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知事定例記者会見

知事定例会見録

平成14年11月25日
於 プレゼンテーションルーム

1.発表項目 

  • 来春の知事選挙について

(知事)今日の県議会本会議におきまして、来春の知事選挙には出馬しないことをご報告を申し上げたところでございます。私は、8年前の出馬の時に、公の権力といいますか、知事の座はそういうところだと思いますので、普通で8年、長くて12年ぐらいがやっぱり、身を、そういうような律するようなことが考えでございますというお話を申し上げて、それ以来、2期目当選したころから、今回で、2期で終わるか、あるいは3期をやるかというのは、随分自分で自問自答しながらずっときたと、こういうことでございます。今年の4月ごろに政策推進システムが入って、いろんな行政改革をやって来た時に、職員と冗談に言いながら、知事がいなくてもシステム的に回れるような県庁を作りたいねというような話をしながら、サービスの受け手に立った行政改革というようなこともあって、私は事務事業評価システムから政策推進システムへと、いわゆるチェックからプランへ行き、ドゥーへ行くというようなことが、ある意味で入ったということは大変大きな喜びでもございましたし、これを段々と精緻にしていくことだろうなと思っていましたが、そのことから、やはり任期は2期かなというような思いはだいぶ強うございました。ということは、3期、長くやるならそれなりの、また目測といいますか、そういうこともあると思うんですが、私としては大体2期だなという、ぼやっとした、決定ではありませんが、そんなことを考えて、ここ2、3週間で真剣に考えて、ここは8年前、私どもが県民の皆さんに公約した基本的な考え方ですね、このOSは、私も精一杯、時代は大転換期ということをお訴えしましたが、8年経った今、さらに大きな波が来ていると。だから、ここでOSを作り変えるといいますか、ステージを変えて、新しい方がそれぞれ県民のみなさんに訴えてやられることがとても重要なことではないかと思って、出馬をしないことにいたしました。それで今日の発表になったと、こういうことでございます。以上です。


2.質疑応答
(質)ここ2、3週間で真剣に考えたということですが、最終的な決断はいつごろされたんでしょうか。
(答)10日前後じゃないでしょうかね。

(質)ここ10日前ぐらい。
(答)本当に決定というか、は、そんな感じしますけど。

(質)自問自答の中に、続けるという考え方とここで辞めるという考え方があったと思いますが、ここで辞めるということを最終的に選んだと、そこの一番のポイントはなんでしょう。
(答)一概に、簡単に一言では言えない部分だとは思いますが、私は知事に就任した時に少し失礼かなとは思いましたが、職員の意識改革、そして県庁の仕組み改革ですね、そして県政全体の改革ということを、まず職員の皆さんに意識改革をお願いしたんですが、で、仕組みは政策推進システム等々で出来上がってきたと。で、これはもう、そういう作業は職員の方がやっていただけるんだろうと思います。今度は、私どもは情報公開をして、そして県政全体を、やっぱり透明な組織になって、ということになれば、県民の皆さんもそこへ参画をいただいて、そして、自分たちが自治をしていくんだというような、そういう場面設定はやっぱり必要だろうということを強く思いました。そして、そういう中からこそ初めて、本当の時代を切り裂くような改革を出来るのではないかというようなことを考えて、私、今回で、次は出ないというようなことを決意したといいますかね、そんな感じなんです。

(質)今後なんですが、例えば国政も含めてお考えをお聞かせください。
(答)今後のことはほとんど全く考えていないと申し上げていいと思うんです。で、今、国政へ戻るとかいろんなことというのは考えていません。それで、まだ残任期間がございますから、私がしてきたことのいい面と悪い面といいますか、そういう検証もさせていただきながら、次の方になるだけきちっとした形でお渡しすることが、まず第一に務めだと思います。私もこの12月で、実は政治歴30年になるわけですが、県議会議員とか衆議院議員、そして三重県知事をやらせていただいて、こういった経験を生かして、これからも民主主義の創造といいますか、あるいは地方分権とか、あるいは地方の公務員の皆さんは320万人もおっていただくんですが、そういった方なんかともこの4ヶ月の間、いろんな話し合いといいますか、考えたりしながら、だんだんと将来のことは決まって行くんだろうなというぐらいの感じで、少し立ち止まって考えてみたいなと、そんなイメージですが。

