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知事定例記者会見

知事定例会見録

平成23年5月24日
於 プレゼンテーションルーム

発表項目
○東日本大震災被災地(宮城県南三陸町)への職員派遣について(発表)
○就任1カ月を振り返って(報告)
質疑項目
○発表項目等に関する質疑
○県庁の節電対策について
○国家公務員の給与削減について
○三重県の財政状況について
○新県立博物館について
○鳥羽マリンタウンについて
○防災対策について
○企業誘致について
○三重スリーアローズについて
 
 
 

発表項目等

○東日本大震災被災地(宮城県南三陸町)への職員派遣について(発表)
(知事)まず発表項目でありますけれども、東日本大震災被災地(宮城県南三陸町)への職員派遣についてご報告させていただきたいと思います。平成23年6月15日から宮城県南三陸町への職員派遣を予定していますので、ご説明いたします。平成23年5月16日、宮城県南三陸町から三重県に対し職員の派遣要請があり、これを受けて6月15日から県職員2名を現地に派遣いたします。また、この要請を受けまして、鳥羽市からも1名の職員が派遣され、これにより三重県からは県・市合わせて6カ月間3名が南三陸町に派遣されることになります。発表内容は資料を見ていただければと思うのですけれども、この南三陸町というのは、ご承知の方もおられると思うのですが、町役場の管理職の総務課長以外が全てお亡くなりになったという、非常に町役場の機能を維持することが難しくなった町役場でありまして、今回要請をいただいた3名というのは、実は保健福祉課の人を欲しいと課を特定して、保健福祉課の業務をやってくれる人を欲しいという非常に珍しいケースであるのと、もう1つは町長の秘書業務ができる人が欲しいということで言っていただきまして、これも非常に分野を特定した、またさらに先ほど申し上げた、総務課長以外の管理職の方がお亡くなりになった中での、非常にきき迫るお話でありました。先般も発表いたしました多賀城市へ20名派遣するということを発表した直後にご連絡をいただいたものですから、我が県庁の中でも、あるいは市町とも調整をしまして、非常に厳しい中ではありましたけれども、今回、6月15日からその保健福祉課と町長の秘書という形で送らせていただくということを決めましたので、ご報告をさせていただきました。復興が進むにつれてこういう形で業務を特定して、前の多賀城市のような避難所の運営とか、あるいは罹災(りさい)証明発行とかということ、事務を特定していろいろきますけれども、復興の時期に合わせて少しずつ変化をしてきているのかなあと、今後もそういういろんな要請を踏まえて、県としてもそういう要請の内容をしっかり検討して対応していきたいと思っております。

○就任1カ月を振り返って(報告)
 発表項目は以上でありますけれども、知事就任1カ月を振り返ってということで、4月21日に就任をさせていただいて、この5月21日(土)に1カ月が経ちました。県民の皆さんをはじめ、職員の皆さん、それから関係の皆さんのご協力をいただいて、少しずつ前に進む、そんな種まきをさせていただくことができた1カ月だったのかなあと、そう思って関係の方々に、県民の皆さんに、そして職員の皆さんにも感謝を申し上げたいと、そのように思っております。種まきというのは、例えば企業誘致を決めることができたりとか、あるいはこういうオープンな、公開度が高い、発信力の高い、そういう県政をやっていきたいということでのぶら下がり会見の実現であったり、あるいはエネルギー・防災に関する会議の設置などいくつか、これがまだ完成したわけではありませんけれども、それを進めていくための種まきというのを幾つかさせていただくことができたのかなあと、そう思っております。一方で感じたこととしては、自分が選挙期間中に政策集を作って、たくさんのこと、あれでもたくさんのボリュームがあったなあと思って掲げて、就任をして1カ月経ちましたけれども、自分がやろうと思っていたこと以外でもたくさんの課題があって、それを一つひとつ職員の皆さんと一緒になって、県民の皆さんの理解を得ながら進めていかないといけないなあと、たくさんのまだまだやることがあるし、やっていかなければならないことがあるなあと、そういうふうな実感も一方であります。あと、少しこの1カ月間の、前も少し触れましたけれども、時間の使い方として、直接の県民の皆さんとの対話の時間があまり取れていないなあという思い、それから、あとはトップセールス的なことですね。企業誘致は1つ行きましたけれども、もう少しいろんな三重県の産品を売ったりとかのトップセールスとか、あるいは企業誘致とかもそうですけれども、そういう対外的な活動ですね、観光などもそうだと思いますけれども、対外的なそういうトップセールス活動が少しまだ時間を取ることができていないのかなあというふうに思っておりますので、6月は議会をしっかりやらせていただいて、夏以降そういうことにも力を入れていきたいなあと、そのように思っております。あとは、重責でありますから、そのため少し慎重な物言いのところもあって、県民の皆さんとかにも『もっとはっきり言ってくれよ』ということもあるかもしれませんけれども、あといろんなやり方が手探りなところがあるので、もう少し慣れてきたら自分らしさをもうちょっと出していこうかなと、そういうふうに思っています。 
 
