現在位置:
  1. トップページ >
  2. 県政・お知らせ情報 >
  3. 知事のページ >
  4. 知事定例記者会見 >
  5. 令和3年9月以前会見録 >
  6. 平成14年度以前会見録 >
  7.  知事会見 会見録 平成14年8月20日
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  総務部  >
  3. 広聴広報課  >
  4.  報道班 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

知事定例記者会見

知事定例会見録

平成14年8月20日
於 プレゼンテーションルーム

1.発表項目 

  • 入札等監視委員会について

(知事)おはようございます。それでは入札等監視委員会についてご説明を申し上げます。平成14年の6月議会で可決されました三重県入札等監視委員会条例に基づいて、三重県入札等監視委員会を9月3日に発足いたします。第1回委員会の開催日時・場所は配布した資料のとおりでございます。入札等監視委員会は、入札及び契約について適正化を図るため、入札監視業務、再苦情処理業務、入札制度改善業務などを実施するための機関であり、三重県の入札・契約が今後、公正中立に実施されることを監視し、県民にとってわかりやすく身近なものにしていただける機関と考えています。委員数は5名であり、委員名は、三重大学人文学部長の渡辺悌爾さん、中日新聞論説委員の前田弘司さん、弁護士の杉本雅俊さん、公認会計士の名倉眞知子さん、防災コーディネーター 南部美智代さんです。公正中立に幅広い観点から議論をしていただくために、幅広い層からの人選を心がけております。この委員会の活動が、三重県の入札・契約制度を県民にとってより透明性の高いものにし、結果として公共事業に対する県民の信頼回復につながるよう強く期待するものです。私からは以上でございます。


2.質疑応答
(質)この監視委員会の公共事業の信頼回復をということですが、具体的に信頼回復しなければいけないことというのは、知事としては今後委員会の発足にどういうふうに期待されますか。
(答)ここにも書いてあるとおりですね、監視業務なり、再苦情処理業務なり、あるいは、入札制度改善業務等を的確にすることによって、今後更に信頼が増すようにしていきたいということ、さらに、さまざまな点で入札の点について問題ありということもございましたので、そういったことについて客観的に審査をしていただき、要望もしていただいて、信頼回復につながるようにと、そういう意味で書かせていただきました。

(質)委員の任期は何年ですか。
(答:県土整備部)2年です。

(質)再来年の9月まで。
(答)そういうことです。

(質)委員の方の選び方なんですが、学識経験者とマスコミとかですね、いろいろいますけれども、どういう基準で、それぞれの方に何を期待して選ばれたのかという、委員選考の過程を少し教えていただけませんか。
(答:県土整備部)まず三重県入札契約制度検討会議がございまして、あるいは、国の入札監視委員会、その入札契約に関するご経験があるかないかという点と、それから、弁護士会とか公認会計士会のように入札に関係のある、法律相談とか企業の会計相談とかですね、そういう関係のある業界からは推薦を頂いたと、それと防災コーディネーターの南部さんからは一県民というか主婦の目で見た入札監視、入札というものに対する率直な意見を頂くという形で選ばせていただきました。なるべく各界から重複しないように幅広い層から人選したと、こういうことです。

(質)オンブズマンとかうるさ方を入れる考えはなかったんですか。
(答)それにつきましても、人選するという考えはあったんですが、基本的には入札監視委員会を行う上でご意見を頂くとかですね、そういう形で意見を収集できるかと思いまして、5名以内という条例もありますので、5名以内で幅広く人選をした結果、この委員になりました。

(質)検討会議のメンバーで東大の確か先生とかいらっしゃいましたよね。
(答:県土整備部)専門委員で國島先生がいらっしゃいましたが、今回はそういう専門委員という形では選定しておりません。

(質)委員候補として俎上に上って、ご本人が断ったのか、最初からそれはなかったのかどちらですか。
(答:県土整備部)最初から候補には挙がっていませんでした。できれば三重県に近い方から選定をということも考えておりまして、で、入札監視委員会自体が専門委員としての専門性を、特殊な専門性まで問うものではないという判断から最初から候補に入れておりませんでした。

(質)巧妙に仕組まれた談合をこの人達で見破れるんですか。
(答)これも監視委員会でより精度を高めるという努力でございますから、最大限そういう努力をしていくと、こういうことです。

(質)入札の監視と苦情処理というのは日常業務になりますよね。日常的に入札とか何かはあるのかなと。そうすると委員さん達がそういう日常的に行われている入札をチェックすることが可能なんでしょうか。
(答:県土整備部)実際行われた入札を無作為抽出か、抽出方法はこれからですが、抽出をして、その入札が実際どのように行われたかということを各発注機関の方から説明をした上で、各委員がそれについて審議するという形をとって、日常的な入札についての監視をしていきます。

