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知事定例記者会見

知事定例会見録

平成13年7月10日
       於 部長会議室

1.発表項目

  • な し

2.質疑応答

(質)参院選の公示が2日後に近づいて、知事として、現在の政治状況をどういうふうに把握しているのか、お話伺えればと思います。
(答)例えば。

(質)今、小泉改革が、非常に旋風が巻き起こって、財政構造改革というものが大きなポイントになってきていると思うんですけれども。で、それに対する国民の圧倒的な支持があるんですけれども、一方で痛みを伴うということはしきりに言っていると。にもかかわらず、国民のこういった支持が集まっているということについて、知事なりの状況分析といいますか、日本の経済財政状況に対する現状分析、あるいはそういったものに対する民意というものをどういうふうに分析していらっしゃいますか。
(答)80%、90%という支持は、業績値ではなしに期待値であることは当然だと思うんですね。だから、今度の選挙を通じまして、様々な点で、何に痛みを伴うのか、何を改革しなければいけないのかということで、何を改革するかで、改革をすべきかどうかというのはもう決まりきった話で、当然だと思いますが、その順序だとか、やり方とか、先に準備をしておいてやるのかとか、そういうやり方がどんどん収斂されていくと思うんですね、選挙を通じて。まさに、そこなんかがこの選挙で問われていけば非常にいいことだと、私はそう思います。したがって、私が今一番心配していることは、痛みを伴うということは、本当に痛みを伴って株価が急落をしたり、実態経済が本当に悪くなった時に、世界経済も決してよろしくないわけですから、底割れが仮にもするようなことのない対応というのはとても重要なことだと思います。それで、財政再建と、いわゆる世界に対して例えばマイナス成長しないという、そこの形が取りきれるかどうかというところですね。その辺りが今度の選挙で問われると思いますから、そういうことを繰り返し繰り返ししながら確実に前へ進めていけばいいと。その前提条件は、底割れしないということだと思います。

(質)一昨日のタウンミーティングで、竹中大臣もその辺のことは非常に心配していて、50人から100人規模のマーケティングの関係者による分析チームを立ち上げるんだと。月例経済報告を先取りする形で、実態経済について打ち出したい。それにおいては、政策対応立てていくんだという話をされているんですけれども、何分、小泉改革のブレーンとされる人も、レールを敷きながらやっているということは認めてて、レールを敷きながらということで、何と言いますかその方向性があまりまだはっきりしてないし、まだ現状分析の段階であるにもかかわらず、改革という言葉が先走りしちゃっている。こういった現状についてはどういうふうにお考えですか。
(答)例えば、特定財源の問題にしても、交付税の問題にしても、やはり我々と同じテーブルについて、是非真剣な議論をやっていただきたいということを強く要望しておきたいと思います。例えば、交付税なんていうことが、地域の固有の財源かどうかという議論は憲法議論にもかかっていくと思うんです。したがって、本来固有の財源であることを、自治の本旨に基づいたら、国が勝手に一方通行でカットするとか、そんなことは言えるかどうかという議論まで発展していくと思うんですね。したがって、その辺りは、国の方向性というのはよく理解しますから、そこで、地方分権全体を考えて、地方が自己決定して責任取れる体制という方向に持っていくと。その時にどういう手続きで、どういう手順でやるかの議論をきちっと申し上げていきたいと思います。そういうことが実は改革を進める一番の元になると思いますが、そういった進め方とか、プライオリティとか、手続きとか、そういうことに言及すると賛成反対で反対とかいう話になることは内閣として避けるべきだし、大分言い方が変わってきてますから、大分収斂されてきて、レール敷きながらというのが、だんだん慎重にはなってきてますから、それはそれで結構ですが、さらに、我々も議論の中に参加して、どうあるべきかという議論を煮詰めていって欲しいと思います。

(質)10年前のバブル崩壊があった際は、いろんなことに対する総量規制という施策で激変していったわけですね。今回、10年経て、バブル処理の手法として、過大な総量規制に対して今度は急激に構造改革と、非常にドラスティックな場面展開、10年を経て全く逆のことを行おうとしているんですけれども、それに対する危惧というものはいかがお考えでしょうか。
(答)すごくありますよ。だから、先ほどから同じこと申し上げていて、デフレ下で構造改革というのは、例えば不良債権処理とか、財政再建ということが一方的に行った時に本当に緊縮になっちゃって、例えば不良債権一つ見ても、経済が復活してこなければ悪い債権増えるだけのことですから、その辺りの兼ね合いは、しなやかにしたたかにと言いますか、本当に整えてやっていかないと、これ両刃の剣になる可能性ありますから。だから、失敗した時のリスクもどう背負っていくかということは政府としてお考えだとは思いますが、より真剣に、より深く考えてほしいと思います。

