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知事定例記者会見

知事定例会見録

平成14年12月10日
於 プレゼンテーションルーム

1.発表項目 

  • 「生誕360年 芭蕉さんがゆく 秘蔵のくに 伊賀の蔵びらき」事業実施計画案について

(知事)おはようございます。まず「生誕360年 芭蕉さんがゆく 秘蔵のくに 伊賀の蔵びらき」事業計画案についてご説明を申し上げます。三重県の伊賀地域に生まれました、世界に誇りうる俳聖松尾芭蕉の生誕360年をきっかけにいたしまして、伊賀を主たるフィールドに三重県をあげて実施します「生誕360年 芭蕉さんがゆく 秘蔵のくに 伊賀の蔵びらき」事業につきまして私からご報告を申し上げます。この事業につきましては、本年の1月、基本構想の公表以来、上野市民の辻村さんを会長とします34名の市民の皆様を中心にした「2004伊賀びと委員会」において具体的な事業の検討をいただいてきたところでございますが、その企画案がまとまりましたので公表させていただきます。事業は、地域の皆様が伊賀の蔵をあけ、三重や伊賀のあらゆる魅力を再認識し、誇りを持って地域を発信し、相互に交流を行うことにより、地域の多くの皆様の参画のもと、仲間づくりを行い、今後の地域づくりや人づくりにつなげることを目的に、委員の皆様のアイデアや「おもい」をもとに企画されています。メインとなるイベントは、三重や伊賀の文化、自然などをモチーフに、「言の葉」、「伊賀の体験」、「伊賀の芸術」、「旅」の4つをコンセプトに構成されています。そして、これらのメインイベントから発展する形で、芭蕉さんや観阿弥、世阿弥、歴史街道、伝統工芸、自然、食に加え、その事業により、探し、磨き、繋いでいくものも含め、三重や伊賀のあらゆる魅力をもとに事業展開を図るものとなっています。この4つコンセプトの「言の葉」というのは、俳句を中心にして短歌とか、そういった意味合いを込めてのことでございます。ここにお示しさせていただきました企画案につきましては、今後「2004伊賀びと委員会」におきまして、本日お渡しさせていただいております募集による企画や市町村などの実施します事業との調整、また、平成16年の同時期に世界遺産登録を目指しています熊野古道、伊勢路を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」、日本まんなか共和国文化首都、伊勢志摩を主にした集客交流などの広域的な事業との連携・協力の検討をいただきまして、平成15年3月末には、「生誕360年 芭蕉さんがゆく 秘蔵のくに 伊賀の蔵びらき」事業の実施計画をまとめることとなっています。また、この事業では、イベントを展開し、集客数のみを評価の基準とするのではなく、事業そのものに多くの住民の方に主体的に参画していただくことや、その仲間づくりの輪を広げることを重要な要素と考えるなど、今後の地域づくりにつなげる、住民と行政の新しい協働の仕組みづくりや事業を推進していくに際して評価の観点を取り入れるなどの試みがなされています。これは、私が今まで申し上げてきました、主役である住民の皆様と協働して地方分権を進め、住民の皆様が自己決定、自己責任のもと、主体的に参画し、自らの地域を自らでつくり上げていくという、さらに進んだ民主主義を実現していかなければなりません。この新しい仕組みによる地域づくりが三重県全域に広がり、住民の自発的かつ主体的な活動により、それぞれの地域が個性豊かで、こころの豊かさを実感できる地域になることを期待いたします。そのためには、三重県としましては、最大限のサポートを行って行きたいと考えております。この住民あげての、住民が主体となった、三重の、伊賀の新しい取り組みに対しまして、皆様のご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。私からは以上でございます。


2.質疑応答
(質)住民参加の部分で、従来、歴史フェスタとか東紀州とか、あの辺もかなり住民参加という形で打ち出されていましたけど、そこと何か違う点というのはありますか。
(答)基本的には考え方同じなんですが、県が市町村を飛び越えて、住民の方と直接参加するというのはなかなか難しいだろうというようなことがありました。で、そういうふうなことから、市町村の皆さんと相当議論を重ねていきながら、段々とその考え方を、市町村の皆さんも含めて、役所の皆さんも含めてコラボレーションしていこうというのは、今回も民間の方が34名、17名が行政関係、これは市町村、県だね、両方と合わせてそういうふうなことで一緒に話し合いをしていこうというので、だいぶ進化してきたと思います。それで、段々と、従来は、歴史フェスタとか東紀州体験フェスタやった時は、県庁というか官主導の臭いがより強かったと思うんですね。今はできるだけ住民の、地域の皆さんが自己決定、自己責任とられるように、それをサポートしながら官がどう動くかというのを、まだ模索中でもありますけれども、随分、伊賀県民局を中心とした動きを見ていますと、いいなあと。しかも、住民の皆さん方が、むしろ官をリードするというような、こういうこと言うと失礼ですが、住民の皆さんも、地域のことは地域で考えようという主体性が随分強くなってきているということを大変喜んでまして、是非、伊賀広域で、このことを通じて、ご自分たちの町はご自分たちでつくっていくんだということになればということを大変期待をしているところなんです。で、このことが、また行政のあり方を本当に変えていくと、私は期待をして、今までのところ、住民の皆さんなんかが、あるいは市町村の皆さんも本当によくやっていただいているなという感じがしまして、近々、私もそういった皆さんにお会いをして、いろいろご指導もいただいたり、私どもの考え方を申し上げて、一層こう、協働で、コラボレーションで地域を再発見して、探して、磨いて、それを繋いでという、それで、その地域が本当にいいゾーンになってくれれば、ほっておいてもリピーターは増えていくし、というようなことになるだろうと。で、今度はそれに、段々と地域の皆さんとご相談申し上げながら、伊賀の蔵を開いて、あれ、本当にこんなにいいとこあったんだわというのをお見せしたり、あるいは、鈴鹿峠を越えますから、だいたい伊賀広域は7、8割が関西系が多いと思うんですが、私はこの際、中京圏にも窓を開いて、ちょうど1時間半ぐらいの距離で、ある意味でベストポジションに伊賀広域はあるわけですから、そういった新しい、鈴鹿峠越えの、新しい集客交流のあり方を、20世紀はなかなかそこまでいかなかったんですが、そういった問題も、伊賀の皆さんと一緒に議論する中で芽生えてくれば、本当に新しい形が打ち出せるのではないかと、そんな感じしてますが。