(質)事後審査。
(答:県土整備部)事後審査になります。

(質)例えば、今よくある談合情報が来たとか、そういうものに対応できる組織ではないんですか。
(答)談合情報については公正入札調査委員会という既存の制度が別途ありますので、今回の入札等監視委員会にはその機能は持たせておらず、公正入札調査委員会の方で談合情報は対応するということです。

(質)今まで公正入札調査委員会でなかなか仕切れなかったという面がありますよね。で限界がある限界があるということをこれまでずっと議会なんかでも答弁されていると思うんですけれども、これだとその部分については踏み込めていないとお考えですか。
(質)これは知事。
(答)なんですか。

(質)要するに、これまであった談合の情報が寄せられた時に対応する機関ってありますよね。それがなかなか対応しきれずに議会なんかでもずっと、県のこれまでの仕組みの中では限界があるという答弁されていると思うんですけれども、そこに踏み込むという監視委員会ではないということになってしまいませんか。
(答)問題が起こってそれをどうするかということと、もう一つは恒常的に多分これ定期的に会議開いていただけることになろうかと思っていますが、そういったところで客観的に、今後より透明性を高めたいということの努力をこの委員会でしようということで条例を作り、それに基づいて今回委員会を作ったと、こういうことで、更に一層透明性を高めたり、あるいは、問題点の今後的な事なんかについてご議論いただいて、いろんなご示唆をいただければと、そういうことでこれは作らせていただき発足、こういうことです。

(質)そうすると一つ一つの談合情報があったりとかっていう、そういうところをターゲットにしている訳ではないということですね。
(答)これは具体的には定期的にやると思います。

(質)数はこなせないんですけれども、そうやって抽出でチェックすることによって公正入札調査委員会ができないことを、これでカバーできますか。ここの監視委員会が。
(答)精度を高めていくうえで重要な委員会になるだろうということを期待して、この際設置をさせていただくと、こういうことです。

(質)入札の何件中何件を無作為抽出をするんですか。
(答:県土整備部)具体的にはこれからでございますけれども、ただ審議する時間等がありますので、一回について、限度はありますが20本ぐらいと。

(質)1ヶ月で。
(答:県土整備部)1回について、20本以内がせいぜいだと思います。

(質)年何回開くんですか。
(答:県土整備部)最低4回は開こうと思っています。

(質)じゃあ80本ぐらい。県の入札は何本ぐらい。
(答:県土整備部)県の入札は公共3部で1700件ぐらいあります。

(質)1700件中80件を無作為抽出ですね。
(答:県土整備部)無作為抽出かどうかは、その方法については委員の先生方とご相談しながら決めていきたいと。

(質)灰色に近い、真っ黒なやつを選ぶとか、そういう可能性もある訳ですね、委員さんの判断で。
(答:県土整備部)ありますね。

(質)委員の人選に戻りますけど、素人が素人批判をしても仕方ないんですけれども、これみなさん素人ですよね。
(答:県土整備部)素人というか本当に業界の中からということは、基本的には入札等監視委員会はそういう委員は選ばないという、直接利害関係のある所の方は選ばないとなっておりまして、基本的には入札監視の制度についてはご経験のある方を中心に選ばせていただきました。

(質)審査した結果怪しいぞという結論が出た時に、この委員会の決定というのはどこまで権限を持つものなのか、入札を無効にするとかそこまでの権限を持たせていくのか。
(答:県土整備部)入札を遡って無効にするという権限はありません。ただ今後の制度ですね、委員会で決まった以降の制度についての改善、措置の要求まではできると。

(質)それは答申ですか。
(答:県土整備部)答申というか、まあ答申にはなりますが、県としては最大限尊重して制度の改善をしていきたいと。

(質)スタートはいつからの入札を対象にします、遡って。
(答:県土整備部)いつからの入札というのは、第1回委員会でどういうやり方をするかというのを委員の間で決めていただく予定でございますので、いつからというのは私からは申し上げられません。

(質)事務局腹案は、本年度4月からの事業。
(答:県土整備部)本年度4月だと入札本数少ないものですから、昨年度ぐらいからはターゲットにしていきたいと思っています。

(質)この組織、またアリバイかという気がするんですけれども、そうじゃないんですね。
(答)新しく制度をいろんな問題が出てきた時のチェックで問題点を整理するという意味では、これは効果があるというふうに思っております。

(質)新しい制度というのは新しいシステム。
(答)この委員会そのものが監視業務なり、あるいは、再苦情の処理なり制度改善なりにつながる委員会になるというふうに思っております。

