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知事定例記者会見

知事会見

平成17年11月15日
於 プレゼンテーションルーム

1.報告事項

  • 平成17年度「男女がいきいきと働いている企業」三重県知事表彰受賞企業の決定について

(知事)それでは私の方から「男女がいきいきと働いている企業」知事表彰の受賞企業につきまして申し上げます。お手元にお配りをいたしております資料のとおり、「平成17年度男女がいきいきと働いている企業」知事表彰、これは4回目にあたりますが、その優良企業が決定いたしました。今年度の受賞企業は、株式会社イムテス、これは伊勢市にある医療・環境検査、衛生化学薬品の製造販売業をやっている会社でございます。それからもう1つがスーパーサンシ株式会社、これは本社が四日市市にある食料品等の小売業、スーパーマーケットでございます。それからもう1つが株式会社百五銀行、これは本店が津市にある普通銀行業でございますが、この3社でございます。「男女がいきいきと働いている企業」知事表彰は、「三重県男女共同参画推進条例」の「基本計画」及び「実施計画」に基づきまして、平成14年度から実施をしております表彰制度でございます。男女の雇用機会均等や「仕事と家庭の両立支援」を積極的に進めております県内の企業を表彰し、受賞企業の取り組み事例を広く紹介することで、県内企業の職場におきます男女共同参画の推進を図ろうというものでございます。表彰企業は、公募によります募集、今年は6月20日から8月31日まで公募をいたしました。それに加えまして、県内企業を対象といたしまして県が毎年実施をしております「中小企業賃金等実態調査」におきまして、育児・介護休業制度の充実でありますとか、男女雇用機会均等法に基づきますポジティブアクション、それから女性の管理職比率、セクハラ対策、次世代育成支援対策などの項目につきまして積極的な企業というものを抽出し、各企業にインタビュー調査を行った上で、その内容を基に選考委員会で決定をいたしております。今年度で4回目の実施となりますけれども、今年度は、次世代育成支援対策でありますとかCSR、企業の社会的責任活動を基準に加えまして選考を行いました結果、先の3つの企業となったところでございます。なお表彰式につきましては、三重県男女共同参画センター、フレンテみえでございますが、ここで開催をいたします「男女共同参画フォーラム~みえの男女(ひと)2005~」の中で、平成17年11月19日に実施をいたします。また、同フォーラムにおきましては、18日(金)に実施をされます分科会におきまして、過去に同表彰を受賞しております企業7社によるシンポジウムを開催する予定となっております。私の方からは以上でございます。


2.質疑応答
(質)紀宮さまのご結婚の知事コメントのことについてご説明願います。
(答)コメントをお配りさせていただきました。私の方からはコメントにあげたような状況です。改めて読まさせていただきますが、「清子内親王殿下にはめでたくご結婚されましたことを、心からお慶び申し上げます。この佳き日を、三重県民こぞってお待ち申し上げておりました。お二人で仲睦まじく明るいご家庭を築いていただきますことをお祈りいたします。」

(質)清子内親王殿下とは、今までお会いになったこととかはあるんでしょうか。
(答)これまで何度か宮中の行事だとかそういうので、国会議員の当時、その中で参列されておられたお姿を拝見したということはありましても、実際に親しく近くでものを交わしたりとか、そういうことは全くありません。

(質)知事からご覧になって、清子内親王殿下、どういう印象というか、どういうイメージをお持ちでしょうか。性格面とかそういうのも含めて。
(答)皇后陛下がこの度の清子内親王殿下のご婚儀に際して、いろいろと報道で伝えられている内容をお聞きしますと、とてもご公務にご精励の一方で家庭の中でも非常にご家族であるファミリーを大事にされ、また大変心遣いをされておられるとても優しいお気持ちの持ち主だなあということを強く感じております。

