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知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成 26 年 2 月  19 日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・レゴジャパン株式会社レゴエデュケーションとの「三重県における教育振興のための研究等に関する包  括協定」の締結について(発表)
三重県総合博物館(MieMu)開館日程等について(発表)  

 質疑項目

・発表項目に関する質疑
・美(うま)し国三重市町対抗駅伝
・来年度の組織改正
・全日展書法会の知事賞返還
・大雪による被害
・公共事業の入札不調
・レゴジャパン株式会社レゴエデュケーションとの「三重県における教育振興のための研究等に関する包括協定」の締結について(再質問)
・三重県総合博物館(MieMu)開館日程等について(再質問)
・集団的自衛権について安倍総理の発言
・TPP交渉
・地方六団体の「農地制度のあり方に関するプロジェクトチーム」
・米の産地偽装の最終結果報告書
・文化審議会
・県政だより みえ  

発表項目等

(知事)1つは、レゴ社との「三重県における教育振興のための研究等に関する協定」の締結についてです。このたび、三重県教育委員会と、レゴブロックで有名なレゴジャパン株式会社の教育部門であるレゴエデュケーションとの間で、「三重県における教育振興のための研究等に関する協定」を締結することになりましたので、その内容を発表します。レゴ社では、自社で開発した教材を使った教育活動を、世界において、また日本国内においても展開しています。レゴブロック等を使った教育活動は、本県が進めようとしているグローバル人材の育成、特に語学力をはじめとするコミュニケーション力や、思考力、創造性等の育成に効果的であるということから、協議を進めてまいりました。具体的な取組内容ですが、まずは、小・中・高校生に加えて留学生等も対象として、泊まり込みで実施する英語キャンプや、小学校においてALTを配置し英語教育に集中的に取り組む実践研究校での学習活動、それから教職員の英語指導力向上集中研修において、レゴブロック等を活用した学習指導や活動を効果的に進めていただきたいと考えています。今後、これらの取組を両者が連携してしっかりと進めてもらうことにより、県全体で、国際的な舞台で活躍できるグローバル人材の育成に繋げていきます。なお、このレゴ社が日本の自治体とか教育委員会と協定を締結するのは初めてであります。併せて、三重県教育委員会がこういう民間企業と、包括協定のような協定を結ぶのも初めてということであります。それでは、レゴブロックを使った学習のイメージが分かりにくいと思いますので、簡単な実演をしてみたいと思います。どうぞ。
(教育委員会事務局)レゴブロックはたくさんの種類がありますが、本日は6つのブロックだけを使いましてアヒルを作るということをさせていただきます。まず、学校でブロックを使うとするならば、制限時間を設けましてグループになりまして、子供たちがそれぞれで作業をして、組み立てていくことをします。いろんなパターンができると思うんですが、作ってきたのをお見せします。
(知事)要は、これ先ほども言ったように6つのピースから成ってるんですけど、このアヒル、6つのピースでアヒルを作ってみましょうっていって、このアヒルも正解だし、このアヒルも正解だと。このアヒルも正解だし、このアヒルも正解だというようなことで、要はそれぞれが個性に合わせて、それぞれの創造力を高めながら、この限られた時間と限られたピースでコミュニケーションしながらこういうのを作っていくと。あとは、こういう、昨日ワールドビジネスサテライトでもやってましたけど、この限られたピースを渡されて、これやと「魔法使いと何とか」ということだと思うんですけど、何かお題を設定して、ここで限られたピースで、チームで話し合いながらブロックを組み立てて、一つの場面を作るというようなピースなんですけど、これ実際、僕とか教育長とか、あと教育担当の研修次長とか、一緒にこれをやってみました、限られた時間の中で。そういう中で非常に効果があるというようなことと、非常にコミュニケーション力を、これを英語キャンプでは英語でやります。英語でしゃべりながら、英語でコミュニケーション取りながら、最後のプレゼンテーションも英語を使ってプレゼンテーションするというのをやるんですけど、こういう、今日は簡単なものを一例として示しましたけども、先ほども言いましたイングリッシュキャンプ、英語キャンプとかでは、もう少し組み立てが難しい作業をやってもらうと。で、そういう中で独創力とか創造力とかコミュニケーション力を育成してもらうということですね。こういうこのレゴという、多分ここにいらっしゃる多くの人がレゴで遊んだことあると思うし、世界中の子供たちが、このレゴっていうもので遊んだことがあると思うんですよね。そういう意味では、心理的ハードルが低い中で、英語のコミュニケーション力の育成に繋げていくということと、あと世界の人たちとの共通の言語の中で、共通のツールの中でコミュニケーションを、話していけるようになるというようなことで、非常に有効性を感じたところでありまして、ぜひこれでやってみようというようなことで、協定締結に至るというようなことであります。

