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知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成30年10月26日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

「UNICOM(ユニコム)2018 第3回大学生国際会議in三重」の開催(発表)

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・免震・制振オイルダンパーの国土交通省大臣認定等への不適合問題
・全国小中高、特別支援学校での2017年度いじめ認知件数
・プロ野球ドラフト会議で指名された三重県出身選手
・消費税10パーセントへの引き上げ
・小池東京都知事の全国知事会に対する発言
・東京大学のサテライト拠点設置
・フリージャーナリスト安田さんの帰国
・県立学校の教職員の不祥事
・田村元大臣の娘さんのTBSアナウンサー就任
・バスク州との協定締結
・ゲスタンプの松阪工場
・海外との連携
・産業振興ビジョン
・県議会の出前講座
・定期監査報告
・知事の出馬意向

発表項目

(知事)今日は1つ発表事項がありますので発表します。「UNICOM 2018 第3回大学生国際会議in三重」の開催についてです。伊勢志摩サミットのレガシーを次世代につないでいくため、今回で3回目となる「大学生国際会議in三重」を11月23日から25日までの3日間、紀北町と尾鷲市で開催します。この会議は、グローバル人材育成のメッカとしての三重県のブランド確立をめざすとともに、三重でしかできない体験や、地域課題についての討議を通じて三重県ファンをつくることを目的としています。第1回は南伊勢町と伊勢市で、農業と漁業の視察や体験、ふるさと納税に関する討議などを、第2回は鳥羽の答志島と伊勢市で、漁業の視察や体験、漂着ごみ拾い、海女漁の継承に関する討議などを行いました。今回は、世界遺産「熊野古道」と東紀州地域の主要産業である林業等に関して、10カ国29名の留学生を含む総勢57名の学生が、視察や体験、討議を行います。主な内容を紹介します。1つ目は、世界遺産「熊野古道」の歴史や保全活動についての視察・体験です。「熊野古道 語り部 友の会」の案内により「馬越峠」を歩き、「熊野古道保存会」の指導のもと、古道の保全活動を体験します。また、県立熊野古道センターを視察し、いにしえより巡礼者が伊勢から熊野をめざし、人々の生活の場でもあった、世界遺産「熊野古道」の歴史や文化的価値、地域の方々によって受け継がれている保全活動について学びます。2つ目は、地域の主要産業である林業や、県内有数の漁獲量を誇る紀伊長島港の街並みの視察です。林業の視察につきましては、紀北町で200年以上林業を営まれている速水林業の代表 速水亨さんから、豊かな山林に恵まれた東紀州地域で古くから地域に根付いてきた林業について講義を受け、同代表の案内により山林を視察します。また、地域を活気づける様々な活動に取り組んでいる「古道魚まち歩観会」の案内により、漁師町の風情を残す魚市場周辺を歩きます。なお、伊勢志摩サミットで各国首脳も訪問した伊勢神宮につきましては、主に県外の学生が訪問し、日本人の精神性の一端に触れていただきます。こうした視察や体験を踏まえ、学生たちは地域の現状や課題を学ぶとともに、グローバルな視点で討議を行います。討議テーマは、日本人学生と留学生、県内学生と県外学生が、それぞれのバックグラウンドを生かして議論できるよう、参加する学生たちが事前に話し合い、「世界遺産登録は環境保護につながるか」、そして、「林業の振興のために私たちに何ができるか」という2つを選定しています。伊勢志摩サミットで三重県から世界に発信したメッセージの1つに「多様な存在を受け入れる寛容さ」があります。県としましては、様々な国の学生たちが一堂に会し、視察や体験、討議を通じて、多様な価値観を受け入れる寛容性を身に付けていただく場にするとともに、三重の魅力に触れ、三重への理解を深めることで、参加者全員に三重県ファンになっていただけるよう、会議の開催に向けてしっかりと準備を進めてまいります。
 
発表項目等に関する質疑
○「UNICOM(ユニコム)2018 第3回大学生国際会議in三重」の開催(発表)
(質)幹事社からお願いします。ちょっと私、勘違いしていたんですけど、サミットの年にやった学生版サミットとは、これ別物ですよね。
(答)サミットの年にやったG7のジュニアサミットとのことですか。
(質)はい。
(答)ジュニアサミットとは別ですね。あれはG7の各国代表4人ずつが、高校生が来てやりましたんで。
(質)大学生のもありましたよね。
(答)大学生のやつは、1回目って翌年からやったっけ?
(答:戦略企画部)その年。
(答)その年か。その年、1回目ありましたけど。
(答:戦略企画部)学生が主催でやられたやつですか。
(質)はい。
(答:戦略企画部)三重大かどこかで。
(答)サミットの同時に?
(質)ええ。
(答)朴先生とかがやられたやつですか?
(質)それかな。
(答:戦略企画部)だと思います。
(答)それだと別ですね。これの1回目、同じ今回のKIP知日派国際人育成プログラム、KIPの皆さんとも平成28年度、サミットの年に、私がさっき第1回目はといった南伊勢町と伊勢市に行ってもらったやつのは3回目ですけど。同時に、あれはジュニアサミットの時に同時に長島で朴先生たちがやったやつかな。それだと、それとは別ですね。
 
(質)そうすると前にやったテーマの、ふるさと納税もですけれども、熊野古道とか林業って、むしろ何か日本の学生がメーンで話し合ったほうが充実するような気がするんですけれども、この留学生も交えてそれをやってもらうというところの狙いが、もう1つ分からないところがあるんですけど、そのへんはどう考えたらよろしいんでしょうか。
(答)一緒に共催するKIPさんからも前回の漁業とかのように、人口減少地域とか、あるいは一次産業とかですね、新しい未来の世代、次世代の子たちだからこそ、そういう部分のことも知ってほしいので、そういう場所で会議ができるようにしてほしいというリクエストもあって、議論をさせていただきました。今回29名のうち、例えば中国とかですね、ベトナムとかインドネシアとか、フランスとかいますけど、彼らの国でも林業普通にありますんで、実際、例えば中国なんか僕らヒノキを輸出しようともしてますし、向こうもそれで林業はちゃんとありますんで、そういう意味では、日本だけというよりは全般に、あとは林業から、業としての林業のみならず、森林というものを考えていくときに、さまざまな生態系とか、あるいは水源涵養、災害の防止とか、そういう観点もありますので、インドネシアなんかは最近、地震とか津波とかですけれどもありますんで、そういう持続可能な環境ということにおいても関係してきますし、温暖化問題とも関係してきますんで、そこは国内のみならず留学生の皆さんと議論することは一定意義があるんじゃないかなと思いますね。
 