(質)さきほど新たな改革のステージを創造することが大切だというような言葉を使われましたが、まず第一に後継ですね、特にご自身の中で後継候補があるとか、そういうことはございませんか。
(答)それはありません。

(質)それはないと。
(答)はい、ありません。

(質)いわゆる各政党がありますが、今後そちらの方の動きもあると思いますけれども、例えば、それについて今後政党と何らかのお話し合いをすることはご自身として、それはやぶさかではないでしょうか。
(答)どうなんでしょう。例えば求められたり、いろんなこともあるでしょうし、長いお付き合いですから、約束した形とか、固定してどうなるとは言えませんが、どういう展開になるか、その時になってみないと分からないんじゃないかなと、そんな感じします。

(質)県民と県職員に、それぞれ今一言づつお願いしたいんですけれども。
(答)県の職員の皆さんにはメールを送らせていただきました。それで、就任以来、従来の積み上げ算的な固定した観念から意識改革を是非お願いしたいと。で、今まではどちらかというと官の論理といいますか、そういう論理からサービスの受け手に立った行政改革をお願いしましたから、なかなか大変なことが多かったと思います。腹立たしいこともあったと思いますが、本当によくご理解をいただけたなと、私は正直感謝しています。それで、今後は、ここまでいろんな意味で努力いただいて、内発的に改革していただきましたから、私が横へどいたとしても、皆さん方が、それこそ権限移譲された姿で内発的に自己研鑽をしていただいて、よりいい県庁にしていただくように、本当に心から願っています。県民の皆さんには、今大変革期でございますから、従来のこんなものだと、県庁はこんなものだという思い込みとか、行政とか政治というのはこんなものだというのは、相当大幅に根っこから変わってきたこともありますから、私が取った政策とか事業について、ご理解いただけなかった点も沢山あったと思いますが、それにいたしましても、これも確かに変わらなきゃいけないなというご認識をいただきながら、多くの方にご支援いただいたことを感謝いたします。私も30年お育ていただいた身でございますから、どういう形になるか私分かりませんが、これからも民主主義の創造とか地方分権とか、あるいは地域のさまざまな課題について関わり合いを持たせていただくことになるんではないかと、ちょっと決まっていませんが、そんな感じになろうと思います。ご支援いただきましたことに感謝を申し上げます。ありがとうございました。

(質)次の知事に何か期待すること。今ちょっと早いかもしれませんが、自分はここで辞めると、来年の4月からは別の知事が席に就くわけですが、その知事に何か期待することがあれば。
(答)今私がとかく申し上げる立場にないと思います。しかしですね、本当に大きな大転換期だし、さらに大きな変化が来ておるという認識を持っておりますので、よほど体力、気力、充実していただいてですね、そして、過去のいろんな点を断ち切らなければいけない点もあると思いますが、例えば、いろんなそういったことは断ち切っていただいて、新しい価値を創造してくようなことをお願いできればなと、ちょっと口はばった言い方ですが、お尋ねがあればそんな感じがします。

(質)以前の記者会見で、少なくとも国政に戻ることはないと一度明言されたことがあったかと思うんですが、そのお気持ちに今も変化はございませんか。
(答)ありません。

(質)それは、もし近い将来に解散があった場合に、その衆院選には出ないということでよろしいんですか。
(答)将来を縛ることの発言はやめますが、私は現在そういう気持ちはございません。ただ、個人的に動ける場合と、公の立場の場合と、二つの判断はどうしてもあると思うんですね。だから、そういう場面があるかもわかりませんが、私としては現在そういう気持ちはないということでございます。

(質)それは、やはり何か、請われれば国政出馬を考えてもいいと、そういうようなことに受け取ってよろしいんでしょうか。
(答)いや、そういう条件とかそんなことじゃなしに、素直に取っていただいて、現在そういう気はありません。