(質)にもかかわらずレールを敷きながらの改革だということを政府首脳が言っているわけですよね。そこのところ非常に危なっかしいなという感じを受けているんですけれども。
(答)僕なんか、ずっと改革していた時に、レール敷きながら、少し無責任な言い方になりますが、試行錯誤をしながら来たと言いますか、ちょっと無責任かわかりませんが、やってみなければ分からない点も確かにあると。だけど、その方向性だけは間違わずにやっていってという気持ちは私にもありますから。レールを敷きながらというのに危うさを感じますから、我々はもっと慎重にやってくださいよとかいうことは言いつつも、しかし、全部整えて、そしてやるということは、ある意味で、だからやらないという論理にも通じるでしょうから、だけどやるということは私は賛成しますが、景気の底割れを大変心配はしておりますので、その辺りは慎重に対応してほしいと、そういうこと。なぜかといいますと、こういう県の改革をしてきた時にも、例えばこういった省エネに対しても、数字はちょっと仮の数字ですが、1億円かけて省エネをすると、結果、毎年3000万円づつ省エネになったと。だから4年目に初めて黒字に転換しますねというような、そういう初期投資がいるわけですね、何をするにも。そういったことが無いままにやられたというのは、指導者は大体そういうこと言うんですれども、バンバンと先にきついことを言っておいて、という手法だとは思いますが、よほどそういう準備もしておかないと、痛みが伴うといったって、なかなかついてこない場合もあるでしょうから、じゃあその痛みは3年先には解決しますよとか、これこれこういう手を打ちますからというようなことがあれば耐えやすいと思うんですね。そういう配慮は、今後政府もやられるとは思いますが、相当思いきってやっていく必要があるだろうと。セイフティーネットを張るというのを消極的に見る意見もありますが、反対だと思います。過激というか断固やるということになった時にはセイフティーネットが張られるからこそ断固やれるとか、私はどっちかというとそういうふうなことに捉えた方がいいのではないかと、ちょっと個人的見解ですが、そう思います。

(質)ただ、そのセイフティーネットも新たな職業能力の開発、これは職業訓練所なんかを想定して言っていることであると思いますし、あるいはITによる新たな雇用創出ということなんですけれども、この二ついずれもなんか実効性がそんなにあるのか。労働省の職業訓練センターがそれほど職を失った労働者の職業開発に役立っているのかという現状があると思うんです。この二つが知事としては本当にセイフティーネットになり得ると。
(答)セイフティーネットにはなりますが、100%かと言ったら、それはそうじゃないと思うんですね。要するに国のつくり替えですから、経済的に言えば、効率の悪い産業から効率のいい産業へ資源の移し替えですわね。すなわち、ヒト、モノ、カネ、今で言えば情報もそうでしょうけれども、そういったこと移し替える時には痛みは伴いますねと、タイムラグはこれぐらいありますねと、こういう手は打ちましたがというのは、もっともっといろんな手法とかが出てきた方がよりいいと思います。だから、それだけで万全とは言えないだろうとは思いますから、今後、だからレール敷きながらですから、レール敷くときによりしっかりした、しなやかな、したたかなレールをいっぱい敷いておいてやられた方が、私は効果が上がると思います。だから、地方経済を本当に冷えさしていいのかという議論も当然まな板の上に乗せてやっていけばと、そのように思います。しかし、資源の再配置は当然考えていかなければいけないと思います。そういうことを前提に持ちかけて。