(質)業界関係者に笑われていませんか。
(答)いや私はそれは知りません。そんなことはないと思います。

(質)怖がられたらそれでいいですけれどもね。
(答)それはそう、いいですね。

(質)委員会は毎回公開でやっていくんですよね。
(答:県土整備部)原則公開で、一部情報公開上、公表できないような情報がありましたら非公開部分が出てくるかもしれませんが、基本的なイメージとしては公開です。

(質)談合情報に詳しいオンブズマンの声をどう吸い上げていくかということなんですけれども、具体的に何か考えてらっしゃることはありますか。
(答:県土整備部)委員会としては意見を聴取するとか、そういう機会を設けてそういう意見を吸い上げることはできると思います。

(質)北勢線の問題なんですが、県が存続に向けた資金面の支援を決めたということについて、知事の率直な感想を伺いたいんですけれども。
(答)これは明日にしていただけませんですか。明日、市町の皆さん方にお越しいただくということで、今精査をしておりますので、その時にしていただくとありがたいです。

(質)明日は知事も会見には来てくださるんですか。
(答)いや、それはないんじゃないですか。

(質)知事のご感想は。
(答)それは市町の人にお話をしてからでないと。私、今ここで言ったら、明日どうなるかなと思うので。

(質)どうかなりますか。
(答)だから、明日いろんなお話をさせていただくのが先だと思うんです。市町の代表の皆さんとお話をさせていただくということです。

(質)今、頭撮りだけなので、知事がどういうお話をされるかというのは、はっきりと我々は聞くことができないんですけれども。
(答)今、だけど、市町の代表のみなさんにお話しする前に話しにくいのかなと、そう思って。

(質)もっと概念的なことでいいですから。
(質)地振部長が発表されているんですから、それを補足するようなことで。まあ、市町には具体的な知事の話がいるでしょうけれども。
(答)だから、明日にしてください。

(質)明日、知事は何か言ってくださるんですか。
(答)もしあれなら言いますよ、私は。市長さんや町長さんみえるわけでしょ、明日。だから、それからにせんと。その前に言ったって、それこそ知っているような。

(質)地振部長の発言内で、とにかく、少なくとも鉄道としての存続は知事としてもやっていきたいと思われているわけですね。
(答)地振部長は地振部長の発言ですから、どうぞ、それでしておいてください。

(質)地振部長は県の発言じゃないんですか。
(答)それはそうでしょう。

(質)とにかく鉄道としての存続を図っていくわけですね。
(答)明日話しますから、それにしてください。

(質)今のところお話を伺う機会が設定されていないものですから。
(答)じゃあ、設定したらいいじゃないですか。だけど、市長さんや町長さんや、みんな代表して来られる時に、こっちで喋って。

(質)だから、細かい具体的な内容じゃなくて。
(答)同じことだよ。だから、明日、説明してからにしたらどう、おかしい。

(質)地振部長が路線を発表しているんやから。
(答)地振部長が言った事は言った事ですよ。私はまだ市町長さんにお会いしていませんからね。お会いしてからじゃないと都合悪いですよ、これ。

(質)全体方向として、とりあえず存続にある程度前向きな姿勢を示したと、それについての話ですから。
(答)だから、明日、市町長さんに話してからセットしてよ、それでどう。

(質)勝手な事情言って申しわけないんですが、多分、夕刊紙持っているところは、今日その予定、多分入れていると思うんですけれどね。なんらかの話が聞けるかと思って。
(答)どっちの何を言っているんや、反対やないか。

(質)少なくとも昨日の段階ではそういう話になっていなかったですから、この話を多分、今日聞かないと後2週間聞けないだろうという前提があって、各社準備してきたところもあるんで、お話していただけると非常にありがたいんですけど。
(答)
だから、明日それ終わってから、何か時間とってやったらどうですか。

(質)昨日の段階でそういう話になっているんだったらまだ分かるんですが、昨日はそういうことは無いですよと言っておいて。
(答)無いと言うけど、皆さんに聞かれたから、だから今答えるわけにいかんから、明日、会見の後に言った方が。市長さんや町長さんに申しわけないのと違う。

(質)別に明日言う事と今日言う事にそんなに違いがなければ、どうせ明日市町長さんと、新聞に載るんじゃないですか。
(答)いや、それはだけど。

(質)気遣われる部分は分かりますけど、逆に言ったら、明日言われる部分と今日言われれる部分って違う部分があるじゃないですか。つまり、基本的なところで。
(答)かもわからんよ、それは。だから、明日ちゃんと言ってからやった方がより正確に伝わるじゃないですか。