(質)だから、評価の点で、従来、フェスタが集客数、どっちかというと中心でやられてて、今回、さっきおっしゃった、住民の主体的参加や組織作り、それも評価の観点に入れると、そこの部分が従来とは違う、ちょっと進化系ということですか。
(答)従来もやってきてたんですよね、評価は。で、その評価は、一つの形として、集客をした数なんかが圧倒的に強かったのを、それも一つのカウントでしょうけれど、そればかりでなしに、マネジメントをいかにしてきて、いかに住民の方が地域を磨いたかとか、繋いだかとか、そういったところでしょう、恐らく。ちょっと局長、そこ説明してくれる。
(答:伊賀県民局長)今、知事がおっしゃいましたように、これまで評価というものをやってまいりました。しかし、今回住民の方も企画段階から参画していただく、そして、事業につきましても住民の方も一緒に評価をしていきましょうという新しい仕組みづくりが生まれてくるものと、我々考えてございまして、やはり、行政と民間の方と一緒に事業をやりながら評価をしていきたいと、新しい試みだと思ってございます。

(質)この評価って、数値か何かに落とし込めるんですか。参加した住民とか、あるいは、その組織づくりとかは。
(答:伊賀県民局長)この評価は新しい試みでございまして、民間の方を含めて現在勉強中でございまして、あるコーディネーターを招きまして、現在勉強中でございます。先月の11月23日でございますけれども、大山田村におきまして評価のあり方等を勉強してございます。そういった状況でございます。
(答)今から決めていくのやな、住民参加で評価の仕方も。
(答:伊賀県民局長)はい。

(質)評価方法そのものも。
(答:伊賀県民局長)はい、そうでございます。

(質)コーディネーターはどなたですか。
(答:伊賀県民局長)これは、前回、東紀州体験フェスタでいろいろお世話になりました、講義いただいた方は、松阪大学の寺口先生でございます。その方に評価のあり方というものを教えていただきまして、新しい形で、我々、民間の方と協働しながら、新しい仕組みを考えていきたいというふうに考えてございまして、これは単に集客じゃなしに、後にいかに残していくかということも評価の視点に、今現在研究をしているところでございます。

(質)11月25日の表明から今日で半月程度経ったわけですけれども、今現在の心境からまずお聞かせいただけますか。
(答)心境って。

(質)何か、表明当時と今とで変わったところとかですね。
(答)特に変わったことないですね。

(質)それ以来、色々な場面で、県民の方々ですとか私たちですとか、色々な方に説明をされていると思うんですけれども、知事ご自身がどの程度県民の方々なりに理解を得られたと思われますか。
(答)詳しくまだ分かりませんが、少し時間が掛かるといいますか、そんな感じしますね。やっぱり、ご自分たちそれぞれが思い込んでらっしゃる部分がありますから、例えば、知事は3期はするだろうと思っていたら2期で辞めちゃったらなんだと、こういうことになりますが、じゃあ、その説明をどうするかというのは時間が掛かるでしょうし、あるいは、皆さん思い込んでらっしゃった、国会議員に戻るんではないかとか、三重2区から出るんではないかというのは否定していますから、あれ、なんなんだということですが。だけど、知事が辞めたらその次に行く道はそうかというのは、新しく、例えば別の道もあるんですよというようなこともあるわけですから、そういうことについての考え方なんかは何回もお話をしながら整理されていくんじゃないでしょうかね。そういう努力はこれからもしていきたいと思っています。

(質)当然、4月には新しい知事を決める選挙が行われると思うんですが、県議会の最大会派の新政みえが独自候補の擁立に向けて動きを見せていますが、そのことについてはどう思われますか。
(答)それぞれの色々な方がご努力いただくんでしょう。そのうちの一つでしょう。

(質)その中で、新知事擁立に向けて、新政みえでは、北川知事の政策である、生活者起点の県政の実現に県民の皆さまや志を同じくする仲間とよく連携して取り組むというふうなことをおっしゃってますが、知事の後継という観点から見ると、知事ご自身、どう思われますか。
(答)私は、後継者の方がどなたになるかは、それぞれの皆さんがご判断いただくことですから、その推移といいますか、流れなんかは見させていただく立場になると思いますね。だから、見させていただきます。

(質)例えば仮定の話ですが、知事からこの人がどうとかっていうことは、指名なりはされない。
(答)ないですね。

(質)中川さんは鈴鹿の60周年の式典の後に、知事は多分拒否権だけ持って、これはあかんとか、そういう形で参加してくるんじゃないかっておっしゃってますけれど、その辺はどうなんですか。
(答)ありません、そんなこと。同じことじゃないですか。

(質)同じ。
(答)拒否権とか、そういうことは一切ないということ。

(質)相談にも乗らない。
(答)それはそうでしょう。相談に乗らないというのかな、あの人ならいいとか、この人は悪いと言ったら指名したことになるでしょ。だから、あり得ないことですよ、そんなことは。

(質)でも、持ちかける場合もありますよね。
(答)そりゃ勝手でしょう、向こうのね。場面としてお聞きする場面はあるんでしょ、そりゃ、色々な、どなたかから何か言われてお会いする場合もあるでしょうからね。どうぞご自由にということになるでしょう。

(質)じゃあ、例えば民主とか、そういうところから話あって、相談というか、こういう人どうですかという、そういう話には乗るけれども、別に知事の何らかの裁量が入るというわけじゃないと。
(答)全部ストーリー作っておいて、全部答えていく。自分で聞いて自分で答えているだけの話で。まあ、いろいろお話されるんだと思うんですね。

(質)話し合う機会持つことにはやぶさかではないですね。
(答)やぶさかではないというより、例えば、会いたいと言われたらやっぱりお会いする場合もあるでしょうし、どんな方でもね。その中でお話が出て、それは全然頭からということでは、ごく常識的な話としてのお話をしているだけで。そりゃ、お決めいただくのは皆さんだと思っていますから。

(質)後継ということで言うと、企業なんかですと、社長が辞める時というのは、基本的に自分の後継はこの人がいいというのは大体心の中でお持ちだと思うんですけども、知事が8年県のトップとしておやりになってこられて、もちろん知事の後の改革はその方がやるとはいえ、やっぱり今後の三重県にとってはこういう人がいいんじゃないかとか、そういう、知事なりの候補、北川知事としての後継候補というのは、胸に描いておられる方はおられないんでしょうか。
(答)私は、今の私企業の社長さんと公の権力の座というものを、僕はこれを通じて世に問いたいと思っていますから。権力のあり方ですね、今までは色々なことあったと思うんですが、やっぱり、本当に公の権力の座というのは、例えば県知事の場合ですと、県民との契約というか、そういう形であって、終身やり続けるというようなこととかいう、今までのような雰囲気というのは、やっぱりこの際は、はっきり壊さなきゃいけないなというメッセージを僕は出しているわけですから、そういうふうなことはあります。だけど、今度は、私どもはどうというようなことは少し慎重に控えさせていただいた方が私はいいと、そう思っていますので、今回はそういう立場でそれを貫いていきたいと、そう思ってます。