 

質疑応答

○発表項目等に関する質疑
(質)政策集に載っている以外でたくさん課題が見えてきたということですが、例えば具体例を挙げるとすれば。
(答)もともと以前からあった課題、例えばスポーツ施設をどう整備するんだとか、産業廃棄物の問題をどうするんだとか、そういうようなものも、もともと抱えていた課題もあるし、あと僕が就任してから発生したような、例えば生食用の肉の問題であったりとか、この1カ月間で発生した問題とかも、そのストックとフローと言うのかな、もともとあったものとこの1カ月間にいろいろ発生したものと、その両方があると、そういうことですかね。

(質)職員派遣について、鳥羽市が秘書の方を送るというのは、県内働きかけて市町で手を挙げたのが鳥羽市さんという解釈でよろしいのですか。
(答)はい、そうです。

(質)他の、もっと秘書がたくさん余っている四日市とか津とか鈴鹿とか、大きなところは手を挙げなかったのですか。
(答)そもそも秘書が余っているかどうかという認識に、僕はちょっとわからないので、いつも仕組みでこういう要請があったら市町さんに投げかけさせていただいて、その都度手を挙げていただきますので、今回手を挙げていただいたのが鳥羽市さんだったと、そういうことです。

(質)県の福祉関係業務というのは、これは保健婦とか資格をお持ちの方ですか。
(答)保健福祉課の一般事務。

(質)保険関係とか、そういう医療保険とかそういうやつですか、年金とかの。
(答)そうです。

(質)秘書はこれは6カ月間ずっと鳥羽市が担当するのですか。
(答:政策部)はい、そうなります。多分、鳥羽市の中で人材のローテーションはあるかと思いますが、それは鳥羽市のほうで。

(質)どのくらいのローテーションになりそうですか。
(答)調整中ですね。こういうケースは初めてなんで、双方の意見を聴いて調整をこれからしたいと思います。

(質)後で結構ですけど、県と県内市町が今まで延べどのくらいの職員を出したのか、発生後の累計をクラブのほうへお願いします。
(答)今数字だけ言いますと、警察とか消防と合わせると県は延べ1,286人、市町は市長会経由のやつとかと、友好都市関係で独自にやっているルートと両方あって、全部は把握できてないですけれども、足すと延べ971人ぐらいになるんじゃないかと、そういう、合計でいくとそんなんですが、資料提供はまたあとでさせていただきます。

(質)知事の椅子に座られると言うか、職に就かれる前と座ってからのギャップみたいなものを何か感じられているものはありますか。
(答)ギャップと言うか、僕が一番あれなのは、今回、防災とかもいろいろあったので、公用携帯を毎日肌身離さず持っとるわけですわ。風呂に入るときは外に置いてますけれども、いつ何時何が起こるか分からないということの緊張感ですね。例えば昔だとお酒も飲んでたまにはちょっと飲み過ぎることもありましたけれども、今はいざ地震が発生してへべれけでいるわけにはいかないので、そこの自制したりとか、いざ何かあるかもしれないという意識がずっと24時間あるというのが今までと一番違いますかね。その緊張感というのが全然違いますかね。

(質)最初衆院選に出られて、国会議員の場合と、首長という、ある程度一人に権限が集中する職というのは違うと思うのですけれども、その辺、実際やられてみて『こんなものじゃなかったな』とか、あるいは本当は『もっとこれ違うんじゃないか』とか『思ったより権限がないな』とかありますか。
(答)権限は非常に大きい。良くも悪くも自分が最終決断者、いろんな調整はもちろんするんですよ、議論もするんですけど、最終決断をする責任があるので、良くも悪くも決断した方向に向かっていくので、その決断は重いし、すごい重責だなあというのは日々いろんな難しい、この場で言えないような難しい案件もあるわけですわ、そういうのを判断するときに非常に重いなと思うときもありますね。

(質)課題として着任前からあったということにスポーツ施設と産業廃棄物を挙げられましたけれども、スポーツ施設のほうは多分津市が望んでいたメッセウィングみえの譲渡の件だと思うのですが、あれというのは、進捗状況は知事が代わられてから御破産になったのか、あるいは継続でどっちかと言うと前向きなのか、方向転換するのか、その辺はどうなのですか。
(答)まだ僕は県庁の中で詳細を聞いていないので、まだスタンスが決まったわけではありません。津市さんも市長が代わられて次この5月か6月の議会でまた議論されると思うのですけど、一度また前葉市長とお会いしてそこはお話したいなと思っています。