(質)公表された事について知事から一言もないのは。地域の方は待っていると思うんですけれども。
(答)明日、代表者がみえるんだから、そこでお話をしてということで、どう。

(質)既に既成事実、新聞に載っている事を、なんで今知事が黙るのか不思議なんですが。
(答)別に黙るとか黙らんじゃなしに、私はそういうことで、明日正式に申し込まれていて、その代表者の方に申し上げる前に私が申し上げるのは、本当にちょっといかがなものかというふうに正直に思うんやけどね。

(質)そしたら揚げ足とりますよ、こうなると。地振部長が言ったのは地振部長の勝手な言葉なんですか。県の方針じゃないんですか。
(答)いや違うんですよ。地振部長が発言されたということは、それはそれでどうぞということですよ。だから、明日ちゃんとした話を私は私でしますよ。

(質)県の方向ですね、地振部長の発言は、基本的には。地振部長が言われた事は県の方向を話されたわけですよね。
(答)予見を与えるような言い方というのはなるべく聞かないで下さい。明日ちゃんと話します。

(質)方向じゃないということなんですか、これは。
(答)そんな大きな問題になるの、これ。

(質)ちょっとだけリップサービス下さい。
(答)何がちょっとだけや。

(質)全く無しじゃ話にならんから。
(答)だから、明日、私はお会いして、お聞きをいたしましてということにして、その後、ぶら下がりか何かでお話をする機会を設けさせていただきますと、こういうことです。

(質)言い方変えます。明日、市長さん、町長さんにお会いになられて、北勢線について前向きな返答されるわけですね。
(答)それも含めて、後でやりますよ。

(質)明日の説明される場にはどういうお気持ちで望まれますか。
(答)虚心坦懐。

(質)そんなに気を使わないといけないものなんですか。もう皆さん知ってらっしゃるじゃないですか、知事が直接おっしゃっていないだけで。
(答)わざわざお越しをいただいてお話をということの場面設定されてて、そんなに、これ伊勢弁かも分かりませんが、こじばるというのか、そんなことではないとは思いますけども、しかしやっぱり、ある意味の礼儀というか、きちっとしたことにさせていただきたいなというふうに思っているんで、ちょっとお願いしているんです。

(質)ただ、普通考えれば、6月7日にもともと要望に来られた時に、知事からも指示があって検討したと地振部長が言われて、それでいくと、私もあの時にそういう形で要望が出たんで、ある程度指示して、地域振興部がこういう形で積み上げてくれたみたいです、ぐらいの話は聞けると思ったんです。
(答)明日やります。

(質)それも明日ですか。
(答)明日見えるのに、今やってポンとニュースに流して、市町長さん地元に帰ってとかいうことにならんですかね。

(質)細かい話じゃないんですよ。
(答)細かいって、別にいいじゃないですか、一日ぐらい。

(質)一日ぐらいいいじゃないですか。
(質)我々はニュースですから。
(答)それは駄目ですよ。市町長さんなんか代表で来られてということ。悪いけどそうと違う。僕の言う事おかしいか。

(質)いつもの感じじゃないですね。
(質)市町長さんへの仁義は分かるんですけども、既に事実になっていることは、少なくとも否定されたらこじれるんで、事実になっている事は認められるわけですね。
(答)明日答えますよ、だから。

(質)知事があんまり何もおっしゃらないと、あれ無しなのかなとか、変な疑問符が生まれませんかね。
(答)明日ちゃんと、いずれにしてもお答えしますよ。

(質)納得できますか。
(質)引っかかるのは事実ですよ。そういうアバウトな事も含めておっしゃらないということがなんとなく引っかかるのは事実ですよ。我々の感覚としては引っかかりますよ。
(答)明日ちゃんと返事させていただくということでご了解下さい。

(質)その発言のまま、そのまま記事にさせていただくという形ですね。
(答)明日、だから市町長さんにお話をさせていただくと、こういうことですね。

(質)仁義を立てるだけで、特に深い意味はないというふうに受けとめていいんですか、今日、固辞されてることに対して。
(答)固辞というか、やり取りがあって固辞と受け取られるだけで。

(質)皆さんが疑うような、特に、別にそういう深い意味はなくて、仁義を立てるために、ここで言うべきじゃないという見解でよろしいですか。
(答)文面で出てきたら、ボーンと知事がそう言ったとか言われた時に、私も申しわけないと思うんですよ。

