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知事定例記者会見

知事定例会見録

令和3年10月12日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に向けた呼びかけ
みえ旅プレミアムキャンペーン第2弾の開始について(発表)
・三重GoToイートキャンペーン食事券の利用再開について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・社会的検査の拡大
・都道府県魅力度ランキング
・知事就任1カ月の振り返り
・「1対1対談」および「すごいやんかトーク」
・三重テラス
・知事職の感想
・知事提案説明

発表項目等

(知事)皆さんおはようございます。先ほど本部会議を開催いたしまして、14日をもちまして今回のリバウンド阻止重点期間を終了する、予定通りでありますが終了するということを決定をさせていただきました。8月6日の日に、三重県緊急警戒宣言これが発出されてますので、今回リバウンド阻止重点期間が解除されます10月15日、70日(注:正しくは「71日」)ぶりということで解除ということになります。また、8月14日から飲食店の皆様に、営業時間の短縮要請お願いしておりました。最後、4つの市の飲食店の皆さんに営業時間短縮でお願いしてましたけども、通常営業になるのは、4つの市で言いますと62日(注:正しくは「63日」)ぶりということになります。ただ、次の第6波もございます。従いまして、私ども県庁職員は、第6波に向けてしばらくの間、しっかりと対策を講じていきたいというふうに思っておりますけれども、県民の皆様にもご注意をお願いしたいというところございますので、よろしくお願いしたいと思います。皆様方に、コロナの状況説明申し上げたいと思います。県民の皆さん、それから事業者の皆さんのご努力によりまして、モニタリング指標も改善をしております。9月28日時点ではレベル3でありましたものが、今はほとんど改善ということで、1点だけ感染状況、直近1週間と先週1週間の比較のところが、1を超えてはいるんですけどクラスターがありましたので1を超えてまして、クラスターを除きますと0.74ということで、これも改善をしているというところであります。県民の皆様への引き続きのお願いでありますが、マスク着用をぜひお願いいたしたいと思います。できましたら、不織布マスクをつけていただくようにお願いをいたします。換気も引き続きお願いしたいということです。感染リスクが高まる場面、これはここに書いてあるとおりでございます。従って、そういった場面ではマスク会食や黙食、これをお願いしたいと思っているところであります。特にワクチン接種、これに関しましては、若年層の方、ワクチン接種をぜひお願いしたいというところであります。昨日ご質問ありました県外の移動でございますけれども、飲食店への時間要請が行われているエリア、隣県では愛知県もそうでございますが、そこへの移動は特に急ぐものでなければ避けていただきたい、例外はございます。それ以外の地域でありますが、感染防止対策を徹底をしていただいて、ワクチン接種の場合は検査などを受けていただきたい。なお、県内での移動でございますけれども、混雑をしてるところは、なるべく避けていただいて、少人数で動いていただければというところでございます。第6波に備えた対応、私ども考えていまして、近々皆さんにもご説明ができると思っております。また、その時に今後の対応、ご説明をさせていただきます。1点目は以上であります。

2点目でございます。2点目は、みえ旅プレミアムキャンペーンの第2弾をスタートするとういことです。今日、14日をもってリバウンド期間を終了と申し上げましたが、今はブレーキを少し緩める時期だというふうに思っております。14日終了しまして15日からみえ旅プレミアムキャンペーンこの第2弾を開始をいたします。対象は三重県民の方であります。実施の目的、これは経済を回していかないかんということで、今、観光産業、相当疲弊してます。従いまして、旅行需要を喚起したいということであります。また、観光地で消費をしていただいて、例えば三重県の食材、農産品、それから水産品、これをぜひ召し上がっていただきたいということでございます。旅行の割引ですけれども、県内旅行されるときに、1人6,000円、5,000円、10,000円超でありますとその割引がございます。6,000円というのは平日です。平日というのは日曜から木曜の宿泊まで、これについて割引額を従来第1弾の時は5,000円だったんですが、6,000円とプラス1,000円しております。従って、10,000円であれば6,000円割引になりますんで、平日ですと4,000円で旅行ができるということです。5,000円から10,000円の間ということですと、2,500円を割り引くということになっております。それに加えて、みえ得トラベルクーポンというのも発行しますので、これですと土産物屋さんとか、飲食店さんとか、タクシーとか、レンタカーとか、これで1人2,000円分使えるというクーポンであります。それからもう一つ、遊び体験の割引というのもあります。みえのあそキャン'21ということでありまして、体験予約サイトこれを通して予約をしてもらいますと、遊び体験が50%の割引となります。第1弾との違いは先ほど申し上げましたけど、平日1,000円割引率をアップするということでありまして、10,000円超でありますと5,000円だったものが6,000円割引になるということです。それから先ほどの遊び体験割引についても、第1弾は30%だったんですがこれが50%ということで、割引の拡大をしておるというところであります。2点目は以上であります。

