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知事定例記者会見

知事定例会見録

平成 15年 4月 8日
於 プレゼンテーションルーム

1.発表項目 

  • なし

2.質疑応答
(質)まず、知事選について3点ほどこちらからお聞きしたいと思います。1点目は13日に選挙が迫りましたけれども、ご感想ですとか、これまで中立宣言されてますが、お考えの変化とかありますでしょうか。
(答)1週間を切っていよいよ、県知事、県議選等々関心も高まりつつあると思いますから、最後にそれぞれ候補の方も一所懸命訴えられて、最後に県民の意志が明確に出るような選挙戦になればというふうに思ってます。私の立場はずっと申し上げたとおりです。

(質)
世論調査では北川知事の改革支持というのが8割を超えているんですけども、それについてはどのようにお考えでしょうか。
(答)考え方でしょうから、そんなことかなというのか、そうですかという感じですね。

(質)この8割が多いとか、少ないとか。
(答)それは県民の方が決めていただくことだと思いますが。

(質)日曜日に福井県の県知事選の応援にいらしたそうですけれども、どんな応援をなさったんでしょうか。
(答)どんな応援というか、西川さん時々お会いしてましてね、栗田知事の代わりに出られた時なんかよく話をしてたんです。それで、しっかりした人だなと思ってて、それで、選挙に出られるということになって、マニフェストなんかでやられたらいかがですかとうようなお話をした時に、凄く熱心に取り組もうというようなことだったんです。その後是非応援に来てくれませんかというようなお話があって、お邪魔しました。

(質)
水谷候補が出されたマニフェストはもうご覧になられましたか。
(答)いや、あんまり詳細に見てないんですが。

(質)目はぱらっと通した、全く見てない。
(答)新聞に載ってるようなことですわね。

(質)
実際にご自分が提唱されたマニフェストですが、具現化されているわけですが、それをご覧になって、実際に動き始めているんですけれども、それはどのような感想をお持ちですか。
(答)どこの方でですか。
(質)水谷さんが具現化されているわけですけど。
(答)それはそれで本人のご努力でいいんじゃないでしょうか。

(質)他の知事選の候補者でも出された、まあ西川さんも今まで出されてますけれども、そういったものを全体ご覧になって、提唱、再提唱されたその思いとある程度合致しているなとそんな感じですか、それとも。
(答)そう思いますね。なかなか良くできてる人たちが多いんじゃないでしょうか。バラツキはあるでしょうけれども、だけど段々とそういうのが入っていくことによって、更にこう進化していくという、そういう状況が見られますし、よくお考えいただいてるのはありますね。

(質)水谷さんのやつはどうでしょう。新聞でご覧になられた程度ということなんですが、その範囲でどのようなご感想をお持ちですか。
(答)それぞれ公約、4名の方が出されてますからですね、その中でのマニフェストということで表明されているわけですよね。まあそれぞれによく書かれてるんじゃないでしょうか。

(質)有権者に今後マニフェストという形が浸透していくためには、三重県知事選だけじゃないですけども、日本全体の話ですが、何が必要だと思いますか。まだ県民というか、有権者がマニフェストといっても理解できない部分もあると思うんですけども。
(答)政策によって、有権者の方と立候補される方とか政党との契約によって選挙が行われ、それに基づいて政治が動いていくということになっていく、そういう運動をそういうことを啓蒙したり、普及したりというような、そういうことは必要なことじゃないでしょうか。だから、そういう努力をしていかないと、民主主義が確立していかないと思います。