(質)ただ、それだけですか。
(答)明日、お話をさせていただいてから、お話を。その時の状況とか。

(質)もう内示はしてあるんですよね。
(答)僕はしてませんよ。

(質)それがまかり通ると、部長さんとかがおっしゃったことに対して知事の意見を伺うことが今後もできなくなる可能性があると思うと引っかかるんですけども。部長さんとかがこういう方針を立てられたと、どうですかと言っても、それは私からはまだ言っていませんとか言われてしまうと、全てそれで通ってしまうんですか。
(答)私が言っているとか言ってないとかいうことじゃなしに、明日、市町長さんがお越しいただく時に、先にマスコミ等で出て、それで来られたら申し訳ないというか、ことになるでしょうということをご理解いただけませんかということをお願いしているんです。

(質)巨額の県費をこれから使うという部長の発言があった後に、首長の面子のことで県民に対する説明を一日延ばすというのはどういうことなんですか。
(答)一日違いというか、きちっとお話を、住民の代表の方に私どもの考え方を申し上げてということをさせていただけませんかと、こういうことですよ。

(質)しかも、その場がクローズでしょ、明日の設定が。頭撮りだけで内容はクローズになっているじゃないですか。
(答)だから、その後お話申し上げるということで、今申し上げるのと何が変わるの。同じことでしょ。

(質)部長が言った事に対して、知事会見という場がありながら、首長の面子を重んじるということは。
(答)部長。

(質)部長の説明がありながら、明日の首長たちの面子を重んじて。
(答)首長さんたちの面子ということじゃなしに、住民の方々の代表に対して、わざわざお越しいただいて、そして、やっぱり説明をその場でさせていただくということの方が。やはり、私そう思うけどね。

(質)住民って、県民全員関係ある話ですよ。
(答)だから、住民の皆さんにもそうでしょう。だから、特に関係の皆さん方にお話する時に。そんな感じするんやけど、どう。

(質)こういう時は生活者起点にはならない。
(答)生活者起点になるんですよ。だから、住民の代表の方々にお話申し上げてということにならないと。明日来たら、私から第三者に全部話されてて、来たらもう、ということになりませんか。

(質)基本だけ聞いているんですよ。細かいのはいいけど、基本だけどうするかと。部長発言はそれでよかったんですねと聞いているんです。
(質)地元の方に伝わる前に、県費でもあるんだから、県民全体に発表して意見を聴いて見るという方法も、考え方もあるかと思うんですが。それもしないというのは、どうしても地元の首長の面子を重んじるとしか見えない。
(答)面子とか、そういうことじゃなしに、来られて、地域の住民の方代表されて、さまざまな事ご議論いただいているんですから、私どもも、それをお話を私から申し上げて、それから、私から皆さんにお伝えするということの方が筋じゃないでしょうかね、そんな気がするんですが。

(質)地元首長となんらかの苦情なりトラブルがあったかなというふうに勘ぐってしまう部分もありますけれどね。地振部長が発表したことによって。ということで次行こうか。
(質)どうしましょうか。
(質)事実だけ、知事がそうおっしゃるんだから、そういう形の記事にしたらいいんじゃないですか。
(質)そうですかね。ただ、みんな納得していないというのはお分かり下さい。とても納得していないということをご理解いただきたいんですけれど。
(答)私としては、明日、市町長さんらがお越しいただいて、そういう形でいろいろお話をお聞きさせていただいて、その結果を踏まえてお話申し上げた方がより的確に伝わるだろうというふうにも思いますので、できたら、その辺でご了承いただきたいと、そう思います。

(質)説明はともかく、全部オープンにしていただくという方法もあると思うんですが、それはやっぱりできませんか。
(答)それは私の一存で決めれないし、ちょっとそこの状況分からなかったものですから、終わりましてから、ちゃんとご報告申し上げます。

(質)じゃあ、明日確実に時間をとっていただくということで。
(質)あと、オープンにしてもらいたい。
(質)じゃあ、オープンにすることと、その後、知事からクラブに向けたこういった形で会見をお願いするということで申し入れますけど、よろしいですか。
(質)はい。

(質)高速道路を考える地方委員会立ち上げられましたが、全体の新聞論調というかマスコミ論調を見てますと、かなり、例の国の民営化推進委員会の基調に立っている部分が見受けられるんですけど、地方委員会として、これから8月中に中間報告まとまる方向に向けて何か具体的な動きとか、今後お考えになることありますか。
(答)それぞれの知事が発言されると思います、地域地域で。だから、それをまとめて、まとまってというようなことは今のところ伺ってません。

(質)それをまとめてということはとりあえず無いですか、予定では。
(答)将来はちょっと分かりませんが、今日の時点では無いと思います。

(質)記者会見の時は、そういうことをまとめてやられるみたいなことを、片山鳥取県知事がおっしゃっていたような気がするんですが。
(答)そうでしたかね。時間的な問題もあると思うんですね。ちょっと私も確定したあれでは無いんですけれども、なんかそういう場合が出て来るんでしょう、恐らく。だけど、今いついつこうやってこういうようなことというのは無いという、そういうことです。