3点目であります。三重GoToイートキャンペーンこれを利用再開いたします。8月12日から感染が増えてましたんで、店内飲食これを自粛ということでお願いをしてきましたけれども、これを10月の15日、同じく10月の15日から、利用再開ということであります。利用に当たりましては、4名以下でのご飲食と、それからマスク会食、黙食をぜひご協力をお願いしたいというふうに思っています。利用期限につきましては、11月23日っていうことで、これは以前から変更はございません。県民の皆様に対しましては、感染対策に取り組んでおられる飲食店、あるいはコロナで相当疲弊をされておられる農業、漁業者の方々を応援するというお気持ちで、GoToイートキャンペーンを使っていただければというふうに思っております。以上、私の方から3点申し上げました。
 
発表項目等に関する質疑
 
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に向けた呼びかけ
(質)ありがとうございます。幹事社から何点か質問させていただきます。今回、リバウンド期間が終了ということですけれども、改めて期間終了に至った要因といいますか、感染状況の分析をお願いします。
(答)はい。感染状況につきましては、最近はクラスターを除きますと一桁ということでございます。昨日も発表させていただきましたけれども、昨日の数字で4人、その前は10日で7人、9日は10人ですけど、クラスターがおられましたのでクラスターを除きますと一桁、それから8日も12人でしたがクラスターを除けば一桁、感染状況は県民の皆さん、事業者の皆さんのご協力によりまして、大分おさまってきたということであります。従いまして、今回、リバウンド阻止重点期間について終了するということを決定したということであります。
 
みえ旅プレミアムキャンペーン第2弾の開始について(発表)
三重GoToイートキャンペーン食事券の利用再開について(発表)
(質)ありがとうございます。それでは、以前も質問させていただいた旅行券のこと、それからGoToイートのことですけれども、期間中だったということもあって、このあたりは慎重に考えないといけないということを知事おっしゃられたと思うんですけれども、期間が終了してすぐ開始ということですけども、この辺りちょっと緩みじゃないですが、そういったことを非常に心配されてる県民の方もいらっしゃると思うが、そのあたりはどのように考えていますか。
(答)コロナの場合は、まず人命を守る、これが一番大事なことであります。と同時に、コロナの感染状況がおさまってきたら経済を回さなきゃいけない、これも重要なことだと思ってます。従いまして、今回、先ほど申し上げましたように、コロナについては感染者数が落ち着いてきました。14日でリバウンド阻止重点期間も終了するということを決めております。その後は、ブレーキを少し緩めて経済を回していくということで、非常に苦しい思いをされてる観光業の方々、飲食業の方々、それから飲食関係の方々、具体的には農業従事されてる方、この方々に少しやはりコロナがおさまって良かったなという気持ちを持っていただいて、県内旅行もしていただきたいというふうに考えてるとこであります。
 
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に向けた呼びかけ
(質)ありがとうございます。それから最後になりますが、対策本部会議の方でもおっしゃられたと思いますが、今後、感染拡大の傾向を見たアラート検討ということをおっしゃられましたが、以前、前知事の時には17人以上が2日連続でクラスターが2カ所発生というような指標がありました。何か具体的なものといいますか、検討というものどういったものを考えていますか。
(答)これ今検討してるところであります。第6波は確実に来るというふうに思ってますんで、それに対する対応考えないといけない。アラート、それからワクチン、それから治療対策、それからPCR検査、その四つが大きなポイントになると思いますけど、近々皆さんに発表させていただきたいというふうに考えています。幹事社から以上です。各社さんお願いします。
 