(質)今はニュートラルなんですか。
(答)僕自身はニュートラルです。

(質)県庁の事務方はどうなのですか。
(答)まだ詳細を聞いてないんで。

(質)政策集以外のことで課題があるということを言われましたが、逆に1カ月経ってみて自らの政策の中でちょっとこれはできないのじゃないかと、そういったことを感じることがあるのでしょうか。
(答)そこは、常に実現に向けて努力するということと、できないじゃないかというものがあるというよりは、既にやってあるものもあるねと、ちょっと見方を変えれば同趣旨のものもあるねと、例えば東京のアンテナショップみたいなやつもね、首都圏とかあるいは中京圏とかそういうところで情報発信をしていく拠点については整備していかなければあかんよなというのを皆で議論していると、僕もそういうのをやらなあかんと思っていたというのとかですかね。そこは、中身は、どういうものにするかというのは自分の思いを、あるいはいろんな人から意見をいただいたことを反映していきたいなと思いますけども、これはできないな、絶対できないなとかいうような大物にはまだ当たっていません。時間がかかるなとか、既に同趣旨のものをやっていただいているなとか、そういうのはあると思いますけどね。

(質)県内市町長との個別のミーティングとかあるいは集団であるとか、先だっての地域づくり推進条例の関係、県議会の議提の関係もありましたけど、あの辺というのは再整備されるのですか。
(答)既存の仕組みを壊して、何か新しいものを建てるのか、既存の枠組みがある中で、プラスアルファでやっていくのか、それはどういう方法がいいのか、市町さんのほうとも相談をしながら今進めているところです。結論はまだ出ていないです。僕としてはもともと具体的な向かっている課題を解決していかないといけないという、そういう思いがあったので、それをやるには集団で討論するのがいいのか、1対1でやるのがいいのか、どういう方法がいいのかを模索したいという、そういうことでしたから。今、ご意見なんかも聞きながら調整しています。

(質)就任1カ月の感想と絡むのですけど、いろんな構図、政策集を含めて出されて、実際職に就かれて、やっていったときに思い通りいかない部分とか、それとか思い違いとか、あるいはまだ情報不足だったとか、そういうのもあると思うのですけど、例えば先ほどのアンテナショップにしても、知事になられる以前にも担当部のほうである程度地域を限定していたと、知事は知事で東京のほうがいいのじゃないかというお話しで、査定の中で覆ったわけですけど、ただ既に事務方が一部市町に働きかけて、市町はこの6月補正で予算化しようとしていて、例えば津市なんか撤回してますよね。その辺の件は今後、知事の手法として、どういうふうにお考えですか。
(答)アンテナショップについてですか。

(質)アンテナショップは例ですけれども、だから勇み足とまでは言わないけど、事務方が勝手に走った部分があって、知事がブレーキをかけた部分が、思いと違う部分があって、やられたじゃないですか。逆にそのことで市町は、一部市町については6月に予算化する予定だったやつを止めたりとか、例えば津だったら名古屋だったら出す意味があるけれども、東京はもともと東京単独事務所を持っていますから、アンテナショップ、ほとんど意味がないという話になりますね。その辺の知事と県庁の事務方のアンバランスな部分というのは、何かお考えはありますか。
(答)僕自身も、就任前に情報不足、自分がもっと情報収集努力をすればよかったのに、僕自身が努力不足であった点というのはあると思います。一方で僕の考えというものが、査定とか事前に事務方の皆さんに情報としてちゃんと伝わっていなかった。そこの、事務方の、僕が考えていることの情報不足というのもあったと思う。それは両方に情報不足があったと思うので、これからはいろんな場面をとらまえて、とにかく丁寧に、少なくとも、少なくともというか、自分の思いを県庁の皆さんにはしっかり共有し、県庁の皆さんが今までどういうことをやってきているのかというのを、前の定例会見でもちょっとそんな話をしましたけれども、よくコミュニケーションして情報を取り合って議論をして進めていきたいと思いますし、特に市町さんに何かを提示するというときには、今も幾つか防災とかエネルギーとかもあると思うのですけども、市町さんに何かものを提示するときというのは丁寧に慎重にしっかりやっていきたいというふうに思っています。

(質)国に比べて職員の質が悪い。
(答)全然そんなことないです。そんなこと言ってないじゃないですか。

(質)そうじゃないですかって聞いているの。
(答)そんな、全然そんなことないです。前も言ったように、スピード感を持って非常にやっていただいてますから。それはありがたいです。