 次は博物館、4月19日に開館しますが、ちょうど今日が2カ月前でありますので、幾つか情報提供をさせていただきたいと思います。1つは開館日の日程ですけども、4月19日、朝9時から簡単なセレモニーを行ってオープンしまして、その日は展示エリアも含めて全館夜の7時まで開館します。基本展示は無料で、観ていただけます。さらに先日、MieMu公式ポスター第2弾ということで、この小田隆さんが書いていただいた復元画をモチーフにしたポスターを先着100名の方にプレゼントします。それから、開館初日からスタートします「開館記念企画展第1弾・MieMu発信!」のご紹介ですけども、MieMuにはこれまで蓄積されてきました約42万点の収蔵資料があるわけなんですけども、その一つひとつに秘められた背景とか、収蔵された経緯とか、そういうのをお伝えして、三重の歴史や文化の素晴らしさを知ってほしいと。で、別紙に幾つか例を挙げてますけども、1つはこのシダ、「山内繁太郎さんのシダ植物標本コレクション」なんですけど、ここに書いてますとおり、日本でみられるシダ植物は800種類ぐらいあるらしいんですけども、そのうち三重県で半分が見れるということで、それのコレクションがあります、ということと、それから注連縄(しめなわ)ですね。一番下に書いてますけれども、三重県の特徴的な風習として、一年中玄関に注連縄を飾る風習がありますので、それの90点にわたる三重県の注連縄が出てくるとか、その次のページですけども、これは非常に三重県立博物館の時代から人気があって、教科書でおなじみの豊饒御蔭参之図(ほうじょうおかげまいりのず)、これも出させていただきますし、その下に、これ子供たちに非常に人気がある、各地の恐竜展の貸し出しとかでも人気のある、日本で数体しかないといわれるトリケラトプスの全身復元骨格標本、こういうものも出させていただこうと、そのように考えております。こういうのの中で、MieMuがどういう資料を持っているのかというのを、まず知っていただくというようなことをやろうと思っています。そして、その次のページにありますけれども、前日の4月18日には、MieMuの整備にご尽力いただいた方々をお招きして開館記念式典を行うんですが、その中で三重県総合博物館名誉館長の委嘱式を行います。この名誉館長は、MieMuの運営等に幅広くご助言をいただくことを目的として設置するんですが、前知事の野呂昭彦さんにお願いすることといたしました。開館記念式典の中で、私から委嘱状をお渡しさせていただく予定です。本当に前知事の時代に、これまで長きにわたり議論があって、途中でとん挫もしたり、いろいろした中で紆余(うよ)曲折あったけれども、ご英断をし、その思いを込めてやっていただいた前野呂昭彦知事に、これからも博物館の運営にアドバイスをいただきたい、そういう思いで委嘱をさせていただくことにいたしました。私の方からは以上です。

発表項目に関する質疑
○レゴジャパン株式会社レゴエデュケーションとの「三重県における教育振興のための研究等に関する包括協定」の締結について
(質)レゴ社の件は、これはきっかけというか、どういうあれで協定に至ったんですか。
(答)実際に協議を進めてきたのは教育委員会なんですけども、私自身がそういうレゴ社のツールについて学ぶ機会があって、知る機会がありましたので、「じゃあ一緒に1回、教育長、やってみようよ」って言って、レゴ社の方をお招きしてやってみたところ、で、ちょうどグローバル教育プランを考えてる時でしたので、これいいじゃないかと、みんなで、教育に携わるメンバーたちも、いいということだったので、じゃあせっかくだったら予算、事業をつくって、そこにツールを買ったり借りたりして、単に淡々と事業をやるというだけでなく、レゴが持ってるようなネットワークとか経験やノウハウも含めて我々と研究を進めていけるように、彼ら自身もやはりいろんな教材の開発とかで教育現場の協力を得られるというのは非常に大きなメリットだと思いますので、そういうことが両者で合意したと、そういうことです。