(質)描いておられる方は、おられることはおられるんですか。ただ、立場として、私企業のトップとお役所のトップでは違いますよと。そういうことじゃないですか。
(答)いや、個人的にどなたがいいとか、そういうのは描いてません。

(質)権力は、やはり公権力と私企業の経営者とでは違う。
(答)はっきり違います。

(質)個人的に、例えば名前がどうのこうのとかいう問題じゃなくて、議会でも答弁されていますけれど、基本的に地方分権時代であると、住民の自治であるとか、住民の自己決定だとか、その辺の大きな流は変わらないと。で、そこを認識された方が当然選ばれるという話をされてますよね。
(答)それは、県民の方が選んでいただくことであって、私自身がずっと今までやってきたことについては、私はそういう色々な個人的な気持ちを持っているところはありますわね。だけど、そこの判断は、県民の方が判断されるんだというふうにご理解いただきたいと思います。

(質)じゃあ、県民が例えばそういう方向ではないと、それを否定して、自己決定、自己責任じゃない形で選ぶかもしれない。それはそれで是とするということですね。
(答)そういうことです。

(質)多選の弊害ということについてなんですけども、長野県の田中知事が3選禁止の条例案を提案するという話があったりとか、逆に、埼玉県の知事が死ぬまでやる気じゃなきゃ仕事はできないと言ったりとか、いろいろ議論がありますが、そういう議論が起こっていることについてはどう思われますか。
(答)とてもいいことだと思います。もっと議論をされるべきであって、地方分権と、いわゆる地方の自己決定、自己責任と多選の問題は全く不即不離で、離れられない問題ですから、その辺りのことを議論しっかりしてしておかないと、地方分権が空中分解する可能性が、私はあると心配してますから、そういうメッセージを出したわけですから、これで大議論が巻き起こることを大歓迎をしたいと思います。その運動は続けていきたいと思いますよ。

(質)埼玉県の知事みたいな意見があることについて、北川知事としては。
(答)それは一つの意見だと思いますが、私どもと意見は異にしますと、こういうことです。

(質)知事が3期目に出馬すると思い込んでいたのは、県民が思い込んでいたんでしょうか、それとも、知事が県民なり職員にそう思い込ましていたことではないんでしょうか。
(答)いや、分かりません。結果としてそういうことではなかったのかというだけの話で、私は自分としての判断でしたわけですから、県民がどう思われてたかというのは分かりませんが、今聞かれて、突然ではなかったかとか、3期はやるんではなかったかというご意見が多いんで、そういうことについては私の考え方を説明してご理解いただくように努力していくと、そういうことです。

(質)7日に岡田さんが地元に戻られた際に、北川さんとは3期12年の約束だったという言い方をしたんですけども、これ何か心当たりはございますか。
(答)全くないな。

(質)何か誤解されるような話をどこかで。
(答)いや、何かの時に。私はかなり意識して出馬表明の時に言っていますから、ちょっと言葉の詳細な部分は記憶がありませんが、私としては普通なら2期8年で、長くても3期12年だろうなというような、そういう表現しているんです。ちょっと言葉、全部捉えられるとつらいですが、そういう表現なんですね。

(質)それは1期目の出馬の時。
(答)そうです、出馬の時。だから、どっちにウェートを置いてとったかということぐらいかなと、今聞かれると。話したような記憶は私にはないんですけどね。私はちゃんと意識して喋ってますから、その時は。だから、もし個人的に色々な場面でお会いした時にも、そういう話は多分してない、確定的な話は私はしてないというふうに思ってます。

(質)中川代議士も同様のことをおっしゃってたんですけれども。
(答)どうやって、3期12年って。

(質)ええ。
(答)ほー。全然、私は話した記憶ありませんし、大体そんなことで、2期8年、長くて3期12年ぐらいの話はしていると思うんですけれどね、例えば、するとしたら。そんなことでしょう。

(質)先月25日に、中川さんにコメントとった時は、協約書という名前も出てましたけどね。
(答)何の協約書ですか。

(質)3期12年。
(答)ほー。あったら見せてほしいけど、そんなのあるわけないし。書いていません。

(質)知事選に関してなんですけれども、新政みえの方は独自候補を出すということで、主に主戦論の立場をとっているんですが、自民党の方は、県議中心でとはいうものの、話し合いでという意見も出ているわけなんですけども、最終的に相乗りもあり得るということで。そのことに関して、知事の、今度の知事選に対してはどのようにお考えでしょうか。主戦論、和戦論という言われ方をされてるんですが。
(答)まあ、色々なご意見が、それぞれ、組織、団体と個人から出て来るんだと思います。そういう中でのお話だと思っています。だから、特にコメントありません。

(質)やはりお互い候補は出した方がいいと。
(答)それもどうぞ、皆さんでよくご判断いただいてということになると思います。

(質)知事ご自身はどのようにお考えですか、そこは。
(答)どうぞ、皆さんに任せます。

(質)知事のお考えを聞きたいんですけれども。
(答)コメントしません。

(質)新しい知事は、選挙で選ばれた人になってほしいと言われた。選挙という形ですけれども、その選挙の形にはいろいろあるわけですね。相乗りもあるし、オール与党の選挙もあり得るわけですね。
(答)形としてはいろいろあるんでしょうね、それは。

(質)それも選挙なわけですね、それも県民の選択なわけですね。
(答)まあ、そうでしょう。

(質)県民の選択肢は多い方がいいのか、少ない方がいいのかということは、どうお考えでしょう。
(答)県民の皆さんがちゃんとご理解をされてということになれば、クリアになるなら選挙はなかなかいい方法でもあると思いますが、そのことも含めて、やっぱり県民の皆さんがご判断いただくことですから、それは、それぞれの皆さんに委ねたいと思ってますと、こういうことです。

(質)ただ、実際は、県民が判断するというのは選挙の段階であって、その前の段階で、政党間で話し合って一本化してしまったら、県民の選択の余地というのはなくなるわけですけれども、その辺のところはどう考えますか。
(答)今後の推移をずっと見させていただきたいと思います。

(質)一般論でいいんですよ。一本化して選挙を。
(答)一般論を申し上げても一般論にならないんです、今。

(質)当然、個人名いらないんですけど、知事自身として、例えば、望まれる新知事の必要な条件ってありますか。例えば、今のこういう時代なら体力よりも知力であるとか、あるいはパソコンも使えてとか、何かそういう、後に託す知事像っていうのはありますか。
(答)総合力がある人が一番いいんでしょうね。だから、そういうことも県民に提示して、そして選択されたらいいじゃないですか。