(質)かといって、政治活動から引退されるというわけでもない。
(答)何をもって政治活動というのか分かりませんが、それは今まで30年、いろんな民主主義とか、あるいは地方分権とかしてまいりましたから、その世界からは離れないと思います。どういう、ちょっと限定された言葉ではありませんが、残任期間4ヶ月少々ですね、いろんなことを勉強したり話し合いをしたりして決まっていくんだと思います。

(質)もう少し民主主義に関わっていくという、知事の今後のありようについてですね、具体的に語っていただけるとありがたいんですが。
(答)私は、シャープの問題なんかも、県民の皆さんがご判断いただくことだと言ったことは、私の決断に対してでなしに、やっぱり本当にご自分たちで、それぞれの町政なら町政、あるいは県政なら県政等々で参画をいただいて、ご自分たちが決めていくということにしていかないと。やっぱり分権自立だと思うんですね。だから、国に任せっきりとかお任せ民主主義というのは本当に終わってきたと、今まさに新しい21世紀型の民主主義というのが問われていく時に、それぞれの方が自立をして、選挙も本当にご自分たちの判断で参画をしていただいてということがとても重要なことだと、私はそう思っておるんですね。だから、そういうふうなことに、私はこの次の選挙なんかが当然なっていただかなければいけないと思うし、そういうこと希望します。そういうふうなことをやっていくのが一つと、政策も国が一律のことを決めてキャッチアップでという時には、それはそれで非常に大きな効果あったと思います。従って、経済大国、長寿大国にはなれたと思いますが、しかし一方で、そういった前提が大きくなること、あるいはキャッチアップが崩れた今、それぞれの地域で自立して、そして地域のことは自分たちでやるという、強い決意が、やっぱり地域社会になければ、本当のいいしなやかな国家はトータルとしてできていかないというのは、まあちょっと、長い政治歴からいって恥ずかしいんですが、本当にそう思っておりまして、これからの地域、これからの国は、やっぱり私は、市町村民の方とか、県民の方とか、国民の方が本当に決めていただくんだということだと思うんですね。だから、そういうことの運動体と言うんですか、ちょっと言いにくいですが、そういうことには恐らく関わり合いを持っていくんだと思うし、私はそういう気持ちがあるということです。その形はまだ決まっていないというか、全く白紙で、これからいろんな方にお声掛けてもいただくだろうし、こっちも相談したいということじゃないでしょうか。

(質)それは、これまで作ってこられた地方分権の研究会ですとか、そういったものがやっぱりベースになっていくということなんでしょうか。
(答)それもベースになるだろうし、表に出てないような勉強会とか、個人的な関係もいっぱいあるわけですから、多くの方とご相談申し上げながらということになるんだと思うんですが。ちょっと、形がどこにウエートがいくとか、どういう角度でというのは今全く白紙です。

(質)運動体には政党も当然入ってくるわけですか。
(答)さあ、どうなるんですか。そこも本当に詳しくは思っていませんし、これからのことですね。

(質)学究生活とか。
(答)「がっきゅう」って何ですか。

(質)どこかの大学の教授とか。
(答)ああ、なるほど、ああ。どうなるか、その辺りも。

(質)含めて。
(答)どうなるんですかね、ちょっと分かりませんが。限定して今全く考えてませんから。どうなるんですかね。

(質)知事の方から新しく周りに声を掛けて何かを、団体を作っていくという意思は。
(答)まあ、そういう場合もあるんじゃないでしょうか。今はまだ考えていませんが、例えば方向が決まったり、ということになったら、そういう場合もあるかも分かりません。

(質)新しい地方とか、そういう名前には。
(答)いや、そこまでいくとイメージがあれでしょうから、考えていませんが、やっぱり同士がいるとか、そういうことにもなる場合があるんじゃないですかね。

