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知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成 24年 11 月   22 日
於:プレゼンテーションルーム

発・\項目等

 ・「みえの防災大賞」受賞団体の決定(発表)

 質疑項目

○衆議院議員選挙
○TPP(環太平洋パートナーシップ)
○衆議院議員選挙(再質問)
○東日本大震災によるがれきの広域処理
○衆議院議員選挙(再質問) 

発表項目等

 ・「みえの防災大賞」受賞団体の決定(発表)
(知事)平成24年度『みえの防災大賞』の受賞団体が決定しましたので、ご報告したいと思います。みえの防災大賞は、県内で自主的な防災活動を行っている団体で、他の団体の模範となる取組を行っているなど、活動内容が高く評価できる団体を表彰するもので、平成18年度に創設しまして、今年で7回目であります。選考では、応募団体の代表者によるプレゼンテーションを公開で行い、50名ほどの一般の方の聴講もある中、自らの活動内容などを熱く語っていただき、発表者、来場者の両方から、非常に良かったとの声をいただきました。それでは、『大賞』を受賞した1団体と『奨励賞』を受賞した5団体を発表します。まず、みえの防災大賞は『かめやま防災ネットワーク』であります。かめやま防災ネットワークは、亀山市在住のみえ防災コーディネーターの方々によりまして、平成19年に組織されたボランティア団体です。地域の防災力向上のため、子ども防災教育の活動、地域への防災出前講座の活動、防災資機材の点検・指導を行うなど、学校・家庭・地域と連携した防災活動を行っています。今年度は、『継続と更なる展開』をモットーに、井田川小学校で『子ども防災士育成クラブ活動』、3年間継続しているわけですが、と共に他の3小学校へ活動を拡大をしました。また、新たに女性のための防災講話や、初めての試みとして地域の防災マップを使ったジグソーパズルを行うなど、さらなる展開を図っています。今後も、中学校への防災教育の推進、女性のための防災教室など活躍が期待されます。このように、様々な工夫を凝らして地域の防災活動をより進化させていることなどが評価されました。本団体は、ちなみに平成22年度みえの防災奨励賞を受賞しています。続いて、みえの防災奨励賞は5つ。豊が丘地区自主防災協議会(津市)、万協製薬株式会社(多気町)、三木浦町内会(尾鷲市)、御浜町立阿田和小学校(御浜町)、呼崎自主防災会(紀北町)、以上の5団体です。これらの団体の選考理由につきましては、配付資料をご覧ください。受賞されました各団体の関係者の皆様には、誠におめでとうございます。本賞の受賞をきっかけに、今後の活動がより一層充実・発展したものになることを期待しています。残念ながら選外になりました各団体もさらに精進されて、次年度に向けてチャレンジしていただきたいと思います。この団体への表彰ですが、12月9日(日)に川越町あいあいセンターで開催します『みえ地震対策の日防災フォーラム』におきまして、私から表彰を行います。表彰についての説明は、以上です。 

質疑応答

発表項目以外に関する質疑
○衆議院議員選挙

(質)衆院選に関連してお伺いしたいんですけれども、1つは橋下大阪市長が、地方自治法を確か改正して、首長と国会議員の兼職を可能にするべきだ、というような意見がありますけれども、その件に関して知事はどのように受け止めてらっしゃるか、まずはコメントをお願いいたします。
(答)今の現状のまんまだと、僕は物理的に不可能です。一生懸命に知事をやらせていただいてますんでね、今は物理的に不可能です。しかし、制度が改正されて、それぞれの国会の運営方法や首長の仕事のやり方とかを改善されるのであれば、今ドイツでもやってますけども、フランスでもやってますけど、制度的には賛同し得るものだと思います。実際に自分がやるかどうかというのは、あんまり考えてません。そんな感じかな。