(質)総合力と言いますと、例えばどういう。
(答)例えばって、一番総合的にやってすごいなという、辞められた後に評価ができるというか、総合的にね。どれができるからとか、そういうことではなしに、やっぱり色々な要素が絡み合って、政治とか行政の世界は全体のあれでしょう。だから、全体的にマネジメントができるようなことでしょう。それには、志も高くなけりゃいけないとか、いろいろある。一般論ですよ。

(質)総合力、10個挙げてください。志が高いこと、それから。
(答)どうぞ、お考えいただいて。一般論で皆さんがお考えいただくことで。

(質)知事が考える総合力、全体的なマネジメント能力ってどんなものですか。志が高いこと、それから、どんなんがありますか。
(答)どうぞ、お考えいただいて。お答えしません。

(質)知事が不出馬を表明された後の発言をずっと聞いてますと、辞められる、出ない、出馬されない理由は一言で言うと、多選の弊害ということになってなってしまう、それだけしか理由がないように思うんですけども、それだけなんですか、実際理由は。多選の弊害ということがあるから出ないと。
(答)私は多選の弊害ももちろんあるんですが、4月に行われる選挙なんかがですね、本当に私共が今まで取り組んできた県政の在り方が問われることになるんだろうと思うんですね。だから、りっぱな選挙をしていただきたいなという強い願望があるわけですよ。だから、そういうふうな形になっていただくことを願っているんですけどね。それは強制してできるものとか、そんなことではないというふうに思うんです。で、県政なんかは本当に県民の皆さんが参画いただいてお決めいただくことが最も良いことだと思っておりますから、そんな感じしますね。

(質)11年の選挙の時のネットワークみえという形で、割とそういう理想形に近かったんじゃないですか。
(答)そうです。

(質)あれは理想形に近いんですよね。
(答)理想形ではないですけどね、そういうふうに近づけた選挙をしたかったから、そのようにやらしていただいたんです。色々な考え方があって、私、強制する気はありませんが、例えば私がもし仮に3期出さしていただいたとしたら、私自身の能力よりもね、むしろ知事という権力の座のポストでですね、例えば私が今度出馬しないんでどうしましょうとか、出馬したいからどうしましょうって相談仮にかけたとした時に、知事はある意味の権力の座ということになればね、許認可の決定権者であるとか、予算の配分権の決定権者であるとかね、そういったことについての判断が大きく左右するのではないかということも頭の中にありましてね。私、2期がいいか3期がいいかというのは政治センスの問題だから限定しませんよ。だけどそういった形でやるよりは、私が引くことによって新しい人々がですね、県民に色々な選択肢を提示して、すなわち公約をしてご議論いただくと。で、その時にああなるほどなと、三重県は生活者起点とかですね、そういったことが定着してきたなと思っていただけるような、そういうふうな選挙戦になってくれたらなというようなことは一般論としてですよ、思っているだけですから、そういう感じは願いますね。

(質)波紋の広がりというのも当然知事としては折り込み済み。
(答)何の波紋ですか。

(質)ですから、この2期で、要はみんなの思い込みを打破するという意味でおっしゃったということも言われていますよね。で、それの波紋というのは当然あるわけじゃないですか。
(答)そうですね。

(質)で、それによって自己決定、自己責任という形の新しい民主主義の形というのが根付くということをある程度想定されているということですね。
(答)ええ、それはありますね。

(質)議会でも沢山指摘されたんですけども、今知事が手を広げられたところで辞めてしまうのは中途半端だということで、その中途半端のデメリットはあると思うんですけども、その中途半端なデメリットよりも多選の弊害を防ぐメリットの方が大きいというふうに判断されたんですか。
(答)うん。もちろん必ずしもそういう二項対立のね、中途半端と多選の弊害だけではない、私が今回引かせていただいた方が県政上より効果があるというふうに考えたから、私は不出馬宣言というか表明をしたんですね。で、そのことはですね、いわゆるいつの段階でも個々の政策、事業について言えば中途半端は免れないんですね、何期で辞めようが。絶えず総合行政ですし、知事個人のあれで動いているわけじゃなしに、県民の要望とかね、組織全体で動いているわけですから、だからそのことを頭に置きながらもですね、私が色々仕掛けてきたことについて大体総合的にですよ、トータルで土台と言いますか、考え方とかいうのはかなり揃ってきていると考えて判断しているんです。で、そのことはですね、もちろん我々執行部の意識の持ち方もそうです。あるいは、システム化するのもかなり進んできているなという、土台ができてきているなという意識はありますね。もう一方で、この間の質問の中にもありましたが、その間に県議会が発表された、いわゆる到達度の達成度のシステムなんかもですね、実はあれ日本の行政変える凄いことだと私はもう高く評価しとるわけですが、そういう議会の自らがご自分達をチェックされるとかというのも一つありますと。監査委員会が5段階に分け、7つの視点で財務監査はもちろんなんですけど、行政監査の方へとうんとウエイト掛けられたというのも、これも日本の行政を変えるもの凄く大きなうねりになると私はそう思っているんです。さらに、県の職員組合の皆さんがオープンで県政記者クラブの方が入られて、労使協働委員会を立ち上げてですね、ボトルネックが随分解け始めたというのは、これ新しい民主主義の形だし、これも今後凄く大きくなっていくと思います。で、私共の作り上げた政策推進システムというのは、実はですね、総合計画と予算と組織定数と業績評価と合わせた人事評価が全部一つのリンクした形になってますから、これは私は事務事業評価システムよりは日本の行政にもっと大きな影響を与えていくと、必ずなると私はそう信じていますが、そういうふうなものはセットされてきて、我々だけの努力でなしに、相対的にきちっとチェック機能も生まれてきたと。で、今度はね、直接的には県民の皆さんのニーズがどの辺にあるかということですね。そういうふうなこと、あるいは県民の皆さんのニーズをどうやって吸い上げて、どう体現していくかというのは今後の大きな課題ですが、少しずつですね、1万人の定点観測であるとか、あるいはホームページを使って様々なニーズがセグメンテーションできてくるようになってきたとか、e-デモクラシーなんかで一つのきっかけが掴めたとかですね、そういったことは段々と精緻化されていけばいいわけですから、それは完全に精緻化されることはない、それぞれが永遠の課題ですから、何処をとって中途半端と言うかという議論になった時にですね、私は次の新しいOS持たれた方がなられるほうがいいんではないかという、その行政効果は今、私が辞めさせていただいた方が大きな効果になるだろうと、そう思って、今回不出馬を表明させていただいたと、そういうことです。