(質)彼らの考えとか成果をどのように生かすお考えですか。
(答)もちろん提言したことを実現する、あるいは我々の何らか政策のヒントにしていくということももちろん大事なことなので、関係者に還元できるように伝えていきたいと思いますけども、むしろこの会議をやっているのは、伊勢志摩サミットがあってグローバルな人材を育成するフィールドとして三重県というのがありますよというのをいろんな人に知ってもらいたい、その実績の1つでもあるので、政策でヒントを得ることを主眼としているというよりは、むしろグローバル人材を育成するフィールドとしてのブランドというんですかね、そういうのの向上に三重県としては繋げていきたいということですね。
(質)で、ファンになってもらいたいということですね。
(答)はい。
 
(質)ちょっとごめんなさい。ずれるてるのかもしれませんけど、熊野古道のことをいろいろ世界の方に考えてもらうということですけど、私の個人的な印象なんですけども、和歌山側の本宮のビジターセンターみたいな所とか、山歩きとか、かなり外国の方が、熊野古道は高野山からの繋がりなのかもしれないんですけど、ファンの方がたくさんおられる印象を受けるんですけど、馬越峠とか松本峠とか八鬼山とか歩いていてもほとんど私、外国人の方に会ったことがなくて、せっかく同じ熊野古道なのに国際戦略という意味で和歌山側の方がずっと先行している印象があって、せっかくこういうことをやられるということで何か生かせるといいのかなと思うんですけど、そのあたりいかがでしょうか。
(答)熊野古道のあっちの本宮大社とか速玉大社とか、和歌山側と、うち三重県の伊勢路の外国人来訪者については、ちょっと手元に数字無いですが、貴方の実感だけでなく、ファクトとしても外国人少ないと思っています。でもせっかくの資産ですし、実際に和歌山でそうやって成功しているということもありますので、うちも外国人の方々に来ていただきたいなあということで、この1、2年くらいからですかね、アプリとかで多言語対応とかもしたり、あるいは語り部の人たちに外国語対応というのも育成なんかをしていますので、まだそれを大きく、外国人来訪者に来ていただくというというところまでは、爆発的な結果みたいなのはまだ出てませんけれども、思いとしてはそういう部分も結構皆さん持ってますので、今年度もそうですし、来年度もそういう予算を考えたいと部のほうは思ってるようですから、ぜひ今回のきっかけも外国人の皆さんが熊野古道伊勢路を訪れていただくきっかけにつなげることができればなぁとは淡く期待は持っています。
(質)そういう方向にディスカッションを、彼ら好きな方は2週間とかかけて和歌山の山を歩いたりとかヨーロッパの方とかされるみたいなので、そういう方向にうまく議論を持って行けるといいのかなと思いますけど。
(答)そうですね。県内の子もいますので、結果としてそういう方向に、先ほど言いましたような三重ファンになっていただけるようにということですので、ぜひ生かしていきたいと思います。私はこれ参加できませんけど、閉会式の時に渡邉副知事が行きますので、副知事からもそういう、三重ファンになって熊野古道伊勢路に外国人のまた仲間と一緒に来てほしいといようなことなんかは、ぜひ伝えたいとは思います。
 
(質)今回で3回目ということですが、過去の2回を経験したうえで課題とかがあった場合、3回目に生かしたこととかは。
(答)そうですね。前回課題とかあって、それを改善したこととかありますか?
(答:戦略企画部)これまで、どちらかというと県のほう、行政側のほうで視察先とかいろいろテーマについても主体的に決めることが、若干そういうきらいがあったんですけど、特に今回は、学生らにいろんな形で事前の準備も含めてやったほうがいいのではないかとかというような、KIPのほうからも助言をいただいて、かなり学生の代表の方といろいろ相談をさせてもらいながら、テーマ選定とか事前学習についても取り組んできております。そこが少し改善点ということになっています。
 
(質)これもう、来られる方、決まっているわけですけど、首都圏の学生さんとかどのようにアプローチされたんでしょうか。
(答)学生は、県外の人たちはKIPという団体で募集をしてくれてます。県内は県のほうから県内すべての高等教育機関に募集を7月に行ったという形になりますね。県外は8つの大学から、東大、慶応、早稲田、ICU、東京経済大学、東京工業大学、奈良先端科学技術大学院大学、明治大学、来てもらう方ですね。
 
(質)直接は関係のないことかもしれませんけど、開催成果を、と書いてありますけど、レガシーとは使わないのは何か理由があるんですか。
(答)え?どういう意味?
(質)発表資料で、普段レガシーという言葉を使っているんですが。
(答)冒頭、発表で、伊勢志摩サミットのレガシーを次世代につないでいくためと申し上げましたけど。
(質)言いました? そうかそうか。それとこの発表資料では開催成果となっとるけど
何か、ニュアンスの違いあるのかなと。
(答)分かんないです。僕、資料1個1個、筆入れてませんので。私今、冒頭一番最初に伊勢志摩サミットのレガシーをと申し上げましたけど。
 
(質)1回目と2回目って、どこで、いつ、時期と場所って。
(答)1回目は平成28年8月31日から9月3日までで、南伊勢町と伊勢市です。第2回は平成29年11月3日から5日で、鳥羽市答志島と伊勢市になります。
 
(質)人数とか規模みたいなんて、今回拡大しているとか。
(答)大体同じですけど、1回目が76人で、このとき留学生は19人、2回目は全体で73人ですけど留学生は31人。今回は57人で留学生29人ですから、まあ県内、県外のバランスと、日本人と留学生のバランスというのをうまくとりながら、人数を確定している感じですね。
 
(質)いつまでやるとか、どれくらい定期的にやっていくみたいな今後の計画は。
(答)これはKIPさんのお考えと、あとは県の、今回ちょうど3回目ですから、今回のこれまでの成果とか、今後どうしていきたいかというのを考えていくことになると思いますけど、まだ次回以降どうするかというのは決めていません。
 
その他の項目に関する質疑
○免震・制振オイルダンパーの国土交通省大臣認定等への不適合問題
(質)免震・制振オイルダンパーの件ですが、今日も会社のほうから説明に来られるということなんですけれども、県内への影響、知事のご懸念、今後の対応等どのようにお考えでしょうか。
(答)今回こういう事案が起きているということは、県民の皆さんの安全安心に関わることですので、極めて遺憾であります。県内でも14施設あるといことで、詳細な状況を早急に報告してほしいということを要請しておりましたところ、やっと本日、KYBの本社の執行役員の方とカヤバシステムマシナリーの三重工場長がお見えになるということですので、謝罪とご説明を受けるということでありますから、その状況をよく聞き取りたいというふうに思っています。国交省から施設については、使用されてても震度6強から7程度の地震に対して倒壊する恐れが無いというふうに聞いてますので、直ちに立入制限とかを行うような必要は無いとは思っておりますけれども、こういう状況が続くということは心配でありますので、ぜひ早期に説明をしていただいたうえで交換をしていただくなど、早急な対応を行ってほしいと思っています。加えて、三重工場で全量生産しているということでありますので、本社からの応援も受けて、その交換品などの生産なども行っているようであります。三重工場の操業のことも少し確認をさせていただきましたけれども、三重工場とかはですね、自動車向け油圧緩衝器ショックアブソーバーが収益の柱で、こっちのほうは自動車とか二輪車のこういう車両用の製品は、社内で調査し、不適切行為が無かったということですので、今回の不正のあった免震・制御装置用オイルダンパーがKYBの売り上げの0.6%ということでありますので、こういう工場の操業とかこういうのとかに影響がないことを祈りますし、注視をしっかりしていかなければならないなあというふうに思っておりますけれども、今のところ確認している状況はそういうところです。
 