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に向けた呼びかけ
(質)大都市などで、ワクチン接種、集団接種の規模などを大幅に縮小するという動きもあるようです。で、先ほどからワクチン接種の力を入れるんだということをおっしゃってますけども、今のところ三重県ではそういうふうなご予定とかお考えはありますでしょうか。
(答)三重県の場合、全国的に見て、かなりトップレベルでワクチンが進んでるというわけではありませんので、やはり引き続いてワクチンを、接種を進めたいと思ってます。先ほどの本部会合でも出ましたけど、やはりワクチンを接種しておれば、感染は低く抑えられるということ、もし仮に感染しても重症化を抑えられるということでありますので、引き続きワクチン接種を進めていきたいというふうに思います。特に若者、今度10月の23、24でありますけれども、四日市で若者を対象にした、年齢若い人を対象にしたワクチン接種を行うということもありまして、これから受験期にも向かっていきます。特に若い人感染すると、後遺症が起こりやすいというデータも出てるようでありますので、若い人に対してワクチンを接種していただくように、考えていきたいというふうに考えてます。
 
三重GoToイートキャンペーン食事券の利用再開について(発表)
(質)過去にも出てたら申し訳ないんですが、GoToイートなんですけど、新規の食事券の発行、販売はもうしないですか。
(答)販売はしないということになってまして、販売すでに終了しております。従って、利用をしていただければというふうに思ってます。すでに80億円分ぐらいすかね、使用していただいてまして、食事券の未換金の残高が9億4,000万ぐらいありますので、その方々にお使いいただければというふうに考えてるとこであります。
 
みえ旅プレミアムキャンペーン第2弾の開始について(発表)
(質)みえ得トラベルクーポンの関係で質問します。まず1点が、今回平日について、1,000円割引をプラスするというようなことを新たに始められますけども、この意図というのはどのようなところにあるのか教えてください。
(答)第1弾を検証してみますと、やはり休日のご利用が多かったわけであります。そうしますと、休日密になるということもありますし、それから旅行業界の方にとっては、平準化した方がメリットありますので、今回は旅行していただく方を平日に、ある意味誘導させていただくということで、1,000円の上乗せをするというものであります。
 
(質)もう1点が、今回トラベルクーポンはどれだけの、何ていうんでしょう、量といいますか、何人分利用できるのかその部分を教えてください。
(答)これは今の想定でありますけれども、ちょっと待ってくださいね、15万人分、第2弾だけで15万人分であります。それで、費用としては合計10億円強の予算を考えております。
(質)知事のご認識を伺いたいんですけども、第6波の話が今もう、波を小さくするっていう話が出ていて、第5波に関して知事はもう収束したっていうふうに考えられているということでよろしいでしょうか。
(答)何をもって収束というかでありますけれども、第6波が来る前ということで収束というのであれば、まだ第6波来てないので、収束はしてないですし、それから感染者のゼロがずっと続いてるというわけではないので、収束とは言えないというふうに考えています。
 
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に向けた呼びかけ
(質)第5波は今までにない高い波で来て、その第5波の検証、第6波に向けた検証というのはどういうふうに進められていく方針でしょうか。
(答)最初、私就任した時にレビューを行いますというふうに申し上げました。先ほどの本部会議でも、私の指示事項ということで、まずワクチン、それから医療、治療、ワクチン治療、それから検査もあるんですけど検査、それから事業者の支援、これの4つがコロナ対策の重要な要素やと思ってますんで、この4つに関してレビューをしてもらいます。その上で、第6波への対策ということで打ち出していくということになりますが、ある程度感じがわかってますので、第6波対策を早めに出せるところは出していきたいというふうに考えてるとこであります。
 