(質)というのはやっぱり、知事でのご公務が忙しくて、考える時間もないという?
(答)そうね、どういうものになるか分からないので、基本的に今はもう物理的に不可能ですね。制度改正された後、その改正がどんなんかっていうのも全然分からないので、実際僕が手を挙げようと思うかどうか分かんない。つまり、例えば今、全国知事会とかで、知事が集まっていろいろ議論をして、国に申して国と地方の協議の場っていうのをやってますが、本当にそれが、地方の意見が、あるいは知事会だけじゃなくて市長会、指定都市市長会、町村会、それぞれの議長会の、そういう国と地方の協議の場なんかを活用してやってるけど、国に地方の思いっていうのが伝わってるかどうか、ちゃんとそれが反映されてるかどうかというと、既存の仕組みでは僕は反映されてないと思うので、それを反映するためにそういう制度改正を考えていくということについては一定賛同します。自分がやるかどうかは別です。そういうことです。

(質)あともう1つお伺いしたいのが、自民党の安倍総裁の発言なんですけれども、最近、株価が上がって、あとは円安の方向にいってますけども、そんなご発言が、日銀による建設国債の引き受けがきっかけなのかなと思いますけれども、ただ、中央銀行としての独自性の喪失というような批判もありますが、そのことに関してどのように思うか、コメントをお願いできればと思います。
(答)中央銀行に建設国債を買い取ってもらう方法については、なし崩し的に建設国債の発行がどんどん増えていくと、経済対策を理由に建設国債の発行がバンバン増えていって、万が一、無駄な公共事業なども誘発するようなことになってしまうとするならば、それはあまり良くないと。白川総裁が何か反論してますけども、あれは中央銀行の立場から言えばああやって反論するんだけど、一方でマーケットから見れば、ああやって株価が上がり円が下がって経済状況に良い方向に向かう兆しもゼロではないということを考えれば、マーケットがそういうふうに評価しているんであれば、あんまり思いきりお勧めできる、バンバンやるっていう方法ではないと思いますけど、一定の抑制をかけて、何か全て排除するっていうことをしなくていいんじゃないかなと思います。一方で、今回マーケットの評価が高かった1つは、他の国の中央銀行ではほとんどやっているというか、別に禁じ手としてないインフレ・ターゲットの関係です。そういう部分についての期待も高かったと思うので、僕はそっちの方が期待が高かったんじゃないかなというふうに思ってますけど。建設国債のやつは、なし崩し的にバンバン建設国債が発行されるようなことを日銀が引き受けて、国が発行したら全部引き受けよう、みたいな感じで、ワーッてやり過ぎるのは良くないと思うけど。

○TPP(環太平洋パートナーシップ)
(質)衆議院選にまた絡むのですけれども、各党いろんな党が出てきて、いろんなこと主張していますが、大体、例えば経済対策、増税であるとかTPPとかいうところに各党の主張が出ていると思いますが、特化してお聞きしたいのはTPPの部分なんですけれども、先だって知事は慎重な姿勢の方を表明されましたが、現時点ではどのようにお考えでしょうか。
(答)変わりません。僕は従来から申し上げていますように、今回、東アジアサミットで日中韓で、FTAを進めようという、交渉を開始しようという議論があったようですけど、僕自身はTPPよりも、経済連携ってTPPだけじゃないんですよね、TPPよりももっと効果があるであろうASEAN+6っていうやつを前から言っています。今でいうとRCEP(東アジア地域包括的経済連携)、何て読むのかよく知らんのやけど、あれ読みにくいよね、ASEAN+6、ASEANプラス、日中韓、インド、オーストラリア、ニュージーランドという枠組みの方が、そしてFTA(自由貿易協定)でどうしてもしんどいやつは例外品目にしてやるという形の方が早く進むし、2015年には中国ASEANのFTAも入ったりするから、みんなとの流れの中でもいいはずなので、僕はそっちの方が経済効果があると思っているので、TPPはあんまり効果がないから基本的にTPP自体も賛成しないし、例外品目全く無しというのをやると、農業とか医療とかに与える打撃もあるので慎重に判断すべきと、そういうことですな。基本的に変わらない。TPPよりももっと効果的な経済連携があるということですね。