(質)三重県庁職員はスピード感はあるのですか。
(答)あると思います。国の役所で、各局で、三重県でいうと部です、横断で会議を設置して、何かを取りまとめてやりましょうと言ったら、今やってもらっているスピード、1日や2日とか3日とかで何か、1日ぐらいでパッと意志決定してもらって、さっとその準備をしてもらってというのは経済産業省ではなかったのじゃないかな。三重県庁でいう政策部とか総務部みたいなところに、大臣官房総務課というところがあって、経済産業政策局というところにいることが長かったので、部横断の業務というのは結構たくさん取りまとめみたいなのをやりましたけど、そのスピード感というのはあると思いますね。

(質)知事選で訴えた直ちに60億の話ですけど、その分というのはやはり少し遅れているのですか。
(答)僕は日本語というか、全部60億円を6月議会に出して、全部60億円を使いますという約束ではなかったと思うのですけど、そこは理解の問題もあると思うので、今回の6月議会で60億円全部が整わないのは事実ですから、そこは実現に向けて努力していきたいと思います。防災関連に必要な新しい財政需要に応えられるようには、しっかり進めていきます。

○県庁の節電対策について
(質)今後の県庁の節電対策について、何か具体的な案は。
(答)昨日、中部電力さんが来られたのもあって、特に月曜から水曜の1時から4時が大変だと、特に7月、8月大変だというようなことをおっしゃっていただきましたので、5月23日、昨日、エネルギー対策本部の下の幹事会を設置しまして、6月1日に第2回のエネルギー対策本部を開催して、そこで一定の節電の話を議論できるように、今準備をしています。

(質)会議を開く前に、今の段階で何かお示しできるものというのはないですか。
(答)今はないです。

○国家公務員の給与削減について
(質)今日、報道でちょっと出ていたのですが、片山総務大臣と国の国家公務員の給料削減で連合系の組合と合意したという報道がありましたけど、それについてのお考えと、見方を。
(答)2つ、連合系ともういっちょうと組合があると思うのですけども、連合系さんのほうとは合意したということで、もう一つ25日に交渉されるという、報道ベースですけど聞いています。僕も同様のことを言っていますが、片山大臣も人勧(人事院勧告)でない方法で、極めて異例な方法の中でご協力をいただいて、苦渋の選択をいただいたことは感謝しているというふうに片山大臣もおっしゃっていた、それは片山大臣の言うとおりだなということだと思いますし、こういう復興財源に使っていかなければならないということに対して、ご理解を示していただいた連合系の組合の皆さんにもご英断いただいたなというように、私は思っています。あと、財務省なんかが地方交付税を減額というようなことを言っていることについては、そういうことは私はあってはならないと思っていますし、片山大臣は地方への影響は遮断すると、同時におっしゃっておられましたから、片山大臣が断固としてそうしていただけるように各自治体は各自治体の努力で、各自治体の議論ができるように、片山大臣が断固として遮断すると言っていただいた言葉を信じて、必要があれば申し入れもしたいと、そのように思っています。

(質)一方で、労働関係法案のやりとりがあったという話ですけれど、そこら辺についてはどうですか。
(答)国家公務員の労働基本権ですか。そこは具体的な事実を把握していないので、何ともコメントしづらいです。

(質)片山大臣の誠心誠意対応されたということを受けて、知事ご自身が今後、管理職以下の一般職員とこういった給与交渉等々していくときの態度というか、そういうのの参考になったということですか。
(答)そうですね。水面下のどういうふうにやられているかというのは、ちょっと詳細は分かりませんけれども、とにかく丁寧に真摯(しんし)にやっていかなければならないということは私もそう思いますし、昨日、一応、管理職の皆さんには自分の今回こういうことで協力して欲しいというメールを皆さんに送らせていただいて、メールで終わりということにはできませんので、これからもしっかりと丁寧に自分も説明をしていきたいと思います。

(質)県職労の幹部というのは、そこのところの労使交渉みたいなのは、大体いつぐらいから、今スケジュールを。
(答)それは今、調整中だと思います。私はちょっと今、まだここでは申し上げられないですけど、調整中です。

(質)申し上げられない?
(答)調整中です。どういう調整を行うのか、どういうタイミングで何をするのか、これは今、いろいろ議論をして調整をしていると思います。

(質)手順としては、知事が初っぱなから出られるのではなくて、ある程度のとこで二役の補佐役が詰めて、最終場面で知事がお出になるという、そういうパターンですね。
(答)どうですかね。そういうのも含めて、やはり丁寧にやっていかないと、片山大臣もそうおっしゃっていたし、僕もそうなのですけど、そういう通常の人勧じゃない方法を取ってお願いする異例のことなわけですから、丁寧にやらないといけないので、やり方も含めていろいろ議論する中でやっていきたいと思います。なので、ここでこうやるのですわと言うのではなくて、皆さんのいろんなご意見を聞いたり、丁寧にやりたいと思います。