(質)これから知事が何を選択するのかよく分からないんですが、ご自身のこれからのことはどれくらい不出馬の理由に占めているんですか。
(答)それはかなりの大きな要素でしょ、そう思います。率がどれだけとかねというのではないですけども、考える中にかなりの部分占めてることは事実です。

(質)半分ぐらいは。
(答)まあ半分とか4割とか5割とか6割は分かりませんが、アップダウンは多少あるでしょうけども、大きなウエート占めているのは、これはもう当然だと思います。

(質)それ、健康上の理由とかそんなことではなくてですか。
(答)いや、健康上の理由は全くないですけども、私もこれも時間かかると申し上げた先程のご質問と同じで、やっぱり県会議員とか国会議員と知事というのを経験させていただいて、具体のフィールドの中でですね、色々な勉強もさせていただいたと。だからそういったことをやはり活かしてですね、一つの地方分権であるとか様々な、これは今後議論しながら煮詰めていくんですけども、例えば地方分権をもっと進めるとかですね、そういうふうなこと、あるいは民主主義の創造というようなものをより高めるような、そんなことはやっぱり私の使命としてやらせてもらいたいなと、そんなことは自分が不出馬決断する過程の中でね、考えながら不出馬に至ったというのは事実ですね。

(質)前にちょっと触れさせてもらったんですけども、上野議長がですね、やはり知事は普段接している中で、地方分権進めるには一地方知事では限界があるというので、歯がゆさを感じられているようだったと、その辺りはいかがですか。やはり、一地方知事、あるいは、地方の各知事が一生懸命地方分権唱えてますけども、本当に地方分権やっていくには知事というお立場ではなかなか難しいというのはあるんでしょうか。
(答)あのですね、知事にも限界はあると思いますが、かなり自己実現できやすいポジションであったことは事実ですね。

(質)自己実現。
(答)いやぁ、自己実現というのは、地方自治を実現さすためのポジションとしては最も有効なポジションだったと思います。だから、それはそれで認めますが、それぞれ民主主義ですから、例えば国会の場に議席を持ったとしても、それだけの効果が出せるかどうかというのはまた別ですが、だけど角度を変えて法律を作るというのは国会に席があった方がいいですから、そっちの方が効果がありますわねと。あるいは、自分でNPOを立ち上げてですね、そして全国の皆さんいかがでございましょうというのも効果はあると思います。だから、それぞれの立場立場でみんなが総合力でね、やった方がいいわけで、それぞれにやっぱり限界はありますよね、立場によって。だから、多分議長がもし言われるんならその部分で言われたのかも分かりませんが、私としては十分知事の場でできることはね、いいポジション与えていただいていたというのは実感としてあるわけですよ。だから、今度はまた新しいOSを持たれた方が知事になられたら、今度は私が逆に外へ出てですね、新しい地方自治を築き上げるためとか、新しい民主主義を創造するためという働く場所を与えて、そういうポジションを自分から作っていくわけですが、そういうポジションの一翼を担えればとは思っているんですよ。で、その担う立場とか形とかどういうことで誰とというのは、まだ全然決まってなくて、どなたとも相談してないですから、そういうことは今から色々時間をいただいてね、自分も考え、相談もしてですね、科学者の世界は一人で決める、それは絶対値ですけども、政治や行政とかそういう世界は相対的なみんなの力がいるでしょう。だから、そういうことについて今から何ヶ月かね、4ヶ月か半年か知りませんが、そういうふうなことは少し時間をいただいて煮詰めさせていただきたいということです。だからそういうことで、それぞれ立場にみんな限界はありますが、みんなそれぞれがリンクして力を合わせればより効果は出るでしょうということです。

(質)知事の仕事が土台を作るということで終わるというのは、それは北川知事がそうお考えになるだけの話で、当然完成させて、そこまで行くというのも他の知事ではある考えですよね。
(答)ああそうです。

(質)で、そこには北川知事は組みしないわけですよね。
(答)そうです。

(質)土台づくりが自分のお役目だと、7年当選時から思っておられる。
(答)そうです。土台づくりという、そこまで限定じゃなしに、私共はこの程度までがね私の努力の限界かなとかね、色々なこと思うじゃないですか、やってて。で、私もそれは迷いながらなんですけども、これからは、やっぱり8年前の公約に私も縛られてますからね、ある意味で。だから、新しい形で基本設計ができる方になっていただいた方がより県政進展のためには良いのではないかという思いがより強くなったというだけの話ですよ。だから、多分かなりチェックはされてますからね、情報公開とか、先程申し上げた議会とか監査とか、あるいは職員組合の方なんかも緊張感のあるパートナーシップという関係がかなりできてきていますから、執行部が今までの守秘義務と言いますか、非公開の時代とは全然違いますから、動いていく可能性は高くなっていると。これで県民の皆さんと、あるいは市町村の皆さんとが本当にですね、きちっと情報が共有でき上がっていけば、私は三重県は本当に良い県に育ってくれると思ってますけどね。だから、そういうことを考えた時に、私は言えば、2期で辞めさせていただくのが一番よかったんだろうと。が、しかし何て言うんですかね、そういったことを経験してきているわけですから、働ける要素があるんなら、そういう所で是非働かしていただきたいし、働きたいなということを思っているところですよ。

(質)8年前の公約って、選挙向けのものもあれば、その時にはおっしゃらなくて、実際なられてから始められているものもあるじゃないですか。8年前の公約の中でできてないものもありますよね。公約って言っていいのかどうか知らないけども、ミニ新幹線の件であるとか、あるいは各地の、この前も質問出てましたけども鉄道高架の問題であるとか。で、その辺はご自分の中でどう整理されているんですか。
(答)それはできないこともいっぱいありましたが、想定した時にね、これほどのバブル崩壊の落ち込み、経済財政状況が悪くなるということは想定していなかったところもいっぱいありますから、そういったことも踏まえて新しいOSでやられた方がいいであろうというところもあると、こういうこともありますよね。

(質)今後のことなんですけども、先程それぞれのポジションでそれぞれのメリット、デメリットがあるということでしたけども、知事としては県議、国会議員、知事とですね、それぞれの立場を既に経験されてるわけですよね。
(答)そうです。

(質)で、今後は今までとは違った新しいポジションを模索したいという感じなんですか。今までに経験のしたことのないような立場というのは。
(答)まあ、そうでしょう。

(質)まあ、そういう意味で国会議員に復帰するということは現在でも考えてないという状況ですね。
(答)そうです。

(質)サービスの消去法一つで、教授というのを選択肢に入れてられるんですか。
(答)自分がね、そういうのを決めれる、今立場にないわけですから、色々な選択肢の中で出てくるんでしょうね。だから、どうなんですかね、今から色々な人と相談していく中に出てくるかも分かりませんね。