(質)シャープをめぐっては、知事、その部分の判断について、県民の判断を仰いで落選させていただいても構わないというような発言もあったかと思うんですが、そういった部分をつかまえて、やはりそういうところは見届けるべきだったんではないかと、知事としてはというような話もあるんですが、そういったご意見に対してはどんなようにされますか。
(答)いろんな政策決定していく時に、県政は知事一人で動いているわけではありませんから、絶えず大きな全体的な総合行政の中で動いてます。それで、そこで、いつ私が辞めるとか、次やるとかいう決断をするかというのは、いつの時代もそういうことは付いて回っていると思うんですね。私は、いよいよ予算を編成していくのに、本格的な予算か、あるいは骨格的な予算になるのかという、これはぎりぎりの段階だと思いましたので、私は今の時点で県議会に申し上げ、そして、それぞれ次の候補者の方とか、いろんな関係者の方の準備期間もいるだろうというので、この議会冒頭が適切ではないかと思って、今日出馬しないことをご報告を申し上げたんです。その中で、私は、シャープさんなんかの問題は、むしろ私の決断ということよりも、県民のみなさん方に、是非選挙という意味合いですね、大変失礼な言い方ですけども、これから本当にご自分たちがご自分たちの町をお決めいただくんだというメッセージが送り出せれればなというような思いがあって申し上げたと、いう感じでございます。

(質)今回の決断にあたって、事前にどなたか相談されたとか、出ないということを話した方はいらっしゃるか。国会議員の方とかに相談された方いらっしゃいますか。
(答)国会議員の方も含めてどなたも、一人もいません、ゼロです。私一人で決めました。

(質)家族も含めてですか。
(答)私が決断して、こういう決断をしたからというのは話しましたですよ。だけども、どう思いますかとかいうことはゼロですと。

(質)決断について話したのはいつの話ですか。
(答)先週ぐらいですね。

(質)反応はいかがでした。
(答)まあ、驚いたというか、それでいろんなお話はありました。

(質)今、こういう形で不出馬宣言をされた時の気持ちですね、これまでずっとためてきたものだと思いますが、それをここでオープンにしました。その率直な気持ちというのは。
(答)どうですかね、今まで出馬をするといいますか、立候補の時は多くの方にご相談申し上げてご理解をいただいたり、あるいは瀬踏み行為というようなこともしてという責任があるから相談をしなければいけないと思うんですね。で、私は、今回は出馬しないということですから、ご相談申し上げたら、その方の心労を煩わすことにもなりますし、辞める時は私一人の決断でというのは、当然ずっと前からそう思っておりましたから、どなたにもご相談を掛けずにこういう決断をしたというのは、我々の人生は相対的に生かされて、多くの方のご支援あってのことですから、辞める時とはいえ、一人で決断したということについては、多くの皆さんに、こういう事情でございますので、誠に相談もせずに申しわけございませんでしたという、そんな気持ちが強いです、今のとこそんな感じです。

(質)今日この日というのは知事の中にとって、知事という肩書きではなくて、北川正恭という個人にとってどんな日ですか。
(答)三重県知事という座は186万県民の代表の座にしていただいていますし、組織体で言えば何万人かの方の責任者でもありますから、このことは非常に重いと思っておりますので、私は残任期間4ヶ月余ですね、本当にさまざまなことを、最大限次の方にいい形でバトンタッチができるような努力をしていくことが務めだとも思います。もう一方で、私が退くことによって、選挙の形態は、知事選挙はものすごく変わると思うんですね。だから、そういった選挙こそが新しい三重県を、私どもが目指してきた、いわゆる主権在民で県民の皆さんが自らがご判断いただいて、自らが決定すると、そういうことに対して私どもが今までさまざまな改革を試みてきた一つの結果が出るんだろうなというふうに思います。従って、いろんな組織とかいろんな既存の形の中で、多くの方がご努力をいただいて、この国の形を変えていこうという努力は、それは当然必要なんですが、もう一方で、やっぱり世の中の転換期といいますか、という時には、そういった選挙とか大きなエポックメイキングなことを通じて、バージョンが変わるといいますか、あるいはステージが変わるということはとても重要なことだと私は思っておりまして、そういうことになってくれることを期待していると、そんな感じがします。

