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知事定例記者会見

知事定例会見録

平成13年1月16日
       於 部長会議室

1.発表項目    
  ・企業庁中勢水道事務所におけるISO9002の認証取得について
  ・溶融処理施設の安全性やダイオキシン対策などの講演会開催について

2.質疑応答
(知事)それではまず、企業庁中勢水道事務所におけるISO9002の認証取得について私からご報告申し上げます。昨日遅くでありましたが、企業庁中勢水道事務所において、品質管理及び品質保証の国際規格でありますISO9002の認証取得を受けました。給水部門としては、都道府県を含む全国の水道事業体単独で初めてのことと聞いております。県の総合計画、三重のくにづくり宣言の一環として実施した県民意識調査では、安心な水の安定確保という項目に最も強い関心が示されています。今回のISO9002の認証取得は、このような県民のニーズに応え、水道事業のイメージアップとともに、安全で安心な水を安定して供給するというマネージメントシステムの確立により、消費者である県民のみなさんからの信頼がより強く得られるのではないか考えています。ISO9000シリーズは、仕事のやり方の透明性を高め、また、各組織が自ら考え、自らの責任で実行するマネジメント力の向上が期待できるため、公共サービス、公営企業の分野においても有効性の高いツールと考えています。ISO9000シリーズの基本理念である、顧客満足度の向上は、三重県が目指しています住民満足度の向上と考え方において同じベクトルとなっています。なお、企業庁ではISO9002の認証取得について、今回の中勢水道事務所のほか、現在、全水道事務所と発電管理事務所へ拡大展開させ、水道事業、工業用水道事業、電気事業の各業務への導入に取り組んでいるところでございまして、13年度には、5カ所は認証取得をしたいと、こういうことでございます。
 次に、廃棄物処理センターの点について、四日市市長から、新年早々に4項目にわたりまして、市長の立場から是非ということで回答を求められたのですが、それに対しまして、事業団の様々な今後のことについて、4項目、県としても責任ある対応という趣旨のもとに回答をさせていただいたところでございますが、その中で、さらに一層地域の皆さんにご説明をということで、その点についてご報告をさせていただきます。廃棄物処理センターが計画している溶融処理施設の安全性やダイオキシン対策について、地域住民の皆さんにご理解を深めていただくため、この分野では第一人者であるお二人の専門家に講師をお願いして、第三者的な立場から専門的に説明をしていただくこととなりました。講師には財団法人日本環境衛生センターの藤吉英昭さんと京都大学の武田信生教授にお願いをしています。講演会の具体的な内容は別紙のご案内のとおりでございますので、多数のご参加をいただきますようにお願いをいたします。私からは以上でございます。

(質)安全性というところで、そのものですけれども、処理センターの。それほど安全ですか。
(答)相当それぞれの立場で研究を重ねてきて、科学技術の進歩は限りないものがあると思いますが、14年の12月の法施行に伴うダイオキシン対策に対応していかなければいけないということで、もう、それに間に合わすためには期限が迫りつつあるわけですが、その範囲の中で、私どもとしては、最大限、効果の高い、あるいは安全性を確保したというところで、今回こういう形式をとったと、こういうことでございますので、100%といわれると私は返事しかねますが、しかし、最大限配慮し、さらに、万一いろんな事態が起こった場合には、それに対してどう対応するかということまでオープンにお見せし、対応していくと、さらに、管理委員会といいますか、今回、市長さんからの要望に対してお答えした中に自分たちの思い込みといいますか、自分たちがこれだけということだけでなしに、地域の方々も入られて、ちょっと名前間違ってたらお許しいただきたいんですが、安全管理委員会なんかでご一緒に対応していくということで、起こらないことに最大の努力をするということを、事業団のお仕事とはいえ、ここは公的関与を深めて、県も責任ある対応ということで進めていこうということでございます。

(質)今回の四日市市が開発許可を延期したなかでこういう状況になったわけですが、環境事業団は14年12月のダイオキシン規制強化までにはもうぎりぎりいっぱいだというふうに年末の時点で、もうそういう見解だったわけですが、実際、工期は最悪いつまでに着工すれば14年12月に対応できるのか、その辺はどのように考えていらっしゃいますか。
(答)ちょっと技術的なことで私が細かい数字ということは申し上げかねますが、実は、もうすでに工期は来ていると思ってます。それは、平成14年の12月ですから、出来たらその1ヶ月前とか2ヶ月前には、ちょっと私言葉間違っていたら後で訂正しますが、試運転とか、いろんなことも万全の備えしていきたいと思いますね。だから、その辺りを少し、何と言うんですかね、そういうゾーンに入っていっているのかなという気もします。だから、出来るだけ時間はいただいて、確実に工期を本当に完全なものにいただいて、やりたいんですが、まだまだ地域の皆さんにもご理解不十分だという四日市市の代表の市長さんからも強いお申し越しでございましたので、私どもとしては最大限、それにきちっと回答もしなければいけませんし、その時に地域の住民にさらに一層の理解を求めるようにというお話もございましたので、本当に厳しいなかでございますけれども、今回、説明をさせていただくということで努力中だと、こういうことです。

(質)試運転が必要な時期をひょっとしたら食いつぶしにかかっているかもしれないけれども、現時点ではやっぱり理解得るためにはそれもやむを得ないと、こういうことですか。
(答)そうですね、言葉尻捉えられるとつらいんですが、そういう感じで、強いお申し出もございましたし、確かに地域でも、私どもとしては説明を再度さしていただく必要があるということで、ちょっと時間的なラグは私ではなんとも申し上げられませんが、しかし、本当に綱渡り的なことになっているという報告を聞いています。

(質)環境部としては工期は何ヶ月みておられますか。
(答)その何ヶ月とか具体の数字はもしあれならば。

(質)おられるんで。
(答:廃棄物対策課長)工期そのものは事業団でないとちょっとあれですけど、ただ、今知事言われたとおりですね。

(質)分かりました。だから、事業団の把握をしていただけませんか。何ヶ月必要か、工期は。
(答:廃棄物対策課長)後で連絡さしていただきます。

(質)それと、試運転期間を何ヶ月みておられますか。
(答)ちょっと、その言葉が適当かどうか分かりませんけど、私の感じとしては、やっぱり本当言ったら、沢山の時間を。

