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知事定例記者会見

知事定例会見録

令和2年6月25日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

バスを活用し安全・安心して旅行ができる県内周遊型旅行商品の支援(発表)
・食を通じた子育て・支え愛事業補助金の創設(発表)
 

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・アコヤガイへい死の原因究明
・「みえモデル」にかかる国への要望実施
・地方創生臨時交付金
・新型コロナウイルス感染症
・鹿児島国体の延期
・JR東海社長と静岡県知事の会談
・都知事選
・衆院選
・UL Japanの大型モビリティ試験棟
・CSF(豚熱)
 

発表項目

(知事)おはようございます。それでは今日は2つ発表します。
 1つは、バスを活用し安全・安心して旅行ができる県内周遊型旅行商品の支援についてです。新型コロナウイルス感染症の影響で大きな打撃を受けた県内観光業を早期に回復させるため、夏の旅行シーズンに合わせた第1弾として、まずは県内のバス事業者と旅行業者を対象とした三重県内周遊促進支援補助金の募集を6月26日から開始します。この補助金は、バスを活用した安全・安心な旅行を造成していただく県内のバス事業者及び旅行業者を対象としたもので、バス事業者へは貸し切りバス1台1日あたり最大6万円、旅行業者へは旅行催行1件につき最大8万円を、それぞれ補助します。補助金の主な交付条件としては3つ、1つ目は「県内バス事業者の貸切バスを利用すること」、2つ目は「県民向けの県内のみを周遊する旅行であること」、最後に、これが一番大事なことですが、3つ目「新型コロナウイルス感染症の予防対策を徹底するものであること」であります。感染症予防対策の徹底と県内のみを周遊する旅行を条件とすることで、参加いただく県民の方が、安全・安心を実感しつつ、三重県の魅力に改めて触れていただく旅行を提供していただきます。また、県内観光関連施設において実施していただいている感染拡大防止対策の見える化を図るサインとして「みえは安心!!元気に営業中!」を作成しましたので、事業者の皆さまには積極的にご活用をお願いしたいと思います。これですね、皆さんのお手元にも配られていると思いますが、こういうそれぞれのガイドラインに基づいたですね、各観光施設、これまあ名前とか入れていただいて、こういう新型コロナウイルスの感染症対策をしっかりやってますよと、施設自身がこういうの見える化していただくと、いうような形で少し作成をさせていただきました。それから今発表しました三重県内周遊促進支援補助金は、県内観光業を早期に回復するための第1弾として実施するものですが、第2弾として宿泊や体験施設の割引クーポンの発行、第3弾として国のGo To Travelキャンペーンと併せたみえ旅プレミアムキャンペーン(仮称)などを実施していきます。県民の皆さんには積極的な活用をお願いするとともに、これらの取組により県内の消費を促進し、魅力ある三重県の観光業の早期回復につなげていきます。皆さんお手元にもお配りしていますが、今の第1弾、第2弾、第3弾の説明です。第1弾が今ご説明させていただいたバスの旅行についてですね。これあの6月補正その1で議決いただいたやつなんですけれども、バス事業者の皆さんとか観光業者の皆さんと話をすると、6月中はやっぱりツアーを企画するのが難しいので、夏のレジャーと加えてやった方が効果的であるというようなご意見がありましたので、この7月からスタートするべく6月26日から募集をスタートする。第2弾で特に4連休がありますから、4連休にも、7月23日から4連休がありますので、それを活用してもらうべく、クーポンをやり、体験施設用の、宿泊施設だけでなく体験施設でも使えるクーポン、それからドライブプランも実施していって、国のGo Toキャンペーンには更に上乗せしてキャンペーンを実施していくということで、第1弾、第2弾、第3弾という形で、観光の促進を図っていきたいというふうに思っています。それが1つ目です。
 2つ目です。食を通じた子育て・支え愛事業補助金の創設についてです。食を通じた子育て・支え愛事業補助金の創設について発表します。食を通じた子育て・支え愛事業とは、これまで単独で実施していた子ども食堂等に対し、子どもたちや子育て家庭を支えようとの思いのある企業や商店、団体等が食材等を提供することで顔の見える関係づくりを構築し、子ども食堂等の活動が継続できるようにする取組です。新型コロナウイルス感染症が拡大し、対応に迫られる中、子どもたちの食や居場所を提供してきた子ども食堂は、これまでの活動が難しくなっています。この状況のなか、フードバンクや地域の飲食店等が子どもや子育て家庭に対し、食材や弁当などを提供していただくなど、地域での新しい支え合いの活動がたくさん芽生えています。そこで、こうした子ども食堂やフードバンクなどの取組がさらに広まるよう、先月、株式会社おやつタウン代表取締役社長松田好旦様からいただいた、新型コロナ克服みえ支え”愛“募金の一部を活用して、食を通じた子育て・支え愛事業補助金を創設し、この事業を広げていくことにしました。補助金の対象となるのは、子ども食堂や飲食店、フードバンクなど、子どもや子育て家庭に食材や食事を提供する団体が、他の団体と協力して食を通じた継続的な支援を行う場合に必要となる食材や、衛生管理のための消毒薬の購入費などで、1団体あたり5万円を上限に補助します。子ども食堂等は、普段、子どもたちの居場所となって子どもの育ちを支えていただいており、ひとたび、感染症の拡大や災害等が発生した際には、いち早く、地域の顔のみえる関係を生かし、子どもや子育て家庭の支援につなげられるよう、この補助金を契機として食を通じた子育て・支え愛事業を展開していきたいと考えています。今後は食を通じた子育て・支え愛事業を通じて、子どもや子育て家庭の命を守る食の支援ができるよう県としてもしっかりサポートしていきたいと考えておりますので、子ども食堂や飲食店等におかれましては、ぜひ、この取組の一翼を担っていただきますよう、ご協力をお願い申し上げます。以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
○バスを活用し安全・安心して旅行ができる県内周遊型旅行商品の支援(発表)
(質)では幹事社のほうから。周遊促進支援のほうで、以前知事がぶら下がりの時に、一回来県してもらった観光客に対して県内周遊してもらうような施策を考えていきたいというふうにおっしゃってたんですけど。今回、県民限定ということで、今後その、例えば県外の方に広げていくってことありますか。
(答)このドライブプランとかクーポンのところは、東海3県とか、あるいは三重県の、関西圏のほうとか連携の多いところの方も対象にするものも出てくるというふうに思いますので、これまだ今、予算審議していただいていますので、これ議決次第、また詳細を後日発表させていただきたいと思いますが、今あなた言っていただいたやつでいうと第2弾の中に盛り込んでいきたいというふうに考えています。
 