(質)ということは、基本オン・ザ・テーブルで、基本取材OKですよね。
(答)どうかな。そういうのも含めて丁寧に、こういう何か僕が交渉のやり方とか調整のやり方を関係者の皆さんに言う前に、メディアを通してこうなったみたいなのを言うよりは、しっかりと細かい部分も丁寧に今回やりたいと思っていますので。

(質)慎重にいきたいと。
(答)慎重に丁寧に。

(質)そこら辺、若干大阪の橋下知事が取られた手法とは違うやり方だと思うのですけど。
(答)そうですね。実行しなければならないという覚悟とか、思いというのかな、今回防災、東日本の復興、県内で被害を受けた方々への支援、そういうことに対して新たな財源を確保しなければならないという、そういう思いというのは変わらないけれども、やり方はそれぞれ各地域に合ったものを、それからいろんな地域がこれまで積み上げてきたもの、そういうものを生かしたやり方じゃないといけないと思うので、僕は今回はこういう丁寧なやり方を取りたいと、もちろん橋下さんの、彼のブレーンの上山さんというのかな、あの人からも大阪維新という本をいただきましたけどね、お手紙と一緒に。これを読んで勉強しろという意味なのかも分かりませんが、ものの性質にもよると思うし、地域で積み上げてきたこともあると思うので、僕は今回、こういう給与抑制の話をしていくには丁寧な方法でやりたいと。

○三重県の財政状況について
(質)あらためて、基本的なことをお伺いしますけど、給与抑制をする理由の中で財政事情が厳しいということもあると条例案の中でも触れてたと思うのですが、あらためて、知事になってみての三重県の財政状況をどう認識されているかということをちょっと教えてください。
(答)僕はそんなに今までと大きくは変わりません。いつも申し上げてきた、ずっと選挙戦中から申し上げてきたと思うのですけど、財政というのは他県と比べてましだからマルとかいうものではないのですよね。家庭でも企業でもそうじゃないですか、隣の佐藤さんの家よりも借金が少ないからいいよねとか、隣のA社よりは借金が少ないからいいよねということではなくて、その地域の現在、過去、将来の人たちの生活を守ることができる、あるいは不測の事態に備える、危機や不安に対応できる、そういうレベルにあるかどうか、それを不安なくやることができるかどうかということが僕は財政の基本的な姿勢ですので、他県と比べてどうこうということではなく、依然将来も含めて厳しいということに変わりはない、そういう考え方です。額の多寡をほかの県と比べてとか、そういうことではないと、私は思います。

(質)ということは、有識者の財政問題調査会というのを博物館建設の時に作って、そこの有識者が検討して財政的に例えば博物館の100億円負担というのはどの位のあれで、負担になるのかならないのかというのを結論付けたやつの答申書も出てますが、それは知事はお読みになっているのですか。
(答)数字は一部知っています。

(質)あれは絵空事の嘘事という感じですか。
(答)あれはあれで、ああいう議論をされたのだなと、もちろん参考にはします。

(質)でも、今おっしゃった僕の基準には関係ないよねということですよね。
(答)参考にはしますけど、僕は今申し上げたような財政の基本認識です。

(質)絶対的赤字はないという立場にお立ちなので、そこの部分は、どっちかと言うと財政というのは相対的な形で語られることが多いけれども、そこは僕はくみしないということですか。
(答)くみしないというか、全てをあの財政問題調査会でしたかね、あれを全てを否定するというのではなく、もちろん、あそこの議論の中で参考になるものはもちろん参考にするし、これはちょっと自分の考え方と違うなというものもあるし、それはものによって違いますね。なので、全部ゼロか百かで、マルかバツかじゃなくて、あそこの中でもなるほどなと思うものもあるし、こういう考え方もあるんだなというものもあるし、そういうことです。

(質)ちょっと根源的な問題を1つ聞いていいですか。もともと国自身が財政が他と比べてましならマルという考えはしてこなかったですよね。
(答)国自身がね。

(質)例えば、公共事業等、地方へどんどんやって、あと交付金で返すとか言って、景気浮揚に使った場合もあるじゃないですか。そういう財政論というのはもともと知事は国の職員だった時からも否定されているお立場だったのですか。
(答)僕が最初に言ったようなことを、国の職員でいるときから思ったかどうかですか。それは選挙期間中にラスパイレスのことを言ったこととか、そういうことなのですかね。