(質)前の知事の際に、やはりアラートあったと思うんですけども、そのアラートは第5波の時に機能してたか、それについての認識と、もう少しその検討してるアラートについて、こういう方向で進めたいというお話があればお願いしたいんですが。
(答)第5波の時には、アラートではなくてシグナルっていう名前やったんやないかなというふうに思いますけれども、それが機能してたかどうかについても今検証しているところであります。いつのタイミングで何をやるかと、シグナルが、シグナルも重要なんですけど、シグナルを受けて何やるかっていうのも重要なので、今回そういった部分も含めて検討していきたいというふうに思ってます。具体的な中身については、なるべく早いタイミングで皆さんにお知らせをいたしますので、しばらくお待ちいただければというふうに考えてます。
 
(質)アラートですが、今検討されてるアラートですけれども、要は第6波がいつごろ来ると想定して、いつごろまでにつくろうというお考えなんでしょうか。
(答)これははっきりわからないとこですね。医療関係者の方々とも話をしてます。先週もしましたし、今週もする予定ですけど、いつごろ第6波が来るのか全く読めません。全く読めないということは、いつ来てもおかしくないというふうに思った方がいいということでありますので、検討加速をして、皆さん方になるべく早いタイミングでお知らせをさせていただきたいというふうに思います。

その他項目に関する質疑
 
○社会的検査の拡大
(質)コロナ関連なんですけども、クラスターが最近高齢者の施設で続いてるっていうこともあって、社会的検査今県のほうで障害者施設を対象にやってると思うんですけども、その辺また9月より前の時みたいに高齢者施設への拡大だとか、社会的検査の拡大だとかっていうそういう考えはありますでしょうか。
(答)担当の人はいますか。
(答:医療保健部)現在、障害者の施設でやってますが、状況また見てですね、今後の対応については検討という形になります。
 
(質)検討事項にはあるというふうに考えていいんですか。
(答)ごめんなさい、検討?
 
(質)検討は進めてるっていうふうに考えてよろしいですか。
(答)高齢者施設で続けて出ましたんで、社会的検査を高齢者施設に広げるということも検討しなきゃいけないというふうに。今のところ出た高齢者施設のクラスターを何とか潰すということでやっていますので、連続してということはないんですけども、なぜそういうクラスターが起こったのかということも保健所でチェックをしてくれてますんでね、そういうことをやりながら、それからご指摘のあった社会的検査についても、必要があれば拡大をしていくということを考えてまいります。
(答:医療保健部)別途、抗原定性検査キットもお配りしておりますので、そちらについても活用を検討していきたいと思います。
 
○都道府県魅力度ランキング
(質)ちょっと柔らかい質問なんですけども。
(答)はい。
 
(質)ブランド総合研究所というところが毎年やってる話ですけども、都道府県魅力度ランキングというのをやっていて、今年まあ三重県は非常に結構上がってまして、前年の31位から今年は23位ということで、そもそもこの調査はどこまで妥当性があるのかっていう議論もあるわけですけれども、上がったことには変わりはない。それをどう捉まえておられるか、ご所見お聞かせいただければと思います。
(答)他の県の知事さんが答えておられたのも見させていただきました。魅力度ランキング、何をもって魅力度と言うのかっていうそこについての様々な疑念が示されているのも知ってますけど、魅力度が上がるってのはこれは良いことだと思います。先ほどご指摘いただいた31位から23位、私は三重県の魅力は23位では留まらへんと思ってますんで、1位でも全然おかしくないなという気はしております。現に先日私お話を三重県出身の人にお伺いしましたけど、京都に長く住んでおられる方で、三重県帰ってこられて、かなりご高齢の方ですけど、やっぱり三重県が出身やからってのもあるかもしれませんけど、三重県がええわと、京都よりええわっていうふうにおっしゃっておられたんで、京都の知事さんには役所の先輩で申し訳ないですけど、三重県のほうが良いと思ってますんで、他の県よりも、どこにも誇れる所やというふうに考えています。県の皆さんが、三重県に住んでよかったと、元気になれるように、私も一生懸命やっていきたいというふうに思っております。
 
