することのほうが印象に残ってますけどね。
 
(質)いやいや、そうなんですか。
(答)三重県のこと以外で申し上げ、さっきの台風21号とリニアのこと以外で印象に残ったことっていうことでいけば、今年こそ憲法とおっしゃったことは印象に残っています。併せて、働き方改革国会にするとおっしゃったことも、今とりわけ人手不足などで生産性向上で悩んでいる業界の皆さん多いですから、そのあたりは非常に三重県のこと以外でいけば印象に残りましたけどね。
 
(質)休憩室でご一緒だったと思うんですけど、そこでの何か裏話でありますか。
(答)基本的には、非常にご機嫌も麗しゅう感じでありましたけれども、まずは、幾つか話しましたけど1つ一番印象的だったのは、天気が良かったよねっていう話をし始められて、実はその伊勢志摩サミットの時は内宮のご正宮の前で写真撮る時にすごい晴れてきたんだよみたいな話を閣僚に、今回の閣僚のメンバーと参拝するのが今回初めてだったと思いますので、それを非常におっしゃっておられて、私からそういう御垣内での総理から聞いたご様子もこうやって各国首脳もお辞儀も深かったんですよね、みたいな話題を振ったら、そうなんだよってその時の様子を語られたりとか、あるいは内宮のお手水の後も鳥居の前で各国首脳とこう歩いて行ってさ、っていう話を皆にされてたんで、非常にそういうサミットの時の神宮の様子をおっしゃっていたのが非常に印象的でしたね。
 
(質)何か知事のご機嫌も麗しゅうかったらしいですね。
(答)僕はそんなことないですけど、僕は目立たぬようにしてましたので。
 
(質)神宮司庁の前でボーイスカウト、ガールスカウト、あと園児たちも出迎えがあったじゃないですか。子どもたち一人ひとりに握手されてましたよね。
(答)総理がですね。
 
(質)あれって今までなかったんですけど。
(答)ああそうでしたかね。
 
(質)ええ、全体には何か衆院選も勝たれて、今回は余裕がある感じがあったんですか。
(答)どうですかね、分かりませんけれども、どうだろうかな、でもあれなんですよね、そうか今回初めてでしたかね。去年の11月末に官邸でやった全国知事会も最後出る時、全員と握手して出ていきましたんでね。総理結構お好きではあると思いますけども、会見の声の張りもお元気そうでしたし、心身リフレッシュされてるということじゃないかなと思いますけどね、余裕っていうことではないと思いますけども、リフレッシュされているんじゃないかと思いますね。
 
(質)この会見のあり方ですけど、中央で官邸で総理が会見される時は今のパターンだと思うんですけど、年頭会見を知事の力で平成25年から伊勢へ引き戻したんで、それからいくと今の在り方っていうのが、以前歴代首相がやられてた会見とはちょっとスタイルが違うので、その辺を質的に高めていくと平成25年度にお聞きした時にずっとおっしゃっているんですけど、今後は高まるんですか。
(答)なかなか壁が高い部分はありますので、大きく現在のスタイルから変えるのは難しいとは思いますけども、総理もそうやって記者会見を伊勢からやるっていうこととか、あるいは安倍総理が来られて6回のうちの1回は、1月4日に通常国会召集であって、国会後1月5日に来られましたけど、その時もちゃんとぶら下がりをやってとかっていうようなことでご配慮いただいていると思いますので、まずはそこを大切にしたいと思いますけど、壁が高いのは間違いないです。
 
(質)でも本当は、まだ外堀埋めたぐらいで本丸じゃないじゃないですか。メディアから言わすと、例えば20分間の中で10分ぐらい総理が一方的に言いっ放しの年頭表明されて、それについての質問も無く、我々事前通告しているわけですから、それはそれでしょうがない面はありますけど、時間が限られてますから、ただかつては30分あって、しかも総理自身の年頭の長々とした表明はなくて、神宮参拝してという簡単な感想言われてあとはもう質問に入ったと。しかもその中で1問について幹事社が大体質問しますけど、その幹事社が二の矢、三の矢の質問が出たんですけど、今回全くお仕着せ会見じゃないですか、今回っていうか今のスタイルは。ここは知事としては不満は無いかもしれないですけど、メディアとしては多分あると思うんで、いかがですか。
(答)私からなかなかああいう総理のほうで主催されている会見ですから、申し上げる立場には無いものの、県内ではそういうご意見もあるということは関係の方にはお伝えしたいと思いますけどね。
 
(質)例えば100歩譲って、今の会見の仕切りっていうのは官邸の職員がやってますけど、かつてこれ前は、歴代総理がやっていた時は三重県の広聴広報課長が仕切ってましたよね。それからいくと内閣記者会と地元の記者クラブから出してるんだったら、少なくともあの仕切りの場には県の職員、広報課長も一緒に同席して県内分については、そこが紹介するというふうなスタイルってのもあるんじゃないですか。 
(答)いろんなスタイル、三重県政記者クラブからも半分通告をさせてもらってるわけですから、どういうふうな方法があるかは考えたいと思いますけども、関係の方と少し議論したいと思いますけどね。
 
(質)地方分権からいくとおかしいですよね。
(答)まあそうですね。
 
○元鈴鹿市長の訃報
(質)年末に鈴鹿元市長の衣斐賢譲さんが亡くなられましたけど、知事がさっきいみじくも2008年に経産省を辞められて政界に入られると、あの時の衆院2区の候補者選びで自民党2区支部の役員会で衣斐さんは佐藤ゆかりさんを推されて、知事はどっちかっていうと不利な立場立たれたと思うんですけど、そういう思いも込めて衣斐さんの亡くなられたことに対して何かご感想ありますか。
(答)本当に、ああいう事故という形でお亡くなりになられたこと、心から哀悼の意を表したいと思いますし、様々衣斐元市長に対するご評価もそれぞれあろうかと思いますけれども、私は2区の支部長っていうことに決まった後は、元自民党員としてご支援賜ったり、例えば尾身幸次元科学技術庁長官かな、とかとのお引き合わせをしていただいたりとか、そういうようなこともあったりしましたので、お世話になったと思っています。いろんなアイデアを、白子からの船とか、高速道路とか、いろんなアイデアを出される方でありましたので、そういうアイデアとかそういうのをおっしゃっていただくことなんかもしっかり胸に留めていきたいと思いますけどね。 
 
(質)葬儀は行かれるんですか。
(答)行かないです。今日のお通夜の直前に、ちょうどその時に重なる公務が鈴鹿ですので、直前に龍光寺にちょっと行って参ります。
 
 
 
 
                                   了

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