(質)そこまでは言っていないけど。
(答)それを言ってたじゃないかということですか。

(質)国にいらっしゃる時から、どっちかというと相対的な財政論はおかしいと、絶対的にゼロであるべきでないと地域は守れないとか、あるいは国も守れないとか、そういう財政観にお立ちだったのかどうかということですけれど。
(答)財政については、僕は基本的に、過去どういう発言をしたかとか詳細には覚えていないですけれど、基本的な考え方に変更はないですけどね。財政についてはそうですね。もともと、ああいう地方財政再建特別法とか、あるいはもともと地方交付税とかも、各自治体の基準財政需要とかそういう一定の基準に照らして絶対的なものとして出てくるわけですから、財政の基本というのは入りを計り出ずるを制するとかも言うように、絶対的なもので考えていくのが基本にあるのじゃないですかね。

○新県立博物館について
(質)博物館、日々工事は進んでいますけど今の所感を。
(答)本当に関係の皆さんには、職員の皆さんもそうだし、学芸員の皆さんもそうだし、自分がいろんな観点から判断をしたい、そのきっかけは歳出の見直しゼロベースでやる中の博物館も聖域ではないよと言ったこととの関係で、僕がいろんな問題提起を現場へ言ったり、思いを述べたことに対して、その関係の職員の人やあるいは学芸員の方々とかに非常に、昨日も大分遅くまで議論しましたけれども、非常に精力的に対応してくださっていることには非常に感謝したいと思います。しかし、まだ少し自分の中で集めたい材料が少し足りないところがあるので、それを集めて判断を、本件についてはどういう結論を導くにせよ、どんな結論によって批判があるにせよ、指摘があるにせよ、賛美の声もあるかもしれない、それも含めて、その結論に覚悟を持って臨むという強い思いでありますから、だからこそほかの案件と違ってか分からないけど多く自分の考えを述べず、慎重にやっているつもりですけれど、もう少し判断材料が必要です。

(質)例えばこれ毎年のランニングコストが事業費等々あと人件費もふくめて4.5億(円)くらいかかりますね、一方で公共の施設ということで、いわゆる公共が持って県民に享受してもらうという施設でもあるわけで、赤字は必至の状況ですね。この前某紙のインタビューでも琵琶湖博物館でブリヂストンが持っている展示物があるとか、今、事務当局の方でもいろいろ広告を加えながら、そこら辺を縮減できないかということを考えているようですけれど、そこら辺についてはいかがですか。
(答)まさにおっしゃるとおりですね。その博物館だから県立だから赤字でいいと、その収入増やその経営の合理化、経営効率を高めるという努力をしなくていいということではこの時代はないと思います。やはり一定の収入増の努力や、ちゃんとした中身を見せるという最低ラインは守りつつも、経営の効率化とか、そういうのは公の施設であってもやっていくのが今の時代だと僕は思います。

(質)収蔵品などを見学されたかと思うのですけれども、予定されている収蔵品に関してはどのような評価を今お持ちなのかあらためてお願いします。
(答)収蔵品、価値があるなと思われるものもいくつかありましたし、一方で僕の知識不足とかで、これってすごいんやというものもある、もちろん、僕自然系とかが得意ではないのかもしれないですけれども、これまで勉強が足りないので、そういうものもありますけども、大切なのはこの収蔵品はどういうメッセージを持っていてね、歴史というのは、未来をどう生きていくかを皆が考えるために知るべきことなんですよね。収蔵品から、三重県で暮らしていく、生きていく僕たちは、未来に向けてどういうメッセージを受け取らなくてはならないのかと、それを収蔵品から、来てくれた子どもたちとか県民の皆さんに、三重県で未来を暮らしていく皆さんにどういうメッセージを持って帰ってもらうのかということが、物としての価値もさることながら、メッセージや見せ方、そういうのが大切なんだと僕は思っています。例えば、江戸時代に伊勢商人が松阪木綿とかいろいろ江戸に持って行って、庶民の中では松阪木綿がはやっていたと、ファッションリーダーだったと、その現代版ユニクロだと、そういうようなこととかをすると、実は三重県もファッションリーダーだった時があったんだと、松阪木綿のこのちょっとした筋の太さ広さでね、おしゃれを感じさせたりしたことがあったんだと、今の僕達にもできるよね、僕たちもまだまだそういう力があるよねというメッセージを与えていくとか、そういう、単に松阪木綿だけ見せても、なんかええ感じやけれども、ということじゃないですか。そうだと思います。

(質)ということは極論になってしまうかもしれないのですけれども、見せ方の問題も考慮して、黒字になる仕組みづくりができれば、知事の中ではゴーサインということなのでしょうか。
(答)いろんな観点で判断します。