(質)そうすると、この第2弾の近隣県っていうのは、例えば東海3県とか、あと隣接してるその関西圏の地域も含まれる?
(答)そうですね、はい。例えば東海3県は分かりやすいと思うんですけれども、紀伊半島知事会議とかでよく来ている隣県の奈良とか和歌山とか、あるいは三重県に宿泊する人の第2位が大阪府であったりしますので、そういう所を考えていきたいというふうに考えてます。
 
食を通じた子育て・支え愛事業補助金の創設(発表)
(質)あともう1つ、子育て支援のほうで、これ大体何事業者分ぐらい想定されてますか。
(答)何事業者ですか?
(答:子ども・福祉部)40。上限5万円で、予算200万円なので、40事業者分で。
(答)今、子ども食堂が県内だいたい約40箇所あるんで、それが対象となる見込みで一応見ております。
 
○バスを活用し安全・安心して旅行ができる県内周遊型旅行商品の支援(発表)
(質)バス事業、旅行事業ですけども、事前のヒアリングとかいろいろされてますと思うんですけども、やっぱりかなりの需要は見込めそうなんでしょうか。
(答)旅行者の、観光する人にとっても安全安心な場所に行きたいと。例えば星野リゾートの星野さんなんか今いろいろインタビューとかでマイクロツーリズムって言ってますけども、近場のところに行きたい。旅行者の人たちにとってもそういうニーズがあるっていうこと。それからバス事業者の人たちも、皆さんも思い出していただきますと、コロナで最初の頃に出た日本人の患者の人ってバスの運転手だったと思うんですね。奈良県とか千葉県とかに中国のお客さんを乗せた運転者だったと思うんで、そういうのに対して、やはり、バス怖いなって思ってしまわれる方々がいて、バスで旅行するという需要がやっぱりちょっと落ち込んだというのがあるので、バスを安全に、バスで安全に旅行できるという形を作って、そのバスでの移動というのが、旅行をもう一度復活させていきたいというようなことで、バス事業者の皆さんにとってもニーズがあると思いますし、そういう意味で、県内の観光地にとってもこういう形でバスで来てもらうことによって、より多くの人に来てもらうというようなことで、観光する人、バス事業者、観光施設、そういう皆さんとってそれぞれにニーズがあるんじゃないかというふうに見込んでいます。
 
食を通じた子育て・支え愛事業補助金の創設(発表)
(質)すいません。子育て・支え愛事業のほうなんですけれども、あらためて、この補助金を創設した思いを教えてください。
(答)今回、新型コロナウイルスで子ども食堂の方々にお伺いすると、子ども食堂の開催が難しくなった、欲しいという食材とか、欲しいという家庭があるのに、配付する食材がない。あるいはボランティアの人に交通費も渡せない。そういうような深刻なお話をお伺いしました。そういうことをお伺いする中で、とにかく今回のコロナで弱い立場の人たちにしわ寄せが行くケースってたくさんあったと思うんですけれども、そういうことは決してあってはならないと思いますので、そういう人たちに、多くの皆さんのご協力を得て手を差し伸べていく、安心して暮らしていただける。そういうような形を作っていきたいと、そんな思いでこの事業を作らせていただきました。
 