(質)四日市大の竹下先生にお伺いすると、竹下先生はマニフェストは日本では難しいと思ってたと。ところが北川知事が提唱されたんで、一度その方向で考えてみようというふうにおっしゃたんですけど、知事は日本では可能だと思われたものというのはどういうところにあるんですか。
(答)マニフェストを学者の先生方が考えられる時は、普通で政党に入るのが普通だろうというようなことだったと思うんです。で、その中で良い悪いというような議論だと思うんですが、私はそれもそうですけれども、むしろ地方選挙は大統領選挙、首長選挙は大統領選挙的なことになりますから、入りやすいだろうということで、ローカルマニフェストから入ったらどうかということで、イギリスなんかはサッチャーの時には中央集権志向だったものですから、その間は地方分権というのは進まなかったものですから、ローカルマニフェスト少なかったんですね。それが今2、3年前で大ロンドンなんかの市長選挙で、ローカルマニフェストが入り始めたのを逆にしたわけですね。従って、友達の知事なんかにやられたらどうですかというお互いの話し合いの中で、内容よりは入れるといいますかね、最初は試行錯誤でしょうけども、とにかく期限付きとか、あるいは数値付きとか、あるいは財源付きとか、そういった工程表をできるだけ明確にして出されたらどうかというのが了解していただいてですね、そこで、何人かの知事候補の方々が入れていただいて、入ってきたとこういうことですから、これから今度は政党の方ですね、国政選挙でというふうな流れができていけばなと願ってますが。

(質)地方選挙は知事選どまりですか。市町村も。
(答)だいぶと市町さんなんかも声が挙がってくるでしょうから、それはもう市町村長さんも、あるいはローカルパーティーといいますか地域の政党も、やがて採用されたらいいと思います。

(質)最後の定例会見ですので、2期8年を振り返っての総括、やり残したことがあれば、どんなことか、と、次の知事に引き継ぎたいことお聞かせ下さい。
(答)ああそうですか。そのつもりがなかって用意してないのでね、また一番最後に会見予定されているんでしょ。その時にして下さい。

(質)知事選に絡んでなんですが、県民の方に選んでいただければという形で後継指名なさいませんでしたけれども、現状を知事の目からご覧になっていて、各陣営などで聞いてみると、あまり盛り上がりに欠けているんじゃないかという声もよく聞きます。選んでいただくにはもっと盛り上がりが出てきてもいいのかなと思いますが、その辺り全般、知事の目からご覧になってですね、自分自身の後継者が決まってくる選挙という意味合いにおいて、今回の選挙をどう見ていますか。
(答)どう見てますというのは、もう一回。
(質)つまり後継指名なさらなかった。それは中立な立場だという宣言をなさいました。だけど、その一方で県民が選んでいただければいいともおっしゃいました。だけど、こう見ているとなかなかお三方がみんな、お一方を除いてね、北川知事後継路線を言ってますけれども、なかなか違いが見えて来なかったり、有権者から見た場合、ちょっと盛り上がりに欠けるのかなという部分があったりします。で、こういう選挙になっていること自体、知事の目から見てどのように感じられますか。
(答)私も離れてますからね、ほとんど分からない状態なんです。だから、選挙戦に入ってみないとなかなかね、皆さん入られてるからそうかも分かりませんが、詳細なこと分からないんですよ。従って、私はずっと選挙をやってきましたが、最後の3日間ぐらいでどう盛り上がるかによって、選挙は決まってくるというそういう感じでずっとしてるんですよね。だから最後にいろんな染み渡るような戦略といいますか、ずっとこう政策訴えたり、いろんなことで訴えて、まあ最後の3日間で盛り上がればという感じがしますけどね。

(質)
ご自身の選挙もそういう感じだった。
(答)そうそう。そういうことを心掛けて選挙をしましたです。はい。

(質)
その要素は今回もありそうですか。
(答)そりゃそうなるんでしょう。そう思いますが。

(質)最後の3日間でどう盛り上がるかで変わるというのは、今特定の候補が優勢だというような世論調査結果も出ているわけですけれども、最後の3日間の盛り上がり次第では、どうとでも結果は変わりうるというご認識ということでしょうか。
(答)全部仮定の話を立てられて、仮説を立てられてでは、ノーコメントで分からないですけれども、それは全体盛り上がってくるんじゃないでしょうか。

(質)最後の3日で盛り上がるというのは、県民の方の中が盛り上がるということなんですか。
(答)陣営もそれによってお互いが、こうやって盛り上がってくる。両方とでね。それはもうやってりゃよく分かります。
(質)ああそうですか。

(質)この後すぐ東京に行かれて金曜日の夜まで帰らないということですが、何をされますか。
(答)ご挨拶回りをちょっとしたりですね、ま、そんなことですね。

(質)身も心も東京にいるんだという。
(答)いやいや、心は三重県です。現職の知事ですから。
(質)木金土、この3日で木か金か。

(質)
県議選のことなんですけども、県知事選は中立ということですが、県議選でどなたか事務所開きで祝電出されたりとか、応援されたりとか、そういったことは。
(答)ありません。