(質)ただ、効率の問題で言えば、1次産業が真っ先に俎上に上げられると。効率だけを追求する改革というものが本当に公正であったり、正常な軌道修正になるのかという、僕なんか個人的には思ったりするんですが。効率だけで全てが解決するのかとか、それでいいのかどうか。
(答)これも一般論の話に入っていきますが、私がずっと心がけてきたことは、効率を上げるというのはとてもいいことです。だけど、それは本当言うと二の次のことなんですね。例えば100万円かかるところを90万円にするというのは、これは当然のことであって、必然なんですが、先ほど経営資源の再配分ということを少し申し上げたのは、100万円を90万円にするんじゃなしに、それは重要なことですよ、当然のことなんです、最小の費用で最大の効果は。そうじゃなしに、100万円投入する予算を0にしたらどうする、こういう話なんです。で、別のところへ100万円移した方がという発想の転換なり、社会、国の統治の仕方、この国のかたちを変えることなんですよ、今度の小泉改革が目指されているのは。だから、それには、僕は着眼は大局で見て、着手は小局といいますか、いわゆる本当に細心の注意を払ってということは、だからこそ必要なんであって、民間会社の経営再建とはまた別の、先ほどおっしゃった公平とか公正とか、あるいは国のかたちですね、1次産業の場合に食糧自給率どうするかとか、あるいは自然環境をどう残すかという公共的な意味合いをどう取るかという問題がありますから、そういったことも全部配慮のうえでやっていくということ。しかし、どんな場面についても効率は必要なんですと。効率の追求は大分やってきたんですよ、リストラとかいろんなことで、バブル崩壊後は。だけど、まだ、根本的に発想の転換が行われていないねというようなことを僕は申し上げている。で、発想の転換って例えばどういうことかというと、東京に首都があって一極集中で、まだ、ヒト、モノ、カネがあそこに集中している、そのまま政官財が護送船団でやっていくという国のかたちを残していくかどうかを、首都機能移転というところでいっぺん切り直してみましょうよということを僕はずっと申し上げているんです。そうすると、新たな場面転換とか新たな発想がいっぱい生まれてくるでしょうというような、そういうところを実は明確に示さないといけないなというふうには思います。だから、効率は当然なんですね、いろんな組織においても。だけど、今求められているのは効率よりはむしろ発想の転換なんです。いわゆる構造的な国のつくり直し。

(質)首都機能移転について言えば、来年5月に国会決議ですね。で、竹中さんの話の中に出てきたんですけれども、必要性といいますか、そういう法律的なスケジュールというのは認めるんだけれども、現状で首都機能移転というのはきわめて難しいのではないかということもおっしゃっているんですけれども。つまり、今回の構造改革の中に、知事のおっしゃるような一極集中を切り返してみるという、その首都機能という選択肢はあまりない感じなんですけれども。
(答)それは竹中さんの勝手な、個人的な感想であると思いますが。だから、そういう議論こそ本当にやることが、いわゆる今までのキャッチアップ型の工業社会、2次産業社会から3次産業へどう変わるかということについて、この国のかたちというのが、だからこそ、国は地方分権ということを宣言したわけですよ。475本の法律も通しちゃって、今税財源の移譲なんていうことに。こんなの必然なんですよ。小泉さんがやろうと誰がやろうと、もう必然的に僕は動くと、動かざるを得ないと思っていますから。それがなかったら政府転覆ですから、そう思ってますから。それが一つのいい手法、機会として、首都機能なんかは国のかたちを、移転なんかは絶好の機会ではないかと僕は主張しています。

(質)そのような主張をいろんな機会を捉えておっしゃっていくと思うんですけれども、スケジュールとして、例えばこの1ヶ月以内なり2ヶ月に直接言っていこうという場面というのはどこかで想定してますか。
(答)今度あるんですよ、福島県で。それぞれの候補地の知事が寄ってぶち上げるというようなこととか、やっていきます。

(質)今の内閣に首都機能移転賛成論者が少ないように見受けられるんですけれども。
(答)かも分かりません。こっちの方でやってるからということでしょうけれども。小泉さんはもともと、だけど移転論者ですからね。

(質)それはあんまり表面に出してないですね。
(答)まあそうですね。今のこの構造改革を一本釣り的にやってるから、そっちの方を出すと靖国の問題から全部出しちゃったから一部出すのは散漫、散るからということもあるか分かりませんが、国会決議をどうみるかということですね。私はこの国のかたちを本当にどうするかという議論が先にあって、構造改革はこうすべきだという議論があるべきだと思いますが、一方で、それを言ってりゃあなかなか国民の意識を統一することができないから、走りながらとか、レールを敷きながらというのは、そういう意味だと思いますが、考えながら実行していくということは賛意を表しますと、こういうことです。だから、首都機能移転なんかは本当は考えられるこの国のかたちということです。