○三重県総合博物館(MieMu)開館日程等について
(質)博物館の名誉館長なんですけど、改めて期待するところ、役割についてちょっといただけますか。
(答)やはりこういう博物館に限らず、何か新しい拠点とか、物事をスタートする時っていうのは、やはり思い入れを持ってる人が何人居るかっていうことが、僕すごい大事なことだと思うんですね。やらされ感とかそういうので、たまたま人事的にこうなったからこう来ましたとかっていうんじゃなくて、思い入れを持ってる人が何人居るかっていうのが大事なことだと思うので、そういう意味では、前知事時代に非常に思い入れを持って博物館建設のご英断をいただいた野呂知事というのは、そういう意味では博物館の今後の発展に非常に思い入れを持っていただいてると思ってますし、そうであるということでありますので、そういう方に運営上の良い点も悪い点も含めてアドバイスをいただいて、一緒になって博物館の発展にご協力いただきたいと、そういう思いでお願いをさせていただきました。

○レゴジャパン株式会社レゴエデュケーションとの「三重県における教育振興のための研究等に関する包括協定」の締結について(再質問)
(質)レゴジャパンのやつですけども、国内では初めてなんですよね。海外でこういう英語教材として使われてる例とかっていうのはあるんですか。
(答)英語教材としては、例えば去年も北海道で英語キャンプやってみてるんです。だから、授業での活用とかは日本でも何カ所かありますが、こういう正式に社と県、県の教育委員会という形で、行政、組織対組織で協定を締結するのが、日本の自治体や日本の教育委員会では初めてということですね。

(質)これは何ですか、協定を結ぶメリットというのは何なんですか。費用的なものとかが折半されるんですか。
(答)いやいや、そんなことないです。やはり、普通に予算で事業を立てて、レゴのやつを、これもでも入札になりますけどね、使うかどうかっていうのを淡々とやるよりは、先ほども言ったようにレゴが、例えば何て言うんですか、彼らも教材開発とかやってるんですよね、新しいチャレンジとかいろいろやってるじゃないですか。そうすると、すでに今の教材があって、既に決まった、決まりきったノウハウ、ものよりは、新しいチャレンジングなことをどんどん三重県の教育現場において一緒に研究していけるというようなことで、我々としてもそういう先進的な教材開発に触れる中で、子供たちの、今言ったようなコミュニケーション能力とか英語力の向上に繋がると、そういうふうに考えてますけどね。だから、予算、協定を締結することによって予算的なというより、例えばうちでもローソンとかセブンイレブンとか、あと金融機関とかと包括協定というのを結んでます。これ別に予算的なこと何もないですけど、例えば観光キャンペーンの時に協力していただいたり、障がい者雇用のことで協力していただいたり、いろんな多方面にわたりそういう協定を締結していることによって三重県の産業振興にご貢献いただいてるわけですね。なので、そういう協定という組織対組織、例えば今の教育長が代わったらレゴが使われなくなるとか、僕が代わったら全然使われなくなるとかというよりも、教育ってやっぱり足の長いものだと思うので、そういう組織と組織としてのコミットを示し合うと、そういうことだと思うんです。メリットは、これから具体的な内容の中で具体的に出てくると思いますけどね。

(質)これ新年度の予算で、県独自の英語教材の作成というのがありましたけども、それがこれにあたるんですか。これとは別なんですか。
(答)予算の中で、民間事業者と連携した小学校での英語教育の実践というのとか、英語キャンプっていうのが書いてあったと思うんですけど、民間事業者っていうのがレゴです。
(答:教育委員会事務局)プランの中でも書いてあります。
(答)そうね、予算の発表資料にも書いてあったと思います。