(質)簡単にその理由も教えていただけますか。
(答)それぞれが頑張っていただければというので、ずっと今までそういうことしてこなかったもんですから、そんな感じですね。

(質)常日頃、知事のおっしゃられている、一党一般に偏らないというポリシー。そんな大上段に構えず、もう。
(答)そうですね。そんな大上段に構えんかな。

(質)他県の知事なんかこう、ある特定県議の出陣式に行ったりとかですね、そういうことはよくやられるんですが、それはないわけですね。
(答)そうですね。

(質)福井県知事選のことなんですけども、前日に福井入りした田中知事がですね、ろくに言葉も話したことの無い、交わしたことのない相手をどうして応援できるのか、というようなですね、挑発するようなこともおっしゃられているんですが。そのことについて、どのように。
(答)ああそうですか。いや特に、あの西川さ・A僕のことなんですか、それは。よく分からないんですけど。西川さんとは親しいですよね私は。

(質)もう長年のお付き合い。
(答)長年というか、随分。だから、しっかりとした意見持ってみえましたしね、よく話はしたんですけども。そうなんですか、それ知らなかったんですけども。それぞれの考え方ですから。

(質)同じ改革派と呼ばれる田中知事が相手候補を応援されていることについてはどのように。
(答)あまり知らなかったんですよ、そのことを。前の新聞か何かで出たんですよね。それで、ああそうかなあ、という感じだった。

(質)ただ相手の高木文堂さんでしたか、外務官僚出身の48歳。その方は福井県にある原発計画の見直しというのを掲げられてて、で改革唱えられてるんですけども、知事の場合は、その内実はともかく、一応芦浜原発の白紙撤回というのを表明されて、そういう経緯からいうと、お考えとしては相手候補の方に近いんじゃないかと思うんですけども、その辺の政治姿勢みたいなものはいかがなんでしょうか。
(答)いや僕、知らなかったんですよ、相手候補の方を。だから西川さんと親しくしていて、という感じでお邪魔したんです。

(質)親しいというのは、総務省、自治省の頃から。
(答)いえいえ、副知事になられてからです。その頃は知らなかったです。

(質)そういう「まんなか共和国」云々の形の中で、西川さんも副知事としてかかわられた部分があって、でそういう親しさで今回お願いされて行かれたということですか。
(答)そうです。例えば、俳句の募集なんかやるときに、「まんなか共和国」でやろうか、というようなときに、お願いした時なんか、的確な、例えば対応していただいたりして、こう、県を越えて努力をしようかというような、そういうので、こうよく話、栗田さんの代わりに出てこられるときなんか話してましたが。

(質)仮に西川さんが知事になられた場合は、その栗田県政を継承するようなそういう形になるという感じがするんですか。
(答)さあ、それは分かりません。マニフェストでこういった努力をしてというような、いろんなことを読ませていただいて、彼も相当期限を切ってね、やらなければいけないという、そういうのは電話でも伝わってきてるし、そういう努力されるんじゃないでしょうか。

(質)知事退任後ですね、そのマニュフェストとか、そういったものに知事のお考えに賛同される候補者がですね、知事選とか国政レベルであったとすれば、西川さんのように集会とか演説会、そういったものにはマイクを握られるお考えなんでしょうか。
(答)なってみないと分からないですね。

(質)ただフリーハンドですよね。
(答)うん、だから分からないですよ。それで今自分がどんな立場に置かれるかもあまり分からない。行ってみて、いろんな方と話し合いするんでしょうね。その中で、どんなポジションになるのか、何をするのかとかいうような、まだ明確に決まってきてないし、明確というか、ほとんど決まってないんで、その流れの中でね、決めてくことになるんじゃないでしょうか。

(質)
考えが合えば、ということですよね。
(答)いや、だから置かれた立場で考えが合っても行かない場合があるかも分かりませんし、分からないんですよ。だから少し、どうぞフリーにしといて下さい。分からない、今だからポンとこう、そうするというようなことは明確に言える状況にはまだなっていない。