(質)それも情報公開すべきではないですか。試運転期間何ヶ月必要、工期何ヶ月必要。だから最低着工したいんだと。
(答)そうですかね。ちょっといっぺん担当部で。

(質)講演会開催とあるんですが、ここに講演会・説明会と、これは住民からすると、安全性に問題があると指摘したうえで、県に説明会をお願いしますと。講演会という名称がですね、わざわざ何故こういうふうな名前とってるのか。これ、住民によってはちょっと気分害するんじゃないかと私思うんですが、この点は何か理由があってのことなんでしょうか。
(答)講演会というのは、むしろ、私どもは相当、事業団だけでなしに、県も、やはり公的関与ということで責任ある対応をするということで申し上げてきて、今までも説明をして努力をしてきたんですが、やはり第三者の専門家の先生方に冷静にお話をいただくということも必要だろうと、その経過措置の中で、市長さんからのお申し越し、昨年末のいろんなことで、議論の結果、こういうことになったんだと思いますので、講演会と合わせて説明会というか、それの方がより理解を深めていただけるのではないかと、そういうことでこういうタイトルになったんと違うのかと思いますが、ちょっと平子課長。
(答:廃棄物対策課長)そのとおりです。形は講演会という形は取りますけれど、実質的にはいろいろ説明をさせていただきたいということです。そういう意味で、パンフレットの中にも講演会・説明会という言い方をしてありますけれども、講師呼んできて話ししますので講演会という形ですけれども、実質的には説明会になっています。

(質)実際には講演は何分ぐらいやられるんですか。
(答:廃棄物対策課長)実質で2時間ぐらいのうちのですね、質疑応答の時間も後に取る予定しておりますので、一方的に喋って終わりというわけではありません。まだ、講師先生と具体的には詰めてないんですけど、地元の方の質疑応答の時間を後で取る予定はしております。

(質)環境保全事業団や県からの説明は無いんですか、この時は。
(答:廃棄物対策課長)講師先生の質疑応答で必要があれば、こちらの答えることも出て来るかとは思います。

(質)一般的な溶融炉の安全性についての説明なんですか。
(答:廃棄物対策課長)今回は、廃棄物処理センターの、これについての安全性を専門の先生に喋っていただきたいと思っています。

(質)ガス化溶融炉の先進事例を持っておられるんですか、このお二人は。安全確保の。
(答:廃棄物対策課長)ガス化溶融炉の専門の、武田先生は国内の第一人者ですし、もう一人の藤吉先生というのは、こういうガス化溶融炉含めた廃棄物処理の専門家ですので。

(質)ガス化溶融炉の先進事例は、自治体でどこにあるんですか、国内。
(答:廃棄物対策課長)ガス化溶融という両方組合わさったやつはですね、事例はないです。それは、知多に、実証炉できちっとやっておりますので。ガス化とか溶融とか、それぞれではもう実績はありますので。

(質)是非、その工期、それから試運転期間。
(答:廃棄物対策課長)それちょっと後で。

(質)今回の問題なんですけれども、要するに住民の説明ですとか、安全性の説明が十分になかったということろから来ていると思うんですけれども、県は公的関与については、住民同意は要らないんだという立場だったんですけれども、今後、新しくこういった問題起きた場合にどう対応なさるかということを伺いたいんですけれども。
(答)今後検討課題にはなると思うんですが、私どもとしては様々な問題含んでいると思います。それで、だんだんNIMBYといいますか、こういう施設について造りにくくなってきていると思うんですね。だから、そこについてはやはり公的な立場でやらざるを得ない場合が増えてくるだろうという、私は気もしています。そういうことをしないと実生活が営まれてきませんから、産業活動も営みにくくなってくるということについて私どもはどうするかということは、真剣に考えていかなかればいけない課題だと、そのように思います。ご指摘の点については今後の検討課題にはしていきたいと、そう思っております。そこで、今もご質問いただきましたが、我々も法律改正され、その中で期限を切られて最大の効果を上げていくにはどうするかということでやってます。IT関係もそうです。日進月歩の世界ですから難しい点もあるんですがね。しかし、法の施行には間にあわさざるを得ないとすれば、なお一層のこと公的な立場で責任ある対応をしていかなければいけないだろうと、こんなことを実は考えております。そこで、このRDFでも、あるいは今回の処理施設の問題についても、市町村の皆さん方と最大限、環境にトータルとして負荷を与えないためにどうするか。もう一つはそれぞれの市町村で本当に期限までに責任ある対応が出来るかというようなことをご相談させていただいたり、強いご要望いただいて、環境にまず負荷を与えない、そして、経済的なこともということで、県も事業団にお願いして、県もそれを支えていくということで決断をしたということはこれから重要な要素になってくると思いますので、今のご指摘は検討課題にさせていただきたいと思います。

(質)ダイオキシン規制があって、それに向けてRDFとガス化溶融炉と柱造りましてね、その両方が何となくぐずぐずというか、すっきりしないような形で進んでいきますけれども、当初の見込みなり計画なり、最大限やられているといっても若干その辺の甘さがあったのかなという、全体的な組立の中でそういうような感想というか。
(答)おっしゃっていただければそういう点があったかもしれません。しかし、現実の対応、14年12月という期限切られているわけですから、そこで最大の県民サービスとはなんぞやということを真剣に考えていかないといけないというふうに考えました。そして、この非常に南北に長い飛び地で、いろんなところで、例えば一般廃棄物なんかも市町村というような決め方はやっぱりどうか、産業廃棄物は県だというような形だけでない、両者が努力し合ってということを頭に置きながらした時に、例えばRDFなんかでも、移送距離の間を生ゴミをそのまま持ってくるよりはチップにして運びやすくするとかね、そして、それぞれにRDF化する施設というのがずっと造りやすいわけですわね、燃やすよりは。だから、そういうふうなことも含めて検討し、走りながら考えてきたという側面も否めないと思いますので、そのことについても今後、最高の対応、努力をしていきたいと、そう考えています。

(質)今回のことを教訓に今後どうするかの話しですけども、公害防止条例で、前も聞きましたけど、産廃指導要綱で公的機関の住民同意は必要としないという部分について、住民同意を必要とするように盛り込んでいこうというご意志はありますか。
(答)いや、専門家に任せたいと思いますし、そう簡単にいかない問題だとは思います。

(質)でも、今回の発端も、とにかく公的機関の産廃施設に関して住民同意はいらないという、途中で県の居直りなのか、それともそれを前提にやっているのか知りませんけども、そのことのボタンの掛け違いがあったわけですね。住民の同意がなかったと。四日市長もそのことに対して怒られているわけですね、何故住民を説得していないんだと。その反省はどう活かされるんですか。
(答)住民の皆さんへのご説明の仕方とかいろんな点で行き違いがあったとは思います。足らなかったと言えばそれまでで、だからこういうことになってるんですが、法に従って一所懸命、今まで説明も実はしてきている部分もあるんですね。だけど、それが足らなかったというご指摘をいただいているから、素直に反省しますと、こういうことでございます。今後も住民の方に出来るだけのご理解をいただくための最大の努力をですね、さしていただくことは当然のことでございます。