 (質)伊勢庁舎は東洋ゴム工業の時もゴムを交換することがあって、そしたらまた今度ということなんで、製造業全体への不信がいろんな他の所でも出てますけど、伊勢庁舎で2回にわたって迷惑を受けたということに関してあらためて。
(答)東洋ゴムのやつは交換していただいたものの、こういう県の庁舎という場所において、あるいは災害時には地域の現地本部にもなっているわけですので、そういう所で利用する部品にこういうのがあったということは大変残念というか遺憾に思いますし、一部報道とかにもありましたけれども、どういう方々がお客さんでというようなことの、顧客に対する、別に誰がお客さんでも不正はあってはならないんですけども、やっぱりお客さんの状況とかよく見たうえで、お仕事をしっかりしてもらわなければならないなというふうに思いますし、我々がなかなかチェックする術もないんだと思うんですけども、こういうのが連続したということは大変残念に思いますね。
 
(質)先ほどやっと本日というご発言がありましたけども、説明が遅いことに対して一定不信感をお持ちなのかということが1点と、それから今、なかなかチェックする術がないということですけど、今回まさに不正の現場が三重県だったわけなんですけども、今回の直接の監督権限は国交省なのかなと伺っておりますけども、そもそも県として何かできることはあるんでしょうか。
(答)まず1点目のことについて、時期については、たくさんあったんでしょうけども、例えば最初に施設名もですよ、県有施設も国交省が言ってるから公表できないということをおっしゃいましたが、いやいや我々はそれは記者クラブの皆さんとの関係ではそれではなかなか持たないのでということで、翌日朝発表させていただきましたけれども、そういう対応なども含めてですね、やはりさらにそういう整理をしっかり示してほしかったなぁとは思います。今後の再発防止策、監督権限は国でありますけども、県でできることがあるのか無いのか、それも含めてよく状況を聞き取って考えてみたいと思いますが、どういう方法があるのか、私は、にわかに分かりませんので、国の状況とかも聞きながら県でできることは無いかというのは、県民の皆さんの安心とか安全に関わることですから、よく議論、研究してみたいと思いますけどね。
 
(質)もう少し一般的なことになるのかもしれないんですけども、神戸製鋼所も三重県に生産現場がある中で不正があって、他のところでも今、富士重工業であるとか、いろいろ製造業の現場でいろいろ検査を怠るというようなことがあったり、検査をごまかすというようなことが結構横行している。これはもともとそういうものがあって明るみになるような時代になったのか、それともモラルが低下しているのかは分かりませんけれども、そういうもう少し啓発的なことになってしまうのかもしれないんですけども、工業県である三重県として製造現場に対して何かできることというのはあるとお考えでしょうか。
(答)三重県で操業しているからそういうことが起こったということはないと思いますけども、それは社の組織の態勢だと思いますので、その因果関係とかは無いにしても、製造業が三重県の主要産業の一つであるのは間違いありませんから、我々自身も今コンプライアンスということで、しっかりやらなければというふうに思っている中でありますので、そういうこの企業の皆さんにコンプライアンス意識を高めていただくというようなこと、あるいは安全をしっかり重視していかなければならないということなどについては、やっぱりいろんな場面で啓発をしていくのは必要じゃないかなと思いますので、普段企業の皆様とお付き合いのあるような雇用経済部などでも、あるいは産業支援センターとかでも、よくそういうことを受け止めて、どういうことができるか議論、研究してほしいなと思います。
 
(質)つい今出ました関連で、東洋ゴムの問題も、ついこの間入れ替えが終わったばかりで、今回のこの件についても大分時間がまた入れ替えなり取り換えにかかるのが予想されるような気もするんですけど、あらためて今日知事は午後の面会に立ち会われませんが、少なくともこういうことは求めたいとか、言いたいことをお願いします。
(答)まずこういう事案が起きてしまったことに対する謝罪はしっかりしていただきたいということと、それから今回の不適切であった部品の早期の交換ということについては、早期対応ということはお願いをしたいというふうに思いますし、あと三重工場ということでありますから、三重県の地で操業を行っておられるわけですから、そういうこのコンプライアンスの徹底ということは、再発防止ということはぜひ求めたいと思いますし、あとは操業とか雇用とかへの影響が無いようにしてほしいということは申し上げなければならないとは思っています。自分から求めたいというかお話するべきこととしてはそういうことだと思います。あとはいろんな民間の施設とかもありますので、そういう所に対しても行政だから何か丁寧に対応するとかじゃなくて、民間の皆さんも同じく同様に丁寧に早期に誠意を持って対応してほしいと、そういうことも求めたいと思います。
 
(質)関連の質問になるんですけども、知事が早期対応をお願いしたいということなんですが、これだけ全国にたくさん不正の装置があると会社の優先度の違いによっては、かなり遅くなることもあると思うんですけども、例えばその南海トラフ巨大地震が懸念されるような地域では、早めにしてほしいとか、どういうふうな優先度を持って対応してほしいとか、そういうことは考えていらっしゃいますか。
(答)私としてはもちろんそういう懸念もありますんで早くしてほしいと思いますけど、何か三重県だけを先にやってくれというのは、なかなかそれは難しいと思うので、むしろ全体が早く進むように本社で人員をしっかり対応するとか、そのラインの調整をしっかりやるとか、たくさんラインを動かそうと思ったらその勤務体制も重要だと思いますから、そういうところで知恵を出すとか、全体が前にしっかり早く進むようにしてほしいというふうに思います。なので何というか、うちだけ早ければいいということでは多分ないと思いますし、そういうのを求めるよりは全体が早くなるということを期待したいです。
 
(質)今回以前のところとして津にそういう日本で大きなシェアを持つ工場があったということで、一般的にイメージしてカヤバシステムマシナリーなりKYBに対してこれまでの三重県への貢献とかどういうふうに知事思っていらっしゃるのか。
(答)僕が直接あんまりお会いさせていただくこととかはなかったんですけども、そういう先ほどの自動車とかのところで、県内や県外を含めた自動車メーカーとの関連の中で、自動車産業を一定支えていただいてきたということはあると思います。そういう技術を生かしてのこういう制震・制御装置だったのかなと思いますが、県の経済との関係でということではそういう自動車産業とのというほうがどっちかというと強かったですけどね。
 