(質)僭越ながら、教授は似合わないと思って質問したんですが。
(答)逆の立場もいいんじゃないですか。

(質)えっ。
(答)逆の立場も。

(質)記者。
(答)いや。学者から政治家になるという場合もあるでしょ。だから私がなるとは言いませんが、あのね、やっぱり僕は県庁の知事としてね、何心掛けてきたかというその一つはね、学者の持つ力、凄さをね、県政に反映したいなというのを凄く思ってた。ところが、大学の側とかね学校の側も情報非開示ですから、そんな余計な事しないという風潮があったわけですよ。今度は県庁の方も行政の方もね、うるさい学者の先生に来られると邪魔だからまあ御用学者のような人達との付き合いをもって、学者との付き合いと思っていたですよね。私は、それは断じてならんと思ってましたから、やっぱりここはオープンにして、学者の先生方の持つ凄さと、実はフィールドを持っている行政の凄さですね、これをねミックスしたら凄い効果が出ると思ったんですよ。それで、どんどん話し合いをしていきますと、学者の先生の方が遙かに行政というのは凄いなと思って理解したことが多かったですね。本当に多かったですね。だから、やっぱり行政の側もそこで学者の先生に教えていただくと言うことと、今度は教えて差し上げるという立場ができたんですよ。それで、フィールドの持つ困難性ね、例えば論理的にはできるけれども、実は住民との、皆さんとの意識の違いがあってできなかったというのに悩んでいるというのが分かるわけですね。だから、そこをミックスしてということになった時に、1月の25日頃に色々な事の勉強会を学者の先生方としますが、その時になるほどと、三重県の、やってきた取り組みがですね、多分行政学を変えるでしょうと、今までのね、ということを言われて私大変喜んでいるんですが、そういったことになってくれれば有難い。すなわち、学者の先生から政治家になるのも結構ですが、私と違いますよ、不似合いだから。そういう形もあってね、フィールドの持つ凄さですね。「現場にこそ神宿る」ということなんかはですね、私は公務員の方というか行政官の方はですね、本当にもっと自信を持たれて私は良いと思います。そういうのがミックスされて、アカデミックな論理に裏付けがされていない行政の在り方はね、俺が言っているからとかね、そういう形で政治とか行政を思ってきた人が沢山いらっしゃるんですが、殆ど古いOSでしょう。それは何故かと言うと、情報非公開の世界で成り立つ世界だから、情報が開示された時には、本当に論理的にきちっと積み上がったことにしてかないとこれからの政治行政は動いていかないというふうなことを思いますから、形は別にいたしまして、政治の世界からとかね、産業界、経済界から学の世界に入られるというのは最近よく見られることですが、とてもいいことだと、そのように思います。

(質)私は別にして。
(答)そうです。

(質)じゃあもう選択肢で、いいですね。ない、教授はない。
(答)いやだからそういうことを勝手に決めないで下さい。将来のことは分からないじゃないですかって、異なことが起こるかも分かりません。

(質)具体的にそういう打診がどっかの大学からあるとかですね、内々に相談を受けてるとか、そういうことは。
(答)そりゃありますよ、そんなのは。だから、これからどんどん色々な事があるって言ってるんです。だから、それは今から相談してやってこうということです。

(質)それは具体的にはどういった大学からですか。
(答)そんなこと分からない。今から相談していかないけないし。

(質)既にあるってことじゃないんですか。
(答)えっ。

(質)既に打診があるってことじゃないんですか。
(答)そりゃありますって、それは。

(質)ありますか。
(答)色々なことはね。それだけに限らず。

(質)何件くらい。
(答)だからこれからですよ。だから、ゆっくりね正月なんか考えながら、それから半年ぐらいは楽に、半年って言うとどうなんですかね。4月か。

(質)20日。
(答)どうするんかな。皆さんも相談に乗って下さいよっていうぐらいの感じですよ。その程度のこと。
(質)退職金ありますしね。

(質)北川塾を作る。
(答)いいですなぁ。

(質)オープンにしてくれれば相談に乗りますけども。
(答)あなた方の、なんかこうこうすべきだと言うのがあったら教えていただければお聞きしますが。

(質)打診は大学からあったんですか。
(答)何でそんなことが問題なんですか。話してたらね、どうだとかそんなんで出るじゃないですか。

(質)この間の会見の時よりは進展はあります。まだこの前なかったですが。
(答)いや今日はしつこく聞かれたからちょっと言っただけで、そんな。

(質)方向性誤らないように確認したいんですけども、大学の引き合いもあるけども、他からもいっぱいあるわけですね。政治の関係とか、団体からも引き合いはあるわけですよね。今、打診。
(答)いやそのね、打診とか引き合いということじゃないしに、どうされるんですか、そういうのもいいじゃないですかというような話が、こう話してて言うじゃないですか。

(質)政党からもあるわけですね。
(答)えっ。

(質)政党関係者からもあるわけですね。
(答)それはないのと違うかなあ。

(質)微妙な答えですね。ないのと違うのかなあって。
(答)いや例えばね、今思うと、例えば中川代表と会いましたわね。もう1回考え直せよ、戻って来いよというのをそれどっちで取るかとかね。

(質)ああ。
(答)いや、だから分からんというか、そんな、僕だけど政党人とほとんどしゃべってないから、ないとした方がいいかわかりませんね。

(質)まあ、大学からも打診があるけれども、そこに行くとも。
(答)いやいや、大学というのはね、僕が辞めるについて、今回こんなことになったんでねごめんしてねという電話するでしょう。そうすると、例えば北川さんよと、うち空けておくからとかいうようなね、まあそんな話になるじゃないですか、そういう話ですよ。その程度。だからまともというかね、本格的な話でも何でもないわけです。

(質)T大学。
(答)ええっ。

(質)そういう人達には、いやひょっとするとお世話になるかもしれないよというふうに返事をされているんですか。それとも、まだ考えているからまた何か話があれば連絡するよぐらいの感じで話をされてるんでしょうか。
(答)そこまでも行ってないでしょう。

(質)いや、まあまあまあぐらいのもんですか、まあ言われても。
(答)いやいやまあまあか、どうぞかしらんけども、これからどういうスタンスにしていくかというのを少し考えさせてもらいたいというかね、だからそんなことだから。

(質)声を掛けていただくのはまあそれはそれで有り難うと。ただ、まだこれから考えますよと、そういう感じなんでしょうか。
(答)全部決めていただいて有り難う。それぐらいのことでしょうな。