(質)行く場合もあるってことですよね。
(答)でしょうね、それは、分からない。だから、なってからのことはまだほとんど相談してませんから、終わってから順番に相談することになると思います。

(質)ただ、北川研究室の、要はこれビジネスとして考えた場合に、マニフェストつくりたいと、相談乗ってくれと、その時にただそのマイク握っての応援もセットだっていうふうな捉え方を相手がする場合もありますよね。で、そういう時にはある程度ご判断が必要ですよね。
(答)そんなことは分からないですよ。まだ今から何するか分からないんだから。まあ終わってからゆっくり考えながら、相談しながらいくというだけの話なんです。

(質)早稲田の研究室等では、ある程度当然マニフェストなんかも触れられるわけでしょ。
(答)でしょうね、分からないけどね。そのことも全然分かってない。まだ何にもしてないんだから。だから、そんなもう、また終わってからですよ。

(質)
先ほどの改革の世論調査のことについてなんですが、8割方県民の方支持してみえるということなんですが、中日新聞が行ったアンケートの一つにはですね、8年前と実際の生活は何も変っていないという実感を持っている県民が8割方いるという結果も出たんですが、このことについてはどのようにご感想をお持ちですか。
(答)
そうですね、相対的に全部が変ってこなければいけないという、どっちかというと内発的な改革論でやってきましたから、まあ、県とか、市町村とか、あるいはコラボレーションというか、共同体という言葉も無かったわけですから、そういったことの認識で、みなさんがご参画いただいてという芽出しができた頃だろうと思います。これから、そういったことが、そういうベクトルに向き始めていると思うんですね。あるいは芽が出始めていますから、今後、県民の方がそういった方向でご努力をいただいて、というふうなことになれば、ということで、まだまだそこまでは行ききれなかったんだろうな、そう思います。

(質)そうすると今後、そういう、県民が実感できるようなふうになってくる。
(答)必ずそうなると思います。実感というのは、ご努力もいただかなければいけませんしね。中央から国追随して、いろんなことでということではなしに、自らが、いわゆる自立ですね、内発的、あるいはコラボレーションというような格好での方向性が少し出せたと思うんで、そういうご努力をいただく中で、オンリーワンの地域をつくるとか、その地域に合ったことをつくられるとか、そういうふうに私はもう方向は向いてきているというふうに思います。そういう方向になることを努力してきたつもりでございます。だから今後そういうになっていくというふうには思います。

(質)福井県知事選の関係でちょっと一つ確認なんですけども、相手候補の主張をご存知なかったということなんですが、もし知ってれば、相手の候補に入った可能性もあるんですか。
(答)そりゃ、仮定の質問には答えられませんわ。だから、私は今回西川さんの長いお付き合いの中でね、それでお邪魔したということです。

(質)選挙以外の話なんですが、新型肺炎、これについて、転入生についての考え方、昨日、県教委の方から示されましたが、県として、これに対する対策といいますか、対応策、何らか考えてみえるところはありますか。
(答)やっぱり大変な問題でもありますし、リスクマネジメントで会議を開きながらですね、国の関係機関とも連携を取り、そして県庁内のチームを作って、そして対応していこうということで、県教委もそのような配慮で連絡をされているという中で、遺憾のないような体制で臨んでいきたいということで、体制を組ませていただいています。

(質)
チームというのは、特別な、新たなチーム、これに合わせた。
(答)チームというんですかね、どういう格好かちょっとどなたか。
(答:総合企画局)チームというよりは連絡会議。
(答)その連絡会議。すみません、連絡会議をして、健康福祉部と知事室の特命監とで、リスクマネジメント会議をもってやっていくという、そういうことです。