(質)レゴ社のレゴブロックを使うことを決めた一番の決め手となったのはどこなのですかね。
(答)実際やってみて、あと子供たちがやってる様子も見させてもらったり、その状況の評価分析も聞いたりしている中で、やはり英語によるチームでのコミュニケーション力、それから創造性、独創性の発揮、この辺りに効果があるんじゃないかと、で、あとそういう効果があるという評価、分析がなされていましたので、その辺りですね。

(質)知事が自らやられて感じたところで一番大きいのもそこなのでしょうか。
(答)そうそう、そうですね。例えば、今言った場面設定とかもありますし、何個かのピースを、めっちゃ変わった形をチームの中で代表者だけが見せられて、それを10秒ぐらい眺めて、ほんで戻っていって、それをチームに「ここがこんな特徴やった、こんな特徴やった」と復元していくのですね。そういうの僕ら、たまたま日本語でやりましたけれども、それ英語でやったりしながら進めていくので、そういうチームワークの中でのコミュニケーションというのかな、もちろんそれを言おうと思ったら英語の語彙(ごい)がないといけないだろうし、で、語彙がなくてもいろんな組み合わせで英語でしゃべれるだろうし、そういう実際、体験してみてのというのと、あと実際に会社が使ってみて、世界中のそういう評価、分析はしてますので、その辺りを聞いてということですね。

(質)知事自身がレゴ社のツールに学ぶ機会があってとおっしゃいましたけど、これどういう?一番最初に。
(答)一番最初はね、僕自身がそもそもレゴ好きやというのがあるのですけど、あとはいろんな僕の教育関係の知り合いの方で、県外の方々とかで、こういうレゴが英語キャンプでいいツール持ってるよとか、僕がちょうどグローバル教育のツールを考えてたところだったので、そういう、いろんな方からのサジェスチョンもあって試してみたという感じですけどね。

(質)お子さんもレゴは使ってますか。
(答)今ありますよ、1歳半用のやつとか。

○三重県総合博物館(MieMu)開館日程等について(再質問)
(質)「MieMu発信!」で展示は何点なんでしょうか。
(答)展示は何点やった? 
(答:環境生活部)展示は200点です。資料も数えてます。

(答)200点のうち、90点が注連縄なん?
(答:環境生活部)注連縄は一括として。
(答)そういうことね。その42万点というのは、注連縄は1点に数えているの?90点に数えているの?
(答:環境生活部)90点で数えています。
(答)90点で数えているのね。で、今回やる200点というのは、注連縄は1点なのね。それ42万点との関係ではどうなるのですか。それ説明しやんとさ、42万点の収蔵品がありましてっていうてるのとさ、それはどういう関係になるのですか。
(答:環境生活部)42万点は資料を1点づつ数えています。資料番号を付けていますので、その番号になってる物が数えて積み重ねて42万点。
(答)それに対応する200点は約1万点とかさ、そういうのはどうなん。
(答:環境生活部)その42万点の中から今回の展示に合わせて抽出して、あるいは抽出してきたものが群にまとめた時に90点が1群として1件というふうにしている。
(答)分かるので、200件が何点になるのですか。
(答:環境生活部)200件が、それに90点を足していただくと290点。(正しくは約400点)
(答)また、精査しておきますわ。またお知らせします。要は42万点あるんだよと、その収蔵品をたくさん見てほしいといったら、42万点に対してどれぐらい出てくるんやというのをみんな知りたいわけさ、ね。また、後で教えてください。後でお知らせします。

○レゴジャパン株式会社レゴエデュケーションとの「三重県における教育振興のための研究等に関する包括協定」の締結について(再質問)
(質)今説明いただいたのもなんとなく分かったのですが、そうするとこれは基本的に英語の教育に限ってというか、主に英語の教育に使うということでいいのですか。
(答)今のところは、そういうのを想定しています。協定内容としても今のところはそういうのを想定していますが、ごめんなさい、協定内容はそうじゃなくて、協定内容としては、むしろ効果的な学習方法および教材の研究開発とか学習指導方法の研修とか、そういう形で書いてますので、グローバルとか英語というのは一応限ってないことに協定上はなっていますが、今具体的な取組として想定しているのはグローバル、英語関係の授業において想定しています。

