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平成20年10月07日

知事定例記者会見

知事定例会見録

平成18年10月 4日
       於 プレゼンテーションルーム

1.発表項目

  • 「知事と語ろう本音でトーク」の開催結果について(報告)
(知事)

「知事と語ろう 本音でトーク」につきましては、知事に就任以来実施をさせていただいておりまして、今年度は県内9会場で、予定どおりトークを開催させていただきました。

「本音でトーク」は、私が直接県民の皆さんの所に出向きまして県政について自由に語り合うとともに、皆さんの声をお聞きし、自分たちの人生の舞台づくりというものを皆さんと一緒になって考えるきっかけになればと思い、実施をしてきたところでございます。今年も延べ939名の方々にご参加をいただきますとともに、118名の方々に県政への貴重なご意見・ご提言をいただいたところであります。なお、昨年度までの69会場と合わせて、4年間で通算78回実施をし、延べ7,273名の方々にご参加をいただきますとともに、690名の方々にご発言をいただいております。特に、今年度のトークは、次期戦略計画への反映などを目的として実施をしまして、既に意見の一部につきましては、戦略計画素案への反映も行っているところでございます。また、今後、中間案の策定作業を進めていく中におきましても、引き続き皆さんからいただいた貴重なご意見・ご提案を生かせるよう、検討していきたいと考えております。改めて、ご参加いただきました皆さんには、この場をお借りしまして感謝を申し上げたいと思います。

2.質疑応答

(質)

F1なんですが、鈴鹿が駄目になって、次に富士で5年契約とかいう話もあるんですが、鈴鹿招致について知事として県としてどのように運動されていくか、お考えを聞かせてください。

(答)

F1についてはトヨタとの交渉あるいは契約等について、あるいはホンダや鈴鹿サーキットがやっております交渉についても子細が分からない状況で、伝えられてくる情報でこちらとしては判断しております。今の段階ではいろんなことが伝えられておりますけれども、私どもとしては来年はどうも富士の方でということでありますけれども、以降のF1開催等につきましては、鈴鹿市やあるいは鈴鹿の商工会議所とともに、必要ある支援というものについて鈴鹿サーキットに対して行っていきたいと考えております。今はそのぐらいのことしか言いようがないです。

(質)

当面、何かされるという予定はありますか。

(答)

ありません。

(質)

ちなみに知事は、今年のF1はまた表彰台に登られるんですか。

(答)

F1には行こうと思って予定していますが、表彰台云々についてはいつも行った当日にこうしてくれという要請を受けますので、今年はどういう予定になっているのか知りません。

(質)

イタリアで会われたFIAの会長ですか、来られるんですね、確か今年。

(答)

きちっと聞いていませんので、来られるかもしれないということは、ちょっと耳に挟みましたが。

(質)

来られた時に、鈴鹿市長とともに、もう一度何かお話されるという話も漏れ聞いているんですが。

(答)

会う機会があるのかどうかも知りません。会場でもし会うようでしたら、立ち話であったとしても、一言何か私のことですから言うんじゃないかと思います。

(質)

長良川の河口堰の水利用なのですが、市町とも交渉協議中ということですが、県としての方針というのはどうなのか、いかがでしょうか。

(答)

長良川につきましては、正直、私としてはこれは過去からの懸案事項として知事に就任しました以降、考えなければならない部分があると思っております。しかし、非常に大きな課題でございますので、市町と情報を共有する中で本事業に対して市町からいろいろご意見、ご要望もいただいておりますので、それを踏まえ十分協議をしながら解決していかなければならないと、こういうふうに考えております。今の段階では、環境森林部と企業庁が共同で受水市町、6市4町ございますが、水需要の調査、確認作業を行っているところであります。そして現在、受水市町におきまして自己水源能力の評価であるとか、配水運用等についての検討を行っているということでございまして、今後これを受けて協議を詰めていくということになろうと思います。

(質)

2期工事と言っていいのか、ちょっと分かりませんけれども、まず1期の分で今、中勢などストップしてますが、その見通しというのは、特に北勢などは当初の事業計画量にだいぶ差があると思うのですが、その見通しなどはどうでしょうか。

(答)

今の段階は私どもからどうにも申し上げようがありません。今後の展開でありますが、必要なことはやる、必要でないものはやらない、そういうことです。

(質)

RDFの処理料なのですが、依然として市町との事務レベルの協議ができないような状態になっていますけれども、その市町からすると、その理由というのはとにかく、どういう段階的なものであっても市町としての負担分は変わらないということで、今、協議しても意味がないという意見らしいですが、県として負担額をさらにもうちょっと検討してみようとか、そういうお考えはありませんでしょうか。

(答)

これは今まで関係市町との協議会で、あるいは実務担当者の会議で協議を行ってきているところであります。県としては、過去のいきさつがいろいろございます。したがって、もちろんそういうものも勘案しなければならないとしても、やはりRDFの処理に係る発電事業についても、これは基本的に、関係の市町に適正な費用負担をいただくということが当然のことでございまして、私どもとしては、関係市町以外の県民の皆さんにも説明のつく形でこの協議を調えなければならないと、こういうことであります。今後も鋭意、関係市町とも十分な協議を通して、そして合意に至るように努力していきたいと、こう思っております。 (質)