(質)2期8年で悔いはない。
(答)まあそれは、悔いはないということはないですが、いろんなことで、こと志半ばとか、あるいは成功と失敗どっちが多かったかと言われれば、分からないです。8勝7敗か7勝8敗か判断もつかないので。いろんなことをできなかって申し訳ないなという気持ちもございます。一方で、県民の方や県の職員の方、議会の方も、あるいは県の職員組合の方も、もちろん執行部の皆さんも、こういう転換期によくここまでご理解いただいてご一緒にやっていただけたなと、今ちょっと振り返ると、そんな、聞かれるからちょっと恥ずかしいけどお答えするなら、そんな感じだし、県民の皆さんもよくご支援いただけたなというか、そんな感じします。

(質)2期8年で一番印象的なことというのはどんなことだったんでしょうか。
(答)4ヶ月経った時にまた。今途中でございますから、現職でございますので。そういうことは客観的に一遍全部検証してみて、そして、それからということになるんじゃないでしょうか。

(質)ちなみに今日知事がご発言された時の県議会の議員の先生方の反応も含め、周囲の反応をご覧になって知事ご自身はどんなふうに思いましたか。
(答)実はね、私あの時目を上げていないんですよ、読んでたんですよ。だから、わからない。

(質)雰囲気でいいんですけど。
(答)だから雰囲気がわからないというかね、まあ、どういう感じか、あの読んでてね、文書を読んでて議場を読むこと忘れてました。まあそれぐらいで。それはねそういうものなんですよ。失礼だからと思って目を上げなかったのは事実です。読みました。

(質)シャープへの90億円の補助金含めてですね、知事はたびたび自分の決断がだめなら県民が落とすと、で、選挙で問うというようなことをおっしゃったんですけれども、これ今回これもう選挙なしで、ということになるとですね。そういったそれぞれの決断がなんだったんだという話になると思うんですけれども、それはいかがですか。
(答)引っかかるところはありますが、私は先ほど申し上げたように、私の決断に対してということを例にとって、だからこれからぜひ地域を創っていくとかですね、地域の課題は、皆さんがご参画いただいて、動かしていただくと、だから本当に選挙を大切にしていただきたいという思いが非常に強くて、何回かそういうことを意識して申しあげたんです。で、もう少し、まあ、申しあげるならば、私が本当に出馬の決意をしていたとしたら、ああいう発言はしません。そういうことです。

(質)そこがよくわからないんですけれども、この前の商工会の発言でも、県民が判断することであると。で、自分の判断が正しければ、私が当選するし、間違っていれば落選するというふうにおっしゃった訳です。で、県民が判断する場というのは当然選挙だと思うんですが、そこにそのシャープの決断をされた知事が出馬されないとなると、県民がどのような判断を下す方法があるんでしょうか。
(答)シャープの例は一つの私は例示としてわかりやすいと思って出さしていただいたんです。私がもし出馬をするならばああいった例を引き合いには出しません。失礼なことだと思うんですね。だから私としては一つの例としてね、こういった時にぜひ、だからこれからはいろんな各種選挙ありますけれども、おまかせ民主主義というか、ちょっとおせっかいで失礼なんですけれども、そうじゃなしに、本当に住民の方がお決めいただいて、自分たちの町は自分たちで創っていくということが、今、正に一番重要な時だと思うんですね。だからそのことを実は申しあげたかった訳ですよ。