(質)反対運動をかなり中心的にされている方の中で県の職員の方がいらっしゃるわけですね。で、その方は生活者起点の県政がこれでいいのかとというふうに我々記者にも主張されてるわけなんですが、これに対して知事はどのようにお考えでしょうか。
(答)私ども出来るだけご理解いただく努力はしなければいけませんが、一県民というお立場でそういうご主張いただくということで、必ずしも私どもが決定的にどうこうするという立場でもないんで、そのことは重く受け止め努力をしていくということで、今回もこういった講演会なり説明会を再度開催し、さらに一層、四日市の市長さんの要望等々にもお応えする努力をしていると、こういうつもりで、一県民の声として真摯に受け止めて対応させいただくと、こういうことです。

(質)それとちょっとずれるんですがポイントが、職員の資質向上という観点ではいかがですか。
(答)いろんな点で私どもも努力はしてかないけませんが、やっぱりだけど、いろんな声はあるということは、私どももそれに対して、県民としての受け答えはしてかないかんと、そう思っています。

(質)私の意図は、自立した一県職員の登場だなというニュアンスで捉えたんですけども、そういうレベルアップではどうですか。
(答)ああ、そういうことですか。

(質)唯一、北川に盾突く一職員。
(答)唯一ではなしに沢山みえるんですけども。実はね、こういったことでね、県の職員のことでいろんな住民の方にもハレーションを起こしたとか、いろんなことについては私どもの責任は感じます。それはそれとして、私は両面のサイド持ってますから、一概にこういう場でお尋ねいただいて、お尋ねいただくことはなしにして、私が一方的に喋るということになれば、また、私の見解として出た場合の、言葉、語弊を恐れますから、なかなか解答申し上げにくいんですけども、両面あると思います。だから、これからは、そういったことも起こりうるという組織体制にしていこうという努力を今私どもはしてるつもりなんですけどもね。

(質)先ほど住民同意の部分、今後の検討課題になるということですが、今後というのはですね、今改正作業中の公害防止条例の審議の中で検討課題にするのか、それとも、今回は手を付けずに、その後に条例改正及び要領、要綱ですか、の改正を検討するのか、この点いかがですか。
(答)そのことも全部含めて、時期的なことなんかは限定、今の場では出来ないと思いますので、トータル含めて検討課題ということにしていきたいと、今はそう考えています。

(質)以前の繰り返しですけども、公的機関は住民同意必要なし、私的機関は住民同意必要というのはおかしいとは思われませんか。
(答)その辺りは専門家の議論を是非していただきたいとは思っています。

(質)知事のお考えは。
(答)私はいろんな考え方あると思います。

(質)公的機関は住民同意必要なしというのもやむなし。
(答)いえいえ、今それに対してのお答えは控えますが、いわゆるNIMBYといいますか、ノット・イン・マイ・バックヤードというですね、裏庭にはごめんよと、自分のということですね。それに対して行政は今からどうやっていくかというのは最大の課題になりますよ。このことは。

(質)知事、これ裏庭だけ、という問題ではなくて、責任ある対応をしていただかなきゃいけないのは当然の話しですしね。ようするに、石川島播磨重工とクボタの共同事業体で、今まで実証炉さえなかったものを新しい技術でやっていくんだということで、実証炉さえないない所になんでこういうものを造るんだというところが今回の問題の出発点だったと思うんですけれども。
(答)私どもとしては、一番いいものをどうしていくかということでやった時に、もし、じゃ県がですね、そういうことは関係ないと。どうぞ各市町村さんでみんなやっていただけませんかと、集中的な処理センターを造らずに、いうのと、一カ所でやればダイオキシンというのは、ちょっと私が技術的なことに立ち入るのはおかしいんですが、ほとんど口から入っていくわけですね、実態としては。空気よりは、はるかに、圧倒的に水を通じて食物連鎖で入って行くわけですよ。そうした時に、本当に県内で40カ所の市町村なり、それが全部が全部かといのは、30数カ所という言い方もありますが、一応40市町村、あるいは、80前後だと思いますが事業者、そういう人たちの方がはるかに実は環境に対する負荷は大きいわけですよ、全体的に見れば。ということから、私どもは一方で14年の12月というのは区切られているということにした時に、我々も、今、本当に100%かと言われればつらいことですが、それが起こったときには直ちに、例えば、経営管理委員会とか、地区の皆さんとも一緒に模範的なことを造りますというお約束をも申し上げ、そして最大限、私どもも、公共事業体として県も、事業団とはいえ、我々もご一緒に責任ある対応をしたいということの方が、私は、環境先進県を作っていく時には効果が高いだろうということで、100%絶対的にここまで自信があるということでやれれば、それは本当に一番いいことだと思います。だけど、14年12月で、工期期間、工期というか、その期間をどう見るかというのはいろいろあると思いますが、やる側にとっては安心でね、安全な、台風が来ても、そういう期間も見てもとか、いろんなこと考えますよ。そういうふうなことを考えた時に、私どもは公的に関与して本当に地区の住民のみなさんとも開かれた、オープンでということにしないとね、絶対起こらないという表現は、私は駄目だと思うんですね。だけど、最大努力しますが、万一起こったときにも最小の対応と、今の住民の皆さんに公開して、ご一緒にやるということのほうを、どちらを取るかという議論になってこないと、一方的な絶対値だけ求められたんではなかなか難しいだろうと。それにしても私どもは、地元の皆さんにも、あるいは市長さんからのお申し越しもあり、我々はさらに、ご説明、講演会等々通じて、地区の方にご理解を得ていこうと、こういうことで努力をすると、いうその方法、そちらの道を選んだということを、出来ましたらご理解をいただきたいと、こういうことですね。

(質)一選択肢ですけど、例えば、名古屋市さんみたいに、もう非常事態宣言をして、例えばこのセンターを白紙に戻して、非常事態宣言を出して、皆さんで考えて下さいと。焼却灰どうしようもありませんと、センター止めますという宣言されるおつもりはないですか。
(答)いや、ここまで来て、時間的にも14年の12月は待ったなしだという前提で組み立ててきておりまして、市町村さんともそういう形、事業所さんもそういうことで、ちょっと私間違っているかも分かりません、それぞれの事業所さんも用意するということを、これがあるからということでね、やらずにということもあると思うんですよ。それが全部やった時の、じゃあ環境負荷をどれくらい与えるかということとの、こういうことを、私がお願いしておって言いにくいんですけども、比較考量をものすごくしてきたわけですよ。だから、そういう点で、本当に何十カ所も、何と言うんですか、焼却灰をご自分たちでというのと、ガス化溶融でやるのと、いう比較考量ですから、今の段階でね、そのようなことを申し上げるわけにはいかないと、そう思って努力をしていこうと、こう思っています。