(質)今、TPPの話で効果の部分おっしゃられましたけれども、いわゆる農業団体とか医療従事者の部分とかいうとこらがそうだと思うのですが、いわゆる国民の部分、国民が受ける、享受するメリットとかそういう部分から考えるとどのようにお考えですか。
(答)それはさっきのASEAN+6も同じですね。安く消費者の人たちが手に入れることができるということについては、僕はASEAN+6でも同じような効果があると思いますけどね。だからTPPにあまりこだわらずに、TPPも交渉したかったら交渉してもらったらいいけど、僕はあんまり交渉してもらわなくていいけど、そっちのASEAN+6の方をもっと交渉をしっかりしたらいいんじゃないかなと思いますね、消費者の皆さんにメリットも必ず出ると思いますよ、こっちも。

(質)国は何でそんなにこだわるんですかね。
(答)分からないですね。それは野田さんがオバマさんと最初会った時に、「君は実務で一緒にやれるだろう」と言われて、嬉しくなって、そればっかりやって、それにこだわっているんじゃないの。あとは日米関係を、いろんなことで何かちょっと緊密感が薄れてきている一方で中国との関係も厳しくなってきているから、日米関係を再構築したいということで、ちょっと近寄りにいっているのかもしれませんけどね。あと安全保障の関係とかでも、いろいろ普天間のこととかでもね、あんまりよろしくない感じになっているのでっていう別の思惑があるのじゃないですか、経済効果以外に。

(質)やっぱりそういうふうにご覧になります?
(答)僕はね。安全保障のためにTPPやるっていうんだったら0.01パーセントくらい理解できますけれど。

(質)農業とか医療に打撃を与える可能性があるとおっしゃいましたけど、三重県内でそういった試算というのは今されていますか。
(答)一回やって、やり直しましたので、やり直したと言ってもだいぶ前ですけどね、僕、会見で「やり直します」って言ったと思うのですけど、今、数字がないので、また、もしあれだったらお渡しできるのはお渡ししてもいいですけど。

(質)プラス面の効果というのはされていますか。
(答)プラスはやってないんじゃないかな。打撃の方だけだと思いますけど、プラスは、何て言うのかな、内閣府とか経済産業省の出しているプラスのやつってあてにならないですよね。僕も昔作っていた立場なのでよく分かりますけど。適当なんですよね。怒られるかな。定例会見でここまで言ったらあかんかな。なのでちょっと効果の面はあんまりやっていません。ちょっと確認しますわ。選挙モードやね。

○衆議院議員選挙(再質問)
(質)いよいよと言うか、とうとうと言うか、日本維新の会が三重でも候補者を立てました。まずはその事実のことに関して知事がどのように受け止めてらっしゃるかお願いいたします。
(答)日本維新の会は統治機構改革とか、分権推進ということをおっしゃっておられると思うのですけども、せっかく三重県でそういう形で候補者の方が出られるということであれば、僕、前からも言ってますけども、東京や大阪から見える地方の風景と、三重県から見える地方の風景というのは違うので、大都市主導型統治機構改革論議とは一線を画して、三重県から見える統治機構改革の在り方とか、道州制の在り方とか、そういうのをよく訴えていただけるといいんじゃないかと思いますね。例えば道州制でも、僕が前から申し上げているとおり、今のまんま道州制をいれたら、道州制は一極集中を回避するために作るはずであるにも関わらず、仮に今、東海州を作れば名古屋一極集中が起こって全然変わらない状況ですから、そのためにどうすればいいのかとか、そういう議論をしてもらった方がいいんじゃないですかね、と思います。どうなんでしょう、そういうふうに思いますね。