(質)首相がもともと移転賛成論者と信じて安心はされている、楽観はされている。
(答)全然楽観してませんですよ。非常に難しいでしょう。だけども、そういったことは問題提起をしていかないと、本当に東京に屋上に屋を重ねながら、都市の再生に1キロ1千億の道路、1キロ300億の地下鉄というようなことにすれば、環境問題は解決どころか、一定のキャパシティの中にそれ以上に重ねていくということですよね。資源がもう決定的に今投入されすぎてて、なおかつやれば本当に東京なんてパンクするんじゃないですかね。だからそういうふうな国のつくり方というのは、いわゆる政官財が護送船団でモノ不足の時代だからこそ一極集中でやった、キャッチアップ政策は見事に成功して経済大国になった。だから成長と見るか、今後の国のかたちをですよ、僕はそれを進化としてとらえようと思うんですね。だから拡大成長から、進化とか質の充実へと転換しなきゃいけない、そういうときに、この国のかたちとして、さらに今通勤時間なんか延びて、東京に全部ITのトラックとか集中してるんですが、そういうふうなことを本当にやっぱり国民に問うて、国の基本的なつくり直しをした方がいいでしょうという提言を私はこれからも続けていくと、こういうことです。

(質)梶原さんの言われるように独立を、言葉のお遊びじゃなくて、実際にしたらどうですか。そんな気はないですか。
(答)誰の言われるように。

(質)梶原知事。中部の独立。例えば日本真ん中共和国にしろ。
(答)その程度ですよ、多分言ってるのはね。

(質)お遊びじゃなくて本当にだから道州制などで独立したら、そういうような。
(答)やがてそういう話は当然進化していくんですね。

(質)知事としてそういうパフォーマンスをする気はないですか。県民が納得するかどうかは別として。
(答)いやいや、議論を重ねていかないと、市町村合併なんかは市町村の皆さんと相談していくわけですから、47都道府県があっていいかどうかという議論はゼロに戻して、連邦制がいいか、道州制がいいか、カウンティがいいか、いろいろあるでしょう。そりゃあもう当然議論は、この国のかたちなんですから、避けて通れないでしょう。当然だと思いますね。

(質)改めて、その辺を率先してやる気はないですか、実際に。
(答)いろいろ濃度もあるし、プライオリティもあるだろうし、そういう実験は広域行政でやってるんですよ。ISOの認証機関がそうでしょう。これは愛知、岐阜、三重に話してあって、今度は自治体の職員の研修を、IT研修を岐阜県でやるというのに県も出資したんですけれども、これも3県でやると。これは名古屋も入りますけれども3県1市でやりますとか、そういうふうに、どんどんこう情報通信手段が変わってきて距離が短くなっていますから、そういう県境を越えた話し合いというのはどんどん出てきてますね。だから、過去の、例えば国境なんていうのは消えたのにも関わらず、国境が絶対だとか、県境なんかほとんど意味がなくなってきておるのを県境だというのは、どんどんそんなことは取ってった方がいいと思いますね。

(質)熊野のタウンミーティングで、市町村合併について、県境をまたいで新宮と合併したいんだということを言ってたんですけれども、それについてはどんどんやっていきたいということを竹中さんは言ってたんですけれども、知事もやっぱりそういうお考えで。
(答)新宮との話は、若干そういうこと僕も聞いています。それは地区の皆さんの集約した姿にはなりますが、なかなか県境をまたいで今本当にどうかという議論は、よほど精査しなけりゃいけないと思いますから、独立してぽっと北山村とか、そういうのがある場合はこれどうしようという議論にはなると思いますね。そこで話し合いを続けていくのはいいですけれども、ワンステップとしてはまず県内の合併の方が、その次というようなことが、漠然と僕の頭の中にあります、そこの密度が濃くなれば。

(質)今言ってたお話と矛盾されませんか。
(答)矛盾しないですよ。それは時と場合によっていろんなことが。

(質)時と場合というか、いろんな場合があるということなんですけれども、今回の場合はどういう制約があるということなんですか。
(答)それは特例債が17年3月で終わるというときに、順序立ててそういった特例債がある間にやろうとしたときには、県と県との間を、うまくいけば立派なことですよ、僕は否定はしませんが、より現実的な路線としては、それに間に合わそうと思えば、早くそういうことで県内でやるのがやりやすいのではないかという、そのような判断ということです。