(質)建設地そのものを、例えば住民さんがおっしゃられているようにコンビナートの中に造ってくれと、ただし県側はコンビナートに造れば余計輸送の問題が起きてくるとおっしゃられるんですけど、そういう建設地そのものをずらすという考えはないですか。
(答)場所。

(質)場所。
(答)いや、もうここへ来て様々な努力の積み重ねもございますし、今後、埋立の方の形のことも本当にきちっとフォローしていかなければいけない責任もあると思います。そういったことから、ISO14001のさらに一層充実した対応も考え、さらに一層地域の皆さんに模範的なといいますかね、ちょっと内容は、言葉は分かりませんが、経営の管理委員会を、自分たちで独占するんではない、皆さんともご一緒にしてということを考えた時にここでお決めいただくのが一番私はトータルからいけば、そういう判断をしてあそこになっていると思います。

(質)中勢水道ですけれども、このISO9002を取得すれば、例えば長良川河口堰の環境ホルモン対応は万全なわけですか。
(答)これは、どなたかみえましたかね。そういうことと、ちょっといっぺん。
(答・企業庁都市用水課長)今回の9002というのは品質システムの確立ということになっておりまして、先程ご質問にございました河口堰の水質の問題点とかそういう見地からではなくて、いわゆる仕事のやり方というんですか、進め方というものをきちっとマニュアル化をすると。要するにその、今まで、私どもで仕事をしてきたことを透明化するということになるんですが、もののつくり方のプロセスというものをきちっとマニュアル化、文書化をして、そのとおりの活動を実行していくということで今回の9002を認証取得に至ったということでございます。ですから水質、河口堰の水質ということについてはリンクしていません。

(質)例えば中勢水道が出す水の中に環境ホルモンは絶対ないというような品質保証も含まれるのですか。
(答・企業庁都市用水課長)絶対ないということではないんですけれども、私どもの場合には飲料水と、いわゆる水道法のなかで基準がございますので、その基準をクリアさせるための水づくりをしておりますが、いろんな検査はもちろん行います。で、今の基準値のなかにおさまっている、またはその指針値のなかにおさまっている、それの確認をしながらより安全な水を提供するというシステムでございますので、含まれている含まれていないということに対しての判定ではございません。

(質)認証取得にいくらくらいかかったんですか。
(答)今回の中勢水道事務所に係る費用としましては、全体で約550万円ほどの経費で終わりました。

(質)550。
(答・企業庁都市用水課長)はい。

(質)この全国の水道事業体単独で初めてという、単独というのは何か意味があるんですか。
(答・企業庁都市用水課長)認証の範囲内、範囲の項目のなかに給水という項目がございますが、国内で給水という項目でのISO9002の取得をしている水道事業体というのは一つもございません。水道事業体といいますと私どもの県営でやっておりますような用水供給事業だとか、それから市町村で事業を運営しております、いわゆる一般の水道事業、簡易水道を含めてですけれども、そういう水道事業としての取り組みは今回私どものケースが全国で初めてということです。

(質)自治体全体ではあるんですね。そうしたら。
(答・企業庁都市用水課長)自治体としましても、例えば行政サービス、公共サービスという、そういう分野がございますけれども、その中に、例えばどこかの役場で水道課、検針業務だとか料金の徴収業務というものがございますけれども、そういう業務についての取得事例はあるようですれども、それは給水ということではなくてあくまでも行政サービスのなかに。今回私どもの場合には水をつくって、水を製造する工程がもちろんございますので、浄水場のなかでいかに水づくりをしているのか、どういうかたちでの水処理をしながら供給をするのかということのマニュアル化をしたのが今回の事例でございます。そういう意味では全国で初めてと。

(質)水道事務所として初めてということで。
(答・企業庁都市用水課長)はい、水道事業。

(質)水道事業、水道事務所。
(答・企業庁都市用水課長)水道事業として初めてです。

(質)給水分野のね。
(答・企業庁都市用水課長)はい。

(質)検針マニュアルはあるけど。
(答・企業庁都市用水課長)検針マニュアルといいますか、公共サービスということでの市町村サイドでの事例はございますけれども、浄水場で水処理をする全体のプロセスを認証の範囲にしたというのは今回の事例が初めてです。

(質)この5ヶ所というのは何処と何処でしたっけ。
(答・企業庁都市用水課長)今後の展開でございますけれども、今回中勢水道事務所ということで、水道部門を認証の範囲として出しました。今後は北勢水道事務所、四日市の地区にございますが北勢水道事務所、それから多気町にございます南勢水道事務所、それから志摩にございます志摩水道事務所、で、中勢水道事務所は現在は水道だけを担当しているということで、担当しているといいますか、対象にしましたけれども、実はこの水道事務所は工業用水も管理をしているということでございますので、先程知事のほうからもそういう話がございましたように、今後は水道事業、工業用水道事業にも水平展開をしていくということでございますので、工業用水道部門を含めますと中勢水道も今の水道以外に工業用水が新たに入ってくるということでございますので、中勢水道事務所も入ってくる。それで4つの水道事務所になります。それともう一つは発電事業がございます。電気事業で今現在2つの発電管理事務所がございますけれども、将来的には統合化ということも含みながら進めておりますので、そのなかの発電管理事務所1ヶ所ということで合計5つということです。