(質)フェロシルト問題なんですが、先般の三重県が石原産業を三重県警に刑事告発した以降の、今、県の対応についてご説明願えますでしょうか。
(答)一応、先般県警の方へ廃棄物処理法違反の疑いで告発をいたしました。すぐに県警においては石原産業に対しても、それからもちろん私ども県にも家宅捜索がございましたけれど、精力的に捜索活動・調査をやられているということで、その調査には県として全面的に協力をしながら、その進展・捜査状況というものを見守ってまいりたいと、こういうふうに思っているところでございます。それから私ども県の立場からいきますと、まずフェロシルトにつきましては、住民の皆さんが大変不安に感じていただいておりますので、そういう意味ではその不安を払拭するために、早急に石原産業に対しまして安全かつ早急な撤去をさせるように、強く今後も指導してまいりたいと、このように思っております。なお、安全性にかかる調査につきましては、特に農作物への風評被害等もいろいろとご心配をされているわけでございますので、先般、亀山のお茶、それから長島のなばな等について土壌やまた作物そのものの検査をいたしまして、安全性には問題がないということを確認しましたが、米と他のものについても今後もきっちと調査をしてまいりたいと、こういうふうに思っております。それからいわゆるリサイクル認定問題についてでございますけれども、このことにつきましては、既に副知事にも申し渡しまして庁内での検討をさせているところでございます。もちろん県の方で学識経験者によりますフェロシルト問題検討委員会というものを立ち上げて、夏以降、活動いただいておりますが、検討委員会の方にはこのフェロシルトのリサイクル認定についての検証もお願いをいたしているところでございますので、これについてもやがて検討委員会の方からのご報告もあろうと思います。そして私どもも内部での検討をできるだけ早くやりまして、検討委員会のご報告ともあわせて、今後の対応に生かしていきたいと思っております。私どもは大変、今回は残念なことであり、また岐阜県や愛知県等、他の府県にも同義的な意味で責任を感じているところでありますが、今回のことをしっかり反省すべきは反省し県としての責任を果たしていかなければならないと、こう思っております。そしてそのことは何よりも今後の対応にこれを生かしていくということだと、こういうふうに思っております。

(質)三重県に続いて、岐阜県の方も岐阜県警に石原産業を刑事告発したということで、ただ告発の内容が三重県と岐阜県と違うということで、今後例えば岐阜県や愛知県との、他県との連携というのはどのように進められていくんでしょうか。
(答)一応私どもは今回のフェロシルト問題が大きくなってまいりまして、その中で岐阜県さんや愛知県さんとも密接に連絡を取りながら、連携していかなければならないと、こういうふうに思っております。その中でとにかく早く住民の不安を払拭する、フェロシルトを早急に撤去させるというような事柄、あと事の真相を明らかにしていく、こういう必要があるかと思っております。ただ告発でありますとか、法的なものにどういうふうな形でやるかということにつきましては、各県それぞれのお立場がありますから、それぞれのご判断でされることだろうと、こういうふうに思っております。しかし、いずれにせよ捜査に関しましては、県警等においても、ある意味で連携を取りながら進められるのではないかなと、こういうふうに思っております。

(質)岐阜県との間で、特に考え方に違いが浮き立っているとか、考え方に差が生じているということはないんでしょうか。
(答)早く住民の不安を払拭したいということ、それからフェロシルトをそういう意味で早く撤去しなければならないということ、これも特段方向が違うわけではありませんし、ただ具体的に告発の仕方だとか、表現の仕方についてはそれぞれのご判断があってしかるべきかなと、こういうふうに思います。

(質)先週、三重県庁の環境森林部が三重県警から家宅捜索を受けたことについて、どのように思われますでしょうか。
(答)フェロシルトについては、三重県のリサイクル条例に基づく認定制度、これによってリサイクル製品として認定されてきているわけですね。したがって私どもは今現在偽りの申請に基づいた、いわゆる申請されたものとフェロシルトとは別のものであったというようなことが確認されたわけでございまして、そのことについては大変怒りを覚えているところでございます。そういうことでありますが、結果として私どもが認定してきたという事実がございますから、そのことについては捜査の中でも関心を持っておられるだろうと、こういうふうに思います。したがって、私どもとしては県もそういう認定に絡んでの部分については、県警の調査の対象になるということは十分事前にも考えられることでありましたので、先般ああいう形での捜索がございましたが、全面的に県警に協力をさせていただきながら、私どもとしては全体の真相を究明することをしっかりやっていただきたいと、こう思っております。

(質)フェロシルトの撤去について、石原産業は来年9月までに東海3県のフェロシルトを全量撤去すると言っているんですが、ただ、まだ個別にどこの箇所のフェロシルトをいつ撤去するかという具体的な方針が出ていないんですが、それについてはどのように思われますでしょうか。
(答)ちょっと私には判断できませんけれども、それぞれの場所によりまして、量も違うでしょうし、それから埋められている所の地形や周りの状況も違うでしょう。どういう機材でどういうふうに撤去をしていくのかというような、そういった極めて技術的な問題だとか、そういうこともありましょう。したがって、これはよく担当の方でも詰めて、その上で評価をしなければならないだろうと、こういうふうに思いますから、ぜひ担当の方でも聞きください。