(質)さっきの例えば逆にどんな結論になろうと賛美される場合もあるというふうなところを考えると、ほぼ白紙撤回するんだろうという感じもあるのですが、それで知事が引っかかっておられていた、こういうものなら政策続行という感じの部分というのはキラーコンテンツの部分ですか、それとも経営効率の問題。できたら収入増も当然図らなければだめだと、それとも総合的にそこらも全部含めての話ですか。
(答)一番、言っていただいた選択肢では、選択肢的回答をすれば一番最後が正しい。あとキラーコンテンツということを僕が琵琶湖と大阪行った時に何度か発したので、あとぶら下がり(会見)の時も言ったのであれですが、キラーコンテンツから発せられる、キラーでなくても、コンテンツから発せられるメッセージというのでしょうか、何を僕たちは受け取らなくてはならないのか、何を伝えなければならないのかということが、今まだ僕が選挙期間中とかに博物館のことを知った時はまだ曖昧模糊としていたというふうに思います。そういうのをいろいろな観点で、さっきの経営努力のこととか含めて総合的にもう少し判断材料がまだ足りないところがあります。

(質)例えば山梨県立博物館を前の知事が見に行かれた時というのは、博物館を作る作らないを決めてない時ですけれども、その時なんで見に行ったかというと、山梨県議会が付帯決議して、年4億(円)以上のランニングコスト費がかからないようにブレーキかけさせたから、それが一つの参考になるということで見に行かれた部分もあるのですが、そういうものというのは、ランニングコストというのは赤字が数億でもやはりまずい、できたら黒に持っていきたいという、悪くてもプラスマイナスゼロ、そういうお考え?
(答)それは新県立博物館についての額の多寡というのはなんとも今コメントできないですけれども、一般論としては、赤(字)は少ない方が良いですね。それはなぜなら県民の皆さんの税金だから。

(質)知事の腹の中にいまだに落としこまれていない部分というのは、事務方の将来どうつながるのかという見せ方の部分で、まだ納得いくような説明がないということですか。
(答)ないではないですけれども、それはだいぶ僕もいろいろ議論させていただく中で、こういう思いがあったんだ、その点はだいぶ近づいてきていると思いますね。いろんなもう少し判断材料を集めて。

(質)ミエゾウはベースにならないのですか。
(答)ミエゾウというコンテンツだけというのでは、僕たちが三重県で暮らしていく時にどういうメッセージを受け取ればいいのかというのが、なかなか象だけでは、それを絡めてあの時の時代の生活、例えば琵琶湖博物館ではそうですよね。琵琶湖とこの時代の関わりはこういう生活で、こういう部分が今残ってて、こういう部分がなくなっちゃって、こういう部分が消えていきましたみたいなね、じゃ、こういう部分を大切にしていかなければならないし、こういう部分を新しくしていかなければならないよねという、今これからを生きていく人間、その地元で生きていく人間へのメッセージがあると思います。そういうのがないと、来てもらった人に何か持って帰ってもらわないとダメじゃないですか。

(質)北川さんが鳥羽市から奪ったトバリュウもダメなんですか。
(答)トバリュウ、鳥羽市からもらったんですか、あれ。トバリュウも大腿骨はでかいなと思いますが、そのでかいなじゃ、もうチョイなんですよね。トバリュウがいたことで、どういうメッセージ、僕らは何を受け取っていけばよいのかというのがないとやっぱりダメなんですよね。そういう部分はすごい議論して、実はそういうのは考えておられて、表面に出ていなかっただけという部分とか、実は広報体制もこう考えているというのがたくさんあるので、議論させてもらう中で知ったこともたくさんありますし、もう少し材料を集めて。博物館の話ばかりだな。

○鳥羽マリンタウンについて
(質)同じく金がかかる事業という意味あいで、もし、お答えいただけるならお答えいただきたいのですが、鳥羽市の鳥羽マリンタウン、港湾整備、一期目の工事が終わって今後、二期目をどうするかということが検討されていると、結構、二期目工事なんかは大型の船を着ける岸壁を整備するとか、そもそも計画がカジノを誘致したりとか、今考えると絵空事にしか見えないような計画が作られているのですが、この二期目工事どうするかというところ、もしお考えがあれば。
(答)まだ、すみません、勉強不足です。知らない。詳細今後どうする見込みで、どういう計画でというのを聞いていませんので聞いておきます。定例会見ではいつもこういうのが出てありがたいですね。鳥羽マリンタウン。