(質)
もうこれ、できているわけですか。
(答)そうです。

(質)中空アクセスの問題なんですけども、今回、調査の結果、同じ港に二つのルートが可能という結果が出たんですが、まずそのことについてどう思うかということを教えていただけますか。
(答)こういった厳しい情勢の中で、中空アクセス、海上ルートは県としても確保はしたいということから、いろんな相談の中で、いよいよ予算編成の時というようなときに、私も各省なんかにお願いして、努力をしてきたところです。それで、津港でお認めをいただいてというようなことの中から、絞り始めた時に、四日市さんとか松阪さんからも、あるいは鳥羽さんなんかの考え方もあって、それじゃあもう一回丁寧に調査をさせていただきたいというようなことで、四者会談の結果決まって、それでトーマツさんにお願いをして、様々な問題点を整理したうえで、採算点なんかで、お決めをいただいたと、こういうことでございます。今、津と松阪港、津松港ということからいけば、国に対していろいろなお話はしていきますが、クリアすべき課題はまだまだ多いんですが、そういったことをご理解いただく努力を重ねて、トーマツなんかは、なかなかしっかりした調査をしていただいたということで、お願いをして、そういうったことがクリアされれば、ルートをもう一回設定してみたいと、こういうことです。

(質)
松阪ルートの開設については、県も最大限努力をするとみてよろしんでしょうか。
(答)努力をしながら、ご理解いただければという努力はしていきたいというふうに思っています。
(質)もともと県は、津松阪港、同じ港の中で2ルートというのは無理だという判断をなさっていたのに、実際調査してみたらそんなことはないと。県の中で松阪市に対して断念を求めるような場面もありましたね。県の対応自体が、結局間違っていたんではないかという考えもあると思うんですが、そこら辺はどう思われますか。
(答)確かに難しい状況で、国で認められるか認められないかというような要素もあり、いくつも港が可能かどうかということ。あるいは一方で、県内のアクセスはできるだけ緻密にといいますか、して、海上ルートは確保したいというようなことのせめぎ合いの中で、ぎりぎりの判断をしながらというのが一つで、お認めをいただく、その作業の中で一本に絞るようなことの努力もしてきたところです。しかし、いろんなご意見いただいて、それで、例えば一隻でどうか、いや、やっぱり2隻ないと危ないねとか、そういった様々な問題点が議論に出されて、それじゃあいっぺん、全部、採算的な問題で、我々ではなしに、第三者の方に客観的に数字を入れていただいて、調査をし直したらどうかということから、結果的に、これならば、一隻ならばというような条件なんかがあってお認めをいただいたわけですから、それを、やっぱり素直に、第三者に任せた以上は出さしていただいて、それで、次の港湾計画とか、様々な問題、クリアすべき課題多いんで、そのことを、努力をしながら認めていただくようになればと思います。だから、前回の時には、それは難しいだろうというようなところなんかも判断してましたので、今回改めてお願いをしようと、こういう段階に今きています。

(質)
知事はトーマツさんの調査結果を見て、これだったら2ルート可能だと考えられますか。
(答)いろんなクリアすべき課題がクリアできれば、その数字を尊重したいと思いました。

(質)
あまりにも、利用者がかなり重なる部分が多いと思うんですね。本当に2ルートで共倒れにならないかという心配をする向きもあるんですけど。
(答)私どもも、トーマツさんの調査を尊重して、そういった具体の数字が出た時には、なるべく恣意的な、思惑的なということは入れずにというようなことで一度努力しようということで、今回の運びになったというふうにご理解いただきたいと思います。

(質)今後もマニフェストにずっとかかわっていかれるおつもりなんでしょうか。
(答)そうなるんじゃないでしょうかね。

(質)大学の立場からかかわっていかれるということですか。
(答)そこがどうなるか分かりませんが、かかわっていくことになると思います。

(質)大学に席を置きながらも、何らかの政治活動はお続けになるというふうに。
(答)今もお答えしたんですけれども、全体的なことまだ分からないんですよ。だから、20日に知事退任させていただいて、その後いろんな方と相談しがてらどうするのかなということ決めていきたいと思ってますから。ほとんどまだ何も決まっていないという状態。

(質)
マニフェストをつくられた方全国で何人かみえますけれども、いわゆる公職選挙法とか法的な問題があって、有権者に広めるのが選挙期間中は難しいという話もあるんですが、やはり知事ご自身もちょっと法律的なことが壁になっているかなという受け止め方はありますか。
(答)ええ、そうです。IT社会にふさわしくないというかね、様々な点で公選法の改正というのは必要だし、そういう問題提起もされたんじゃないでしょうかね今回マニフェストなんかつくることによってですね。だから、選挙のあり方なんかは当然見直していく必要があると思います。