(質)三重工場を訪問されたことはないですか。
(答)ないと思いますね。
 
○全国小中高、特別支援学校での2017年度いじめ認知件数
(質)児童、生徒の問題行動について昨日発表がありました。全国でいじめが増加しているという一方で、県内については減少という状況が分かりまして、一定対策の成果というふうにも見えるんですけど、県教委にお話を聞くと今年の上半期、今年度の上半期なんかは増えていると。どのように見ますか。
(答)私の立場からは、あるいはその我々としてはきっちり認知をすると、しかも早期にやるということが大事ですので、認知件数が減少したということを手放しで喜ぶというよりは、むしろ危機感を持って認知をすることの漏れがないかとか、組織的対応がちゃんとできているのかということを、もっときっちり現場で考えてもらうということが重要じゃないかなと私は思っています。ですのでこれが本当に子どもたちが、その命を大切にする教育とかいろんなことで、そういういじめ自体が本当に減ってきているということであるとするならば、良い点もあるのかもしれないですけども、私たちは常にこういう子どもたちの人権に関わるいじめという危機に対して抜かりはないか、漏れはないかそういう視点で立っていることが大事だと思いますので、今回認知件数が減少していても、認知漏れがないか、早期にもっとできることはないか、そういうふうにしっかり検討したいと思います。加えてこうやって認知しているものを早く解消し、子どもたちが安心できる環境で、学校生活を送れるようにするという、この認知したものへの対応という、これがたくさんの数あるわけですから、それをしっかりやっていかなければならないと思っていますし、あと今回の傾向としましても、小学生とか低学年化しているというのもありますので、そのいじめとか多いような警戒する学年だけじゃなくて、組織全体としてこういういじめの認知や対策ということに気を引き締めてあたってほしいというふうに思いますね。
 
(質)今回の調査でもう一つのポイントが、不登校が増えているということで、これは全国的にもそうですし、県内でもそういう傾向が見られました。これは今後の課題だと思いますが、どのように思われますか。
(答)とりわけ小学校6年生から中学校1年生に変わっていく環境が変化する場面において不登校になるという傾向が全国的にも多いというようなことが見られていますので、ぜひ環境変化の時に、行政もそういうこう、小中だったら公立だったら同じ教育委員会ですけども、やっぱり組織としてのしっかり引継ぎとか、気になる子どもの情報についての対応の引継ぎとか、そういうのを丁寧にやることで子どもたちが安心して通っていけるように、あるいは家族で何か課題があるとするならば、その家族とかへの丁寧な対応というのを市町と連携してしっかりやっていかないといけないなと思います。ですので、その環境変化に、より気持ちを馳せて引継ぎなどの対応をちゃんとやるということが大事だと思います。
 
○プロ野球ドラフト会議で指名された三重県出身選手
(質)昨日プロ野球のドラフト会議でコメントもいただきましたけども、県内から四日市出身の伊藤君ですとか、菰野の田中投手とか入りました。激励の一言をお願いします。
(答)今回全国的には根尾選手とか吉田輝星選手とかが注目を浴びていたわけでありますけども、我が県出身者で4名もドラフトに掛かったということで大変喜んでいます。僕が知事にならせていただいた頃は、甲子園でも一回戦なかなか勝てないというので、どうなんやというのをよく言われたことがあったんですけども、今甲子園などでも活躍してくれていますし、また県内の高校じゃなくても、いろんな全国にいて三重県出身の子たちが頑張ってくれたり、今回の特徴でもありますけど、ボーイズリーグ出身の子たちがすごい頑張ってくれているというのもありますので、そういうこれからも先輩たちの後を追いかける子どもたちに夢が与えられるようなその競技の裾野をというんですかね、そういうのを広げていく努力をしっかりしていきたいなと思います。そして何よりその今回ドラフトに指名されたメンバーの後に続く後輩たちが楽しみにしているのは、今回のドラフト指名されたメンバーが活躍することだと思いますので、ぜひ厳しい世界だと思いますけど、大いに活躍してほしいと思いますし、我々も全力で応援したいと思います。特に立正大学の伊藤裕季也投手なんかは、今回東都リーグでMVPも取ってベストナインにも選ばれていますので、去年同じ四日市出身の東、ピッチャー1位で左の、立命館から行っている子もいますから、先輩に倣って頑張ってほしいと思いますし、菰野の田中君も去年広島に育成で岡林君かな、行ってますんで先輩と共に三重県の旋風を巻き起こしてくれるとありがたいと思います。
 
○消費税10パーセントへの引き上げ
(質)税のことについて幾つか伺います。まず消費税のことなんですけども、来年10月の10パーセントへの引き上げのことについて安倍首相もまた表明をされたわけなんですけども、未だにまた再延期があるんじゃないかという説もくすぶり続けております。また増税に伴う還付もどうするのかと、さらに8パーセントの税率を変えるといろいろと混乱も起きそうだという観測も出ておりますけども、そのことについて消費税についてお話を伺えますでしょうか。
(答)社会保障に関する財源を確保するという観点で、消費税10パーセントへの引き上げということについて、総理が表明されましたので、そこについては確実に実行をしていただくということが大事なのではないかというふうに思っています。一方で今まさに貴方からもありましたとおり、増税に関する経済的な影響、需要の低迷、そういうことなどに対する対応というのはしっかり取ってほしいと思います。前回の8パーセントに引き上げた際も、私この5月に国に提言した時にもそういう表を見せましたけども、東京よりも例えば三重県津市とか岐阜市とか地方のほうが需要などの下落が大きく、かつ回復が遅いという傾向にありますので、そういう影響を地方においてあるということを十分認識したうえで、対策をしっかり取っていただきたいというふうに思っています。一方でその経済対策もいろんなコンテンツ、内容が施策が議論されているようですが、地方財政への影響が無いようにしていただくということは大前提だというふうに思っていますので、難しい方程式かもしれませんが、しっかり10パーセントの引き上げをしながら経済の活性化、とりわけ地方に目配せをしていただいたうえで、地方財政への影響を無しということでやってほしいと思います。
 
○小池東京都知事の全国知事会に対する発言
(質)また税について続けるんですけども、東京都の小池知事が地方法人課税のことについて、全国知事会が地方との格差を、偏在を是正するための提言をまとめているところ、小池知事のほうは一方的だという批判もしながら、なかなか東京都のほうと地方のバランスについて難しい調整が知事会の中でもあると思うんですけども、それについてはお考えいかがでしょうか。
(答)一部報道であったような小池都知事のご発言自体については、私その場にいなかったのでコメントを控えたいとは思いますけれども、前回の夏の全国知事会、北海道でやった全国知事会などにおいても、あるいはこれまでもそうですけども、地方法人課税の譲与税の今度廃止される部分については、東京と愛知県と大阪とそれ以外の自治体ということで意見が割れている状況ですけども、我々としては東京一極集中の是正、あるいは税源の配分、地方への税源の配分、そういうことについて重要であると思っていますから、我々としてはそういう主張をしっかり続けていくということだと思います。東京都さんも東京都さんでお立場があるので、そういう主張を続けられるんだろうとは思いますけれども、全体的な中でよく最後意見の調整を図っていただければと思いますけどね。
 