(質)これ、取得することで県民はどのような利益が。
(答)まあもの凄いあると思うんですが、一つは業務のあり方、プロセスをクリアにしていきますし、もう一つは品質の管理というのでマニュアル化していきますから、今までの経験とか、あるいはご自分たちがこんなもんだと思い込んできたことを、実はそうではなかったねというようなことを明らかにするんです。今までは経験でついついやってきたというようなことが、これマニュアルを入れることによってどなたがそこの担当になられてもスムーズに動いていくとか、そういうことが可能になってきます。さらに、所属長は、管理者はなかなか大変にはなってきますけれども、例えば中勢水道事務所は中勢水道事務所で完結型といいますかね、責任ある対応、ちょっと後でもしあれだったら直してください、をしますから、今までは電気は電気、水道は水道、水道も上水と工水とかいって縦割りでいろいろなこう、工事なんかチェックしていたのを、例えばですよ、ちょっと言葉間違ってたらあれですが、一つの事務所に仮に1.5人の電気屋さんがいるとしますね、1.5人の。そしてもう一つですね、電気屋さんと水道屋さんが1.5人いるとしたら、1.5というのは割れませんから2人になりますね、2人に。で、2人で1.5、1.5で電気屋さんと水道屋さんがいるとしたら、1.5足す1.5で本当は3にならなきゃいけないのが、1.5の2人とこっちの1.5の2人で2人対2人で4人になるわけですね、人数が。そうすると4人と3人という違いがでてきて、このマニュアルを入れればまあそれによっていろんな品質管理とか勉強もしなければいけませんが一つの例としてね、全部が当たっているかどうか別にして4人でやってきた仕事が実は3人で、そのシステムを入れることによってできますねという部分もございます。さらに先程申し上げた品質管理的な意味でも勘とかですね、経験だけに頼らずにマニュアルでやっていくと、こういうことが可能になりますから仕事がスムーズにいくというようなことが、いわゆる縦割りの弊害が横断的な作業形態に発展していきますから機動的、機能的には優れたものになっていくというふうに考えております。ちょっとフォローしてくれますか。ちょっと間違ってた点もあったら。
(答・企業庁都市用水課長)先程の水の例につきましてはこれはそのとおりの考え方でございまして、私ども水道水を供給している立場は末端供給まではしておりません。市町村の水道事業体に対して用水をさせていただいているわけなんですけれども、結果的には私どもの水が一般県民、住民の方々にお飲みいただいていることには変わりはございません。県民一万人アンケートのなかでも水道の関心というのは非常に高うございます。私どもの仕事というのはこれまで当たり前の水、安全で安心して飲んでいただける水、当然のことでございますけれども、私どもはこういうマニュアル化、オープンにすることによって、浄水プロセスについてももちろんこういう方向になります。皆さん方の非常に高い関心に対して私どもどういうかたちで答えていくべきかということから今回の申請にも取り組まさせていただいた訳ですけれども、先程の知事の話にもございましたように、システム化のなかで、もちろんこれは文書化、マニュアル化をいたしました。その結果、この仕事の進め方、やり方というものがマニュアル化されることによって、例えば、まあ人事異動のことで人が新しい職場に貼り付いたとしましても、このマニュアルに目を通すことによって、やり方については掌握できるということでございまして、これまで経験だとか勘だけに頼っている、まあそれだけに頼っていたわけではないんですが、それをより鮮明に文書化をする、基準値もきちっと定める、その基準に沿ったような仕事を進めるということができますと、職員に対してのいわゆる教育訓練といいますか、研修活動についてもある意味での効果がでてくる。で、一般の住民の方々にすれば県の水道事業というのはこういうふうにしているんだということを、まあ私どものPR不足の面もございましたけれども、よりご理解をいただけるような、そういう取り組みにもこれからこれを使いながら発展させていきたいと、そう考えております。

(質)経験と勘がなかったらどうなったんですか。
(答・企業庁都市用水課長)いや、経験と勘というのはちょっと語弊がございますけれども、これまでもそれぞれの仕事のなかでマニュアル化したものがございました。それをまあそれぞれの用水場で認証するために、それぞれの担当者が作った、マニュアル化したものがございました。で、それはISOの基準ということではございませんでしたので、それを基準化をして、基準に沿って、要求事項に沿って文書化をしてまいりました。で、経験とか勘ということについては一つの例えでございますけれども、まあこれらについてはすべて各浄水場においてもそれぞれマニュアル化したものを持っておりますので、その分が、それは各個人が作ったものだとか、それから課で作ったものなどございますけれども、それを統一化をした、完全に一本化をしていく。で、それは共通の文書になってまいりますので、その浄水場に従事する人はその文書、マニュアルを見ていただければそれに沿った仕事ができる。

(質)各水道事務所の仕事の手順はそんなに違うものなんですか。
(答・企業庁都市用水課長)いや、基本的には同じなんですが、基本的にということは、まあ左様でございます。ただ水源が、管理するところが違います。私どもの浄水場は水源の水質による違いに対応しながら最終的には水を供給するということでございますので、そのなかでどのような水の濁り方があった時にどういう対応をしていくかということが、それぞれ浄水場によって違うということでございます。