(質)すいません関連で、これは、子ども食堂をやっている団体が、他の例えば企業さん飲食店と連携することに対する、何ていうか、補助。それは自分たちで探して、マッチング的なことをやってくださいよっていうことなんでしょうか。
(答)そうですね。子ども食堂県内40カ所ぐらいありますけれども、そういう他のところと連携してやっているところのほうが、継続的ないろんな多種多様な取組ができていると思うんです。例えば、津のみどり自由学園でやってる「けいわっこカレー食堂」なんかはですね、ぎゅうとらさんとか、三重ライスさんと連携しているので、そこのカレーの食材とか、そういうのを非常に、何て言うか、持続的に安定的に供給できたりしているので、そういう今後のこと、平時のことも考えて、平時にも子ども食堂が機能するようにというようなことで、今回、マッチング、それぞれ地域事情もあると思いますから、パートナーを見つけていただいて、一緒に申請していただくというような形がいいのかなというふうに思ってます。子ども食堂自体の活動のためには、これまでハンドブックを作ったり、開設講座を作って人材育成をしたりしてますので、今回はパートナー、持続的な活動できるためのパートナー探しも、この機にやっていただければというふうに思います。
 
その他項目に関する質疑
 
アコヤガイへい死の原因究明
(質)発表項目外で。昨日アコヤガイの関係で意見交換会ということがあったんですけど、業者の中からは、ちょっと原因がよく分からないので、毎年こうやって貝が駄目になってくるのではないかってこと結構不安の声がありまして、ちょっと県の研究、原因究明が手詰まり感があるのではないかというご指摘もあったんですけど、原因究明に関する次なる一手っていうのはあるんでしょうか。
(答)飼育管理の影響とか感染症の確認とか、様々な視点から原因究明していきたいと思います。こういうもので、要は原因を断定するっていうのは難しいかもしれませんけれども、可能性が高いっていうようなこととかは一定言えると思いますから、その原因の究明と、究明した形のお知らせの仕方、そしてそれの予防策っていうようなこともセットで、原因はこれだ、で後はもう勝手にやってくれじゃなくて、原因はこれだと100%断定できないかもしれないけれども可能性は高いので、だからこういう方策を一緒にやろうという形の、かぎ括弧原因究明って言っていいか分かりませんが、を含めてやっていきたいなと思っております。それから原因究明とセットで、その原因究明をやってる最中にもこういうへい死がある可能性がありますから、今回まさに、何と言うか、コロナの対応でもうちが「みえモデル」で出したようなアラートみたいなやつを作って、例えば水温が28度のところで境に来たら警戒っていうので貝にとってストレスのある作業やめてくださいとか、あるいはへい死率がその組合で30%になったら要注意とか、50%だったら貝にとってストレスになる作業をやめてくださいとか、それから、そこを別の28度で死ぬ場合も、29度で死なない場合もあるかもしれませんけれども、さっきの原因究明と同じで、可能性が高いところはしっかりお伝えして、損害・被害に繋がらないようにしていきたいというふうに思います。ですので、原因究明、大事だとおっしゃっていただいているのも重く受けとめているので、しっかり体制も組んでやりますけれども、断定できない場合であっても、可能性高いことについてしっかりお知らせして、対策も一緒に取っていきたいと思います。
 
(質)あと、業者の間で対策チームを立上げようという動きがあるらしくて、業者とあと志摩市とか鳥羽市さんとかが入るようなんですけど、そこに例えば県が入っていくという予定はありますか。
(答)それはもう、チームの詳細を僕ちょっとよく聞いてないんですけども、もしそういうのが作られるということであれば、当然連携してやっていきたいというふうに思っています。県、水産研究所、それから今回、三重大学の先生も来ていただきましたので、そういう専門家が一緒になって、去年のような大量へい死とならないように、それが今後、今年だけじゃなくて、ないような形で取り組んでいきたいということ。今回の対策会議がまさに、そういう緊急対策と中長期対策とも両方兼ね備えた会議にしていきたいと思ってますので、そういうチームができていくということであれば、主体的に積極的に参加したいと思います。
 