(質)来年9月末までの撤去というのは、知事としてはやっぱり遅いと思われるのか、妥当な線だと思われるのか、評価はどうでしょうか。
(答)当初、撤去についての計画案を持って来た時に、その時点では2年とか、かなり時間がかかるような計画であって、三重県としては受け取りを拒否したということがございました。今回それと比較いたしますと、1年ということで、しかも1年かかるものと、それからそれよりも早く済むものと、これについてはちょっと中身を見ていただいたらと思います。そういう意味では改善したものを出してきましたから、それについての評価はさっき言いましたように、中身の技術的なことは分かりませんから、どうぞ担当にお聞き下さい。

(質)石原産業に対して、安全かつ早急なフェロシルトの撤去を強く指導してまいりたいというようなお話があったんですが、例えば岐阜県なんかは措置命令という形を取ろうとしていますよね。三重県に関しては措置命令はどう考えてらっしゃるんですか。
(答)私どもとしては、これにつきましてとにかく早急に撤去していくということが大事でございまして、石原産業につきましては、それについて最大努力をするということで表明しているところであります。具体的な中身を詰めながら、それを確実に実行させていくということが大事だと思いますね。命令がどうだとか、そういう形の問題ではなくて、実質的にきちっと早急な撤去ができるように県としては強く指導してまいりたいと、こういうふうに思ってます。岐阜県さんなり、愛知県さんなり、それぞれのお立場がありますから、岐阜県さんは岐阜県さんの表現の仕方、対応の仕方、措置の仕方というものがおありかと思います。それについてとやかく言う必要はありません。

(質)今日、環境森林部のフェロシルト問題の担当者が環境省の方に行って、事情を聞かれるようなんですが、どんな内容を聞かれるんでしょうか、環境省から。どんな内容聴取されて、三重県としてはどういう説明をなさるんでしょうか。
(答)ちょっとそのことを承知しておりませんので、また後ほど担当の方に聞いてみてください。

(質)リサイクル認定の見直しのことなんですけども、運用基準や規則の見直しで留めるのか、それとも条例改正まで踏み込むのかというのは、今知事のお考えはどのように。
(答)今ちょうど検討しているところでありますけれども、その検討結果を受けて判断していくべきものだと思いますので、今まだどういう点にということまで申し上げるような状況にはありません。ただ、やはり必要であれば必要なことをきちっとやっていくということであり、条例だとか、そういうところまでかかるものなのか、どうなのかも、もっと出てきた中身を見た上で判断したいと思いますね。議会とも議論しなければいけないと思いますね。

(質)リサイクル製品の認定については、各県基準がバラバラなんですが、そのバラバラな基準を統一したものを作ることというのは、国がリーダーシップを取ってやるべきことというふうに知事はお考えでしょうか。
(答)ごみ行政でありますとか、環境政策全般につきましては、やはり小さな地域に絞って対応しても、それだけでは効果が得られるものではありませんから、基本的には国が基準やそういうことも含めて統一的に対応すべきであるかなと、こう思います。ただ環境行政だとか、ごみ行政というのは、どちらかというと国は後追い的でありましたから、そういう意味ではよりいろんな問題が点在して、それを課題として抱えている地域の意識の方が先行してきていたところがあり、そういう意味で地域が国の施策よりも先行して、いろんな対応ということをやってきたということがやっぱり多いです。国としてはここらで環境政策、ごみ政策について、より全国レベルで国がしっかりまずリードしながらやっていくという、そういう積極的な姿勢というものを私としては期待したいと、こう思いますから、ぜひそういうふうな法律の不備についての早急な見直しでありますとか、あるいはこういったリサイクルにつきましても、1つの統一基準というものを早く決めていく、こういうことが大事なことだと思います。

(質)おっしゃったようなことはこれから実際、環境省に要望していくということになるということでよろしいんですかね。
(答)どういう機会に、どういうふうにということはともかくも、ぜひそういうふうに私どもも今回のことをやっぱり反省する中で、国に対してもいろいろお願いをしていかなければいけないことが出てくると思いますね。そういう中で今後対応していきたいと思います。