○東京大学のサテライト拠点設置
(質)2つお願いします。7月の定例会見で出たと思うんですが、東京大学の地域未来社会連携研究機構のサテライトが県内どこかの所に、研究拠点ですかね、設けたいよということで、あの話何か動きがあればと思いまして。秋までに大学のほうが決めると知事おっしゃっていたものですから、どうかなと思いまして。お願いいたします。
(答)今度11月23日に四日市で五神総長をお招きして協定締結、それからシンポジウムを開催させていただきますけれども、どの場所に選定するかということについては、もうほぼほぼ絞られているというかボールは東京大学にありますので、近いうちに確定していただけるんだというふうに思いますけれどもね。我々としては一定の複数の選択肢を示している状況です。ボールは東京大学にあります。
 
○フリージャーナリスト安田さんの帰国
(質)フリージャーナリストの安田純平さんが、3年間以上の拘束を経て解放されたと。ちょうどお年が44歳で知事と同い年ということで、学年はあれなんですが、1つ違うんですが、3年間の時間を、そういう厳しい、地獄と言われていましたけども、過ごされた。知事のほうから何か、お気持ちかあればお聞かせいただければと思うんですが、いかがでしょうか。
(答)まずは、拷問とかあったり命の危機を感じるつらい厳しい3年間だったと思うんですけれども、とにもかくにも命がご無事で帰国されたということは良かったというふうに思います。やはり、そういう過酷な状況におみえでしたので、PTSDとかの心配もあろうかと思いますから、ぜひしっかり医療的ケアを、無理せずしっかり取られて、その後、それから十分にそういうのがなされてから、ゆっくりいろんな対応をされたらいいんじゃないかなというふうに思います。あとはご家族のことを、安田さんご本人もそうですし、ご家族の側もそうだと思いますけども、私、安田さんお子さんはいらっしゃらなかったんじゃないかと、ちょっと覚えていないんですけども、私も例えばそういう、こう家族と過酷な状況で引き離されるというようなことであれば本当につらいですし、ご家族も本当につらい思いをされたと思いますので、無事に戻られたことをご家族の方も大変喜ばれていると思います。とにもかくにも、ご無事だったことは、お喜び申し上げたいというふうに思います。
 
○県立学校の教職員の不祥事
(質)今週の教育委員会で、津市の中学校教員が、飲酒運転をしたことについて懲戒免職の処分になりました。それから同じ週に、県立高校の商業高校の、駅伝で実績のある監督の先生、県のチームのコーチもされていたと伺っておりますけれども、そういう方が盗撮で逮捕されました。この種の問題は、なかなか、下部とかで伺っていても、なかなか組織として対応できるというのは難しいなというようなことは本音では伺いますし理解もできるんですけど、とはいえ、教育委員会、いろんな意味で不信が続いていて、また非常に情けない逮捕事案が続いたということなんですけども、あらためてその辺り受け止め、それから組織としてできることがあるのか、お聞かせいただけますか。
(答)情けないですね。こういう子どもたちにさまざまな人生のこととか生きていくことについて、あるいはルールを守るということについて、教える立場の教員において、そういうことが発生しているということは、残念を通り越して、情けない、恥ずかしい、本当に申し訳ない思いでいっぱいです。教育委員会とはいえ、同じ県行政組織ですので、県民の皆さんのそういう信頼を損ねていることを、本当に申し訳なく思いますし、お詫び申し上げたいと思います。個人のモラルのところだから組織として対応が難しいというふうに、匙を投げることなく、日頃からしっかり警鐘を鳴らし続け、そして仲間でコミュニケーションを取り、しっかり精神的な自立、モラルを維持するということを、みんなでやっていくということが大事だと思いますので、ぜひ学校現場、あるいは教育委員会、学校の先生方の縦横のいろんな繋がり、そういう中で警鐘を鳴らし続け、信頼回復のためにみんなでこの難局を乗り切っていくんだと、こういうことをないようにしていくんだと、そういう取組をぜひしてほしいと思います。私はやっぱり、組織としてはそういう警鐘を鳴らし続けたり、みんなが繋がってコミュニケーションをしっかり取って、軽はずみな行動などしないようにしていく、あるいは年齢が上がっていく、あるいは影響力のあるポジションになっていく教諭など、それに驕ることなく職務や日頃の生活にあたるような組織風土というのが大事だと思いますね。
 
(質)この問題はどちらかというと個人の問題であって、それでも重要なことだとは思いますけども、前回か前々回も同じことを聞いたと思うんですけど、教育委員会としてはやっぱり、障害者雇用の問題に関しては、最初調査しないと言ってみたり、明らかに全部自分たちの都合のいい方向に数字が変わっているのに全部単純なミスだということを言い続けたり、それ以外にも小さいことですけども、先々週くらいに相可高校でミスがあったり、給食の混入なんかも最近あったということを伺いまして、小さなことを含めると、教育委員会、なかなか不祥事が止まらないという印象で、その中で、もちろん努力はされてるでしょうけど、外から見た時に、教育委員会を変えますというようなアクションなり、もう少し見えるアクションを県に対して示されたほうがいい段階なのかなという気もして、そのことが特に見えてこないんですが、そのあたりいかがでしょうか。
(答)おっしゃるとおりですね。今回まさに、そういう事案が相次いでいることは、本当に残念ですし大変遺憾に思いますし、県民の皆さんに申し訳なく思います。それぞれの事案、例えば相可高校のメールのこととか、給食の異物混入とかそれぞれについては、チェック体制や再発防止策というのを検討はしていると思うんですけども、全体としての組織風土であるとか、県民の皆さんへの信頼回復のためにどうするかということについて、非常に重要なポイントだと思いますので、今回障害者雇用のことをきっかけに、知事部局も、また教育委員会も拡大で含めていきますけれども、第三者の皆さんから、組織のことについて、こういうことが起きないように、不適切な事務とか不祥事とか起きないようにするためのご提案を年度内にいただきますので、それを踏まえてさらに、教育委員会としてどういうふうなアクションを起こしていけるのか、よく考えてほしいと思いますし、私もしっかり議論をしていきたいというふうに思います。
 