○地方創生臨時交付金
(質)地方創生臨時交付金の関係なんですが、昨日、国の二次補正の地方創生臨時交付金の配分額が決定しまして、三重県には約124億円の配分額が決定したかと思うんですが、今後三重県として、今後の新型コロナ対策としてどういった施策に配分額を充てていく考えがあるのかとですね、また配分額決定に伴って、新たに9月補正よりも前の段階で、7月、8月の段階で補正をっていう考えがあるのか、その部分を教えてください。
(答)まず今回、全体として2兆円を確保できたということで、私地方創生対策本部長やらしていただいて自分でも知事会を代表して要望させていただきましたんで、大変ありがたく思っています。その上で、三重県への配分も、前回1兆円の時は53億円でしたので、今回全体パイが倍になる中でさらに倍以上の124億円の配分ということでありますから、手厚く配分をしていただいたことに、大変感謝申し上げたいと思います。加えて、私は要望の中で市町にも、全国市町村にも同額程度の交付金の配分が必要ということを強く訴えてきましたので、前回1兆円の時は三重県内29市町合計で約52億か53億ぐらいだったと思うんですけれども、今回は三重県内29市町合計で157億円になっています。そういう意味では3倍近くになっているということですので、三重県内市町に対し、かなり手厚い交付金の配分をいただいたというようなことで、併せて、重ねて、感謝申し上げたいというふうに思っています。その上で、まず取組については、「みえモデル」に書いてあることが主になってきますけど、医療提供体制、検査体制の強化、それから事業継続、雇用、あるいはテレワークとか、ワーケーション。そういうようなデジタルトランスフォーメーションの関係、こういうようなことを、あとはこの観光の取組、さっきのこの第2弾とかのあたりなんかも、今回の6月補正その2で出したやつも7億円を超える額になってますから、そういうような形で、やっていきたいと思ってますので、だから感染拡大防止、事業継続、雇用の継続、それからデジタルトランスフォーメーション、そういうところが柱になってくると思います。で、9月補正を待たずにやる可能性があるかどうかということについては、可能性はゼロではありませんので、今庁内で確認をしています。そういう必要のあるものがあればしっかり言ってきてほしいというようなことで、今調査を総務部においてしておりますので、可能性はゼロではないということです。でも確実に絶対やるということでもないので、今、庁内調査中であります。
 
○「みえモデル」にかかる国への要望実施
(質)今日の要望の内容とかも大丈夫?解禁とかなくて聞いて大丈夫ですか。
(答)いいですよ、いいですよ。
 
(質)要望内の新型コロナウイルス感染症の届出基準の改定の部分でお伺いしたいんですけども、県内で3回、重症の肺炎だった方がPCRしたら3回とも陰性で、結局陽性っていう判断はせず、ただ周りの方が陽性結果が出たというのがあって、要望の項目としては、その総合的な判断っていうところも入れてくれっていうことなんですけど。その知事のお考えとしてはPCR検査が絶対という考えはやめたほうがいいということなんですか。
(答)まず、それぞれのこれまでの情報の公表とかの関係もありますので、具体的な案件、詳細がなかなか申し上げにくいんですが、まさにそこに書いてあるとおり、感染経路が特定しにくいかった方、案件の中で、ある、その重症肺炎の方の周りで陽性があった方がいたというような事案があって、その方はかなり、3回、医師はコロナを疑って検査したわけですけども陰性であったと。で、これがまさにそこに書いてあるとおり、陰性、あるいは陽性でないとするならば、対外的に公表もできない、陽性が発表できないので、的確な体制を取れない、あるいはその人の周辺の検査などの徹底、接触者調査とかもできないということになりますし、感染症法の入院になりませんので、その患者の方自身も実費を払っていただかなければならないというような形になって、感染拡大防止の観点や、その当該患者の方を守る、その人の負担を軽減するという観点からも、届出基準について、検査だけではなくて、画像とか、医師の所見で可能性があるということであれば、疑似症として届け出させてほしいということです。ですので、あなた最後言っていただいた検査が絶対ではないという言い方まではしないですけれども、検査はこれまでもいろんな研究において、必ずしも100パーセント完璧ではないということもありますから、そういうような可能性もやはり届出基準の中に入れておいて、結局は大事なことは感染拡大を防止することなので、科学的に正しいかどうかだけじゃなくて、感染拡大を防止するために必要だったら、その対策を取れるトリガーをルールに定めてほしいとそういうこと。なので、検査自体を何か否定してるというよりは、感染拡大、大局的に考えて感染拡大を防止するために可能性を潰していくという観点から、必要なことはルールに定めてほしいと、そういうことです。これは結構三重県ならではか分かりませんけれども、文字でバババって書いてますけど、今回、加藤大臣とか西村大臣に要望する中で、大変重要に思ってる点です。それは、今回、今少し落ち着いてきた中で、副知事以下で県内の帰国者・接触者外来などの病院にお礼と今後の医療提供体制構築の協力要請をローラー的に回ってもらいました。そん中で出てきた声の1つなんです。そのたぶん本体7ページのそのところで、それの上にインフルエンザの接種のことも書いてありますけれども、たぶんこの秋冬は、ちょっと言ったんですが、せっかくなんで言いますけども、秋冬はインフルエンザ、コロナ、風邪の発熱の人たちが病院に押し寄せてくる可能性があるわけですね。それはそれぞれ検体採取の仕方とか、場所とかがそれぞれ異なるので、感染リスクを抑えていくためにその検査のフローをしっかり作ってほしいということと、で、インフルエンザかもしれないんだけれども、コロナにかかったら嫌だからと病院に行かなかったりするケースが出ると駄目なので、その予防接種を例年以上に、特に重症化しないように、啓発をしてほしいということとか、あるいはワクチンを確保してほしいというような感じです。それも医療機関から今回の第1波っていうかの教訓も踏まえて、今後必要なことっていうようなことで、医療機関から出てきた生の声なので、そういうことも今回しっかり伝えていきたいと思います。
 