(質)民主党の代表選挙が今日行われるということなんですが、三重3区選出の岡田克也幹事長代理も立候補します。そのことについてまずご意見をちょうだいしたいんですが。
(答)お二人でいろんな事をお話しいただくことは結構だし、まあ、民主党も辛い立場にありますからね、お二人が正々堂々の議論重ねながら、民主党の将来の姿がこう、国民の方に見えるような格好で議論を重ねていただいてね、そして今夜決まるんでしょうから、決まられたらどちらにしろ、大いに、野党第1党ですから、がんばっていただきたいなと、そんな感じしてます。

(質)どっちになってほしいというご希望等はないですか。
(答)もちろんそれはノーコメントです。

(質)民主党の混乱についてはどうお感じになりますか。
(答)なかなか大変なことだと思います。今までのことを含めてね。価値が混乱しているわけですから、どなたがやられても大変な事なんですが、こういったね、試練を経験して段々と竹の節のごとく強くなられていくと思いますから、是非今回の騒動劇、混乱、そして党首選挙ということを通じて将来の方向性なんかもお示しいただきながら、足腰の強い政党に育っていただけたらと、そう期待します。

(質)先月23日に、渡部恒三さんが北川代表、民主党のですね、という試案で示されてという話があるんですけれども、これ、渡部さんから話があった時に、知事はどういう反応されたんですか。
(答)いや僕は、毎日新聞と伊勢新聞見てね、あれっと思って、あの時初めて知ったんです。だから、あったのかなと思って、それ以来渡部恒三さんにも連絡もしてませんしね、私とは全く預かり知らんところでそんな話あったのかなと思って、思ったことです。それだけです。

(質)それは臨時体制含めて、かなり現実的なシフトまで組んでありましたけど。渡部さんから相談されて、保留状態で渡部さんが作られたということではないんですか。
(答)私に声は全然ゼロです。どなたからも、渡部恒三さんからもなかったし、他の方からもなかった。

(質)11月25日に遡る2週間、1ヶ月で、その辞意を伝えた人があって、渡部さんがそういう行動に出た可能性はないんですか。
(答)ゼロですもの。

(質)漏らしていない。
(答)辞任する決意を固めたんでと言って相談かけた人はこの世に存在しないというか。だからその前に、副知事とか、具体の作業される方には申し上げました、それ以外の方は全くゼロです。

(質)渡部さん透視力があって、ああ辞めるなと判断してそう言ったと。
(答)いや、あれはあれ見てると僕も分かりませんが、来年4月に知事を辞めさせてこっちへ引っ張ってきたらどうだという、そういう前提と違うんですか、おそらく。いや、分からないけど、新聞見てそんな感じしたんですけれどもね。

(質)ということは、渡部さんのあれは独断ということですね。
(答)全く独断でしょう。

(質)もし岡田さんが代表になった場合ですね、同じ三重県の政治家として今後いろいろ活動していく中で、やりやすいとか何か影響というものはありますでしょうか。
(答)まあそれは菅さんがなられる場合と岡田さんがなられる場合とは、少しは違う角度になるのかなあ、地域的な要素が強くなったりしますわね。まあ深く考えてませんが、多少違うことになるんでしょうかね。

(質)いろいろと相談するようなことも増えたりしそうですか。
(答)さあそれはまださっぱり話したことないので分かりません。菅直人さんは、僕の議員会館に入っとったんだよ。

(質)同じ部屋。
(答)僕の部屋に入っとったんだよ。

(質)後釜。
(答)後入れてくれというのでどうぞって言って。

(質)どうして、ラッキーだから。
(答)ラッキーじゃなしに、あそこは使いやすい。第一の323ですかね、便利な所なんですよ。すーっと国会へ一番行きやすい場所だとか、なんかそうだったんだと思うんですけれどもね。で、僕は知らなかったんですけれども、菅さんの秘書になっていたのが僕の所へ、何回も、マスコミ関係の人でしたからね、番記者ということで来られとったんですわ。その彼じゃなかったかな、そんなんで、第1議員会館の3階でと言ってね、そんな感じです。だからあなた並んで住んでたんですよ。順序ちょっと忘れましたけれども、小泉、羽田、菅、とかそういう順なんですよ。

(質)知事は、岡田さんの政治家としての資質をどう評価なさっているんですか。
(答)高いと思います。志とかね、基本に忠実と言いますか、ぶれないと言ったら失礼になるかも分かりませんが、そういうところはいいんじゃないですか、そう思います。

(質)頑固すぎる原理主義者というあだ名の面はどう考えられますか。
(答)そんなのはもう両方ともですよね、頑固すぎるから融通が利かないというのは両方ともあるから、私は頑固がいいんじゃないかなという気がしますけどね。それはもう毀誉褒貶ですよ。政治家は、全方位ですから。それにしても評価というか、は、させていただきたい。

(質)かなり、過去10年前、初当選された頃と比べてだいぶ成長されていると思われる訳ですね、当然ながら、1期、2期、3期と。
(答)それは随分苦労されたからそうなんでしょう。だけど、私はそこを明確に評価っていうのはできない点の方が多いですけれども、できないというより分からない点が多いんですが。やっぱりね、いろんな苦労されてますから、それは揉まれて理論的にも随分洗練されてきているなと感じますね。

(質)旧1区で戦った時もある訳ですよね。
(答)そうですね、一緒にやった時ありますね。

(質)その時、敵の一人ですわね、その時どう思われていました。
(答)皆さんが考えられるほど、敵とかそういう感じを持たないんですね。パブリックな戦いになりますからね、だから。

(質)あそこの票をとってこいとか、秘書に。
(答)それはもう日常ですわね、陣地合戦もありますからね。だから、強かったですね、そんな感じかな。

(質)武田信玄と上杉謙信みたいな。もっと上って。
(答)あの頃は足軽同士の戦い。まだまあペーペー同士の。そうですよねあの頃はジャブ、ジャブですよ。

(質)その頃は、理論的に洗練されてない時期ですね、まだ。
(答)いやだからその辺りもあの頃から、やっぱり主義主張と言いますか、きちっとした理論で行動されていてね、すごいなと思いましたね。そういう点ありますよ。

(質)その岡田さんが今回の知事の事を評して、知事は坂本龍馬になりたいんではないかというような事をおっしゃっておられたんですが。で、薩摩と長州をくっつけたいだろうと。で、薩長どっちかわからないけど、片方は民主党の事なんではないかと、もう片方はわからないけども、そういうようなことをおっしゃってましたけれども、そういうふうに言われた事についてどう思われますか。
(答)
どっちにウェイトが、早く死ぬことにウェイトが置かれているのか。