(質)知事のおっしゃってる、地域囲い、官囲い型というような言い方をされるんですけれども、それは県として囲っちゃうという、そういうことにならないですか。
(答)そんな曲げてもらったら。あえてそんなこといちいち言ってもらわなくて結構なんですけれども。やれれば結構なことですよ、どうぞと、僕は全然否定もしませんが。やってくださいよという話にもなりますが。例えば話を拡散しすぎてまとまるべき時期にまとまらなかったときの責めは誰がとりますかというような議論は、現実論としてあるじゃないですかということを申し上げておるわけです。

(質)新宮と合併したら何が問題なんですか。デメリット、三重県行政としての。
(質)新宮と合併したら、三重県新宮市になるわけですよね。
(答)どっちでもいいですよ、私は。話をものすごく、わずかな期間に県境でね。僕はどっちかというと賛成なんですよ、もともと吉宗の時代に戻れという論者ですから。紀伊半島が奈良、和歌山、三重に分かれておるのは、勝手に官が決めたんですよと、よく言っていますからね。それはそれでいいんですが、16年度までに、17年3月までにやるためには、少なくとも2年ぐらい前には結論を出していかないかんのに、それのエネルギーといいますか、大丈夫ですかね地元の皆さん、という話も我々はしてかないけないことでしょと言ってるんです。それで全部いって、だっとまとめ上げる能力があり、それぞれ個人で言われた人何人かいますよ、僕は聞いています、東紀州で、紀南で。だけども、本当にじゃあ一応全体がとか、やれますかという議論を、やっぱり真剣にここまで来れば、現実可能な選択肢もあるでしょう、ということを言ってるんです。

(質)もともと市町村合併が地域の自発的な意思によって行われるということは、今回の合併問題にも大前提となってるわけですよね。
(答)そうです。

(質)地域のコミュニティがもう既にそこで成立してるところが、例え県境があったとしても、合併したいんだという自発的な意思が。
(答)大賛成、大いに結構。

(質)その際に大丈夫ですかねという、要するに時間が足りないんだというお話なんですけれども、既にそこまで成熟していたものが。
(答)今あるということです。二項対立じゃなしに、現実の問題としては、そういう特例債とか政府の考え方も横目で睨みながらやっていくときに、段階論をとるか、あるいは理想論をとってやるかというのは、そこまで実は成熟した話がなっていないわけですよ。一つの意見として僕は聞いていますよ。

(質)特例債って県をまたいだら出ないんですか。
(答)出ます。

(質)県境でもOK。
(答)そりゃあ、出ますよ。

(質)だったらいいですよね。
(答)ところが、じゃあ県をまたいで、県境があって、本当にその話がうまくいきますかねというのは、そりゃあ皆さんが話をしてるのは、相当煮詰まったことを前提に、町民がほとんど圧倒的に一緒にありたいとかそういうことを前提に話をするならまた別ですが。一体何人の方が言ったか知ってるんですか、あなた。何人の方がそういうこと言っててどうなっててということがね。

(質)いやいや僕は初めて聞いたから。僕が聞いたのは一人です。
(答)そうでしょう。だからそういう状況なんかを、現実も見ながらやっていかないかんということを申し上げているわけですよ。県境をまたいでやるなら、僕は大賛成。全然反対する気はありません。

(質)新宮川を熊野川にすんなり地域全体で変えましたよね。
(答)そうそう。

(質)そういう合意形成能力が。
(答)あれば、そんなありがたい話はないから、大いにやってもらって結構ですよ、僕は。だけど、話を拡散しすぎて結局何もできない場合もあるんではないですかという、二項対立じゃないということを言ってるんですよ、僕が言いたいのは。

(質)ただ少なくとも商工会の青年部単位ではかなり議論が活発に出てきているという話ですね。
(答)大いに結構でしょう。いいと思いますよ。だけど、ある時期にどうやってまとめていくかとか、という話はまたあるでしょう。

(質)大阪府名張市ですもんね。
(答)それは誰が言ってるんですか。
(質)住民全員が言ってますから。

(質)選挙に戻りますけど、一県民、有権者として今回の選挙で何を判断材料に投票されると思いますか。
(答)もろもろ判断して。

(質)例えば、一有権者として、小泉さんの髪型かっこいいとか、田中真紀子さんやっぱりスカっとしててかっこいいとかね、いろいろ判断基準あると思うんですけれども。
(答)どうぞご判断に任せます。