(質)マニュアルというのは一つあればいいものという訳じゃないんですか。
(答・企業庁都市用水課長)ではございません。

(質)各水道事務所でやっぱりそれぞれに一つずつ違いますか。
(答・企業庁都市用水課長)はい。それぞれの水道事務所にそれぞれのその水処理について、これは先程申し上げたような川の水が変わってまいりますと、もちろんその処理の仕方も変わってまいりますし、給水量というんですか、水処理の量もございます。で、対象になっております市町村の数も違っています。そういう意味では各水道事務所でのそれぞれのマニュアルと一致させることが必要です。ただ基本的な、基本マニュアルになっております、私どもの場合には品質マネジメントマニュアルと呼んでおりますけれども、おおもとになっているマニュアルは共通でございます。これはこのままでよろしいのですが、あとはそれぞれ水道事務所毎に運営をするための運営マニュアルというものを策定をいたしますが、それが各事務所毎にそれぞれ違ったものができてくる。違ったものと言いますか、その事務所毎に応じたもので対応したものができあがるということです。
(答)あのちょっとこれ、別の角度からちょっとご説明申し上げたいと思うんですが、各その、水道事務所でマニュアルは一本でいいんじゃないかと、こういうことなんですがね、実はそういうことではなしに、もう職員の意識改革なんですわ。だからこれは企業庁で9002を入れるといったときには総反対だったんです。もの凄い大反対が起ったんです、これは。で、それは、今までの縦割りの弊害というのがどういうところにあるかというと、今まで我々は電気の専門家だったとかね、何々の専門家だったという、この縦が崩せないんですよ。相当つらいことなんですね。そうするとね、部分的な一割を改革するという時はその人達でできますが、その組織そのものなり考え方そのものをもう抜本的に変えようということになったときには、実は革命的なことをするということになれば、専門家じゃなしに外部の人間とか、全く新しい考え方でやった方が余程効果が高いということになるわけですね。で、私どもはそこに到達するまでに5年半かかってきたわけですが、それの一つのツールとして、品質管理の9002を今実は入れた。で、これはどういうことかというと、言葉で我々これだけやってるのにいかがですかということはもう一切ないわけですよ。そんなものもう全然関係ないわけです。この目的がどうなってこうなってるということで、数字と文字が客観的に出てくるだけの話です。そしてそれを自分達が、ご自分達がご自分達の自己評価じゃないんです。これはもう完全に外部評価ですから、第三者評価で第三者がチェックするということになったときに抜本的に変わりますから、実は私はこれは本当に大改革だと、私が言うのはちょっと申し上げにくいんですが、縦の世界、いわゆる縦系列ですね、中央官庁からずうっと繋がる、こういった世界が、これ破壊されるシステムなんです。すなわち横断的な発想ができるということになりますと、人事異動が非常に楽になるとか、考え方がね、今まで・竭ホだと思い込んでいたことが実は全く逆の見方をすれば、あ、そうだったのかという気付きがない限り、実は9002が中勢水道で入ることは、今まで全く考えられなかったんですよ。だから最初の時に凄い大激論がございましたという報告を受けていますが、私はそのとおりだと思う。その激論、議論が実は学習効果になって最後には一瀉千里でずっといけたというふうに考えております。従って自分達の仕事のあり様を、自分達はこうだと思い込んでいきます、自分達の経験によって。そうじゃなしに第三者の客観的な目を持つことが職員ができたがために9002の認証取得までいったとみたほうが私はいいとそのように考えていますから、企業庁も相当今まで私が就任してから努力をしてきたことは事実です。内部改革、ここ数年重ねて、従来のパラダイムを相当変えてきたことも事実ですが、さらに一層バージョンアップして率先実行で、今回の9002の取得は非常に大きな効果があったということで、事業部門、企業庁の中における事業部門はまあ5つのところ13年度に取るということで、これで大体全部ですわね、ということは自分達の経験から、これは取ったほうがいいということで、率先実行でこれから認証取得に向かって努力していくと、こういうことですから、また企業庁の中で相当な議論を呼ぶことになると思いますが、私は呼んだほうがいいと思います。そして結論は自分達が自分達で直していくという、いわゆる率先実行のこれ見本のようなもんでございまして、効果は、今後、そのリーダーシップにもよります、さらにこれは一層、次から次へと回転していくわけですからフォローの点も気を付けなければいけませんが、そういうふうなことでいけば大変大きなチェンジだと。だから従来の経験で過去はこうだったということと、こういう勘でやってきたということがほとんどね、それはそれとして重要なことではありますが、通用しなくなったということによって横断的な発想が生まれたというインセンティブを与えたというのが9002の取得であったとこう思います。

(質)第三者の目という話が出ましたのでついでにお伺いしますが、昨日、行革調査特別委員会で発表されました、外郭団体の自己調査に基づく監査法人の分析についてですが、実名で出されたことを前向きに評価する向きもありますけれど、一方で、そもそもの分析の前提が自己評価だと。そこで出てきた分析をみると財務状況はDだと。残りはオールAだと。という素人がみても非常識かのような分析も出てきているのですが、知事が言われた第三者の評価という点で言えば、自己評価ではなくて、監査法人がそのまま外郭団体を全部入れるということがあってもよかったのではないかと、今から思えばですが。知事はどう思われますか。
(答)自己評価からだんだん第三者評価というか、外部評価に変わっていくことは事実になります。それで私どもも100%前例がないのですから、絶対これだ、ということではなしに、様々な試行錯誤を繰り返しているということを何回も申し上げてきましたが、それで監査法人にお願いをして、ご自分たちで自己評価というのも一つの手法として、総務局も考えたことでございましたということで、それについて、出てきたことについて朝日監査法人がみてチェックをしたということですから、これは内部評価ということになりますから、外部で、外部のあれを入れてやるのも一つの手だと思います。あれはああいうことを全部いろいろ積み上げていって、本年度中にできればどうするということの方針を決めて、そして13年度に最大の解決をしていきたいということで、そういう発想もあっていいのではないかということで出したのですが、それに対してご批判をいただくのも、私も見ましたがね、むべなのかな、というご批判をいただいたことについては、そう思ってもございますので、それをまた梃子にして直していく。さらにじゃあもっと有効な方法は何かというような議論をしていくということでご理解いただけたらと思います。

(質)あの点について、知事も今認められましたが一部甘さがあると、非常に厳しく自分を自らを出したところが実名で出て、一方で自らについて客観的に出る財務状況だけBだと、あとはAだと。そういうところは実名公表が事実上新聞報道等でされないというような、若干公平性に欠けるのではないかと。
(答)どうって。何ですって。出ていったじゃないですか、名前。

(質)厳しく採点したところは実名で出ているけれど、甘いところはみんな相手にしないからあまり新聞に出ないと。字には出ないと。
(答)出たんでしょ、名前は、だけど。こっちのあれじゃないんじゃないの。ということは、と違うの。

(質)いえいえそうではなくて、自分に甘くつければ結果的にそれをベースに監査法人が見るわけですから、最終的なものも甘く出てきますね、当然。そのことについて、厳しく出したところから不公平じゃないかという声は当然あるんじゃないかと思うんですが。
(答)厳しく出したところも甘いかもわかりませんわね。わかりませんよそれは。だからやっぱり我々も、出すか出さないかということは相当ナーバスなところですよ、それは。だけど情報公開で出すから、失礼な話もあるかも分かりません、経過措置だから。最終的な結論を結果責任なんだけど、経過措置の中で出すというのは、行政運営方法としては辛いところもありますが、しかしやっぱりプロセスをクリアにするということでお出ししているわけなんですね。

(質)いや、私は出すことについておかしいと言っているのではなくて、そもそも直接、監査法人が入ることをしなかったのはどうしてなのかと、そういうことなんです。
(答)だから、ご自分たちで率先実行なんですよ。やっていることは。それで企業庁の方も実は率先事項でISO9002を取って、ご自分たちが意識改革をし、縦割りを横断的なものにしようと、こういうことなんですね。だから今、私どもが取ってきたことの一つは、トップダウンで知事が言うからとか総務局が言うからということでご批判もありました、今までね。だからそれはそれでやっぱり改革や革命をするときは必要なことだと思いますが、もう一方で率先実行で自らやっていただくということで、みんなでみずからみなおす三重づくりというのを、我々は基本方針として考えたわけですよ。ということは私が二期目になって、一期目と全く別の違うやり方をしてもよかったわけですね。だけど、今まで積み上げてきたことをもう一回さらに深く広くやろうということで、とかくトップダウンとかいろんなことがご批判もいただいていましたから、それはそれとしても、自らが率先実行でやっていただくというのが一番いいんだろうという流れの中で、だぶんこれもそういう外郭団体のもあったと思います。だけどこれが出てきて、甘いとかいろんなご批判をいただいたでしょ。だからこそまたやるんですよ。だから最初から100%求めていたら、やらないということになるんじゃないですかということを申し上げているわけで、やっぱりそういうチャレンジしながらどんどん、大変失礼な言い方かもわかりませんが、そうしないと改革は進んでいかない。だからやらないということになっちゃうんですよ、今までずーっと。だからオープンにしてご批判いただいて、私も納得するところもあります、ご批判の内容は。だけど出したから、全部オープンで出しているからこそご批判をいただくわけでね、というふうなことのリズムをつけていって、できるだけ素早く一番、もっといい方法もあったかも知れません。だけどそういう努力は重ねていこうということで、今朝ほどの部長会議でも、これを重く受け止めて、議会のご指摘を受け止めて、本当に率先実行で我々がやらなければ、我々の能力が試されているということですよ。それでさらに、外部のチェックというものも考えていかなければならない、当たり前の話だと思うので、そういう順序で一応頭に置いていただくということなんです。