(質)今の地方分権を訴えている話というのは、どう考えても、東京目線、大阪目線、あるいは大都市目線にしか見えなくて、知事の立場からご覧になってもそうだと思います、今のご発言を聞いても、これに対して何か、何とかならないか、働きかけみたいなもの、仮に第三極じゃなくても、第一極、第二極に対してでもいいと思うのですけど、そういう思いというのは感じるところはありますか。
(答)選挙なのでね。選挙中はそれぞれのお立場でそれぞれにお話するでしょうから、我々の思いというのでは、知事会として申し入れに来週、各政党に行きますので、そういうところで、「地方の多様性みたいなのを踏まえた議論をしてくれ」ということを言いますし、選挙後、どういう枠組みができるか分かりませんけれども、出来上がったら国と地方の協議の場、国と地方の在り方、統治機構改革も含めた在り方の協議の場を設定するようにというのがその申し入れの中に入っていますので、そういう場を通じてよく議論をさせてもらいたいと思いますけどね。選挙前はそれぞれのご主張があるので、「知事会としてはこう思いますよ」というのは来週申し入れに行く予定です。

(質)そういうところで期待できる政党というのは現状ありますか。
(答)どうやろか、分からないね。僕、まだそれぞれの政権公約とか具体的に見てないのでね。官僚の抵抗がきついからね、分権というのは、統治機構改革というのは、官僚出身の僕が言うと説得力があるのかないのか分かりませんけれども、官僚の抵抗厳しいからね、だからそれをやりきれるのはどの政党かちょっと分かんないね。相当厳しいと思いますよ、官僚の抵抗。

(質)去年4月の知事選で民主党推薦で出られた方が、今度は維新の候補で衆院選に出るということあるんですけど、これの知事の受け止め、感想はいかがですか。
(答)政治家の出処進退はご自身でご判断することなんで、私が、松田さんがご判断されたことに対してどうこう言うことではないし、それぞれに思いがあって民主党から維新の会に移られたんだと思うのですね、それについては、ご判断についてはいろいろ申し上げるところはないですけど、せっかく維新の会で出られるとするならば、さっき申し上げたような統治機構改革とか道州制とかの議論においては、ぜひ津市長の経験を踏まえて大都市主導型統治機構改革論議に一線を画して、津市長の経験を踏まえた、合併を経験されたそういう経験での政策をしっかりと、地に足着いた形のものを、訴えていただけるとありがたいなと思いますけどね。全国的に結構いろんな候補者立ってますけどね、そういう都市機構改革の議論とか統一できるのかどうか難しいところでしょうね。

(質)選挙絡んでのことですが、いわゆる世襲候補、鳩山さんもそうですし、羽田さんもそうですね、これについてどう思われますか。
(答)能力があればいいんじゃないですかね。僕とかは後援会組織も無くてゼロからたくさんの人にお手伝いいただいてやり始めた立場から言うと、後援会組織が既に出来上がっているというのは、最初のハードルみたいなのはすごいアドバンテージがあるなと、いうふうには思いますけど、結局はその人に能力があるかどうかなので、だから能力があればいいのじゃないですか、世襲だから駄目というふうにする必要無いのじゃないかと僕は思いますけどね。でも大事なのはそういうのがちゃんと能力が有るか無しかというのを有権者が見極められるようなちゃんと訴え方であるとか、あるいは有権者、投票者側もそういうのを見極めていこうとする意欲というか、そういうものの方が大切なのじゃないですかね。

(質)お父さん、お爺さんが国会議員とか大臣とかやられた場合、若い孫とか青年が、家系に座った、これが政治家目指そうと、俺は大臣なるんだと、そういうのに対してのブレーキみたいなのにかかったりしませんか。
(答)世襲候補を禁止することが?それはあるかもしれないですね。だからやはり本人の能力重視やモチベーション重視でいいのじゃないですかね。例えば小泉進次郎とかが世襲で出れないといったらもったいないですよね。独特の発言や一生懸命、僕は世代が近いので時々お会いしますけども、非常に先を見据えていろんな勉強されていますしね。だから十把ひとからげに世襲だから駄目とかいうのはあまりよくないのじゃないですかね。せっかく志に燃えた、能力・意欲ある人のチャンスを奪ってしまうこともありますしね。