(質)
法改正なんかも、知事は法改正を訴える立場に立ってモノを言っていかれるんでしょうか。
(答)でしょうね、まだちょっとそんな、個別具体に聞かれても答える程の煮詰まり方全然してませんから、明確に答えられませんが、そういうことになるんじゃないでしょうか。

(質)
政治改革はまず選挙の改革が非常に大切だと知事は言ってこられましたけれども。
(答)ええそうです。

(質)その選挙の改革についてマニフェスト、これをきっちりと有権者に伝わるように、よりよいものになっていくように法制度も含めて、まだ改革すべき部分があると、それに向けて努力していかれると。
(答)全部決めていただいて、お聞きいただいてありがとうございます。

(質)そういうふうに受け止めていいですかね、そういうお考えも頭の中にはあると。
(答)今あなたが全部組み立てられたことに対して私がという訳にはいかんので、まあマニフェストに関して言い出しっぺでもありますから、かかわり合いは持っていくんだと思います。

(質)総務省がマニフェストについて、告示前にマニフェストを発表するというやり方が事前運動に当たるという判断をどうも下しているらしくて。
(答)ああそうですか。
(質)ええ、県選管もこの前の立候補説明会でも、マニフェストというのを一人歩きさせないでくれということを言っているらしいんですね。結局立候補しますよと言ったのに、マニフェストがちゃんと発表できないというのが今の現状だと思うんですけども、これどういうふうに感じてられますか。
(答)だから、そういう問題がどんどん出てくるでしょうから、本当にいい民主主義とか、それを確立するための選挙がね、どうなるかということでですね、今後、マニフェストに問題があればマニフェストを直すし、公選法に問題があれば公選法を直していくということは、これはもう必然の動きになっていくと思いますから、そういったことの見直しを本当にやっていかないと、民主制度を支える選挙がうまく機能しなかったら、それはやっぱり民主主義を否定するというか、あるいは遅らすというか、というような感じになるということになると思いますから、今後そういうことになればというふうに思っています。

(質)
今までの公約は、県民を幸せにします的なバクっとしたものだったと思うんですが、マニフェストはかなり数値とか具体的なものが入ってくるので、それを知ってもらわない限りなかなか県民の判断材料、有権者の判断材料にならないんですが、これを伝える手段がいまいちないと思われるんですけれども、どういう方法で有権者は。
(答)今後マニフェストなんかが制度化され、公選法なんかの問題をクリアしたりいろんなことが出てくればですね、いわゆるマニフェスト全体を読まれる有権者の方は少ないとは思います。こんなに厚くなると思いますからね。そうしますとダイジェスト版が出てくると思うんですね。だからトニー・ブレアーのあれも10本ぐらい出ていて、エデュケーション、エデュケーション、エデュケーションだというので、教育にこうするとか、25万人の失業手当をもらってらっしゃる方を職に就けるとか、そういうその、象徴的なといいますか、というようなことになってくると思うんですね。そこをだからマスコミの皆さんなんかがお伝えいただくというようなことにしていくという、そういう努力はいると思うんですよ。で、実は何でもそうなんだと思うんですけれども、徹底的にそれを分析される方と、広くそれを見てどう判断されるかという両方あると思うんですね。だから全部有権者の方がお一人お一人マニフェストを1枚1枚全部めくってという訳にはなかなかいかないとは思います。だからつくり方も、そういうのをつくって、また今度ダイジェスト版といいますか、特にこれはとかいうね、ご自分の訴えたいこととか、明らかな争点を示していくとかいうことはダイジェスト版でやられたらいかがでしょうかね、というような作業もこれからしていかなければいけないんじゃないでしょうか。そんな感じを持っています。だから、知らしめることと、啓発とかいろんなことすることと精度を高めていくこととですね、法的な・竭閧Nリアしていくこととか、いろんなことがあると思いますから、そういう努力されたらいいと思います。