(質)フェロシルト問題再発防止策として、フェロシルトのように重金属を中に含んでいるようなものを、リサイクル製品からもう削除するというお考えはないでしょうか。
(答)いろいろリサイクル認定制度を持っている県の対応にも、いろんなケースがあるというふうに聞いております。私ども今この認定制度については、さっき申し上げたようにフェロシルト問題検討委員会でも検証を、問題点をご指摘いただこうということで検討していただいておりますね。それから庁内の検討もする中でそういった問題も含めて、今後の検討課題になるのかなと、こういうふうに思います。今の問題についても大事な観点であると思いますから、今度十分検討していきたいと思います。

(質)特別管理産業廃棄物であるフェロシルト自身を、そもそもリサイクル製品にそれ自体を認定していたことが誤りだったんではないかという考えはないんでしょうか。
(答)重金属等が含まれていたりして特別管理産業廃棄物というふうなものになっているものが、本当にそういった重金属なり、あるいは有害物質を完全に取り除く形で、それがリサイクルできるということになりましたら、それはそれで非常にすばらしいことではないかなと、こう思います。今回は全く偽りの申請に基づいて、そういうものであったということでありますが、今後この特別管理産業廃棄物についても、その全体量をどういうふうにやっていくんだという中で、科学技術の発展がそういうものをきれいに除去しながらリサイクルできるものに本当にできるということになれば、それはそれで生かしていったらいいと思いますね。ただ今回こういうふうなことがありますと、まだそういう技術が確立されていないのか、あるいは国民から見て安心を与えるほどの根拠が、今回のこういう事件で崩れてきているというような気もしますね。非常に大事な観点だと思います。

(質)県の外郭団体の環境保全事業団の方にこれまで石原産業の非常勤の方が理事として就いていらっしゃったという事実が出る中で、それについて知事の受け止め方はどうでしょうか。
(答)私も新聞で報道されている記事を見まして、私も全く知らなかったものですから、そうかとかいうことで、びっくりしたようなことでございます。今回こういう大きな事態になっていることでありますから、結果的には余計好ましくない話題だなと、こういうふうには思いました。

(質)好ましくないも濃度があるんですけども、疑惑はどうですか。理事が圧力を掛けて認定させたとか、そういう疑惑はお考えになられますか。
(答)そういう疑いがあるということならば、当然捜査の中で取り上げられるものだと、こう思っております。私自身はそういう報告は受けておりません。

(質)報告を受けていないから、世間一般的にに「李下に冠を正さず」と同じように、軽い、好ましくないという感想と、限りなく黒いという疑惑と、どちらの方に軽重を置かれますか。
(答)今のところ論評する対象には、そういう意味で論評する対象でありませんけれども、今後検証されていく中で問題があるのならばしっかり対応します。

(質)県の環境保全事業団の理事に石原産業の工場長が歴代就いた問題で、今回フェロシルトの撤去先の1つとして、環境保全事業団の三田の最終処分場が入っているんですけども、そうするとそのニュースを、歴代の理事長の話と、環境保全事業団にフェロシルトを受け入れるという話を知ると、石原産業のための最終処分場の確保だったんではないかということを疑う県民の人もいると思うんですけども、それについてはどういうふうに?
(答)内部の事情等、私は分かりませんので答えられないですけどね。分かりません。

(質)先日のフェロシルト問題検討委員会の和歌山大学教授の座長が、社長等と会社側の「最初から六価クロムが出るとは知らなかった」というようなスタンスに対して、化学者であれば、技術者であればクロム成分を含む鉱石を使っているんだから、六価クロムが出ることは予見できたはずだと。それを知らないわけはないと、会社の社長であればなおさらであると、知っておく必要があったということで、だから産廃と言わざるを得ないだろうというようなニュアンスの発言をされました。それはそれで石原産業に対する座長の思いなんでしょうけども、県側として、例えばこの間、元年頃に科学技術振興センターがフェロシルトの前身のアイアンクレーを共同研究していて、何とか産廃を土壌埋め戻し材とか、そういうリサイクル製品として利用できないかという研究成果を頭書きで県をあげて研究したと、提案すると。魚礁に使えないかとか、土壌埋め戻し材に使えないかとかいうぐらいの、県としてもそういう動きを持っていたんですけども、事程左様にアイアンクレーとか、フェロシルトの危険性を県も科学者であるならば認知して予見するべきであったんではないですか、その辺はいかがですか。
(答)一連の県の関わりについても捜査の中でもいろいろと対象になっているでしょうし、それから私どもの認定制度は今検討しているところです。まだ全く私のところへ報告が上がる状況にもなっておりません。それからフェロシルト検討委員会についても今新聞記事で伝えられているような、そういったことしか分かっておりません。今後そういった県民のいろんな疑心を持っていただいているようなことにも答えていけるように、しっかり真相究明を警察にも期待してますし、私どもも努めてまいりたいと、こういうふうに思っています。