(質)今回民主党は、鳩山さんの場合は政策の理念が一致しないと、あの人は消費税反対、TPPも反対と、そういうところで、意志を曲げることが出来ないということで、また総理経験者として辞められるということで大きな、今、話題になってますけども。
(答)どの党の中に、それぞれに反対の人とか、一つの政策にあるので、それをどこまで条件にするかというのは、それぞれの政党の考え方なんでしょうけど、消費税とかTPPとかは比較的根幹的政策の一つであろうから、それを条件に設定したというのは僕は適切だと思いますけどね。かと言って政策、党の中で完全に全ての人が同じ政策でないといけないというのは、政党の活性化という観点からはあまりよくないのじゃないですかね、と思うけどな。自民党なんか中身ばらばらな人が多いですけどね、と言ったら怒られるか。

○東日本大震災によるがれきの広域処理
(質)震災がれきの件なのですけど、昨日、伊賀市長が定例会見で受け入れに否定的な見解を示されましたけれども、それについての改めて受け止めと、今後どうされるのかということをお聞かせください。
(答)岩手県久慈市が処理に目処が立っていなくて広域処理が必要だということについての部分は、必要性の部分については一切変わるものではありません。合わせて何回も行きましたし、向こうからもお話ありますが、不検出が多くて安全性についても一切変わるものではない。三重県としては、市長会、町村会と合意をし、名張市長、前伊賀市長とも議論をしてやってきたこと、これも変わりがないことであります。したがって岡本新市長がいろいろ選挙中に訴えられたこともあろうかと思いますので、我々はこれまで県の取組、それから岩手県久慈市の状況、そういうのをいろいろ丁寧に説明させていただいて、お話をさせていただくということから始めないといけないかなと、そのように思っています。

(質)具体的なスケジュールは?
(答)それぞれのご日程も、就任直後でご多忙でしょうし、いろんなスケジュールを勘案しながらお会いできる日を探りたいと思います。

(質)直接会って話をされたいかというのは?
(答)僕がまず最初直接会うか、副知事とか、局長が会うか分かりませんけれども、何らかの、お会いして説明させていただく、県という組織としてね、お話をさせていただく機会が必要だと思います。

(質)三重中央開発を持っている限り、伊賀市の判断が他の市町にも影響するからそういった行動をとられるということもあるのですか。
(答)僕が伊賀市長に説明するということですか?僕が元々7月に三重中央開発に受け入れ要請をしたのは、そういう県内の最終処分の部分についてでもありましたから、県内全体ということも含めて、それはそういうの、今の質問では考えているかいないかというと、考えているという面もありますね。

(質)組合の面もある?伊賀南部環境衛生組合の面もあるし、三重中央開発の面もある?
(答)伊賀市長とのお話をさせていただくということですか。もちろん伊賀市全体の話ですね。両方、南部の方は一義的には管理者たる名張市長と、岡本新市長は副管理者になりますので、そっちの調整も、もちろんしていただかないといけないですけど、もちろん両方、伊賀市全体に関わる、がれきに関わる全ての事についてお話したい、そういうことですね。

○衆議院議員選挙(再質問)
(質)また衆院選のことに関して改めてになるのですけども、例えば、特定の政党でしたりとか、特定の候補を知事がご自身で支持をされるというような事は有るのか無いのか、またコメントをお願いできればと思うのですが。
(答)無いですね。僕が支持って難しくないんやけど。