(質)新型肺炎の話に戻って、昨日県教委が出した見解ですと、そのまま香港からですとかアジアからのお子さんそのまま受け入れるということ出されたんですけれども、リスクマネジメントの観点からいくと非常に甘いと思いますし、保護者の方にも無用の混乱を招くと思うんですが、その辺り。で、可能性としてどの程度か分からないんですけれども、昨日、県教委のマネージャーの方に伺ったら、その方が、お子さんが発症されていたらどうするんですかと、潜伏期間があって、その間に他のお子さんに広がったらどうするんですかと聞いても、今は国としては特に見解がないので対応しようがないという、非常に、リスクマネジメントの点で甘いと思うんですが、その辺りのお考えはどうでしょう。
(答)ここまで言っていいのかどうか分かりませんが、それぞれ個人的なとか人権的な問題とかね、いろんな点もあると思います。もう一方で、先ほどおっしゃったようなことも合わせて考えていく時にですね、様々なことを保護者の方とも相談をした上でとか、あるいは国との話し合いをした上でとか、あるいは私どもの健康福祉部ともですね打ち合わせした上で、その対処の仕方を最大限させていただく中で、我々は学校へ来ていただくことについて認める方向で連絡をしたと、こういうことでございます。なかなか難しい状態だとは思いますが、今回はそういう判断をさせていただくということで、100%これがこれという、潜伏期間の問題もございますので難しい判断ではあろうと思いますが、今回はそういう判断をされたということを教育委員会はされたということです。

(質)
愛知県の場合ですと、潜伏期間の約10日が入学をちょっと見合わせてもらって、それが過ぎてからということで、安全の確認されてからという対応のようですけれども、それが一番無用の混乱を招かない方法だと思うんですが、三重県ではそのような方法は採られないんですか。
(答)教育委員会がそのような判断されたということで、難しい状況だとは思うんですよね。従って、そういう対応の仕方ですね、最初から頭からどうぞ来ないで下さいと言うのがいいのかね、あるいはいろんなことを保護者の方と連絡を取りながらチェックしながらといいますかね、そういうふうな努力ということで、まあ県の教育委員会はそういう判断をされたんだと私は思います。で、そういう判断をされたんで今回はそうするべきかなという感じで私も報告を見させていただいて、じゃあこれでどうですかということは申し上げました。

(質)じゃあ知事もその対応に同意されたということですか。
(答)まあまあ報告が上がってきてこういうことでということでございますから、私どもとしては、そうですねということにしました。

(質)今回はとおっしゃられましたけれども、これからやっぱりケースバイケースでいろいろ変わっていく可能性はある、その判断基準は変わっていく可能性はあるということなんでしょうか。
(答)かも知れませんね、当面まず早速起こってきた問題ですから、そのこと自体まだ詳細に分かっていないわけですよね。だから最大限対処の仕方というのは努力をしていきながらということで、これは教育委員会だけではなしに、健康福祉部なり、あるいはリスクマネジメント関係の皆さん相談されながら対応していくということですから、どういう場面が設定されるか、また変わる場合もあると思いますが、そういうのに的確に対応できるような連絡会を設けたと、こういうふうなことです。

(質)
地方分権研究会は前おっしゃってたような形でまだかかわりは持たれるんです。
(答)でしょうね。何ヶ月か前にお会いした時に、またかかわり合いといいますかね、また一緒にやりましょうね、というようなお誘いいただいてましたから、まあそういうことになるんじゃないでしょうか。

(質)ただ事務局が榊原さんというか慶応大学中心でやられていて、で、今度知事が早稲田に行かれる、その形の中で前と同じような条件でそこを参加というのはあるんですか。
(答)同じ条件じゃないですよ。僕が現職辞めるわけだから、離れてね、それはもう早稲田でもどこでもいいんじゃないですかね、そこまでそんなに煮詰めてないですから、そうでしょう、だって。

(質)それだったら早稲田の中にも似たようなものつくられてそっち中心でという方法もありますよね。まあ別に早稲田と慶応が争っている訳じゃないでしょうけれども。
(答)そんなことまた相談して、まだそこまで決めてないですから、これからですね。

(質)日程であれですけれども、まだ不在者投票されてないんですよね、当日選挙投票されるんですよね、知事選も県議選も。
(答)そう、そうだと思います。

(質)どなたに投票されます。意中の人はもう決められているんですか。これから決められる。
(答)ノーコメント。

(質)誰かの名前は書かれますか。
(答)もちろん。

(質)
自分の名前書かないでしょうね。
(答)もちろん。


( 以 上 )

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三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
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ファクス番号:059-224-2032 
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