(質)では逆に県はアイアンクレーを何とか再利用できないかと共同研究してきたという事実は確実なんですけども、六価クロムが出るとは分からなかったけれども、県として何とか再利用したいという気運があって、それがリサイクル製品認定時にその圧力が働いて認定してしまったというようなことはないですか。
(答)そういう話もまだきちんと報告も受けておりませんし、一定の検証をしていく中で報告あることをしっかり受けて、その上で判断していきたいと、こう思います。

(質)推し量るに、例えば元年の頃の資料なんてないから、担当者のレベルでもなかったから資料が出てきたことに驚きがあったみたいなんですけども、事程左様に科学技術振興センターが研究していたアイアンクレーの問題が県全体の共通認識としてなっていないと。県の幹部の共通認識になってない、その辺の問題はどうですか。
(答)ちょっと、そういう関係も状況が分かりません。

(質)リサイクル商品としての認定に対する統一した基準を、国に対しても求めていく方針だと。それでいつ、どういう形になるか分からないということだったんですが、来週、東京で各省庁へ陳情に回られる時に、それは盛り込むご予定はないでしょうか。
(答)要請の中では、まだちょっと最後の詰めをやらなければいけませんけども、まだフェロシルト、直接のことについての問題は、その中にはまだ入れておりませんので。今後、行くまでに、また検討していく中で、考えていきたいと思います。なお、この際ちょっと申し上げておきたいと思いますけれども、知事になりまして、PLAN・DO・SEEを中心にやってきた県のマネジメントシステムにつきまして、私はもっと中心になって大事なものがあるということで、危機管理、リスクマネジメントというものをマネジメントのベースに置くべきだということを言いまして、それでシステムのトータル化を進めてまいりました。そして1年後の平成16年4月から、みえ行政経営体系としてスタートをさせるということにしてきたわけでありますが、リスクマネジメント、危機管理については、私は非常に、大変難しい問題だというふうに思っております。しかし、環境先進県へ取り組んできた大きな取り組みの3つのうちの1つのRDFが、ああいった技術的な知見が十分でない形の中で、爆発事故を起こしました。それから、四日市の溶融炉については経営計画が、まあ言ってみればデタラメなような状況でスタートした結果、すぐに「負の遺産」化をしてしまったような状況です。リサイクル認定につきましても、善意に基づくものとしてのスタート、制度であったということが、逆に騙されたとは言え、このようなフェロシルト問題を生み出してきた、というようなことがございました。したがいまして、事前に、普段からリスクが顕在化するようなものがないかということを、これまでも何回か、チェックさせようということでやってまいりましたが、なかなかそういう中ではつかみ切れない課題が今回もこういうふうに表面化、問題化しているわけですね。そこでリスクマネジメントについて、そうそう他でそんないいツールがあるはずはありませんけれど、それから意識を絶えず緊張して持てと言っても、それもその意識の対象の中に入るものはできるわけでありますが、その意識の対象にもなかなか入らない事案についてもこういったことが起こり得るということからすると、マネジメントツールとして極めて難しい問題だと思います。けれども、みえ行政経営体系は、今後の県政を考えたときに、リスクマネジメントをベースに置くという意味合いから、今後このマネジメントのベースであるリスクマネジメントのいろんな方策、ツールについても、併せてちょっと今後検討していかなければいけないと、こういうふうに思っているところでございます。

(質)具体的に、ちょっと分かりにくいんですけども。リスクマネジメント、前から口を酸っぱくして言われてるんですけど。
(答)具体的なものはこれから検討していきたいと、こういうふうに思います。