(質)では県民はどのようにシャープの90億円の是非を判断すればよろしいんでしょうか。
(答)これは私どもも、実は選んでいただいたという前提で知事職を務めさせていただいてますから、それで決断をした訳ですね。だから今後いろんな決断があるでしょうけども、そういった時に自分たちが選んだ市長だとか知事が決断したとかね、いうことになろうと思いますので、今後そういったことではですね、ご自分達がやっぱり町のレベルを決めるとか県のレベルを決めるんだということをですね、是非ご理解いただきたいなと、そういう思いで発言をさせていただいたところでございまして、任期の半ばで辞めるというのは私は、別のステージを創る、出る新しい方がですね、なられるのが一番いいと思って、総合的にそちらの方を判断したものですから、個々の政策に関しましては、12年経って辞める時にも、或いは8年で辞めるときにも、個々の政策については一つ一つをおっしゃっていただくと、ああそういったことで途中でなんだというようなお話にもなるかもわかりませんが、総合的にご判断頂きたいと思います。

(質)将来の民主主義の創造と、地方分権も含めて携わっていきたい考えを述べられましたけれども、今の、まあ今日の段階で知事の目からご覧になって、国政、日本の政治、行政そのもの全般に対してどのようなお考えをお持ちでしょうか。
(答)どなたがやられてもですね、価値の転倒が起こっている訳ですから、非常に難しいと思いますが、まだまだ中途半端だと思いますね。本当に新しい時代を創っていくためには、いろんな制度とかシステムがもっと変わってこなくてはいけないと、そう思います。小泉内閣で、政治改革が行われまして、経済財政諮問会議とか内閣府がだいぶ強化されていますが、あれはかつて政治改革やったときの制度があるからこそああいうことができていくんですね。私イギリスへつい最近行って来ましたね、あれでも感じることは、やっぱり本当に強い内閣と言いますか、が、時代を切り裂き、時代を創り、そしてそのことについて選挙で選ぶというようなことがやっぱり国民あげて、あるいは地域なら地域あげてですね、そういうことがされていかないとね、なかなか変わりにくいだろうと、まあそんなことを感じますので、そういったことについて本当に民主主義とはなんぞやということなんかを私は地方分権とかいろんなことを含めて、勉強したり議論を重ねて、時にはご一緒に運動したりということになるんではないかなと、その形というのは決まっていないということをずっと、今から4ヶ月間ね、なんかまあその後も変化するんでしょうけれども、まあそんな感じです。

(質)最後に知事選には出られないという決断をされた際に、今のそういった、知事の目からご覧になった国政の状況や、そういったことも判断の一つになってるんでしょうか。
(答)それはそうでしょう。当然それは決定ではありませんけども、30年も政治家やっている訳ですから、今の形が決していいとは思っていませんし、これ政治の世界だけではなしにさまざまな、前提がすっかり変わった社会構造そのものがね、政治とか経済とか文化とか教育とかいろんなのあるとは思いますが、そういったことが頭にあることは事実です。

(質)シャープの話に戻っちゃうんですけれども、それでも大きな政策であり、議論を呼んでいる政策ですから選挙で真意を問うべきだという考えもあると思いますがそれについてはいかがですか。
(答)それは当然そうだと思う点もあると思います。ま、しかし私が3期目やるか、2期目で終わって別の方にステージをお作りいただくのがどうかという、相対的な判断の元で、個々のね、政策なんかはご判断頂くことでご理解を頂きたい、そう考えています。

(質)先ほど、もし出馬するならシャープのああいった例は出さないとおっしゃてましたが、ということはだいぶ前からもう出馬しないというのは決めていたんですか。
(答)内々にですよ、だからこの4月から腹というかね、それどこまでというのは難しい訳で、それを想定しながら県政運営に当たってきたことは事実ですよ。それでまあ、本当に真剣に考えてこの25日ですか、議会の冒頭にご挨拶するためにどうするかということを考えたと、こういうことです。

(質)9月県議会の一般質問の時に似たようなことを言われてますよね。
(答)そうでしたかね。

(質)で、あの段階でちょっと腹の中にはあった。
(答)そうそうそうそう。

(質)そういうことですね。
(答)そうそう、4月頃からね、決定的とかそうやって言われると、言葉尻とらえられるとつらいんですが、政策推進システムを入れることができた時に、ああこれはやっぱり2期で3期はやらない方がいいのではないかなというふうに思っている訳ですよ。で、最初当選した1期目から自分の任期というのと相談しながら政策決めてきたつもりですから、2期目になって少しそれが回転して、そしてここへきたのは2、3週間とかで最終決定したというのが、多分まあ流れですね。