○新型コロナウイルス感染症
(質)追加でもう1つ。例えば、医師の所見だったり、総合的な判断っていうところではやっぱり今までのその知識の蓄えみたいな、これはコロナっぽいなって分かるためには知識の蓄えが必要だと思うんですけど、そういったデータみたいなのを県として総合して、医師会なりに配布して、基準、判断してもらうこととかってのも今後可能性としてあるんでしょうか。
(答)県だけでなくて、今、厚生労働省でも、国内外のそういう事案についてデータベースを作ったり、みんなが情報共有できる仕組みを作ってくれています。ですので、まさに症例がどんなんがあったかみたいな、そういうのを調べるっていうのは非常に重要なことですので、そういうデータの提供とか、あるいは研修とか、人材育成みたいな病院協会や医師会などと連携して、また厚生労働省にもアドバイスをもらいながら、ぜひ進めたいというふうに思っています。実は記者会見で、この前再陽性の方が出た時に、三木次長が国内では大変稀なケースっていうふうに、あんだけ長いのって言ったと思うんですけども。実際イタリアでああいうそのちょっと長くて、かつ動悸とかがあった再陽性みたいなんであった症例もあったみたいですから、そういうのもやっぱり、症例を蓄積していくことで、あっ、こういうパターンもあるんだということが繋がってくると思いますから、ぜひそういう厚労省のアドバイスももらいながら、データの蓄積などはぜひしていきたいと思いますね。相当あれですけどね、特に肺の関係の人たちは、かなり皆さんで知見共有されてますけどね。だから学会とかそういうところが中心になってくる可能性もありますけども、肺の部分は相当皆さん、もう情報共有されてます。
 
(質)厚労省が出してる接触確認アプリってあると思うんですけども、あれで感染者と接触してたら通知が来ると思うんですけど、東京の方とかだとその自治体によって、その接触してたってなったらPCR受けれるっていうふうになってる区もあれば、そういう対応してない区、ちょっとバラバラになってるっていうのが、一部あると思うんですけど、三重県だとあれってどういうふうになるんでしょうか。
(答)うちの場合は症状の有無にかかわらず、あれは接触、通知が来たら、帰国者・接触者相談センターに相談してくださいとか、いうふうな誘導することになっていますので、相談をいただいて、で医師を紹介して、医師の判断で必要となればもう全部検査をするという形にしてますので、アプリの通知が来ましたんでって直接検査の所というよりは、1回相談していただいて、医師の総合判断があれば、症状の有無にかかわらず検査を全部やるという体制でいきたいと思います。ですので今回、10ヵ所程度PCR外来作るのもありますから、そういう所でもご相談いただいてもいいと思いますし、そういう形でやっていきたいと思います。我々としても、ですので、その接触者アプリのなんていうか、啓発とか周知みたいなんも、県民の皆さんだけじゃなくて、そこの医療機関の皆さんとかにもよく知っていただくような周知とかもしっかりやっていきたいというふうに思います。まずは不具合直してもらわなきゃいけないですね。
 
○鹿児島国体の延期
(質)鹿児島国体の関係でお伺いします。10月に予定していた鹿児島国体の延期が正式に決定となりましたけども、今後意見の聞き取りがある中で、三重県の立場としては、日本スポーツ協会などに対して、例えばもう三重国体の開催時期はずらすことは難しいというような意見を伝えていくのか、それとも案によっては可能なのかとかそういった部分はどのように考えているんですかね。
(答)前回もちょっと申し上げたんですけれども、非常に多くの関係者の方がいる、そういうような状況ですので、具体的にどういう案を議論していくかとかっていうことについては、コメント控えたいと思いますけれども、県としては、今、予定通りの会期でしっかりやるという準備を進めていくということだと思います。うちが直近ですから、うちがこんな案をとか、うちがこういうスタンスでっていうことを、少し今、大変デリケートな調整をしているところですので、少し申し上げると全体への影響が出るといけませんので、日本全体として影響が少ない方法を考えるためにも、具体的なことをちょっと控えたいと思います。一方で、申し上げたとおり、予定通りの会期で着々と準備を進めていくということだと思います。それはあと、僕たちは、議論する時に、なんていうか自治体への影響とかももちろんですけれども、やっぱりアスリートのことをよく考えてあげて、選手の皆さんたちのことをよく考えてあげて議論するということが大事だと思いますから、何か自治体としての開催準備の話ばかりでなく、アスリートのこともしっかり議論していくような形にしたいというふうに思います。
 