(質)応援、支援するという聞き方の方が正しいかと思います。
(答)僕自身が何かの会合とかで、特定の候補者が主催するもので、挨拶をしたり、応援演説をしたり、ということを県内でやることはありません。しかし、例えば、僕を応援してくれているうちの後援会のメンバーの人が、個人の判断としてどなたかを応援されるということは、それはもちろんあろうかと思いますので、そこまで制約するものではないと思います。ちなみに、25日自民党の県連パーティーありますけど、あれは組織としてのやつなので、前葉津市長と共に出席させていただきますけどね。それは党としてのあれなので、そういうご要請がそれぞれあれば、自民党に限らず、民主党からもあれば、公明党からもあれば、維新の会からもあれば、それぞれ参加させていただきます。

(質)心の中では応援したい人は誰かいるのですか。
(答)僕ですか。

(質)はい。
(答)県内でですか。

(質)はい。
(答)いやいや、それは寝言でも言いませんっていうか、僕はやっぱりそれぞれの皆さんともいろんなお世話になったりいろいろしましたけど、僕は第一義的に考えなきゃいけないのは、僕に知事職をやれと投票していただいた皆さんですから、僕は知事職をしっかりやるということなので、それに誰かを応援するということがあっては支障が出ると困りますから。まあそんな感じですかね。

(質)知事、改めて、そういったいろんな思いもある中での選挙だと思いますけれども、どういった選挙を期待されているかということをコメントでお願いできますか。
(答)この前の知事提案説明でも申し上げましたけども、アメリカ、中国、そして年末やったかな、には韓国も新しい大統領が決まってきます。そういう中で、新しい枠組みで世界の中でやっていかなければならない、そういう位置にありますからね、どういうリーダー、どういう考え方の政党を選ぶのかということだと思います。なので、そういうのが分かる説明を、短期間ですけど、各政党にはお願いをしたいと思いますし、あとは、とにかくどういう枠組みになろうが、我々は県民の皆さんの暮らしを守ることに待ったなしでありますので、予算編成等そういうことが、先般、特例公債法案のような政局で左右されて、県民の皆さんの暮らしに影響が出るようなことがあってはならないと思っていますので、そういうことには十分に留意していただきたいと思います。あとは悪口の言い合いじゃなくて、前向きな将来の日本をこうしたいっていうような、そういう選挙の方がいいのですけどね。相手のこの論点はこうで駄目だとか、そういうのじゃない方がいいと思うのですけどね。

(質)違憲状態のままやるわけですけど、それについてはいかがですか。
(答)それは三権分立の中での立法府がそういうふうに判断したわけですから、一応法案は通したものの、それで改革をやると、最高裁の判決も、改革、変えようという姿勢も見られないというような判決文に、確かなっていたと思うので、その姿勢を示したので一定いいのじゃないかということはあるのかなと、ぎりぎりそういう解釈はできるのかなと思いますが、いずれにしても早期にその解消を図ってもらうということが大切だと思いますけどね。

(質)橋下市長ですね、今度、日本維新の会の代表代行になられました。この方が、いわゆるこれからの政治家というのは政策ではないと、行政組織を大きく動かすことだと、そういうことを言ってみえたのですが、そういうことに関してはどういうふうに思われますか。
(答)橋下さんの言葉で言うと、自転車運転したこともないのに大型バイク運転できるかって、そういうことですよね。どうだろうか、確かに行政運営の組織を動かす経験がある人が大臣とかに就かれた方がいいと思いますけど、国会議員って別に大臣とかの仕事だけが仕事ではないので、全ての人がそういう経験がある必要はないと思いますけれども、大臣とかやられる、行政府に入って議院内閣制の下で、行政府に入ってやられる方は、そういう経験を持っている方のほうがいいと思います。特に橋下さんのその主張の、全部ではないが一部というか半分くらいで賛同するのは、私も去年の紀伊半島の大水害ですよね、この組織を率いて危機管理についての経験が有るか無いかというのは結構大きいと思います。僕自身もうまくできた点と、反省すべき点と、組織として改善すべき点と、たくさんありました。そういう危機管理のその経験が有るか無いかというのは特に大きいと思います。そこは橋下さんが言うことに僕はもう賛同ですね。
                                                           以上 

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