(質)4月以降は基本的には出ないのをメインに据えて。
(答)そうやっていうとまたいろいろと、次から次へと出てくるので、メインというよりは、あらかたそういう感じで2期目で、政策推進システムと行政経営品質入った時に、2期目の集大成としてですね、という言葉をちょっと使っているんですが、若干その時はそういうニュアンスで申しあげてきたと、こういう感じです。

(質)思いのほか、知事の県庁改革がスムーズに進んだので、もういいという。
(答)いえいえ、そうではありません。なかなか思うようにいかない点もたくさんございましたけれども、私は職員の皆さんはこういった革命的なさわやか運動等を通じてよくやっていただいたと感謝しています。それで権限移譲して、そしていろんな話し合いというので、だからダイアログという、ディベートというね、徹底的に相手をうち負かすんではない、いろんな対話を通じて、多様な社会があるというようなことを是非わかってほしいと。それでフラットなシステムに当然その結果なる訳ですね。そうするとやっぱりそこでその評価をすれば、企画にちゃんと評価を入れて、そして予算と事業とチェックと、あるいは人事と定数と、全部リンクするようなことが入ったんですね。だからこれはやっぱり私にとっては大きなことでもあったんです。だからそういった点でこれからよりそれを精緻に、あるいはもっともっとうまくシステムが動くようにすれば、それはもう即情報公開にも繋がっていく訳ですから、そういったことは期待しています。だから、これからもなんだ坂こんな坂という感じで職員の方がね、真剣にそのことに取り組んでいただけるマインドと言いますかね、気持ちは出来てきているんではないかということを本当に心から期待しますし、ある意味でよくそこまで理解してくれたなと喜んでいるところもあります。

(質)知事が代わろうとも改革に関する北川イズムというようなものは引き継がれるとお考えでしょうか。
(答)考え方としてね、生活者起点とか信頼される行政というものは、透明な組織、透明な運営ということになると思いますから、そこが基本ですから、当然そういうことが引き継いでいただけるんではないかと、そういうことを期待しています。

(質)それはシステムも含めということですか。
(答)この次の方がどういうふうにやられるかはこの次の方で、私縛るつもりは全然ありませんが、私としては今なるべくならそういうふうなことでね、本当に信頼される、次のステージも大改革、これ連続だと思います。そういったことやっていただくためには、信頼なくして改革はないと思いますから、そういうふうな行政をできたらお願いしたいなという気持ちはあります。

(質)今もここにおられる県幹部の方とか、県民の方で続投を願っている人が、既存体質続けてほしいと願っている方がたくさんいると思うんですけれども、ここで2期でやめられて、次どういうメッセージを送られます。
(答)え。

(質)残る幹部にどういうメッセージを送られますか。
(答)一つは、まず幹部の部局長の皆さん方にもこういった決断をし、ご理解をいただくことを努力をいたしてまいりたいと思います。今度は部局長さんなんかが中心になられてね、全職員の皆さん、若い方にも本当に信頼される行政、あるいは開かれた県政、あるいはこういった経済状況、あるいは失業、雇用の問題等々いっぱいあります。あるいは環境の問題とか教育の問題いっぱいありますので、自分たちが率先実行していただけるというような雰囲気で仕事をしていただけるために、残り4ヶ月を私それに全力を、私自身もね、傾けていきたいと思いますし、部局長の皆さんがそういう気持ちで取り組んでいただくことを強く願います。

(質)部局長の方たちを含めて職員の方たちに伝えられたのはいつですか、本会議場で知事が表明されたのがはじめてなんですか。
(答)はじめてです。

(質)それ以前に幹部も含めて伝えたということはないんですか。
(答)いや、副知事とか出納長には技術的な問題もあるし、先週の始めぐらいでしたかに申しあげました。

(質)副知事、出納長には先週。
(答)ええ、そうですね。それに総合企画局長と総務局長、あるいは知事室長。作業もありますからね、知事提案説明とかいろんなこともありますので、先週の、それは少し遅れてですが、これは相談じゃなしに、そのように決意したから作業してくださいと、まあそういう意味で、それだけの方だったと思います確か。