(質)批判をも受けることも想定しながら。
(答)想定というのは。何をしたってやられますよ。直接ドーンと入ったって、批判はあるんです。行政なんて絶対のことはない相対の問題もありますからね。だから私どもとしては、一度本当に自らお気づきいただきたいというようなことから、チェックをということは、今まで外郭団体はそういうことが少なかったと思いますよ。だからそれで自分ところで甘いという、こういうご批判をいただいたら、やっぱりそれは感じられるところはあるじゃないですか、ということも含めて重く本当に受け止めて、我々やっていこうということを申したところでございました。

(質)それぞれの団体の改善案ですが、赤字続きのサンアリーナとかスポーツガーデンとか、どうしたらいいと妙案はありますか。
(答)ちょっと、まあ、よく勉強します。だいぶ改革してきたことは改革してきたことがあるんです。何千万という改革はだいぶしてきたのですが、在り様そのものまでも含めて考えていかなければいけないとは思っております。

(質)昨日の出された、発表された結果についてまとめてご感想をお聞かせ願いませんか。
(答)出されたというか、数字だけで裏側でいろいろ書かれていることもあると思うのですが、数値だけ見ると、やっぱり思い込みで自己評価といいますか、していただいている点はかなりあるなというふうに思いました。

(質)その中でも4割は改善すべきだという結論ですよね。C評価、D評価。そのへん数字的には多いと考えていますか。
(答)いやいや、AもBもCもDも、それは全部あれですよ、直すべきものがあれば直すんです、と思っています。たまたまああいう形になって自己評価ですから、そういうことで3割とか4割とか6割とかいう話にはなるんでしょうけど、やっぱりここは本当に抜本改革をしないといけませんねと、私は昨日の議会の議論も通じ、さらにその以前から、私もあれを見ていましたからね。ああいった形で出てくるようでは、なかなか改革は難しいなというような思いもしていましたから、さらに一層努力していきます。

(質)外部評価でなく自己評価でなく、知事評価で51団体中、A評価は何団体ありますか。
(答)それはまあ、今お答えできる数字は持っていません。

(質)ほとんどないと見られていますか。改善すべきは改善すべき。
(答)改善すべき点はどんなあれでも、100%の組織はないわけですから、不断連続でやっていかなければいけませんし、私どもも外郭団体に真剣にやりますという表明もしているわけだし、県民の代表の議会からもああいう厳しいご批判をいただいたわけですから、私どもは取り組むと。それはもう一所懸命やります。

(質)特に文化行政にかかわる外郭団体について、評価の仕方が非常に何か、あの紙を見ただけではどういう評価の仕方をしているのか全くわからないんですけれども、その中でも改革が必要としている団体が2つぐらい上げられていますが、あそこは知事としてはどういうふうに考えているのですか。
(答)いや、ちょっと私、部分的なことでお答えできる知恵は持っていませんが、要はあれを土台にしながら、やり方にも若干の自己評価の仕方自体に問題があるんだから、それも全部踏まえて、やっぱり抜本的な話し合い、抜本的な解決に向かって努力していきます。

(質)顧客ニーズだとか、収益性だとか文化行政の団体についても書かれていましたが、何かちょっと違うような感じがするんですが。評価の仕方が。
(答)だから、いったん評価したら、また評価の仕方もいろいろありましてね、費用対効果ばっかりでもいけませんよと。例えば県民の皆さんにどれだけサービスしたかというのは、サービスの量こそが重要であって、それに対しての最小の費用で最大の効果というのは当然ありますけども、むしろそういう評価の方が高くなるというのはあると思います。

(質)もう一度別の評価というか、もっと進んだ外部評価みたいなものはされるお考えはありますか。
(答)そういうことになると思います。個別具体のことではないやっぱり一番改革が進む手法も考えなければいけませんし、努力もしなければならない。両両相またないといけないと。例えば企業庁で、ずっと今まで相当やってきていたんですよ。従来にないこの5年何ヶ月ですね、やってきたんですね。そしてそういう積み重ねがあったからこそ初めて、9000台のISOを入れようという議論はあったとしても、そこまで到達したんですよ。ということですから、それはISOを入れたということですわね。今。それが手法になりますでしょ。だから必ずしもISOの9000台とかいうのも一つのツールではあるでしょうけど、これでやるという結論は出ていません。それぞれの外郭団体の生い立ちもありますからね。だけども、そういったことも考え、さらに一層我々も真剣に対応していくというふうに考えていますので、個別具体でこれがということではないのですが、当然そういうことになるでしょう。

(質)先日の予算決算特別委員会で成人式について聞かれて、青年が反発するのも当然だろうと、長年の習慣の方が悪いというご所見を述べられたと思われるんですが、改めて。
(答)この間の高松市のいろんな問題で、当然そういうことは厳しくすべきだとは思います。しかし私としては申し上げたかったことは、成人式に行って今までついつい行政は許認可団体だとか、補助金が行っている団体とかそういった人との会合が多かったと思うんですね。その人たちは黙っていても聴きますよ、それは。ところが、任意のNPOの団体だとかあるいは任意の団体は関係ありませんからね。そうすると、そこで紋切り型の来賓祝辞を言ってというようなことは、私ずっといかがなものかという違和感を感じていましたね。次から次と来賓が出てきて、という話になったときに、もうほどほどにして欲しいぜというのはあると思うので、そのあたりはやっぱり我々も、我々というか主催なさる皆さんも今後はお考えいただいた方がいいのではないかという意味で、こちらサイドも考えるべきではあるということを申し上げて、そしてああいった形の二十歳になって公的な責任もとらないといいますかね、というのは我々が社会全体でも反省していかなければならないし、彼ら自身にも考えてもらわなければいけないという、一つのきっかけになったんじゃないでしょうかねと思います。