(質)発表外で他に質問のある方いらっしゃいますか。よろしいですか。では第二さんお願いします。
 
三重GoToイートキャンペーン食事券の利用再開について(発表)
(質)じゃあ、その発表項目、振り出しに戻ってなんですけど、イートキャンペーンで、新規を出さないっていうのは何か理由があるんですか。
(答)予算上の話と聞いてますけれども、追加して何かありますか。
(答:雇用経済部)国との契約があるんですけれども、事務期間の契約がございますので、その契約期間が終了することによって、新規の販売が今できなくなっております。
 
(質)その事務期間の集約ってのは、国での最終取り決めの時にいつというふうに?
(答:雇用経済部)事務の終了期間?
 
(質)それしないと、9.5億円まで使ってないから、それを消化しないと新規出せないていう話なんでしょ。
(答:雇用経済部)はい。
 
(質)だからそれを、国とのあれはいつぐらいだったら切れるわけですか。
(答:雇用経済部)いつぐらいだったら切れるか。
 
(質)それとも総価額9.5億円を使い切ったら、新規が出せると。
(答:雇用経済部)国とJTBとの契約期限は12月15日というふうに聞いております。
 
(質)ただ、これ知事の判断になると思うんですけど、例えば宿泊とかそういうものよりも、むしろ食事券のほうが使いやすいじゃないですか。ましてその飲食等がある程度ダメージを受けてるというならば、まずその初っ鼻としては、宿泊とかそこの部分よりは、食事から始めた方がスタートとしては良いと思うので、リスタートとして。だとすれば新規かなと思ったけど、まあ制約があるならしょうがないですよね。
(答)確かにコロナで苦しい思いされてるの、飲食の方もそうなんですけど、観光業あるいは運輸業の人達もそうでありますので、15日からは両方ブレーキを緩めるということにさせていただいてます。農水省さんの予算の関係、あるいはその計画の関係で、とりあえず11月23日までということですが飲食についてもご利用いただきたいというふうに思ってまして、その後さらに必要ということであれば、これは中で調整をして国に働きかけていくということを考えたいと思っております。
 
(質)宿泊のやつにしても、これ県外移動っていうのはできたら今んとこはまだ自粛しろって話なんで、ということをさっき知事おっしゃったように県民対象なんですけど、県民対象のその小さなパイの中で、平日であるとかそういうところで特定してですね、結構活用されるとか、売上の見込みとかいうのが、県外からいろいろ来ていただく方に比べればはるかに落ちるじゃないですか。もうその辺のことは議論にはならなかったんですか。
(答)まずは、これ各県で様々な旅行キャンペーンやってますけれども、まずはそれぞれの県で県内いうことでやってます。様子見ながら、県を越えたキャンペーンどうするかってのはおそらく国のほうでも今検討してるところだと思いますので、その結果を見てということで考えてます。県内だけでも180万の方おられますんで、今までは自粛お願いしてましたけど、こういったキャンペーンをやることによって、旅行業の方、それから宿泊関係の方、それから飲食関係の方も潤うんではないかなというふうには考えております。
 
みえ旅プレミアムキャンペーン第2弾の開始について(発表)
(質)無い物ねだりで話広げてるのかもしれないですけど、三重県そのものは、例えば宮城であるとか広島であるとか、両知事対談で割と連携を組んでるじゃないですか。前知事の時代に、山口県であるとか。そういうところが逆にコロナの患者がそんなに少なくて、でやるならば、そこの2県交流みたいな形でそこの県民たちにもある程度払うとか。前知事のとき3県知事会議で県、和歌山、奈良についても、その県民の部分がこういうのを利用するときに、3県に限って利用させたりしたじゃないですか。そこの幅の広げ方っていうのは、今回は議論にはなってないですか。
(答)それは今回ないですね、まずは県内でっていうことです。これ以降は、ご指摘のような形ってのはあるかもしれません。ただ、三重県は飛行場がないので。隣県の奈良とか和歌山ってのは対象として考えられるかもしれないですね。
 