(質)作っているときの、コミュニケーションとかそういうことが軸になってくる?
(答)そうですね。

(質)それ自体を何か作るとか、例えばレゴ自体を使って何か作品を作るとかそういうことでははないですか。
(答)ないです。コミュニケーション力とか英語力とか、そういうのを、プレゼンテーション能力とか、そういうのを高めていくためのツールとして使うということであって、レゴで何か作品を作ってというのは考えてないです。

(質)英語キャンプというのは全小、中、高で実施するのですか。
(答)全部じゃないです。希望者です。希望者。

(質)日常的にはどうなのですか、例えば英語の授業で使うとか。
(答)スポット的な英語キャンプと、今回、予算の時にちょっと説明しましたけど、小学校3、4年生とかからも含めて、モデル的に英語のALTを配置したり、先進的に取り組むモデル校を小学校でやるのですけどね、そこにおいてはこのレゴを使ったやつもやろうと思ってます。それは授業の中で組み込んでいきます。なのでスポット的な英語キャンプと、モデル校での授業と、で、教員の英語の研修、この3本柱で具体的に今レゴを使うことを考えています。 

(質)レゴはレゴ社から提供をうけるとかそういうのは?
(答)提供のされ方、その場所、授業によっても違うと思うのですけど、物によっては細かいですけど、事業で入札かけて一応やらなければいけない物とかもあるので、予算が出る場合、だからそれはちょっと物によって変わってくると思います。

(質)英語キャンプってどんな規模で、どんな感じでやるのですか。
(答)今はどういうの考えてるんだったっけか。
(答:教育委員会事務局)今のところはまだ検討中なんですが、これまでですと高校生だけを対象にしていたんですけども、来年度は小、中学生も対象にして拡大した形で、人数までちょっと今申し上げられないんですけども、かなり規模は大きくしてやりたいなと思っています。

(質)それは例えば夏休み1回どこかでやるみたいな感じ?
(答:教育委員会事務局)回数も1回きりじゃなくて、例えばデイキャンプをやったりとか、泊まり込み、2泊3日とかいろんなパターンでやっていきたいなと思います。

(質)だからキャンプ場でやるのですよね、どういうふうに?
(答:教育委員会事務局)キャンプ場じゃなくて、一カ所に、特定の場所に参加希望の学生、高校生を集めて行う。

(質)どんな施設ですか。
(答:教育委員会事務局)例えば青少年センターとか、キャンプって、キャンプファイヤーとかそういうのではないということ、要はみんなが一カ所に集まって、1泊2日で英語詰めになって英語の教育を受けるというイメージです。

(質)県の教育委員会が主催するんですか。
(答:教育委員会事務局)そうです。教育委員会が主催です。

○三重県総合博物館(MieMu)名誉館長の委嘱について
(質)MieMuの名誉館長についてなんですが、名誉館長の報酬は支払われるのですか。
(答)無報酬です。

(質)このことに関して、ご本人野呂さん自体は何かおっしゃっているのですか。
(答)僕、もう、今、知事をやられてないのでね、あまりたくさん表に出るということは、あまり立場上よくないかなとは思うけれども、そういう形で自分が少しでも役に立つことができるのなら、お引き受けするということで、快くお受けいただきました。

(質)ちなみに、野呂さんを名誉館長にしようというのはどなたのアイデアですか。
(答)私です。

(質)それはやはり先ほどおっしゃったように、思いを持ってる方がということですか。
(答)そうですね。自分自身も知事になった時に、博物館を継続していくということについていろいろ考えてそういう判断をした、そういう過程、また今博物館開館に向けていろんな活動をしているそのプロセス、そういうのを考えると、博物館を、こういう財政状況厳しいけれども、そういう中でどうしても三重県のアイデンティティのために残していくんだという決断をしたという、その決断の重さを僕が今この知事を職やる中で非常に強く感じているのですね。であるからこそ、そういう重い決断をしていただいた野呂前知事には引き続きまた博物館のことでご指導いただきたいと思うし、きっとたくさんの思いもあられるだろうからその思いを表現してほしいなと、そういうふうに思い至ったわけです。