(質)昔、元服という時代から今度二十歳まで上がったわけですよね。だけど、成人式を見る限りでは精神年齢的に大人になっていないのだから、もっと25才とか30才になってから成人式やればどうですかという考え方はないですか。
(答)成人式って要るんですかどうかという議論もしなければいけないでしょう。そういうふうなことも含めて、じゃあそれは官がやるのかあるいはご自分たちが同窓会でやるのか、自分たちが本当に決意をやるのかとか、そういう議論をしていくべきで、従来からずっとやってきているから30年前も同じことをやってということはいかがなものかというのは、見直すか見直さないかは皆さんが決定していけばいいんですが、そういう議論を凄くしていこうよということを私は県庁の中でも盛んに申し上げているんです。例えばちょっと申し上げますが、リボンでも大中小とかあるというのは、バリアフリーを掲げている県政で、この人がそうしたら一番偉いのかということになると思うんですね。だから、来賓の方はわかるというのだったら、来賓という言葉もちょっと引っかかっているんですが、ちょっと印をするとかあるいは名札を付けるとか、女性会議が行われたときには名札だったんですよ、我々も。ああ気が利いているな、やっぱり女性の会議らしいなと感じたのですが、例えばそういうことで、従来からずっといるから、誰々は白の特大とか、それを間違ってはいけないからというので、これが役所の最大の仕事ね。本当にそうなんですよ、縦割りというのは。だから、じゃあそれを取るということになったら、これは文化ですから難しいでしょ。本当に。やるのは批判もあるんです、全てに。だからそういうふうなことの積み重ねをやっていくときに、多少のハレーションが起こって、そこで学習効果をしながらやっぱりやっぱり一歩一歩着実にしていくべきではないかということを申し上げたのです。

(質)知事は成人式は出られましたか。
(答)自分の。

(質)はい。
(答)東京にいましたから出れなかった。

(質)出るつもりはなかったのですか。
(答)時間的に無理だったんですよ。15日は学校が始まっていますから、わざわざ帰ってくるということも。

(質)お気持ちは。出る出ないのときの判断の。
(答)あまりなかったですね。それは当然出れなかったですから。

(質)出るつもりもなかったですか。
(答)つもりもなかったと言うと、またそれ。それだけが走りますからね。だけど覚えてますからね。

(質)出てないということをですか。
(答)覚えています。

(質)出たかったということは。
(答)それは出れば友達と会えるからね。どちらかと言えば、友達と会うならという気持ちはあったでしょう。だけど、7日か10日くらいに東京へ帰って学生生活を送っていたわけですから、それでまた15日というのは、ないですわね。

(質)ストレート。2年生でよかったんですね。浪人されてみえるのですか。
(答)そういうことはどうなんですか。情報公開の対象には。

(質)公人としては当たり前でしょう。
(答)そうか。

(質)でも、略歴では何年入学とかありますよね。
(質)2年の時だったのですか。
(答)何年生かな。二十歳は。

(質)ストレートなんですね。
(答)答えなければいけないんですか。だから2年生ですよ。ストレートで行けば。そうだったと思います。

(質)他に来賓の挨拶が重なって、ほどほどにして欲しいというのはいろんな式典に参加しているときに感じられたわけですね。衆議院時代に。
(答)いやいや、それはそういうこともあるけれども、成人式なんかは特にずっーとこう並んで。私も若いときやりましたよ。成人式に出たことがあるんですよ。だけどもう途中からやめちゃったですね。何故かと言うと、これはいけないなと官のお仕着せのような格好になっちゃったら、それはたまらないですね。

(質)いくつの時代に出るのをやめられましたか。
(答)わからないですね。何年かは出ましたが。

(質)県議時代ですか、衆議院時代ですか。
(答)県議時代と、あと1~2回はあったかもわかりませんがね。ちょっと自信はありませんが、ちょっと違和感を感じたんです。

(質)誰も聴いていないですね。若者がね、話を。
(答)ええ、だから聴く人は非常に少ないしということになって、例えば早くやめろというような意思表示が出てきたり、足をやったりとかいろいろあるでしょ。だから、それで無理無理昔の感覚でこんなもんだと、青年というのはこんなもんであるべきだとということが本当にいいのかどうかというような議論は、もとから話をした方がいいじゃないですかと。成人式は絶対しなければいけないんですか。

(質)失礼な質問ですが、それは票にならないから出ないようになったとか。
(答)あのね、全くね、そういうことを考えればまた出るということもあるかもわかりませんが、政治家というのはだんだんそういうのが離れていくものですよ。本当に。ぜひ誤解のないようにしておいていただきたいのですが、何と言いますかね、やっぱり違和感を感じますね。だから、政治家ですからいろんな計算はありますよ。だけどやっぱり、これはダメだという思いの方が強くなってきますよ、これは。そんな感じがします。

(質)IT講習なんですが、各学校にあるパソコンソフトが生徒限定になっているとこの間新聞に出ていたのですが、新しくIT講習でそういったソフトを別の目的で使う場合に、新たな費用負担が必要になってくるということで、各自治体で問題になってきているようなんですが、三重県の場合にどう対応されるのですか。
(答)これね、私も新聞を読みました。それで、そういう問題がいっぱい出てくると思います。やっつけ仕事だったものですから。だからそういう問題をちょっと今整理しようよということを申し上げているわけですね。それでそういう問題も、ちょっと私、迂闊だったですけれども、文部省の中にもいろんな問題がありますねという意識はあったんです、私は。自治省の中にもね。だからそれはもう一回整理してやらないと、机上の空論になってしまう可能性があるから、実態がわかる自治体で、まず地域から変わる日本の8人で一度研究しようよということにしてあるんですよ。まあ梶原さんが選挙だもんだから、梶原さんがIT戦略本部の我々知事会議の本部長になってもらっているから、彼らと一緒に勉強して、我々もみんなで知恵を出してという、今努力をしているんですよ。そして、15ヶ月で550万人でしたね、ですから実質はやっていきたいと思うので、今の教育委員会の問題も一つの問題として取り上げて、対応していくと。大きな問題の一つだと思っています。

(質)2月からもう三重県の場合、松阪でスタートして、よそでも見切り発車しちゃっているところもあるようなんですが。
(答)あるんです、補正ですからとにかくということで。こんがらがっているんですよ。だけど県もそれほど押しつけるのも難しいところもあるんですが、どうですかというような議論を今急いでやっているんです。だから、ちぐはぐになるところもあると思います。なかなか大きな課題だと思いますよ、これは。

( 以 上 )

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