(質)それに関連してなんですけども、仮にその予定通りに開催時期で、来年の2021年の10月等に開催になった場合に、これまでの国体とは異なって、例えば感染症対策とか、いわゆる開催に向けていろいろ経費が相当増えてくるかと思うんですけども、その部分へのその対応というのは、国への要望であったりとかそういうことは求めていくんでしょうか。
(答)今国への要望について具体的には考えてませんけれども、それはもう既に国体局に指示をしてあって、やれる場合に、やる場合はちゃんと予定通りやる場合には、例えば、その前の何というかセレモニー的なこととか、広報啓発みたいなやつは少し経費を減らしつつも、その浮いた分のところでしっかり感染症対策ができるようにとか、予算の組み替えとか、感染防止対策のためにどんなことが必要かっていうのを精査するようにという指示を出してありますので、ぜひそうしたいと思いますし、それで経費が必要になるということであれば、それをしっかり確保していくということだというふうに思います。
 
○JR東海社長と静岡県知事の会談
(質)明日JRの社長と静岡の知事が会談すると。どういう議論を期待したいですか。
(答)それぞれにお立場があるんだとは思うんですけれども、ぜひ建設的な、我々としては早期の開業と、予定通りの開業ということを沿線自治体は望んでいますので、そういうのに繋がるような会談であって欲しいというふうに思っております。状況をしっかり注視をしていきたいというふうに思います。
 
(質)明日ぶら下がり出た頃にじゃあお伺いしますね。
(答)あれ、午後なんでしたっけ。
 
(質)あれ1時半頃ぐらいから。
(答)なるほどなるほど。フルオープンでやるんですねあれ。
 
(質)ライブ中継見てますんで。
 
(質)ほかどうでしょうか。なければ第二さん含めてお願いします。
 
○バスを活用し安全・安心して旅行ができる県内周遊型旅行商品の支援(発表)
(質)この発表項目なんですけど、バスのがあるじゃないですか。これ鉄道とかは広げないんですか。例えば三岐鉄道とか。
(答)今回はバスを活用したツアーに限ってますけどね。この第2弾のところはもう宿泊のもろにクーポンですから、その交通手段として鉄道とかも使っていただいたらいいというふうに思いますので、まずはバスという形にしてあります。
 
(質)その先に鉄道とかもありうるかもしれない?
(答)鉄道事業者への支援ですか。
 
(質)はい。
(答)鉄道事業者の支援っていうのは、これあの行政的に言いますと、鉄道事業者の経営支援っていうのは基本的に国とかの仕事なんですね。この自治体が、その自治体が持ってる鉄道とかは別ですけれども、そこは地方が何か支援をしていく、利用促進っていうのはやるかもしれませんけれども、鉄道事業者に経営支援みたいなのとかはちょっと考えてないです。今回今日要望、地域交通の要望しますけどね。
 
(質)だからあれ三岐鉄道とか県の金は入れましたよね。
(答)出資はあれですけど、いろんな補助金のスキーム上、基本的には国がやるという整理になっていますんで。そこにハードの整備とかで県も協調補助っていう形にしてありますから、それを全国知事会の議論ありましたけれども、そこを飛び越えて何か地方創生臨時交付金で自治体がどんどんお金出すようになれば、それは国が責任を放棄してしまうんじゃないかという危惧があるので、そこはあまり踏み込まないほうがいいんじゃないかというのが全国知事会の議論でありました。
 
(質)別に逆らうわけじゃないけど、例えば三岐にしたってあすなろうにしたって、県がある程度金入れて施設を一部買い取って、それをその新運営会社に渡してるとかそういう支援はしてるじゃないですか。だから鉄道事業そのものは、三重県は比較的そういう地域線を支援してきた経緯があるじゃないですか。それからいったら今回、支援に傾いても何ら県政史上齟齬(そご)はない気がしますけど。
(答)別途例えば伊勢鉄道などにおいての経営の悪化の状況にどう対応するかっていう議論はしてます。
 
(質)伊勢鉄道ね。他は今はないと。
(答)他は今はないですね。
 
(質)バスはかなり逼迫(ひっぱく)してるんですか。バス事業は。
(答)バスは特に先ほど申し上げたような、やや風評被害的なところもあるかもしれませんけれども、最初のほうにコロナが出たということもあって、大きな被害がちょっと今手元数字ありませんけれども出ているということですね。
 
食を通じた子育て・支え愛事業補助金の創設(発表)
(質)あとこの子育て・支え愛事業の子ども食堂等への支援ですけど、この5万円というのは仮に受けた事業者は結構自由に使えるんですか。
(答)これは食材費、あるいは会場使用料、あるいは運営スタッフの交通費、通信費、チラシ作成費、消耗品、衛生管理とかあと保険料とかに使えますからかなり幅広くやっていただく事業の形態に合わせて使える形になります。
 
(質)要はがんじがらめじゃないということですね。
(答)そうですね。
 
鹿児島国体の延期
(質)あとさっきの鹿児島国体ですけど、まあその鹿児島県が悪いわけじゃないし、鹿児島県人が悪いわけでもないし、だけど鹿児島県知事は悪いと思わないんですか。今回の行動はあまりにも軽率でしょう。
(答)それぞれお考えや思い、あるいはご自身の政治家としての取り巻く環境、そういうのいろいろあるのかなと推察しておりますけれどもね。
 