○田村元大臣の娘さんのTBSアナウンサー就任
(質)TBSのアナウンサーに、田村憲久議員、元大臣の娘さんがなられまして、4月から入られまして、番組を持たれ始めたものですから、知事のほうからエールというか、いただければと。
(答)対外的に公表できる前に、内定をなされた頃に教えていただいて、私どもも大変嬉しい気持ちでありました。上智大学の新聞部で頑張っておられましたので、ぜひそういうところでの培った経験とかを発揮してほしいなというふうに思います。そして、非常にご家族仲がいいので、この前も関西三重県人の集いにご夫婦で田村代議士お見えになった時は、アナウンサーになられた娘さんも一緒に大阪に来て、家族3人でお泊りになられてお過ごしになられたということですので、家族の温かさとか、そういうところで培われた明るさみたいなのがテレビの中で前面に出るような、そういう活躍をしていただけるといいんじゃないかなというふうに思います。私たちも画面を通じて、たくさん田村さんの顔を拝見できるのを楽しみにしたいと思います。
 
○バスク州との協定締結
(質)先日、バスクの大臣の方がこちらに座られた時に、経済政策に関して技術革新を重視するという点は共通だという中で、平等というものは非常に重要なファクターであって、平等を維持しながら経済発展をしていく、経済発展と公正平等というものは両立するんだということをおっしゃられて、非常にヨーロッパの政治家らしい発言だなという印象を受けまして、知事を含め日本の政治家の方が経済政策を語られる時に、知事の場合もやはり「チャンスをつかみ取ってほしい」と「頑張る人を支えていきたい」というようなことを、政治哲学の基本的な違いというのも少しあるのかなという印象を受けはしたんですけれども、目指される方向は一緒だということをここでもおっしゃっていましたけども、そのあたり経済施策をされる中での平等というものの考え方ですね、それに対して何か知事の思うところがあれば教えていただければと思うんですけど。
(答)平等というのは、平等公平というのは当然、大事なことなので、例えば我々が三重県で行っている産業政策でも、例えば最近事業承継みたいなことは力を入れて申し上げさせていただいていますよね。それは単に好調な企業だけを応援しようというよりは、意欲もあって頑張っていこうとしているけれども後継者がいなくてという人たちのセーフティネット、あるいは技術や雇用のセーフティネットみたいなことも大切にしようというふうにしておりますので、何かの軸にだけ偏る経済政策というのは多分ないと思いますので、平等公平というのが大事だというのは、全く同じだと思います。なので何か政治哲学が違うとか、そういうものというよりは両方、例えば正三角形があって、高さを伸ばしていく、強い成功モデルを伸ばしていくというのも大事だし、底辺を広げていく、裾野で底上げしていくセーフティネットみたいなこととかも大事だと思いますので、そこはあんまり、相違はないんじゃないかなというふうに思いますけどね。まあ無いと思いますけど、努力を自らしないのに楽に何か利得を得たりとか、そういうことがシステム上、仕組み上、OKになるような政策、いわば悪平等みたいなやつは、それは多分彼らも是認してはないと思いますので、そういうのは我々もダメだと思いますけども、チャンスをなかなかつかみ取れない、あるいは少し困っているところをセーフティネット的に対応するというようなことでの平等とか公平というのは大事だと思いますけどね。
 
(質)ただアピールする、特に力点が少しお二人は違うのかな、もちろん目指される部分が共通だ、一緒だとすると、これは個人的な印象なんですけど、知事のその、サミットを含めチャンスだ、チャンスをいかにつかみ取ってもらうんだという言い方というのが、時にそちらの、トップを伸ばすことを力を入れてらっしゃるのかなという、まあちょっと神学論争のような感じがするかもしれませんけど、印象は受けるんですけども。
(答)印象なんで、それは受け取る側の自由ですから、私は何とも申し上げないですけども、私どもがやっている産業政策を見ていただいても、今申し上げたようなセーフティネットのところとか、平等とかを大切にする政策もたくさんあるので、まして僕が何か成功モデルだけを、良いものだけをチャンスをつかんでいこうとしているということは、無いと思いますね。例えばサミットのチャンスでも、大きい大企業とかだけがつかんでいこうというのではなくて、例えば今回もあおさが伸びたりとか、大台町でやってるわさびの西さんのところが伸びたりとか、そういういろんな小っちゃいところでも、頑張っている皆さんに平等に公平にいろんなチャンスをつかんでほしいなということなので、むしろお互いの、バスク自治州の人たちとの、お互いの政策の隅々まで検証して対立軸が見えるような段階ではまだないとは思いますけどね。
 
 
(質)第二さんよろしくお願いします。
 
 
○ゲスタンプの松阪工場
(質)5問聞きたいのでよろしく。
(答)珍しいですね、最初に問数を言っていただくのは。
 
(質)時間を見ながらやってますので。
(答)なるほど。
 
(質)昨日、ゲスタンプの松阪工場、完成されましたけども、基本的にあれの挨拶の中で知事が、県の立地のモデルになる、あるいは日本の立地のモデルになるかもしれないみたいなことをおっしゃって、ある意味歴史的意義があると。そこまでおっしゃった部分というのを、もう少し深く掘り下げた意味付けと、それとゲスタンプ社への今後の期待みたいなのを。
(答)今回の誘致というのは非常に、1つ特徴は、多くの関係者で協力したということと、そしてそもそものきっかけや力を入れてくれることになったのが、これは三井物産が非常に頑張ってくれた部分があるんですけども、三井高利のご縁があるのでということを、三井関係者がだいぶ何回も言っていたので、歴史や時間軸との関係も作用した余地があったという、そういうことなんですね。1つ目の多くの関係者がというのは、もちろん県もそうですし、市もそうですし、JETROもそうですし、スペインの大使館もそうですし、三井物産もそうですし、あるいは、あそこの土地を開発するのに、あれだけの広いのをあのスピードで造成してもらうのすごい大変だったと思いますが、その関係の皆さんとか、そういうことを含めて多くの関係者が一致団結して取り組んだ誘致というのが、やっぱり1つのモデルじゃないかなというのと、2つ目はさっきも言いましたように、三井ということのご縁があって、来ることができたということだというようなことだと思います。それから、あとは誘致のモデルということは、歴史的というのは、ゲスタンプの持つ軽量化の技術というのが、間違いなく大手自動車メーカーの今後の飛躍に繋がるというふうに思ってるんですね。これから電気自動車が増えてきたりしても、内燃機関がどういうものであったとしても、車の至上命題は硬くて軽くする、その軽くするというのは燃料を少なくするということでもありますので、安全で軽くするというのは非常に重要な要素ですので、その技術を世界最先端の技術を持ち合わせているというものが、日本全国の自動車メーカーに波及する可能性のある技術を持った企業が来たということも、歴史的な重要なポイントであったというふうに思っています。ゲスタンプへの期待は、そういう軽量化技術を、しっかりたくさんの自動車メーカーと取引を拡大して埋め込んでいっていただくとともに、長くこの地で操業していただき、そしてたくさんの地元の雇用をしていただきたいなというふうに思います。
 