(質)今度、首相官邸での初会合は13日。首相公選制。この間はまだ充分勉強不足だとおっしゃってたんですけれども、もうかなり頭の中では論理的な組み立ては出来上がりつつありますか。
(答)全くできてません。

(質)首相公選制については、何回かやるんですかね。
(答)じゃないんですか。

(質)どんなご意見を、というのはまだ全くないんですか。
(答)ええ。

(質)参院選で、今回応援依頼というのは来ているんでしょうか。
(答)ないんじゃないですか。
(答:知事室)一件来ております。高橋千秋さんの出陣式に出席というのが来ております。
(答)それも応援なんですか。
(質)もちろんそうです。出られたりしたらそれは応援になりますよね。

(質)で、どうなんですか、出席のご予定なんですか。
(答)いえ、ご無礼します。

(質)藤岡さんからは依頼はないんですか。
(答:知事室)今のところ聞いておりません。

(質)投票率は何%ぐらいになると思いますか。
(答)ちょっとわかりませんね。

(質)60は超えますか。
(答)どうなんですか。今までがだいたいどれぐらいですかね。

(質)去年はダブルで67ぐらい、3年前は61%ぐらい。
(答)それは単独で。
(質)単独ですね。10年斎藤選挙。斎藤・高橋選挙。
(答)その時が。
(質)61%
(答)それぐらいはじゃあ行くんじゃないですかね。

(質)もっと行く。
(答)上行くかもわかりませんね。

(質)午後8時に延長した時です。平成10年参院選。その効果があったと。
(答)もう少し行くか、まあそんなところかな。少し低いかもしれませんね。ちょっと私勘でしゃべっただけで。
(質)小泉効果・小泉人気、政治ワイドショー化で県民・国民の政治への関心が深まって投票率が高まる、イコール投票率の高まりにはなる、ならない。
(答)イコールというか、多いに要素でしょうね。イコールで即それが、確実じゃないでしょうけど。

(質)一つの要素。
(答)大きな要素でしょうね。

(質)で、小泉首相派に傾くのか、そうじゃない方に傾くのか。
(答)今から1ヶ月の間にどういう変化がおきるのかということを含めて、一ヶ月足らずですかまだ小泉効果は残る可能性はあるんじゃないでしょうか。

(質)三重の地にも及ぶ。
(答)まあ影響するでしょう。

(質)参院選の応援依頼というのは一つしか来ていない、県外からは来ていないんですか。
(答:知事室)先ほど申しあげました以外は。

(質)今の依頼は知事室に来ているんですか。
(答:知事室)そうです。

(質)知事は自分が政治家の方と親交が深いという関係から、個人的にどうだという打診は受けられてないですか。
(答)あったかもしれないけど、多分ないんじゃないですか。その程度です。あったとしてもその程度ですし、なかったとしてもその程度。なかったと思います。

(質)知事になられてから人の選挙の応援に行ったことはあるんでしょうか。
(答)橋本大二郎さん、隣県が、奈良行って和歌山行って、これは現職同士のエール交換です。

(質)岐阜は。
(答)だから奈良と岐阜ですよ。

(質)和歌山ちがうんですか。
(答)和歌山ちがいますね。奈良、岐阜、高知、その知事選挙、現職。そういうことです。

(質)現職の方にがんばって下さいと言うぐらいのこと。
(答)奈良県や岐阜県は来とってもらったから、僕のときに。

(質)過去1年の各県連の大会は皆出席でした。社民党以外、共産党はないか。
(答)いわれたやつは大体そういうのは出てるんじゃないですか。

(質)参院選で県外候補からぜひ応援にという話が来たら、人によっては行くケースも有り得るんですかね。
(答)ほとんどないんじゃないですか。未来のことに約束しかねますけども。

(質)知事のスタンスとして、なるべくそういうことはしない方がいいというのはあるんですか。
(答)ええ、だいたいそういう基本スタンスでと思っていますが、人間社会ですから、言葉に限定はされたくないとは思いますけど。

(質)知事ご自身の後援会がもし何か選挙関係のことをやるようなことがあったらどうしますか。
(答)後援会ってないんですよ。だからそれはどうぞご自由にということでしょうね。