(質)名誉館長というのは、例えば年数回、定期的に開かれるような協議会とかには必ず参加をされるとか、という何かあるのですか。
(答)今何か定期的、一応非常勤で無報酬なので、必ずこうしてくれ的なやつは、今ご本人のスケジュールなどもありますので固定的には決めていませんけれども、様々なイベントの場面であるとか、そういう時にはご活躍いただくようなこととかも考えていますけどね。あとは運営にアドバイスをいただくのが、助言をいただくのが基本的な目的でありますから、そういう協議会とかに関わらず、様々な場面でご助言いただきたいと思っていますけどね。

その他の項目に関する質疑
○美(うま)し国三重市町対抗駅伝
(質)先日、市町対抗駅伝あって、終わりましたけども、今年の大会に何か感想というのはありますか、知事。
(答)まずは雪が2日前にあった中で、運営の皆様、開会式は残念ながら開催できませんでしたけれども、当日無事故で行うことができたということで、なによりボランティアの人も含めて、三重陸上競技協会もそうですけども、関係者の皆さんに心から感謝を申し上げたい、無事であったことはまず私としてはうれしく思います。その上で中身としては、ほとんどのチームがタイムを縮めてきました、今回。そういう意味では7回経って大会も浸透してきてそれぞれの市町での取組が加速しているというか、そういう実感を得たところであります。あと今回の尾西さんとか、あるいは10区では箱根の経験者とかが何人も走ってくれてましたけど、そういう世界陸上出た人も走る駅伝というようなことで、認知度も高まってきているのかなと、そういう意味では大変ありがたいなと、そういうふうに思いますけどね。 

(質)地元伊勢市の交通渋滞とかもあって今回かなり繰り上げスタートを厳密にされて、結果的にたすきを繋いだチームって参加チームの4分の1程度だったと思うのですけど、来年以降の改善とか、コース変えるとか、その辺りの何か感想みたいなものってありますか。
(答)それは、実は今回、第6回終わって第7回に向けても、私が会長として一番最初に申し上げた課題は、繰り上げが多いということなんです。特に今回、最後の9区の所で繰り上げたのが22チームです、確か。で、4区のとこで繰り上げたのが8チーム、中学校から、第4中継点の所で繰り上げたのが、僕があそこいつも見るところなんですけど、第4中継点、中学生の男子の子たちが一生懸命、例えば南の方からきて走ってくれてるのに、あとちょっとの所でたすきを繋げないというような、すごいかわいそうで、今回ちょっと多かったので厳密にいきましたけれども、そういうみんなの思いとかを無駄にしないような、繰り上げをどう減らすかということは、あらゆる手段で少し、完全に解消するというのは難しいかもしれませんけども、大きな検討、次回に向けての大きな検討課題だと思っています。

(質)そうするとコースの変更も含めて考えていくということなんですか。
(答)コースは交通規制上のがあるので分からないですけどね。あと何時までやっていいかどうかというようなこととか、あとはコースというか区間の、だから差が開きやすい区間の距離を短くして差が開きにくい区間の距離を長くするとかということで、全体のタイム差を縮めることによって繰り上げが減ると思うのですけど、そういうこととかあらゆる手法を考えたいと思います。

○来年度の組織改正
(質)県土整備部で河川課と防災砂防課で分けるという改正があると思うのですけど、その背景に土砂災害警戒区域の指定が三重県ずいぶん遅れているという背景もあるんじゃないかと思うのですけど、新年度も、予算のことも含めてどう進捗させていくかという辺りを教えてください。
(答)今、河川と砂防、河川砂防課という、河川の防災、特に今ゲリラ豪雨というのがあった時に、河川の部分と土砂災害の方と両方あの課で全部見ないといけないというような状況は、また得意分野が、土砂の関係の得意な技師と、河川が得意な技師って実は専門がちょっと違うので、そういう中で両方やるというのは、そもそも大変だと思っていたのと、今言ってもらったように、三重県が低位にある土砂災害警戒区域の指定、これどこまでできるかは市町とか地元の皆さんで、ご理解もあるので完全に指定が進むかどうか分からないけれども、我々としては指定を進めたいと思っているので、そこを専門的に集中してやれるような体制を組みたいと、河川のこともやりながら土砂災害のこともやるというよりは、土砂のことに集中してやれる組織にしていくと、そんな思いでつくらせてもらいましたけどね。