飲酒運転の問題ですが、10月1日から原則的に検挙されれば免職という、厳しくなりましたけれども、昨日の発表で、旧基準でも一番厳しい処分の免職という適用がされましたけれども、改めて、免職にした理由をお聞かせいただきたいのですが。

(答)

まずこれにつきましては、庁内の懲戒審査会で十分にご審査をいただきました。これまでの基準におきましても、飲酒運転による検挙は免職から減給までと、こうなっているところであります。今回、審査会でいろいろご議論をいただいた中で、特に昨今の公務員の飲酒運転に対する厳しい社会の批判でありますとか、それから三重県においても全職員に通知の徹底や職場での再三の注意喚起などを行っておりまして、今回の当該人の所属している職場でも前日に行っているというようなことがございました。それにも関わらず、飲酒運転が行われているという状況、これは以前の基準に照らしても十分な加重要素になるというようなことで、懲戒審査会で十分な議論をしていただいた結果であります。したがいまして、その結果を私としても尊重をしたということであります。

(質)

知事は前回の会見の時に、10月1日から適用した基準の見直しにあたって、大阪の事例を挙げて、大阪では酒気帯びで免職になったけれども、その後人事委員会で停職に訂正されたという一例を挙げて、時の感情や勢いだけでやってしまうというものではないというふうにおっしゃってて、とりようによっては今回のように原則免職ではなく、停職なども残すようなニュアンスにとれなくもなかったのですけれども、それを原則免職という基準に変えた心というか、理由はどんな判断なのですか。

(答)

変えたというよりも、私としてはやはり、一時的な感情論でどうのこうのするべきでないというのは一般論として当然のことであります。したがいまして、懲戒審査会には私は出ている立場ではありませんので、議論をしていただくについては、そういったことも踏まえ十分に議論してほしいと、そういう意味で申し上げていたところであります。懲戒審査会ではもちろんそのことも踏まえながら、今日の非常に公務員のこういった飲酒運転の続発、そういったことに対する厳しい社会の批判、こういったこともいろんな角度から議論をして、そして出してきていただいた結論でありますので、私としては十分に議論をし尽くして出してきたものであり、そういう点で非常に今回出ている結果としては私も評価をしているところであります。

(質)

10月1日から適用している基準で、原則免職にした理由というのはどういうところなのでしょうか。今のは多分、昨日発表になった職員の処分に対してですよね。

(答)

過去の規定では、免職から減給まで幅広くある中で、状況を判断しながら決めていくということでした。新しい基準は全て免職でありまして、これについてはもちろん、特段の配慮すべき事情がある場合というものについては注釈が付いておりますけれども、これは明らかに原則として免職なのですよということが謳ってあります。したがいまして、過去の事例につきましては、状況を十分判断した上で免職から減給の間でどういう処分がふさわしいのかということを議論すべきところでありますから、そういう意味で先般の審査会では随分時間をかけていろいろご議論をいただいたと、こう聞いております。

(質)

ただ当該人の方は、処分の中身については若干不服だというふうな事を言われているみたいのですけれども、その点はいかがですか。

(答)

制度としては、当然どういう事例であれ、これは飲酒運転等でなくても、処分というような事案については当然、本人の不服申し立て等の制度としてのものがあるわけであります。また最終的には裁判ということもあり得るわけでありますが、それは制度としてあるわけでありますから、後は本人の判断ということになるのだと思います。

(質)

福島県の知事が辞任されましたけども、そこで、5期ということで多選批判があって、福島県の県連は、次の知事は2期までというような方針を打ち出しているみたいなんですが、多選ということについて知事のお考えはどうでしょうか。

(答)

前にもそんなご質問、議論があった時に申し上げたことがあると思いますが、私もやはりこういう、長というような役職については、いわゆる自治体の長、あるいは政府でも総理などでもそうだと思いますけれども、これはあまり多年にわたって在職するということはいかがなものかなと、こう思っています。今回はたまたま、福島県ではいわゆる不正受注、談合等の、そういった問題の絡みで、となっておりますけれども、全般的に私は好ましいことではないと思います。したがって、いわゆる1期4年ということで言うならば、2期ないし3期などというような言い方をされておりますが、いずれにしろ私も、多選というものについては法律的に禁止してもいいのではないかと、こういうふうに思ってます。

(質)

そうすると、知事ご自身もやっぱり2期か3期ぐらいが適当だろうというお考えなんでしょうか。

(答)

私自身のことに絡めて申し上げているわけではありません。一般的に、私はそうあるべきだというふうに考えている、と申し上げたわけです。

(質)

知事選なんですが、代表質問でも出ましたけれども、今まだ明らかに考えてないということですが、例えば代表質問で三谷代表は、12月議会には表明してもらえると思っているというような話もありましたけども、知事自身は、出る出ないは別として、表明の時期というのは12月ぐらいと考えてるんでしょうか。