(質)まああんまり突っ込んで言うのもあれだけど、だけど実際問題、その後続開催県に気使わなきゃいけないとか丁寧な説明が必要だとご本人が言いながら、勝手に国の機関とかで話して、しかもそれを新聞事例のようにメディアに先に話すっていうのは、本来知事職としていかがっていう感じはあるじゃないですか。間違いなく鈴木英敬知事ならそういう態度を取らないですよね。
(答)褒めていただいてありがとうございます。
 
(質)いえいえとんでもない。褒め殺しかもしれない。
(答)確かに今回その直近で出た、何か4年以内とかっていうことについては、決まったことでもないし、スポーツ庁に確認したところ。またその協議自体も非公式であったにも関わらず、そういう協議をやるということが、知事からかどうか分かりませんけども提供されてしまって、その後の報道に繋がったというふうに聞いてますので、そこは先ほど記者の僕の質問でもそうでしたけど、今本当にデリケートな協議をやっている時なので、我々も含めて情報管理っていうか、協議プロセスに影響与えないような行動をしっかり取るというのは大事なことだと思います。
 
○新型コロナウイルス感染症
(質)あとあのコロナの関係で、比較的文化事業等が観客数が制限されたりとか、しかしウィズコロナの新しい生活の中で、文化事業っていうのはある程度人々の気持ちを鼓舞するとかいろんな形で利用できると思うんで、そこのところのこう支援策みたいなものをウィズコロナのニューライフの中で知事としては何か考えておられるんですか。
(答)まず直近の、そういうこうイベントができなくなったりしたことに対する、文化事業ができなくなったことに対する支援については、今国の二次補正でできましたのでそういうのを活用していただくようにしたいと思いますし、あと今まさにあなたもおっしゃっていただいたように、物理的に観客を半分しか入れれないっていうような状況が起きてくる時にどうやってその文化事業を維持していけばいいのかということについて、西村大臣のもとで検討会が専門家によって開かれていくということを聞いておりますので、その結果を見ながら、県はそれに対応してどういう取組をしていけばいいのか考えていきたいということですよね。
 
○都知事選
(質)あと今、都知事選が告示されてますけど、選挙中ですが、他県知事としてどういうふうに眺められてます?人数、候補者多いなとか、いつものことやなとか候補者多いのが。
(答)オリンピックとかコロナ対応を控えて、積極的な論戦が展開されればと思いますけれども、一方でその論戦をするのが難しい状況でもありますから、今これ選挙やるんすごい大変だろうなというふうに思いながら見ていますけどね。あと僕らは、僕は政治家なんで選挙やる立場ですから、こういう時に感染防止対策を徹底しながらどういう選挙手法があるのかみたいなのは少し都知事選の中身とは関係ありませんけども、注目して見てるところはあります。いずれにしても日本の首都でありますから、おそらく東京都知事から一極集中是正をしたほうがいいという声は絶対出ないでしょうけれども、地方とどういうふうに連携していくのかみたいなことは大事なことなので、そういうことをしっかり主張していただければありがたいとは思いますよね。
 
(質)これ例えば一候補者のある程度街頭中心とは言いながら、仮に今ソーシャルディスタンスは取りながらの集会で感染者出た時に結構影響は大きいですよね。
(答)大きいでしょうね。それはもうめちゃくちゃ大きいと思いますね。その演説会に行った人から感染が出たっていうんでそこで感染があったとかね、そういう可能性が高いとなるとそれはもうめちゃくちゃ影響大きいですよね。それはもう候補者の政策や主張と関係ないけど大きなイメージダウンっていうのかに繋がるんじゃないですかね。
 
(質)今後知事が選挙、知事選であるとか、政治家続ける以上何らかの選挙があるわけじゃないですか。その時にコロナそのものが撲滅されてなければ、そういうことはある程度気を付けてずっといかなきゃいけないと思いますか。
(答)どういう状況による、ワクチンとか治療薬とかもあれですけど、どういう状況になるか分かりませんけども、そういうのはもう多分ずっと気を付けていけていかないといけない時代なんだと思いますし、あとはそういうこう今まで以上にそういうデジタルなものとかを使っていくこととかが重要になってくるのかなと思いますけどね。そういうこう戦略自体は考えないといけない。みんなもう暗中模索だと思いますけどね。
 
○衆院選
(質)その延長上で別に知事の去就は聞かないですけど、その岡田さんが先週土曜日言われたような盆明けの衆議院解散あるいは9月上旬、初旬ですか、その辺についてはどういうふうに考えておられますか。
(答)どうですかね。総理の専権事項なんでどうご判断されるかですけども、コロナの状況とか経済の状況とか、あるいはその9月に行われるかどうか分かりませんけども、内閣改造役員人事がどんなものかなどによるんじゃないかなと思いますけどね。
 