(質)予算はちょっと自分で見れてないのですけど、付いているのですか。
(答)付いてますけど、そんな、過去と比べて多額に、警戒区域指定のための予算というのは付けてるわけではありませんが、うちの、三重県の警戒区域の指定状況の現状を見るともっと指定のぎりぎりのところというよりは、もっと前段で土砂災害警戒区域を指定することの住民の皆さんの理解とか市町の皆さんのご協力とか、そういう部分の熟度がまだ低いと思うので、そういう意味では予算の多寡というよりは、そういう汗を流せる人材が確保できるかどうかというのが大事だと思いますけどね。

(質)去年、大島の災害があってと、そういう背景もあるのでしょうか。
(答)それが直接とは言いませんけども、近年のゲリラ豪雨とか台風とかに対する土砂災害の深刻化、そういうものは踏まえてますけどね。

○全日展書法会の知事賞返還
(質)全日展書法会の知事賞の件なのですけど、その後事実確認と、知事賞の取り消しなんかは考えているのでしょうか。
(答)まずまた何回もあそこに電話をかけたのですけども、彼らは今まで以上の説明はないというような状況です。で、我々、文章が保存されている第39回と第40回についてもその人がそういう架空の人物であるかどうかみたいなことの調査をしようと思っているんですが、我々実は例えば○○(まるまる)市、○○(まるまる)町までしか住所が出てなくて、しかも名前が雅号で来てるので、実は市や町にも問い合わせて、そういう住民基本台帳とかで調べさせてもらえないかということは言ったのですが、それは目的外利用になるというようなことで、なかなかハードルが難しい中で、そう考えると全日展のあそこの会からの資料提供を、三重県会員の名簿提出なども求めたのですが、資料がないの一点張りで納得した回答が得られてないという状況です。そこで、取り消すかどうかということについては、実は今全日展の書法会の人たちは、架空の人物がそういうふうにやってきたんだということについては、宛先にはその人はいないけれども、架空の人物が出してきたということについては、彼ら否定しているのですよね。で、かつ資料がないと言っているので、そういうことが事実かどうかということについての確証が今得られてない状況ですので、即座には取消しということにはしませんけれども、そういう、そこに近い状況にあると思います。もう少し事実の関係の推移を見守りたいというふうに思っています。今後、実はこういう知事賞とかの、そういう県が出す知事賞じゃなくて、そういう団体とかが出すことの知事賞の交付についての取り消しの基準というのが、承認の基準はあったんですけど、取り消しの基準というのはそもそもなかった。なので、今その取り消し基準を作っています。近日中に公表できると思います。それを踏まえてその事実確認とセットで、やはり基準に基づいて、基準ないのに取り消しますって、じゃあ何に基づいて取り消すんだということになるので、基準をしっかり作成した上で、で、それに基づいて取り消しという事態であれば、そういうふうにやろうというふうに思っています。併せて交付申請の際の要件の見直しも今考えています。ちゃんと連絡先を、当たり前なのかもしれないけども、連絡先をちゃんと入れてくれということとか、あるいは会の書類の保存を5年間しっかりやるという前提のことじゃないと承認しないというようなこととか、例えばですよ、そういう承認時の手続きについての見直し改善も今やってるところです。なので、ちょっと長くなりましたけど、即座取り消しというのは今まだ状況見ているところです。

(質)そういった全日展側の対応について、改めて今どういうふうに知事は受け止めていらっしゃるんですか。
(答)これはもう極めて腹立たしいですよね。もう何と言うのですかね、極めて腹立たしいですよねと言って、とはいえ、我々もそういう状況であった中で20年近くにわたって、三重県だけでないにしても、実際知事賞交付していることはあるので、そういう部分については改善の余地ありとは思いますけれども、とはいえそういう納得の得られる説明がないことであるとか、あるいは資料を紛失していることであるとか、そういうことも踏まえても、大変憤りを感じる、そういう状況であるということだと思いますけどね。今後どれぐらい進展するのか、文化庁の方でも後援を出されてたので対応検討しているようでありますから、そういう国の動向もよく見ながら考えたいと思いますけどね。