(質)道路に関することなんですけれども、第二名神について、委員会の方で採算が合わないみたいな形で、その一つの路線になるという見解が出されていたと思うんですが、そのことに関して知事のお考えは何かありますか。凍結される可能性もという形で報道されていますけれども、それについては。
(答)第二名神は私どもにとっては重要な路線だと思っております。それで、これ、今日に至るまで、地域の関係いただく皆さん方に用地を提供いただいたり、あるいは、市町村長さんらとも積み上げてきて、そして、工事がかなり進捗した中で、突然ということになれば、なかなかこれ説明しづらいと思っております。したがって、そこの説明責任をどう果たすかという議論が一つです。もう一つは、地域エゴばっかではありません。従来、地元負担ほとんど無しで早く出来上がって、何年、何十年か高速道路の恩恵に与っておられる地域と、私どもが何年かを待ってようやく工事が始まって、そのうえでこういうことで駄目だと、欲しければ地元負担をということはいかがなものかという点は、地域を代表する知事としては発言せざるを得ないと思います。もう一つは、地域全体のいろんな計画との関連をしておりますので、そういったことも話し合いの中で整理をした上でのことでないと、ある日突然というだけでは納得いきかねると、そう思って現在行動しております。

(質)発言せざるを得ないというのは、何か具体的な行動に移される。国の方に直接要望に行かれるとか。
(答)もちろんそれは既にもうやっていますし、これからもそういう形の意見は出していこうと思っています。

(質)道路公団はどうやって合理化したらいいですか。
(答)私は知恵はそれ程ないんで、それこそそういった問題を合理化されるなら、国の仕事であってどんどんやっていただきたいと思います。だからその手法について、私が言う権利もないし、改めるべき点はそれは内発的にどんどんやっていただきたいと思います。

(質)第二名神、東名について、試算では利子分も払えないで借金が雪だるま式に膨らむというような計算もあるようですけれども、そういう状況について、ただ欲しいと言うだけで、じゃあどういうふうにするかという提案はお持ちではないではないんですか。こういうふうにしたらいいという。
(答)そういう議論にもなかなか参画はしずらい面もあると思うんですね。それでですね、その議論については、じゃあ今までプール制にして出来たところは地元負担なしで出来上がって、しかも色々な有利な状況の中で地域政策をとられたり、産業政策をとられていると。我々はですね、ずっと待たされたと言いますか、そういう状況の中で今度地元は欲しければ負担しろと言うのは、これは甚だ公平性に欠けるのではないかと思うんです。したがって、トータルの論議として、これはあっていいと思うんですけども、私共としてはそういった点について、一方通行にお話をいただくということはいかがなものかということを申し上げております。

(質)田中元知事の葬儀で弔辞述べられて、その中で県会議員初当選で、で、あちらが田中さんが衆議院議員初当選で、国会議員と県議の立場で色々ご指導頂いたということをおっしゃってましたけども、割と田中県政等を知事が踏まえられた部分っていうのはあるんですか。何か資料とか繰っていると、割と北川県政が始まってからの色々なものというのは、割と田中県政を頭の中に描かれてる部分もあるのかなと勝手に推測したりしてるんですけども。
(答)いえ、特に意識してということはなかったですね。あの弔辞の中でも個人的な事入れようかなとか色々考えはしたんですが、これはやはり公的な立場での弔辞の方がいいだろうと。個人的な内々の話なんですけど、そういう感じで。生前その接点が、田中さんの衆議院転出で私が県会議員の補欠選挙に出た訳ですから、その辺りで留め置いたということです。で、その後コンビナート形成とか、あるいは、芦浜原発の問題とかは田中県政の考え方を、木曽岬干拓なんかもそうですが、精査というか勉強、検証をしておかないと仕事にならんと、そういう点ではありましたけども、先に言っていただいたような角度での意識してというものはなかったというか、あまりなかったというかそんな感じですね。

(質)知事として国会議員として田中さんというのは、何か田中さんから学ばれたものとか、あるいは、思われることってありますか。
(答)個人的な事なんですが、私が若い頃に私の父の方へ電話が時々掛かってきたりしてたんですね。当時は「たおと会」という会があって、田川亮三さんとか、松阪の市長さんであった梅川さんとか、名張の小西光三さんとかね、それで秘書役的なことで後に県会議員になった梶川さんとかいらっしゃったんですが、そういう仲間で時々話し合いしてたんだと思うんですね。で私県会議員になった時に早くいっぺん知事から電話来ないかなというふうに思ってて、来なかったですけどね。まあそんな感じです。