(質)首相公選制は首相も会議に入られるんでしたっけ。首相抜きで話すんでしたっけ。
(答)複雑なことを聞かないでください。メンバーには入ってられなかったからどうなるんですかね。

(質)お話はされるんでしょうけれども。多少はね。
(答)そうでしょう。そんなことじゃないですか。

(質)高橋陣営にはもう、出席依頼は断ったんですか。
(答:知事室)まだ返事はしておりませんが、お断りするということです。

(質)公式に理由を。
(答)県内のは今回は全候補ともご無礼させていただくと。

(質)また選挙期間中1日休み作って自宅でお電話とか。
(答)またというのはどういうことか。

(質)以前あったように思われるんですが。自分の知事選か。
(答)自分の選挙の時はありましたけどね。

(質)この間熊野で民主党の国会議員が国政報告会開いたんですけれども、皆さん6年前にここに来て、一所懸命北川選挙やったんだとしきりにおっしゃって、地域との結びつきを強調するんですね、そのくらい知事に対しては恩があるんだという意味であると思うんですけれども、一方で今、熊野の方々に北川知事っていうことを言うと、何を言っているんだと、PFIで梯子を外れたんだと、逆効果だと思うんですけれども、何か民主党ってあんまり政治センスないなと思ったんですけれども、どうですか。
(答)民主党に聞いていただければと。

(質)仮定の話で、政界再編、このことについてどう思われますか。
(答)それはあるでしょう。

(質)橋本前総理ですね、郵政3事業についてこれはやっぱり反対だと、やはり個人の秘密ですからね、郵便というのは、それを民間に委ねるというのはどうかと、そういう懸念をおっしゃってたんですけれども、そのことに関して話し合いませんね、小泉さんとは。小泉さんは進めると言っている、片方は慎重にと言っている。その所から自民党内部で多少軋轢があるのかなと思うんですけど、そういうことを踏まえて選挙、予算の時に多少ゆれがあるんじゃないかと、将来的にそういうような再編というようなことがあるんでしょうか。
(答)そういう個別の再編まで見通す力は私にはありませんが、私なんかはずっと政治家やってみて感じることは、1970年代の初頭に、米中・日中の国交回復なんかがあり、ソビエトがロシアに変わるというようなことになれば、そういったイデオロギー闘争が終焉しつつあるというか、質的変化を来しているということは言えると思います。だから、親中か親ソか親米かというようなことが戦後の55年体制の枠組みだったんですが、だいたいそういうことは変化が押してきているんだと、私はそう思うわけですね。従ってそういったことから私なんかの一つの考え方としては、社会を見る時にモノが不足している時代には供給サイド、サプライサイドというか生産のサイドに立って政治というのは動きやすいと思うんです。それは輸出奨励金に証明されるようにサプライサイド、供給側を強くしてモノ不足を補おうという、そういうことになって、21世紀は今度はモノは充足し始めているんですね。そうすると、モノを作ったって、こんなにいいモノ作ったのに何故売れないというのは、それはもう生産者の勝手であって、消費サイドは欲しいモノしか売れなくなったんですね。だからウェイトが消費者に移ったんですね。こういうことになった時に、我々がデモクラシーといいますか行政の世界でいくと、タックスイーターって、税を使う方の側の人達が今まで取り仕切っていたのが民主主義だと皆錯覚してきたんですよ。私がずっと言ってきた生活者起点というのは、今度はそういうおせっかいはなるべくやめてくださいという人が増えてきているんですね。で、個人の自己実現とかあるいは消費サイドに立ったというのは、我々自由にしてくださいよというようなことになれば、これが生活者起点なんですよ、ある意味の言い方をすれば。今度はモノが極端に不足すればサプライサイドへ、サプライチェーンの方へ力を入れざるを得ないというふうになるでしょうけれども、今のところはこっちへ移すべきだというのが私のキーコンセプトっていうのがずっと申し上げてきたことなんですね。だから例えばそういう別れ方をするとかね、というようなことがあるかもわかりません。

(質)知事は政界再編を期待する。
(答)期待するし、当然そうならざるを得ないというふうに見てますからね。

(質)あるとすればいつごろになるんでしょうか。
(答)段階的な場面もあるでしょうし、その段階の波がものすごく大きな場合もあれば小さい時もあるという、それはここ何年かは収斂されていくためには、何年か越しででしょうね。