(質)今のところとりあえず表に出てるのが約52億円の投資で、雇用人数が現地60人だっけ。で、副社長の挨拶の中で、敷地の大きさといって、9千平米の工場を作ると。それはもう、今の52億投資のプラス60人雇用の、というふうなことがもう1つあると考えたらいいですか。
(答)そうですね。今のには含まれてないと思います。52億とか。内数じゃないです。
 
(質)ということは、例えば別個に第2工場みたいなのができた時に、またそれは増えるということですか。
(答)その可能性はあると思います。事業の拡大は念頭に置いていると、我々も当初から聞いてましたので。
 
(質)あとセレモニー前に、三井商事の佐伯会長でしたか。会長。
(答)ああ、三井物産の会長。
 
(質)それとかゲスタンプの会長とかも多分一緒になられたと思うんで、そこで何か出てる話って何かあるんですか。今回のことでも。
(答)今回のことというよりは、プレゼント交換と雑談してたのが多かったですけど、スペインに来てくださいというのはだいぶ言われましたけど。バスクの皆さんとかもそうですけど、だいぶ言われましたけどね。あとは、三井物産の会長とは、浅井農園も三井物産が出してくれているので、会長からは「同様の事業を他県でもやってるけれども、浅井君のところは利益も上がってるし極めて順調なので、非常に情熱を持ってやってくれてる、ああいうモデルは、すごい我々としてもありがたい。」というようなことは、会長からはお声掛けいただきました。あとはそうですね、前日名古屋にお泊りになられたと言ったので、「それはダメですね。」というお話を私から。「三重県にお泊り下さい。」というお話とかをしましたけども。
 
(質)ゲスタンプ社ができて20年ですよね。会社概要とか読むと。元々がプレス工場で、それが世界的なある程度シャーシとか車体とか、そこのメーカーになったっていう、しかもスペインじゃないですか。これがドイツとかフランスとかイタリアとかならある程度分かるんですけど、そのスペインであのプレス工場起きて、そこで今世界展開してると。この急成長の理由みたいなのは何か把握されていますか。
(答)基本的には、いろんな会社のノウハウとかを取り入れてきたとか、あるいは行政の支援があったかは分からないですけど、いずれにしても、今回来たリベラス会長のグループ全体としての経営手腕だとは思いますけどね。チャンスをしっかり掴んでということだと思いますけどね。
 
○海外との連携
(質)関連してバスク自治州でしたっけ、産業協定されて、県の場合は例のバレンシアもあるじゃないですか。バレンシアは産業提携してなかったでしたっけ、どちらかというと文化協定的な感じ。
(答)そうですね。友好協定みたいな感じでしたね。
 
(質)ここは一応切り分けてるっていう感じですか。
(答)そうですね。機能、目的が違うっていう感じですね。
 
(質)バレンシアは前、数年前かな、向こうで提携何十周年かがあって、一応三重県からもって要請があったけれども、そこはされなかって、どっちかっていうと、今はボツ交渉ではないけど、関係は薄くなってるじゃないですか。ここのところ、知事の海外戦略としてはあえてスクラップアンドビルドはやらない?まあ続くものは続くと。
(答)そうですね。バレンシアについてはいろんな、当初協定を結んだ時と向こうの政権などが代わって、三重県だけじゃなくて全体的な友好のあり方みたいなのが変わってきていて、あんまりそういうのを積極的にやろうという状況ではないようでありまして、あれ協定25周年か20年か何かの時にバレンシアと三重県というよりは、ジャパンのPRフェスティバルみたいなのがあるので、そこにブース出展してくれみたいなので、ブース出展はしたということでありますけども、こっちから願い下げですわとか、協定別に切りに行かなくても実態としての状況を重視するっていう形で今は採ってますけどね。例えば、いわゆる友好提携って4つあるうちの3つはそれぞれ定期的に向こうの思いもあって、こっちもコンテンツもあってやれていますけども、バレンシアの場合はそういうのもちょっとそもそも見つからないっていうのもありますので、産業などで実利が特に、今回多気町はサン・セバスチャンとやったりしますので、ある方を重視しているということですけどね。
 
(質)要は続けてても、金がほとんど掛からないっていうのはそのまま放置するっていうことですね。
(答)だいぶ貴方的言い方ですけど、要は何ていうか続けていってですね、何かそれを断ち切るためにいろんな業を施さずとも別に現状がある中でデメリットは無いというそういうことですね。
 
○産業振興ビジョン
(質)産業全体に関することですけど、この前東京で産業振興ビジョンの中間報告出たじゃないですか、案が。あれご覧になって、知事が一番注力された部分と期待される部分とはどこですか。
(答)あれのキーワードになっているのは2つあって、1つは組み直しっていういろんな、要は連携はちゃんとしていきましょうっていうことなんですよね。今回さっきの浅井君とこみたいな農業とデンソーみたいなんとか、あるいは伊勢のゑびやのところの老舗食堂とAIみたいな、そういういろんな組み直し、連携をいろいろやってみることで新しい付加価値を生んでいこうということが1つと、もう1つは若者が躍動すると書いてあるんですけども、これは委員の皆さんの強い思いもあって、やっぱり若者の県外流出が続く中で、1回外に出てもまた戻ってきて三重県で頑張ってほしいなあという、そういう若者が魅力的に感じるそういう働く場を作っていこうじゃないかっていうことですので、その2点については私も共感をしたところです。加えて、あんまり強い議論にはなりませんでしたけれども、今回、中小企業、小規模企業の事業承継のこととか、そういう中小小規模企業のサービス産業の生産性の向上とかそういうことも書いてあるので、そういう地域に根差した企業の発展ということも力を入れていきたいと思いますね。
 
(質)2030年頃、要は12年後、まあ約10年後の産業の姿っていうのが書いてあるじゃないですか。その中で第4次産業革命の対応と、あとアジア経済圏の一翼を担うっていう項目ありますよね。これ本当にできるんですか。
(答)どういうことですか。アジアシフトのことですか。言葉は別にしてもですね、中国、インドを含めての経済の重点がアメリカやヨーロッパだけというより、欧米というよりはアジアにシフトしていっているという現象を取らまえて、そこをしっかり関係を強化したり、連携した、視野に入れた産業政策っていうのは大事だねっていうそういうことですね。
 
(質)これ5年とかじゃなくて、10年っていうちょっと長めのスパンを置いているのはなぜなんですか。
(答)今回は特に産業の変化が激しいこともあって、前回の産業振興戦略のような細かい事業をいっぱい書くんじゃなくて、方向性を取りまとめるものにしようと。そうだとすると、うちの例えば三重県民力ビジョン第二次行動計画とか、観光の計画とかも4年だけど、むっちゃ細かい事業を書き込んでいる計画がたくさんあるじゃないですか。なのでそれが5年、6年経ったらば、別にそれでも細かい事業書けるんじゃないのと思ったので、むしろその変化が速いので全体的な方向を見定めるまとめ物にしようということから、ちょっと10年という形でやったということですね。
 