(質)その思い出の部分じゃなくて、政治手法とかそういった面で何か学ばれたものはないですか。
(答)衆議院としては、それ程長くやられた訳じゃなかったものですから、直接的に具体的なということではなかったと思いますけどね。

(質)知事としてはどうですか。田中元知事の県政というのがありましたけども。
(答)ええ。

(質)5期近いものは。
(答)ええ。

(質)それについて何か学ばれたものというか。
(答)田中さんが知事に当選された頃の状況と、私が知事に就任した頃の状況とは大部違うなぁと。古い県庁舎でそれでまだ労使の対決というんですか、全体の。戦後のことですから、厳しかったということはご本人でなしに、その時の当時を知る方々がよく話されます。だからそういう時には今と違うわなというような感じを持つことがございますね。だから今の原子力発電所の状況と当時始められるというような時のいきさつとは大部違ったと思うんですね。あるいは、木曽岬干拓の農用地造成というような事からスタートした時に、今の置かれた状況とは時代が変わってますから、時代の変化といいますか、そういうのを感じますね。

(質)知事は7年、知事選に初挑戦された時に、南勢の浮上をなくして、県政全体の発展はないということを盛んに方々の演説会で言われたんですけども、それというのは要は、田中さんの中南勢開発のその事業の事は頭にはなかったですか。
(答)当然頭にはありましたけども、それを前提にした話ではなしに、あれは個人的な私の考えですね。もし中南勢があったら、中南勢はあの時に頓挫したわけですから引き合いに出せないというか、ちょっと連携できないんじゃないでしょうか。頭の中にありましたですけれどね。それと直接に、だから頭の中にあった事で、直接ではない内容ですけども。

(質)知事室の工事が完了して、このプレゼンテーションルームが出来たということですけれども、一言感想をお願いしたいんですけれども。
(答)まだ機械が入ってないなぁと。それは間に合わなかったそうで残念なんですけども、ここがね、このあれ何ていうんですか。機械。
(答:知事室T)スクリーン。
(答)スクリーンとかそういう色々なものがセットされて、昨日頑張っていけばなというのに時間がかかるということですから、残念だなというかちょっとがっかりしました。

(質)執務室も大部広くなったんですか。前に比べて。
(答)同じぐらいじゃないんですか。どう。
(答:知事室T)はい。ほぼ同じです。

(質)ほぼ同じ。
(答:知事室T)ええ。

(質)中のインテリアとかそんなん変わっただけ。
(答:知事室T)はい。副知事室が狭くなりましたですけども、それはガラスと副知事室の間に空間が出来たものですから、その部分が副知事室が狭くなりましたが、知事室は変わっておりません。

(質)どなたが変えようと言い出したんですか。
(答:知事室T)経営品質向上の中で、県庁で取り組んでおりますけれども、私共の部屋でもずっと取り組んでおりまして、知事のリーダーシップを高めるということで、知事の会議が年間平均すると630回ぐらいになるんですけれど、その会議を効率的にやっていくかいけてないかということは非常に重要であるということで、それからいくとプレゼンの最小限度の装備もないということで、例えばOHPもございませんし、パワーポイントを写した場合は、このプラズマディスプレイでは字が判然とは見えないものですから、そういった基本的なところは当然あるべきだろうということと、それから従来から戦略会議とか部長会議、それから特に記者会見も非常に手狭でご迷惑を掛けておりますけれども、そういったスペースをやはり確保しないといけないということで、それから貴賓室がネックとしてありまして、一応シャンデリアなんかがありましたので、それをどうするかということがあったんですが、もう2、3年に一度ぐらいしか使っていないということでございますので、その辺の選択をするということで、この改善が図られたということがございます。それとセキュリティの面は、守衛さんがいなくなりましたので、その点何か変わるような仕組みということで、ガラスでソフトに囲むとか、応接室をちょっとへこませて安全面を警備するとかいうこと考えさせてもらいました。受付等についても従来2人おりましたけれども、それもプロセス改善で1人にするように議論をしてきました。以上です。

(質)えっ、貴賓室なくしたんですか。
(答:知事室T)ここの部屋が貴賓室でございました。それを取らない限りはスペースは生み出せないということで。

(質)貴賓室って本来何でした。
(答:知事室T)貴賓室は大使とか来られた時とか、それから大臣になられた時に就任祝賀会というのが従来あったんですけど。
(答)外国の大使。