(質)そういうことではないと思いますけれども。
(答)船中八策にウェイト置かれているのか、わかりません。それほど大それた事考えている訳ではございませんが、私はドンキホーテというか、ゼット旗掲げてね、地方分権とはなんぞやとかね、今そんなぼやっと考えている訳ですから、それにコメントできるほど深刻に考えていない。

(質)道路関係の民営化推進委員会が高速道路建設に歯止めをかけるという最終報告を多数決で決めたということなんですが、このことについて、まず内容を。まあ、当然批判的立場だとは思いますが、その批判の内容と言いますか。
(答)私ちょっと詳細な事がわかりませんから言えない点はあるんですが、これからは多数決というのはいいことだと思うんです。今までいろんな所で、あまりに和をもって尊しとなして全会一致というのは、なかなか見るべき点も多いとは思いますが、時代を切り裂いていく時には、やっぱりね、多数決なんかがなかなかいいんじゃないかなという気が最近ちょっと強いんですよ。それで、知事会議というんですか、地方分権推進会議というかありますわね。あの中でも意見分かれたことあるんです、発表する時。それで、じゃあもう反対の人は反対ではっきり明記してこれこれこういう理由でやって多数決で4人は賛成、1人は反対って言ってどんどん進んでいくとね。だからそこで議論して低い方へ付くとかね、いうような事で話合わせるんじゃなしに、どんどんいくというのは、一つはそういう点はこれからそういう事が行われていくんだろうなというふうに思いました。というのは、ちょっとそれ本質から離れてそういうことですね。で、もう一つはやっぱり部分最適、全体最悪という場合も考えられるんですね。一つの事を見れば、ものすごくいいことだけど、実はそのことで一つを助けたことによって、全体の生態系が狂っちゃってというような場面もこれからあると思います。で、私は全体最適論者ですから、4公団の債務だけで、たった一点だけで見た時に、それで清濁というのは短絡的すぎると思っています。それはね、まず申しあげたいことは、行政不信を招くことになると。それはね、本当にこう、市町村の皆さんや地権者の方や、県も入りね、それぞれの皆さんが努力をしてきてですね、やっとトンネルができたとか、橋桁ができて、ご自分達の都合でそれはできませんと言った時に、高速道路の事についての行政不信が行政全体に拡がることを大変恐れていまして、もしそういうことをするならば、充分な説明をしておかないといけないだろうというふうにね、私本当に思いますから。まずその点はね、今後、民営化委員会でやられたことは民営化委員会ですからいざ知らずですが、内閣がですね、その辺りをはっきりと議論をして、その辺りの不信感を払拭しないと、これはすごく大きな事になるだろうと思います。それは同時に地方分権の時代に、私どもは地方道も抱えています、一桁から三桁国道まで抱かえています。で、そういうふうな事が本当にプール制がなくなった時にできなくなる。じゃあ、道路だけ全く作らなくていいんですかと。で、河川とか砂防とかいうのはやるんですかと、そうすると0対100の話ですかと。そうした時に、じゃあ公共事業で、社会基盤整備と申しあげた方がいいと思いますが、それのアロケーション、シェアをどうするかという議論はなければね、当然道路ゼロという訳にはいかない訳ですから、そういう問題も含めてやった時に、今度は公共事業と非公共の事業の割合をどうするか、すなわち国の財政構造をすっかり入れ替える程の大事件ですから、そういったことをきちっと議論した上で、どう高速道路をするかという議論がないと、あまり短絡的に事を決めると、そして地方の声も聞かずにというようなことになれば、私は行政不信が起こるだろうと、そう考えていますので、是非内閣、政府の方ではよくご議論いただいて、我々が納得できると言うか、あるいは行政不信が起こらないようなことで対応していただきたい、そう思っています。

(質)自民党が民営化推進委員会の案を取り上げないということも表明しているんですけれども、それについてはどうお考えですか。
(答)それは政党のやられることですからあれですけれども、私はね、いろんな問題あると思います、ファミリー企業とか、今日までのいきさつの事は、これはね、政府がやられりゃいいんですよ、もう徹底的して。当たり前の話ですから、やって、やることと本質的な議論ですね、そういうことがごちゃ混ぜにされていることは残念に思います。だからそれぞれのお立場で大議論が巻き起こって、この国の形がこの事によって段々と煮詰まっていけば、私はいいと思います。で、その時のハンドリング間違えば、これなかなか大変な事になると思います。よほど慎重に、全体最適なこの国のグランドデザインを描く訳ですから、社会資本整備の。だから産業の活力なくしたらいけないでしょうしね、あるいは、無駄な税金の使い方もなくさないかんでしょうしということですから、大議論が行われることを期待しています。

(質)あの中で民営化には反対であるというような自民党の見解というのは、どちらかというとくみしない。
(答)いや、必ずしも100%民営化がいいか、あるいは道路というものを、インフラを民間の方に渡しちゃったら、儲かってきたら株を外国へどーんと売っぱらってというようなことも起こりうるとかいうことはよほど慎重に議論をしないと結論は出てこないでしょう、というふうには思っていますから、そういったことも含めてね、日本の骨格を決めるような一番の大きなインフラだと思いますが、その議論は大いに議論すべきだという論者です。

(質)外形標準課税を導入する方向ということですが、これについてどう思われますか。
(答)基本的には地方自治体は、安定した税収がないと基本的な学校教育の問題とか、福祉の問題とか、景気に左右されずにやらなければいけない課題が多い訳ですから、基本的にはそちらへ行くことに、私は賛成しています。が、しかしですね、今の経済状況とか、さまざまな置かれた今日の状況を考えて、今からご議論いただくんですから、今後の推移を見守りたいし、入っていく順序とかいうのも見守りたいと思っているところです。従って、現在と将来と分けて考えなきゃいけない課題だと、そう思っています。

(質)経済状況の絡みで、特に注意しなければいけない点についてはどの辺だと。
(答)トータルで、増減税の判断よりは、ある業界にとっては増税になるとかですね、そういう違いがあると思うんです。それに耐えうるかどうかというのは、今のこの厳しい経済情勢の中で見極めなければいけない大きな政治課題だと思います。だから理論は理論として、それをどう判断されるかというのは、あれは自民党税調でしたね、からも少し意見が出ていましたから、その辺りどう収斂していくかは見守っていきたいと思っています。

(質)特別職等審議会で、特別職の給与改定すべきか否かを諮問されましたけれども、いろんな方の特別職ありますけれども、知事職自身の給与はどうされたいと思っています。
(答)もう審議会にお任せします。


( 以 上 )

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