(質)メールを送ったのは何時ぐらいだったんですか。
(答)え。

(質)メール。何時ぐらいだったんですか。
(答)メールはこれ、12時かそれぐらいじゃないかな

(質)今回出馬されないっていう理由が今のお話伺っていると、2大戦略については自信を持っておられる訳ですよね。
(答)いやいや自信というか。

(質)一番いい方向としては最適であると。
(答)いや最適とは申しあげませんが、動き始めているということは確かで。

(質)ですね、その中で、2大戦略そのものの立案にも携わってて、知事が実際実行部隊としても、今後それは新しい方でって言われると、ちょっとそのわかりにくいものがあるんですけれども、その辺はいかがですか。つまり、じゃあ実際にその2大戦略を実行する次の人の資質みたいなものっていうのはどのへんにその、ご自分の今の部分と引き合わせてどういうふうにお考えですか。
(答)そのことは私が言うのは少し僭越かなという気がしまして、県民の皆さんがご理解をいただいて、本当にそういったクリアな組織でやっていくのはいいのかどうかというのはそれこそ県民の皆さんのご判断に委ねさせて頂きたいと、そのように思います。

(質)シャープに90億円出す条例というのは、知事が在任中に作られるんですか。
(答)まあそうなるんじゃないでしょうか。

(質)予算はじゃあ骨格予算、15年度予算は骨格予算になるということですか。
(答)今からね、事務方の皆さんと相談します。で言葉はちょっと、骨格になるかとか、限定されてはいかがと、ちょっと言葉がですね、だからあの本格予算というんですか、は、私が作っていくのは失礼だと思っていますので、予算のありようというのは今から相談してやっていくと。ただ非常に厳しい、昔のように増えていく予算でもありません、厳しい予算ですから、必然的に決めていかなければいけない予算はやっぱりあると思うんです。いろいろ、国とか市町村の関係もあって、そういったことについても本格的な予算ではなしに、まあ骨格予算といっていいのかどうかちょっと言葉尻はなしにしていただきたいんですが相談します。で、早急にそういう対応をとるようにもう指示してあります。

(質)知事ご自身は今度の知事選なんですけれども、最後まで中立で行かれるのか、それともある程度考え方が共通される候補が現れた場合はその人を推すという形になるのか、それはどういうふうにお考えでしょうか。
(答)まあそれは後者に、もしあれならなるんじゃないでしょうか。ちょっと私もね、そのあたりはまだ決めていませんから、県民としても考えなきゃいけない点は、その点は考えていきたいと思っています。だから、今の時点でどうするというのはちょっと定形は持っていません。

(質)先ほど家族以外には話していないということだったんですが、総務局長だとか幹部には話していたということがありましたが、その幹部以外にも話した方がいるんですか。
(答)それはないです。私は、県の幹部はね、具体の仕事もしていただかなければいけないし、ということで相談じゃないんですよ、このように決意したからこのように手続きをお願いしますという話です。

(質)ご家族というのは奥さんですね。
(答)そうそう。

(質)地方の知事、片山鳥取県知事とか浅野宮城県知事が、コメントとしてがっくりきているとか、寂しい気がするという、脱力感があるとか。
(答)ああ、そうですか。

(質)同じ知事仲間にですね、エールというか何か、改革派の知事仲間にコメントというかエールを送られるとしたらどんな言葉をおかけになりますか。
(答)これから考えて、私それも見ていませんので、考えてまた連絡します。

(質)中川代議士は知事選に再出馬を要請したいというふうなコメントを出していますが、これに対して知事は何と。
(答)もう決断したことと言いますか、ですから私は変わりません。


( 以 上 )

本ページに関する問い合わせ先

三重県 戦略企画部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
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