(質)としか会わない部屋。
(答:知事室T)そのように使われておったのが慣例だったんです。

(質)基本的には。
(答:知事室T)はい。ただそれはここの部屋をうまく使えば、そういうこともしていただけるということでそのように改善させていただきました。

(質)貴賓室のない県庁って珍しいんじゃないですか。全国で。
(答:知事室T)県庁全体のスペースが非常に狭いですので。

(質)そう言えばサンアリーナに無駄な貴賓室、ゴォーンとありますね。
(答)ええ部屋やの。

(質)ねぇ。ほら。
(答)スペースがないですよね。これも皆さんの時も狭かったというか、狭かったでしょ。それとこういう最近の機器がないとなかなか説明出来ないとかね。

(質)貴賓室は最後に使ったのはいつですか。
(答:知事室T)パラオの。
(答)いや違う。県民か何かの。あれは。
(答:知事室T)県民功労の伝達式の時で、部長会議室と貴賓室を両方使ったその時。はい。
(答)県民功労賞だったと思います。

(質)5年も前から使ってないとかそういう訳じゃないんですね。
(答)違うんですね。だから1年に1回か2回あった。2年に1回、1年に1回か2回あったと。そんな感じはあるな。確かに。

(質)過去例えば皇室が県庁を訪れられたことってあるんですか。
(答)私になってからはないですね。
(答:知事室T)ないですね。

(質)それ以前はあったかもしれない。
(答)私は。もしあったら調べてください。
(答:知事室T)はい。わかりました。

(質)例えば皇室なんかもし来られた場合は貴賓室に入られるんですね。
(答:知事室T)昨年行幸啓をさせていただいたんですけど、貴賓室に入っていただいてもトイレ等の関係がうまくないとかいうことで、県庁にお越し頂いても宮内庁の今のそういうお考えからいくと県庁は使えないということで、貴賓室は使えないということを言ってました。

(質)で何処でした。看護学校でした。
(答:知事室T)総合文化センターを使っていただきました。

(質)考え方2つですね。貴賓室にトイレを備えるか、廃止するか。
(答)いや、それとね。やっぱり申し訳ないんですが日常の会議室をもうちょっと機能的にということを選択したと、こういうことなんですね。で、仮にあるもう本当にスペースで困ってああでもないこうでもないとしてこうなったんです。

(質)もし皇族の方が県庁を見てみたいと、どうされますか。
(答)仮の話だからあれですけれども、例えば議会の所をお借りするとか例えばそういうことになるんじゃないでしょうかね。色々な方法が駄目だとか宮内庁がおっしゃていただくというような場合もあったら、それは色々その時の対応でしょうね。

(質)改修で知事が何か知事自らこうやって欲しいというようなポイントはあるんですか。
(答)いやほとんどなかったですね。実はプレゼンテーションルームがね、例えば、最近の新しい企業なんかにおじゃますると、パァーとこういう所が開いて、サァーと降りてきて、パワーポイントがサァーとこうやるようなプレゼン凄く熱心じゃないですか。それが県なんかは紙ベースでこう配るとか、だから出来たらプレゼンテーションルームなんかをどうかなぁというので、最初1階か何かで考えたらどうかなというようなことがあって、それでファシリティ担当の皆さんや知事室の皆さんが検討して、積み上げてきた結果がこういう格好になったということなんです。

(質)このプレゼンルームが欲しいというのが、じゃあ知事のご要望だった。
(答)会議の中で私が言い出したかどうかはちょっと分かりませんけど、私もその論議には参加して、プレゼンテーションルームとかこの皆さんとの会議室ですね、この記者会見の場所なんかを充実するべきだと、そう思って発言はしました。だから私も言い出しっぺの1人かもわかりませんが、何人かのあれで言いました。

(質)ここだけ耐震性が強くなっているとかそういうことはないですか。
(答)あのねいっぺん見てもらった方がいいと思うんですね。この地下。

(質)工事やっている所。
(答)今工事ね。私見てきました。これ浮いてるんです。

(質)浮けば地震があると凄いんですか。
(答)見てください。ちょっと説明するよりは。

(質)知事室を長野県みたいにガラス張りにしようみたいな発想はなかったですか。
(答)いや、ありません。

(質)何故。何故ガラス張りにしようとは思わなかったのですか。
(答)まあ感覚の違いでしょうかね。考え事しなきゃいけないでしょうし、何か書き事する場合もあるでしょうし。

(質)オン・ザ・テーブルだけどガラス張りにはしない。
(答)ガラス張りって、いわゆるガラスを張ってガラス張りか、内容をガラス張りか色々あって、当時予算調整課がガラスにこう変えて、「知事見てください。ガラス張りにしました」って。こんな感じね。


( 以 上 )

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000025465