(質)今まで検討もしくは充実させてきたリスクマネジメントと、どう違うようなものを目指されるんですか。
(答)その中身はまた今後の検討の中で、申し上げる時期に申し上げたいと思います。

(質)簡単に言うと、「リスクマネジメントを充実させたい」としか聞こえないんですけども、具体的にどんな充実策があるんですか。
(答)今後検討して、また皆さんに申し上げます。が、言っていることは、そのリスクマネジメントを充実させたいという気持ちだけでは、リスクマネジメントは本当のところはなかなかできないということでありますから、具体的に方策をもっとこの際、抜本的に考えていきたいと、こういうふうに思ってます。

(質)何か見本のようなシステムはありますか。
(答)ありません。

(質)いつまで、という目処みたいなものはありますか。
(答)検討の結果、どういういい方法が見つかるかどうかも分からないので。しかしマネジメントの最大の課題がこのリスクマネジメント、しかしまた一番重要なものだと、こういう認識が私には当初からある課題でございますので、やはりこの際、ごみや環境の問題で 、これだけ引き続いて起こってまいりますと、やはり何かもっともっと工夫の仕方を考えなければいけないと、こういうふうに思っております。もちろんこれは環境問題だけではなくて、行政全般に通用する、そういうものを考えていかなければいけないと、こういうふうに思ってます。

(質)具体的に、どこの部署でどのように検討を始めるんですか。
(答)全くまだこれからでありまして、当面はもちろん危機管理局がございますから、危機管理局や、それから今後来年4月以降の組織の問題もありますから、そういう意味では、みえ行政経営体系の全体を見なければならない総務局とか、あるいはPLAN・DO・SEEの中での危機管理、リスクマネジメントを、どうサイクルの中に生かしていくかということを考えると、例えば総合企画局もあるわけですね。そういう関連するところと十分検討を進められるようにしていきたいと、こういうふうに思います。

(質)機構改革案をすっかり忘れたんですけど、総務局は総務部になって、危機管理局は何になるんでしたか。
(答)危機管理部です。

(質)その横串性をさらに強める?
(答)そういう言葉では表現できないと思います。また、中身をもっとお伝えできる時に申し上げます。

(質)「この際だからあえて申し上げる」とおっしゃった理由は何ですか。
(答)したがって、皆さんがフェロシルトの認定問題だとか、そういうことについての県にかかる責任はどうだとか、そういうことを皆さんがおっしゃることについて、私としては、ただそれだけではない、今後リスクマネジメント全体の中で、今考えようとしている、こういうことを申し上げているわけです。ですからフェロシルトはフェロシルト、これはきちっと、ということですが、もっと全体のマネジメントの中でも、今回の反省を生かしていきたいと、こういうふうに思っております。

(質)F1の話なんですが、先般の知事のヨーロッパ訪問で、F1を主催している国際自動車連盟のマックス・モズレー会長と会談して、’07年度以降の鈴鹿サーキットでの開催を要望なさったわけなんですが、その後F1開催について一部報道で、トヨタが進めている富士スピードウェイでの開催が濃厚になったという報道もあるんですが、何か情報は入ってますでしょうか。
(答)新聞記事も拝見いたしましたが、何を根拠にされて、どういうふうな情報に基づいて書かれているのか、私の方では分かりません。それで、私としては、これまで日本グランプリで鈴鹿が果たしてきた実績、評価、こういったものは非常に高いものがあると確信をいたしております。したがって、1国1レース開催ということになっておりますが、富士の方が強く本部へお願いすることで2開催ということになるのであれば、それもやむを得ないことなのではないかなと、こういうふうに思いますが。富士に関する新聞の記事については、私としてはどういう状況になっているのか全く分かりませんし、まだ今後、決定は来年の春頃までにということしか、私としては聞いていません。富士の期待を表現されたのであれば、そんな記事なのかなあと、こう思います。

(質)特にその件について、三重県の方から国際自動車連盟の方に確認の電話を入れるとか、ということはあるんでしょうか。
(答)記事がどういうことを言っているのか、よく分かりませんので。私としても記事を見て、詳しく読んだんですけども、何に基づいて書いている記事なのか、それがよく理解できませんでした。