(質)前回、和歌山県知事が喜んで、会見で。三重県のお金で和歌山県民も潤うって言ったけど。
(答)和歌山からも来てもらえればいいなというふうに考えてます。今はまずは県内でということですね。
 
○知事就任1カ月の振り返り
(質)あと、ほぼ1カ月前に知事選に当選されて、初当選されたんですけど、14日から就任ということで、ほぼ約1カ月なんですが、知事着任されてこの1カ月のご感想を、まずお願いします。
(答)着任早々、国体の延期判断がありました。それから、台風14号が三重県を横断するという災害対応もありました。加えて、そのあと、コロナの緊急事態措置をどうするかということで、リバウンド措置期間ということで、継続をさせていただいた市もありましたけど、結構、忙しかったですね。とにかく、日々、いろんなことを判断して、それから、いろんなところに出向いて。最近では、コロナの第6波に向けて、関係者のところに出向かせていただいて、様々な調整、お話をさせていただいているということですが、あっという間に1カ月経ったなという感じです。それから、たまに休日があるんですけど、その時、近くを散歩したりしていまして、普通の山とか川ですけど、そういうのを見ながら歩いていると、やっぱり三重県ってええなと。自然は豊かやなと。雨のあと歩いたんですけど、里山を眺めるだけでも、緑がきれいですし、やっぱり帰ってきてよかったなという気持ちは持ちました。
(質)その休日は、亀山市内。
(答)亀山市内です。
 
(質)今は、部局レクがずっと続いていますけど、ある程度、一巡なり二巡なりはしたと思うんですが、そこらは一応、大体頭に入られて、今後は、夜、場合によっては10時ぐらいまでやっておられますけど、そういうのは避ける感じになるんですか。
(答)そうですね、今、夜遅いのは、本当に職員に申し訳ないなと思うんですけれども、県議会の対応があります。明日、代表質問がありますので、そのためにということでやっていますけど、一段落しましたら、議会の方も一段落しましたら、むしろ県庁にとどまっているということよりは、県内を回っていきたいというふうに思っています。やっぱり、実情をよく見ておかないと、間違った行政をしてしまうということで。これは、私がお仕えした国土交通大臣の冬柴大臣がよくおっしゃっていたんですけど、時間があったらいろんなところに出向いて、実情を見てくること、それからいろんな人の話を聞くこと、というふうにおっしゃっておりました。できれば、私もそれを実践したいと。多分、その方が職員もええんとちゃうかなと思います。
 
○「1対1対談」および「すごいやんかトーク」
(質)新知事になって、課題というか、一応、検討課題として残っている部分とかがあるじゃないですか。例えば、前知事だと「1対1対談」であるとか、住民活動等の「すごいやんかトーク」があって、それも継続するかどうか検討するという話なんですけど、多分、一見知事も、県内首長さんから、後援会を作った方がいいよと言われていらっしゃると思うんで、そういうことから含めて、政務の部分も絡みますけど、「1対1対談」であるとか、そこのところ、あるいは「すごいやんかトーク」であるとか、その辺のスタートというのは、もう結論は出ているんですか。
(答)まず、政務をちょっと横に置いときますと、やっぱり首長さんの方々との話を、私もしたいと思っています。「1対1対談」というのが、何というか、そこはこれからですけれども、話をさせていただいて実情つぶさにおうかがいしたいと。で、市長さん、町長さんだけではなしに、地元の方々のお話もきちんとうかがっていきたいというふうに考えてはおります。
 