(答)

選挙は4月でありますから、届け出とかそういう期日の直前までには、というような、そういうことでご迷惑をかけるといけませんから、しかるべき時にははっきりしなければいけないと、こう思います。

(質)

それは、別に今、出馬表明したわけじゃないですよね。出ないことも含めて、という意味ですよね。しかるべき時というのを聞きたいんですけど。

(答)

その辺もよく考えています。

(質)

今は、知事ご自身の中でどういう段階なんですか。例えば代表質問では、周りの方に相談されているというようなことであったような記憶があるんですが、いかがでしょうか。

(答)

今は、本心で言えば、そんなことをしつこく聞かないでほしいと、いささか本音で申し上げればそういうことです。

(質)

来年の県議選に向けて、首長経験者の方が立候補を表明したりされてるんですけど、合併の余波だと思うんですが、その辺で何かお考えはありますか。

(答)

これは議会のことでありますから、言い方は慎重になりますけれども、しかし三重県議会は多分、他の府県と比べても非常に先進的であろうということで頑張っておられます。そういう意味では、なかなか議員の皆さん、頑張って活動しておられる方が多いわけであります。そういう三重県議会の気風を盛り上げていくためにも、いろんな経験のある、またエネルギーを持っている、そういう方々が議会へ参加して来られるということは大いに結構なことでないかなと、こういうふうに思います。これは、一般論としてであります。

(質)

ただ、首長経験者だけに二元代表制というのはおかしい、そういうふうな考えを持つ現職首長もいるようですけど、かえって首長経験者がそういう形で県議になるということは、知事にとっては心強いというようなことはありますか。

(答)

二元代表制は私も大いに結構だと、こう思っておりますが、あまり使っていない、使ってきていなかった言葉だけに、その言葉の定義とか、そういうことも非常に難しいですね。ですから、今の現状において求められる二元代表制と、それから将来に向けて、来たるべき本当に地方分権が実現した、そういう体制が、より評価されてきた中で行われる二元代表制というものも違うでしょうし、あるいは、より将来的には二元代表制ではなくて、むしろ、いつも三重県議会の方が勉強に行っておられるイギリスの例がよく出てきますが、イギリスでは地方議会は大ロンドン市以外は全て一院制と言いますか、一元制と言いますか、議員の中から首長を選んでいるというような所です。いろんなケースが考えられます。ただ、「いいとこ取り」してごちゃまぜに考えてもいけませんから、そこのところはしっかり冷静に落ち着いて、議論をしていかなければいけません。新しいものをつくれば改革の先頭に立っているというのではなくて、実のあることをやった方がいいと思います。

(質)

心強い味方ができた、というように感じますが。

(答)

全然、そんなことはありません。

(質)

救急医療について伺いたいんですけれども、救急車で運ばれる場合に、特に時間外とか休日になかなか病院に受け入れてもらえなくて、たらい回しにされるというケースがあると聞いたんですけれども、特に津市の場合、輪番制があるんだけれども機能してなくて、こうした事態がよく起こっているというふうに聞いたんですけれども、救急医療について責任のある三重県として、こういった状況をどのように受け止められるかということ、どうしてこういった状況が起こっていると考えられるか、お答えいただけますでしょうか。

(答)

救急医療については、各地域でのいろんな展開をやっているところでありますけれども、津市における救急体制ということについては、かねてからいろいろ議論があります。県としても、三重大学等の3次救急等の整備等について病院側にも強く申し入れ、対応しようとしておりますが、しかし、ご指摘があったように、それ以前の救急体制の問題、これはかなりあるというふうにも認識しておりまして、担当部の方ではそういった認識のもとで、津市等地元とのいろんな協議といいますか、あるいは津市に対して、まずはもう少し体制をいろいろと取れるように考えていくということで、指導を含めて、やっているというふうに聞いているところであります。今後、津市の市民の皆さんが、よりご安心されるような救急体制の確立ということは非常に大きな課題であるというふうに思っております。

(質)

原因というのは、医師不足にあるというふうに考えられますか。

(答)

ちょっとそこまで私も今、申し上げるだけのことは分かっておりません。

(質)

確か、輪番制の救急病院は、津市のものは公表されてなかったと思うんです。それで、知事の方で何か理由がお分かりになれば教えていただきたいなと思うんですが。

(答)

それは担当部の方で、また後程いろいろ聞いていただきたいと思います。

(質)

今週から中京テレビ、日本テレビですか、そこで、前回の知事選で戦われた方がキャスターをされてるんですけど、ご覧になりましたか。

(答)

初日、ちょっと見ました。非常に明るい方で、キャスター向きかも知れませんね。

(質)

キャスター向きというのは、村尾さんについては知事職よりもキャスターの方に向いてるという意味ですか。

(答)

そんなことは言ってません。

(質)

ただ、もう4年前ですか、知事選の時と比べて印象は変わりましたか。

(答)

相変わらず、明るいんじゃないですか。

(質)

4年前も明るかった?

(答)

そう思いますね。選挙の時も明るかったですね。

( 以 上 )

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