(質)富士と鈴鹿の両サーキットでの年間2開催案のほかに、数年ごとの交代案というのも報道もされてるんですが、その辺の感想はいかがですか。
(答)これまで鈴鹿サーキットのコースがF1レースの中で果たしてきた実績、それから評価、それは私は大変なものがあると、こう思っているところであります。そういう意味では、日本のファンも世界のファンも、鈴鹿が開催地でなくなる、鈴鹿のF1がなくなるということは考えられないことではないのかなと、こういうふうに思います。そういうものを十分汲み取った上で、本部の方で判断されるべきことと言いますか、本部の判断に期待しなければしようがないと、こう思ってます。

(質)来週行われる国への予算要望なんですが、三重県として新年度予算について、国に一番要望したいことはどんなことでしょうか。
(答)私としては、来年、県民しあわせプランも最終年度を迎えていくということで、県政としては県民しあわせプラン、特に重点プログラムを含めて、これを着実に実施をしてまいりたいと、こういうふうに思っておりますので、それにかかる必要な要望ということをやっていかなければいけないと、こう思っております。その中でも特に安全・安心ということにかかる、例えば地震の問題であるとか、あるいは高速道路のいわゆる「命の道」の整備に関するものとか、あるいは治安対策であるとか、それから医師確保であるとか、それから産廃対策、こういった事柄を中心に、安全・安心をより確保できるような、そういう施策に生かすためのお願いをしていかなければいけないと、こう思っております。あとは三位一体についてどういうふうに出ているのか、ということがあろうかと思いますが、私としては全く評価のできない三位一体改革、今回生活保護の問題まで出ています。実質3兆円ということについて、結果的に地方が本当に望んだ形のものが2千億円、3千億円、あるいは1割、2割あるんだろうか、そういう意味では騙しの三位一体、目くらましの三位一体について、今後知事会としてもよく検証しておかなければいけないと思いますが、この要望の時点でどういう状況になっているのか、それも判断して、国会議員の皆さんとも会う機会がありますから、そういう時に申し上げて要請していきたいと、こう思ってます。

(質)県のインフルエンザ対策について、簡単に教えていただけますでしょうか。
(答)インフルエンザ対策につきましては、いろいろと話題が取り上げられてきておりますので、先々週、副知事に、県としてどういう対応をしていけばいいのか、内部での検討を始めるように指示をいたしまして、その上で今、担当の方でもいろんな検討をしているところでございます。国においても今回、心配されておりますとおり、インフルエンザが変異をした新型インフルエンザになって流行したときのことを非常に心配してますね。それで、国の方で、タミフルという治療薬が唯一あるわけでありますけれど、その確保についての計画、基準を出してまいりましたね。それで、国で1,050万人分、地方で1,050万人分、それから民間で400万人分、合わせて2,500万人分ということでございます。しかし、地方で1,050万人分を持ちなさいというようなことを国が勝手に言っても、それをどうやって入手しようかと言ったって、入手の手立てもないわけですね。厚生労働省も勝手なもので、無責任に数字だけ挙げて、それじゃあ具体的にどういう手立てでできるのかということについて確証もないまま、非常に無責任な形で出してきていると、こう思っております。私ども三重県としては、やっぱりもっと現実的に、今すぐそういうことが起こった場合にどれだけのことができるんだとか、あるいは今後、国のそういう、ただ単に数字を挙げるというのではなくて、現実に可能なことについて、どうできるんだと、そういうことをよく検討していきたいと思います。県民の皆さんも、大変大きな不安をこれには感じておられるんではないかなと、そういう中で、県のできることはどうなのかということを、もう少し子細に調べていきたいと、こう思ってます。

(質)タミフルについては、いろいろ副作用という話も今、出てます。それは知事のおっしゃる通り、リスクマネジメントという部分にもかかってくると思うんですけれども、何らか県立病院の方で調査せよとか、そういうような話は出てますか。
(答)まだちょっとそこまでは、私もよく承知してません。ただ、昨日、一昨日と私は沖縄へ行ってましたから、そういうニュースを飛行機の中の新聞記事で見まして、少し気になっておりますから、また担当部のそれに対する検討の状況を、皆さんの方からも聞いていただいたらと思いますし、私もよく聞いておこうと思ってます。
 最後に、グローバリゼーション・フォーラム2005in三重が明日、サンアリーナの方で開かれます。どうぞ、皆さんにはよろしくお願い申し上げます。
  

                                    

( 以 上 )

本ページに関する問い合わせ先

三重県 戦略企画部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

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