○防災対策について
(質)防災対策について一点お伺いしたい。名古屋大学の川崎准教授がまとめた研究結果で、東海・東南海・南海が3連動で発生して、マグニチュードが9.0の地震が発生した時に、津波の到達予測の時間が10分くらい早くなる。津で5分から10分、伊勢が3分、尾鷲が従来通りということなんですが、三重県南部では津波の高さが逆に高くなるのじゃないかという結果が出て、既に東日本の大震災で想定外の津波が起きるということは実感されていると思いますが、あらためて、研究結果が出たことに対する受け止めと、今後の津波に対する対策をあらためて。
(答)研究結果、報道ベースですけれども拝見をさせていただいて、それがどれくらい根拠のあるものなのか僕はよく分かりませんが、しかし、一定の条件を置いてそういう結果が出ているということは事実でしょうから、今後津波、僕は防災対策の中で緊急に取り組まなくてはならないものと、中長期で取り組まなくてはなくてはならないものとあって、緊急の部分については、津波のこと、避難のこと、あるいは耐震のこと、そういうことをやっていかなければならないと思っていますので、その研究結果を、緊急的な対応を考える津波とか避難のことの対策を打つ一つの研究材料として防災危機管理部と一緒に勉強もしたいと思っています。

(質)その研究結果があるからこれまで県がやろうとしてきた防災対策に何か変更が生じるとか、そういうことは今のところなさそうですか。
(答)5分、10分縮まるというのは、子どもの足とかお年寄りの足を考えると相当に深刻な問題だと思いますので、避難経路の整備だとか、避難体制の作り方の議論には多少なりとも影響があると思います、参考にするべきだと思います。

○企業誘致について
(質)企業誘致の話なんですけれども、最初の1件、多分事前にほとんど決まっていた感じがするのですが、今後どんなペースで想定されていますか。東京、この間行かれたのですけれども、手ごたえはどうだったかというのと、東京でしたらなんかのついでで行けるのでしょうけど、それ以外の地域はどんどん行かれるのでしょうか。
(答)行きます。詳細はまだちょっと。先方との関係もあるのでいくつかあれですが、表に見えていないところで、例えば、お手紙書いてみたりとか、名代を派遣してみたりとか、実はそういうのしているのですけど、これからも積極的にやりたいと思います。あとはこれまでバレー構想とかに基づいていろんな戦略を練ってきたので、そういうものを活かしながらも、企業誘致のポートフォリオというかマップといいますか、どういう分野に力を入れていけばよいのか、やはり輸送機械とか電子デバイスだけに偏るということではなくて、いろんな分野、ライフイノベーション的なものとか、もちろん環境エネルギーみたいなこともそうだし、そういうのも考えながらアプローチをしていきたいと思いますし、後は日本の企業の中でのパイの奪い合いみたいなことだけではなくて、海外へのアプローチというものも積極的に企業誘致については進めていきたいと思って、今いろんな下調べとか、仕込みをしてもらっているところです。

(質)新エネルギーについては、つまりどうやって電気を貯めるかという話ですね。それをやろうと思うとスマートグリッドだとかいろんなことを多分やらないといけない気がするので、その辺のイメージ何かお持ちですか。
(答)そうですね、そういう分野も研究しなくてはならないということで、今申し上げたいろんなポートフォリオの中で今、下調べや仕込みをしているところです。

○三重スリーアローズについて
(質)三重スリーアローズに野口茂樹が入団されるということで、同い年37歳ということと、野口さんも中日、巨人と渡り歩かれて再チャレンジと、知事も衆院選に落選された後知事に返りざかれたということで、何かメッセージというか、同じ津の球団に入られるということなのですけれど、ありましたら。
(答)過去、野球界において大活躍されて、中日の時には19勝くらいされた時があったのですかね、そういう大活躍された方が三重県のチームに来ていただけるということは大歓迎で、嬉しいことですので、ぜひ、心と体のメンテナンスをさらに進めていただいて、三重県はそれができるところですから、そのスリーアローズで大活躍をしていただきたいと思いますし、僕は、当時、野口選手と違うチームのファンだったんですけれども、ようやられたなという印象はありますね。あの、僕が当時応援していたチームは左バッターでいいのがたくさんいましたので、よくやられたなという、そういう思いですけれど。あとは、今でこそ150キロぐらいを投げる人たちがたくさん当たり前のようにいて、彼が活躍し始めた頃もそうだと思うのですけれども、あのスピードでその投球術というので、同い年なのにあの老練な手法を使いこなして勝ち上がってきたということはすごいことだから、僕もいろんな物事を達成していく時に直球勝負だけではなくて、野口投手のようないろんな方法を学んでいきたいなと。ぜひ、三重県来られた時に機会をみてお会いしたいなと思います。

(質)試合観戦だとか。
(答)そういう機会をみて。

(質)ちなみに当時応援されていたというのは縦縞の。
(答)縦縞のチームは今いろいろありますでね。横浜さんとかも縦縞のユニホームですし、そこは言及しないようにしたいと思います。

                                                            以上 
 

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