○三重テラス
(質)具体的な絡みとして、じゃあお聞きしますけど、賛否両論あった首都圏営業拠点の三重テラスですけど、これについては、知事は、今のご判断は、まだ検討中なのか、それとも、ある程度その期間を経て、役目を終えて、もう閉鎖するとか、なんかそういう判断には達してられるんですか。
(答)私自身、東京におりました時に、何度も利用していまして、三重県の食材が食べられるし、三重県の物品がそこで買える。お酒もそうですし、お菓子もそうですね。とってもいいとこだなというふうに思っていました。東京は、ご案内のように、大消費地ですから、そこで三重県を発信するという場所はあってもいいと、私は思っていますし、他の県も、三重テラスに相当するような、アンテナショップと言うんですかね、県の出先のお店というのを持っていますので、これは、私自身は、引き続き、なんとか継続していきたいなという思いは持っております。
(質)ただ、日本橋であるとか、確か日本橋が再開発、三重テラスができた頃にされて、見直されていますけど、そこの場所であるとか、あそこに伴う家賃であるとか、その辺も一応勘案して、あそこは、できたら継続、場所も含めてするという、今のところお考えなんですか。
(答)はい。おっしゃるように、検証してかないかんというふうには思っています。8年目でしたかね、今、三重テラス。なので、そこの検証は今やっているところですので、その結果を私もおうかがいをして、考えていきたいというふうに思っています。場所的には、東京におりますと、日本橋ってとてもいいとこでありまして、おっしゃるような再開発もできましたし、コレドもできていますし、それから今は、大分少なくなっていますけれども、外国の方がたくさん銀座なんかに押し寄せたときに、銀座にも結構、各県のアンテナショップがありますけれども、日本橋はそんなに外国の方が来ないで、静かないいところだという感じを持っている東京の人が多かったんじゃないかと思うんですけど、そこで三重県のお店があって、落ち着いて買い物ができるというのは、ええことですね。場所も、私はいいとこやというふうに思っています。
 
○知事職の感想
(質)就任して約1カ月で、さっき、非常に忙しかったというのをおっしゃっていたんですけれども、就任前に思い描いていた首長職と、それと実際やってみて、そのギャップというか、感想は何かありますか。
(答)そうですね、あんまりギャップはないですね。私は大臣秘書官をやっていましたので、大臣に付いていろんなところに行っていましたし、大臣の動きも見ていましたので、政治家、それから組織の、ある意味トップの仕事の仕方って見ていまして、まずこんな感じかなというふうには思いましたけど、一番思うのは、やっぱり責任の重さですね。これは、やっぱり就任した時も身が引き締まるということを申し上げましたけれども、常に両肩に178万人県民が乗っかっているっていうのを意識するようになっていますね。それは前からもそうなんですけど、就任して益々という感じですね。特にコロナの関係でいうと、178万人の命をどうやって守っていくかということを考えないかん、日々考えないかんということで、そこは意識する、大きく意識するようになりましたね。
(質)それは、行政官の場合はどっちかというとスタッフであって、大臣、政務官とかいわゆる国会議員の人たちとは違うわけで、そのところが、行政官プラス、自身で決断、実行しなきゃいけないという、この政務というか政治家部分が入ってきたので、そこのところの重みをより強く感じたということですか。
(答)その通りですね、はい。

○知事提案説明
(質)あと、県議会で、提案説明といって所信表明というのは、実際はあんまりいわないけど、知事が新しく代わられて、所信表明にあたるんでしょうけど、この中で、あ、その前にまず、この所信表明をされた時の知事の自己採点は何点ですか。
(答)どうですかね、まあまあ、まあまあの出来だと思っていますけどね。
(質)いや、大抵、採点は第三者の方が、他の方がやられるんで私は避けますというのが、パターンですけど、ただ、多分、知事は、共通一次試験世代だと思うんで、自己採点は得意だと思いますから、あえて聞きますけど、まあまあですか。
(答)まあまあ、まあまあの出来ですね。
(質)この中でひとつ、ふたつ、みっつ気になっているんですけど。三重という言葉と、三重県という言葉を使い分けられているじゃないですか。この認識は、何ですか。
(答)明確に使い分けているわけではないんですけど、一応、例えば「三重に生まれ」というところですね、これは三重の土地とか、それから、文化というんですかね、そういうもので、漠然とした地域を指す時には、三重というのを使わせていただいて、それから「三重県」と書いてあるところは、行政体というんですかね、としてのまとまりの三重県というのを使っているつもりではありますが、それは100%そうなっているかというのは検証していないのでちょっとわかりません。
(質)例えば、今の論理でおっしゃると「三重に生まれた私は」というのが、少なくとも生まれは戸籍とも関係するので、逆に行政的で、「三重県に生まれた私は」とした方がはっきりするんじゃないかというのもありますし、三重が文化的な意味合いも、要は「三重の文化」とは言うけど、「三重県の文化」とは普通言わないので、その辺の文化的な要素も入っているのかと思いますが、何となく、使われ方として、若干ここは三重県の方がいいんじゃないかなというのがあったり、思ったので、お聞きしたんですけど。
(答)わかりました。
 