(質)都知事選の結果もある程度関係する?
(答)どうでしょうか。自民党が推薦した、政権与党が推薦している候補者でないものの、野党の人たちがご支援している候補者が何人かおみえですから、そういう方々がどういう得票されるかっていうことはいろんな政局の判断に参考にされるのではないかなとは思いますけどね。
 
○UL Japanの大型モビリティ試験棟
(質)あと昨日のその伊勢のULですか、これ見に行かれて説明も聞かれて、率直な感想、その今後県内経済等に、特に伊勢地方のその起爆剤的になる感じはあるんですか。
(答)国内初のああいう大型の建設機械とかバスとか農業機械とかの検査もできるやつで、普通に電子機器がこれからいっぱい入ってくると思うんですね。バスも自動運転バスとか。それが要はそのバスに他の電磁波があった時に、他に何か電気を使ってる時にその電磁波混載しないかどうか、混合しないかどうかとかを計算するやつなので、間違いなく今後事業者のニーズはたくさんあると思いますし、その検査には一定の日数が掛かりますので、その検査をされるメーカーの方々が伊勢に来られて、伊勢、あるいは伊勢周辺でお泊まりになられたりするというこうビジネス出張みたいなのも増えてくる可能性があると思いますから、今後ニーズも高いし、地域経済への影響ということも大きくなると思います。加えてそのニーズが増えてくれば、UL Japan自体の雇用を地元で増やしていくことになると思いますから、地域の経済への影響というのは非常に大きいと思います。期待してます。
 
(質)あそこって法人税、三重県っていうか伊勢市とかに払ってるんですか。
(答)法人税も法人県民税、法人市民税払っていただいてますし、固定資産税は市に落ちてますので、本社は東京ですから国の法人税は東京で払ってますよね。
 
(質)こっちの関係も一応払ってるんですか。
(答)そうですね。と思いますけど。税金が、特にあんだけの設備ですから、昨日聞いたら部屋ももちろんですけどそれを動かす電気のバッテリーみたいなんが電源がすごい高いらしいんで、そういう固定資産とかで伊勢市に大分税金落ちてると思いますけどね。
 
○「みえモデル」にかかる国への要望実施
(質)あと今日は上京されるんですよね。
(答)はい。
 
(質)これ50人を超える感染者が出てるところでも行くんですか。
(答)今回の状況の中でしっかり気をつけながら、一応県をまたぐ移動とあと東京の状況も1つの職場、あるいは夜の街ということで聞いておりますので、十分注意をしながら行くということになります。
 
(質)行くんですね。
(答)はい。
 
(質)危機管理上もちゃんとして?
(答)もちろんもちろん。もちろんです。
 
○CSF(豚熱)
(質)1点だけすいません。豚熱ですけどイノシシの感染まあ広がってるんですけども、現状認識と今後の展望、課題を。
(答)野生イノシシの感染拡大の感染の地域が県内でも拡大をしてますので、我々としても大変危機感を持っています。そこでワクチン散布、経口ワクチン散布の範囲を広げていくということと、それからそれはちょっとコロナの間で県外の事業者に手伝ってもらわなきゃいけないのでできませんでしたけれども、この6月からスタートをしていく形になると思いますし、あとイノシシの移動が活発になってきておりますから、捕獲の強化ということも併せてやっていきたいと思います。併せて農家における感染防止対策、飼養衛生管理基準の徹底、ここも丁寧に指導しながらやっていきたいというふうに思います。
 
(質)撲滅への展望は?
(答)撲滅への展望、野生イノシシのですか。
 
(質)ええ。等々豚熱。
(答)展望、今申し上げたようなことをまずはとにかく農家をしっかり守るということが大事ですので、そこをとにかく徹底していくということと、あと地域にそれぞれチームを作っていますので、そのチームが地域の農家の事情に合わせてきめ細かに感染しないようにやっていくということだと思います。あとは捕獲の強化をどれぐらいできるかっていうことだと思いますけどね。
 
(質)撲滅見えるんですか。見えているというか。
(答)見えているという。
 
(質)撲滅目指す?
(答)イノシシの感染をゼロにするっていうところまではその見えてないんですけどね。我々としてはまずは農家をしっかり守りきるっていうことの中で、イノシシの感染も低減させていくっていうことなんだと思いますけどね。
 
(質)ドイツとかそのヨーロッパで撲滅したっていう事例があったんじゃなかったんでしたっけ。
(答)ありますね。ドイツとかあれどこやったかな、リトアニアやったかな、うちの職員も岐阜県の職員と一緒に出張して、その時のどうやって撲滅したかっていう様子何かを聞いてきました。空中からいろんなワクチンとかを散布したりもしたんですけども、向こうの人たちとも相談しながら議論して意見もらったみたいですけども、山の形状が、要はドイツとかリトアニアのような平野の所にこう山があんまりこう狭まらずにあってっていうのと、日本の場合の山のあり方がちょっと違うから同じような空中散布はできないかもねというようなアドバイスはいただいてますけども、海外の事例なんかも参考にしながら対応していきたいと思います。
 

 

 

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