(質)その時に知事は何か行動を起こしますか。
(答)いや、ないと思います。

(質)中央へ向かうとか、そういう誘いがあるとか。
(答)それはありませんね。

(質)この前、野党3党首と田中長野県知事と対談された時のご感想をお聞かせ下さい。
(答)何と言うんですか、出てこないかというので、ああそうですかというので、そうしたら田中さんと私になったわけですね。いろいろ考え方なんかは素直に申し上げて、田中さんもそれぞれ話しをされて、野党の党首の方も話しをされてというようなこと、それだけのことです。

(質)田中さんとは何度も会われてたんでしたっけ、かつては。
(答)いや、会ってないですね。選挙前は、彼の選挙前には。いろんなお話あったですけれども、会っていないです。

(質)全然関係ない時代も、以前の時代も。
(答)ないです。

(質)田中さんのお考え方、どういう印象持たれましたか。
(答)生活者サイドに立った発想ということはあるなという感じはしてました。

(質)有意義だったか無意義だったか、そういう意味での感想というのはないですか。
(答)それは、野党3党首の方が評価されることかも分かりませんが、出さしていただいて、それは有意義だったという、どちらかと言えば。そういう話し合いの場が持てるというのはいいことじゃないでしょうか。

(質)これから政権を奪い取ろうとしている野党3党首に対する感想はいかがですか。
(答)やっぱり、オープンにして議論をして、問題点はこれだと、我々はこうするということを出されて参議院選は戦われると。

(質)久しぶりに3党首に会われてどうでした。
(答)そんなに久しぶりでもないですね。なんかすれ違ったり、やあとかいうような中で、例えば小沢さんなんか自由党の大会に来られていたとか。土井さんとは久しぶりですけれどもね。鳩山さんとはいろんな会合ですれ違ったり、立ち話したりして、そんなに懐かしいなという感じはなかったです。

(質)全然グラウンドの違う質問なんですけれども、337万票というのは何かわかりますか。
(答)イチローでしょ。

(質)さすがですね。実は知事のおっしゃってることで、知事はもちろんホームラン打ちたいと、シングルヒットでもアウトでも誠実に一つ一つ積み重ねていくんだと、その総和が必要だとおっしゃってましたよね。それがそのイチロー選手とよく似てるなと思うんですけれども、イチロー選手についてどう思われますか。
(答)さっきの効率とかだけじゃなしに発想の転換とか時代変わり、国をつくりかえるという時に、巨人だ阪神だセリーグだパリーグだ王だ長島だと言っててね、それが全てだとみんな思っていたんですね、錯覚なんだねこれ。ところがたった一人、イチローが大リーグ行くでしょ。まあ、NHKの作戦もありますわね、版権独占しちゃったから。だけどもそれでもう大リーグからわっと来る訳でしょ。すなわち大リーグを茶の間へ持ってきたんですね、一気に。じゃ、視聴率ががたっと落ちた。さあこれプロ野球はもう一辺再編から見直しから強いられますね、ということになる。すなわちそれぐらいビッグバンが起きてるんだと社会は、というのが僕の時代認識だということですよ。だから大リーグを一気に持ち込んできたから、日本の野球が変わっちゃう訳ですね、ということが一つ。逆に今度はアメリカの野球を日本へ持ってきたでしょ。反対の現象で、日本の野球をアメリカへ紹介したことも事実なんですよ。佐々木ってやっぱり、日本は一流の野球国だったんだと、イチローというのは世界一の選手だったんだねという、日本はすごいねといってこれアメリカのスカウトはばっと来ますよ、というこれ、世界はもう完全にボーダーレスになった証明になった時に、よく言うカスタマーズサティスファクション、顧客満足がない所は滅びますよということになった時に、ひょっとするとセリーグだパリーグだ王だ長島だというようなことを言っている間に、ひょっとすると、大リーグのメジャーがわっと来て、すごいですねと。中田がそうですよね、イタリアのセリエA行っちゃう。今まで茶髪とか、メガネがこうだとか、ヒゲがどうだとか、いかがなものかという世代ありますわね、私も含めて。だけどあっという間に文化まで変えちゃったとか、ファッションも変えちゃったとかいうことになるというのはやはりすごいことだと思うんですね、だからまさにスーパーヒーローでしょイチローは、という感じ、それはすなわち社会の変化を先取りした切り口ですね、自分は行くんだ、ということを感じましたね。


( 以 上 )

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