(質)あと、ずっと知事選の時から漢籍というか、漢文的なものを使われるじゃないですか。それは、ある程度、日本の歴代ずっと、インテリゲンチャの教養としてわからないでもないですけど、この提案説明って、県民は持っていないんですよね。となると、言葉だけで言われると、あれだけ二本松藩も並べられても、何言っているかわからないわけです。理解もできないし。我々とか県議は、これを見ているから、字面はある程度で意味わかる、おぼろげながらでわかりますけど。もし、県民に伝えるという意味合いでいけば、当然そこにある程度解釈された方がいいと思うんですけど、その配慮というのは、お考えにならなかったんですか。
(答)二本松藩の話は、どちらかというと職員向けの話だったので、県庁職員諸君は調べていただけるだろうということを思っていました。県民の方々も、調べていただける方はおられると思いますけれども、時間があれば丁寧に解説をすべきだったかもしれませんけど、お持ちになっておるようにかなり分量が長いので、そこは端折ってしまいました。今後そういうことを心がけていきたいというふうに思っています。
(質)だから、北川知事の時には、割と英語が多用されて、県議会の側から、ここは日本だから、英語で言ったって、わかる人もわからない人もいるんというので、北川さんが改めて英語を言った後に、例えばリテラシーと言ったら分権であるとか、そういう和訳をつけられてやって、鈴木さんの場合は比較的、英語を言って必ず和訳をつけていたんで。それは、テレビで県民を通すとかそういうことを意識されたと思うんですけど、そこはわかりやすかったんですけど、知事の場合は、言いっ放しの感じがあるので。
(答)なるほど。ご指摘ありがとうございます。ちょっとこれから、そういうことも考えていきたいと思っております。
 
(質)あと、コロナの波であるとか人口減少の波というのを、それをそのまま防波堤とつなげればわかるんですけど、いきなり「太平洋の防波堤」という、聞けば南雲中将もそう言っていたと、南雲さんだけじゃないみたいですけど。そこのこだわりとかいうのは、あるんですか。
(答)政治家としての覚悟ですかね。三重県が太平洋に面しているというので、太平洋というのも使ってもいいなという気持ちもありましたけど、先の大戦の中で、命をかけて日本を守った人たちの言葉でありますので、私はその言葉を使うことによって、自分も命をかけて県民を守るという思いも込めて、その言葉をあえて使わせていただいたというところであります。大学時代にサッカーをやっていまして、そこの2期先輩が南雲中将のお孫さんだったとこともありまして、そういう意味では、その言葉に触れる機会もあったということで使わせていただいたということもあります。
 
(質)ただ、南雲中将の評価は、相分かれるところがあるじゃないですか。
(答)そこの話は、長くなりますね。水雷屋ですから、そこはなかなか難しいところがあって。だから最後は立派だったと思いますね。陸に上がって、それでも日本のために、国民のために命を犠牲にしておくと。それから国民を守ったという人だと思います。
(質)海上保安庁の中では、南雲さんの評価は高いということですか。
(答)いや、特にないですね。やっぱり軍とは違いますので。海上保安庁は、警察組織、それから消防組織、人命救助組織ですので。そこは、評価は特にないです。
 
(質)どうも。
 
(質)他に、質問のある方はいらっしゃいますか。よろしいですか。では、これで終わらせていただきます。
 
(答)ありがとうございました。

 了

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

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