(質)10年後も知事が、知事があって面倒を見ているという意味じゃないですね。
(答)全然違いますね。
 
○県議会の出前講座
(質)総合教育会議の主催者の立場でお聞きしますけど、これは議会マターだからという話じゃなくてですね。県議会で今その出前講座、高校に今回は出向いてのちょっと不適切発言等があって、ある意味現場は一部混乱してる部分もあるし、それと議会の側も混乱していると。これを総合教育会議の主催者の立場でどのように感じてられるのか。今後そういう、できたらそういう主権者教育については、もう少し客観性を保ってほしいとか、何かお考えはありますか。
(答)総合教育会議を主催している立場ということであったとしても、議会がどういう対応するかっていうのは私の、総合教育会議の主催する立場ではありませんので、むしろ総合教育会議を主催する立場としては子どもたちに主権者教育がどう届くかということが大事だと思いますので、実施に当たって学校現場において中立性とかルールに基づいた主権者教育をやるっていうことは徹底してほしいと思いますし、またあるいはそういう機会はこういういろいろあったとしてもしっかりルールや客観性、中立性を担保しながら子どもたちに主権者教育が届く機会が減じられるようなことは無いようにしてほしいと思いますけどね。
 
(質)知事は今回の事象を報道ベースかもしれないですけど、ご覧になった時にちょっとやっぱり適正、適格性は欠いているなと、適正欠いてるなというふうな感じはあるんですか。
(答)今回の事案というのは廣議員のことですか。
 
(質)山本議員もそうです。
(答)なるほど。芳野さんのではなくてですね。発言の内容がどうこうというよりは、議会の広聴広報会議で中立にやるというルールがあったとするならば、それを守っておられないというのは少し問題があるのかなというふうに見てますけどね。
 
(質)なるほど。一方で、議長が16日の代表者会議で今後その出前講座という枠組み以外でも高校とかに出向いた時は、議員がですね、ある程度事前の打ち合わせと事後の報告を求めるっていう、教育委員会を通じてっていう話ですけど、これ見方によっては政治介入というふうな捉え方もできるわけで、実際問題、前川前事務次官が名古屋の学校に行って講演をした時に、自民党の国会議員がそれを求めて、野党が大騒ぎしたじゃないですか。それからいけば似たような形があるんだけど、それについては見解は言えないですよね。
(答)そうですね。
(質)分かりました。
 
○定期監査報告
(質)あと監査報告ですけど、全協でおとついやってですね、知事も当然ご覧になって、監査委員事務局だから独立部署とはいいながら、人事含めて全部知事が負っておられて決められておりますけど、この監査報告について何か知事のご見解ありますか。
(答)今回出された監査報告ですか。
 
(質)はい。定期監査ですね。
(答)定期監査については、毎回ご指摘いただいているような経理事務のミスとか、あるいは事務処理のミスなどで、その部署で起こったものを横に展開していれば防げるようなものとかもやっぱりたくさんあったと思いますので、そういう意味ではその監査をしていただいてご指摘を受けたことを生かすということにおいて、まだまだ我々として不十分なところがあるんじゃないかなあと思いますね。
 
(質)それは1つの受け止め方ですけども、私が引っ掛かってるのは、少なくとも障がい者雇用の問題がありながら、9月26日までの部分で監査しているのに、1月22日から9月26日の部分を監査対象にして挙げてる監査報告にも関わらず、障がい者雇用の算定ミスについては何も触れてないんですね。まあ2行ばかり触れてましたけど、その対策も無いと。そういう県OBが代表監査人でやってる監査っていうのは、逆に言ったら見直さなきゃいけないのかなっていうのもあるし、2年後に地自法改正で内部統制の問題もあるじゃないですか。それからいった時に今回の監査報告照らし合わせて、知事はどのようにお考えかなあと。
(答)障がい者雇用のことが指摘に無かったことについては、監査の事務のスケジュールとか、我々アンコントロールなのでちょっとコントロールできませんから、そこは彼らが入れなかったことについて、我々はご指摘いただいたらそれをしっかり受け止めるっていうことでありますけど、それが入ってこなかったことについてはちょっと私からはコメントできないと思いますけれども、一方で、代表監査人が県OBだからっていうことがそれと因果関係があるかどうかっていうのはちょっと分からないですが、いずれにしても新しくできる内部通報制度などで、新しい制度が有効的に機能するようにどういう仕組みや人事にしていくかというのはこっちの方としても、しっかり考えないといけないとは、その準備も今いろいろ総務部中心に議論させてるところです。
 
(質)だから代表監査人が県OBだからって、どこの市町村も含めて他県も全部そうなんですけど、逆に言ったらそこを普通の県民等とかは含めれば甘いんじゃないかみたいな話もあるし、実際問題今回の定期監査においても、データ放送使う分について30年度に終了するにも関わらず、そこについての総括は何にも無いじゃないですか。これは代表監査人がかつて戦略企画部長でそのデータ放送を取り入れたっていう対応もあるのかもしれないし、そういう色眼鏡っていうのはいくらでもかけられるじゃないですか。それというのが本当に単なる形式的な監査なのか、本当に県民にこういうもの示して行政監査をやって、それを県政の前進に繋げるというふうな意味があるのか、そこのところからいったら、ちょっと違う感じがするんですけど。
(答)今回の監査がということよりも、今貴方おっしゃったように、そういう県のOBの人が代表監査人をやっているので監査が甘くなっているのではないかとか、あるいは特定の案件が除かれてるのではないかというような、疑念や誤解を与えるような監査であってはならないとは思いますので、そういうところは重々注意をしていただくようにもしてほしいと思いますし、私たちからもしっかりと監査をお願いしていくということは大事だとは思いますけどね。
 
(質)改正地自法の内部統制に向けては何らかの指示は知事は出されているんですか。
(答)今協議は総務部としてますけどね。具体的にこういう形でいきますというのはまだ協議されてませんので、協議を受けてから。いずれにしても大きく変わる制度ですので、ちゃんと議論、協議をするようにということは言ってありますけどね。具体的にこういうのをこういうふうにせよというのはまだ協議を受けてないのでこれからです。
 
○知事の出馬意向
(質)1点だけごめんなさい。任期満了まで半年を切って初めての会見ということで、一応念のため聞きますけどいかがでしょうか。
(答)残り半年しっかり1つ1つ成果を残していけるように取り組んでいきたいというふうに思いますし、特にこの直近では障がい者雇用の算定誤りとかそういう不適切な事務とかが連続していますので、しっかり県民の皆さんの信頼を回復していけるように日々努力していきたいと思います。
 
(質)次回の選挙については、出馬の意向は。
(答)まだ考えてないです。
 
 
 
                        了

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