(質)架空って、主催者側は架空であることを否定していると今おっしゃいましたけど、否定しているというのは、向こうもそれを確認できないということを言っているわけですよね。
(答)彼らはどう言っているかというと、「一部の報道にあった『応募がほとんどない県について主催者が作品を用意して、架空の名前で出展し、知事賞を受賞作品としていた』ことに関しては事実ではない」と、で「出展者は不明で、書類等紛失した」と、そういう主張をしていますね。だからどの部分を事実でないと言っているかっていうのが、主催者が架空の名前で出展したことを事実でないと言っているのか、架空の名前であったことを事実でないと言っているのか、そこは精査が必要だと思いますけども、今申し上げたカギカッコ部分について事実でないというふうに言っています。

○大雪による被害
(質)話変わって申し訳ないんですけど、雪の関係で農作物や、それやそれ以外の被害とか何か影響とかあったらちょっと教えてほしいのですけど。
(答)まずは、今日ぐらいから通常に操業していますが、県内の幾つかの大規模製造業において部品供給がストップして、18日の日は操業を停止しなければならないという事態が数社ありました。で、それが一つ。もう一つは、農作物の被害は、ビニールハウスの天井の陥落等を中心に、今把握できているだけで109件ぐらいの被害状況があります。特に今、出荷に向けての最盛期であるイチゴにおいて、70件80件くらいかな、71件のハウス、特に伊勢市、玉城町、松阪市を中心に、そのビニールハウスの被害が出ています。で、今、それを県の職員やJAや市町やみんなで、その天井のやつをガーッと上げたりするやつを、みんな関係者総出でやっていますけれども、7割ぐらいは、今の見通しですよ、7割ぐらいは元に戻せると、でも、3割ぐらいは栽培を断念しなければならないケースが出てくるかもしれないということです。で、被害金額は、今、精査中ですので、分かりませんけれども、億は超える単位、施設と品種のものでの栽培ができなくなったとか、出荷できなくなったということ、それを両方足して、億は超える数億単位の被害が出るのではないかという、特にイチゴがこれからっていう時ですので非常に打撃が大きいです。

(質)あまり雪がない、経験ない所で、特に南部とかああいった所で、改めてまた防災の観点からも思われたことあるんですか。
(答)防災もさることながら、そういう農業の経営と言うんですかね、生産において、どういう注意をしていかなければならないのかというのは、また改めて考えていかないといけないことだと思っています。現在は、被害を受けた方々には、JAの融資を出していただいているのと、県としてもセーフティネット資金とか、あと災害復旧の融資制度みたいなのがありますので、それをご紹介して、何か新たに制度設計するという考えではありませんけど、既存のやつで使えるやつが幾つかありますので、そういうのを今ご紹介しているようなところで、また別途やるかどうかは、これからもう少し被害の状況を見て考えたいと思います。

○公共事業の入札不調
(質)もう一つ話題変えたいんですけど、入札不調の関係が年末ぐらい、特に各地で起きていますけど、県内でも南部の紀南病院とか、地域医療にも少なからず影響が懸念されていますけど、来月何か4回目ということで聞いていますけど、その辺、県として何か国への要望とか、何か独自の対策とか、何かお考えありますでしょうか。
(答)今、国の方でも、国土交通省の方でも問題意識を持って対応していただいている、特にそこは、人材を集めるっていうこととか、資材を集めるっていうことについての影響が出ているというようなことでありますので、今、県として何か独自の対応を取るというようなのは考えていませんけど、それは個々の入札によって事情が違いますので、個々の入札がちゃんと実行されるように、そこは個々の入札、事業をしっかり精査していくと、精度を高めていくということだと思っていますので、今、県独自でってのは考えてないです。

○レゴジャパン株式会社レゴエデュケーションとの「三重県における教育振興のための研究等に関する包括協定」の締結について(再質問)
(質)レゴですけど、元々英語キャンプそのものってのは、幼児は入らないんですよね?
(答)幼児は入らないですね。

(質)それを外して小学校3年以上にしたというのは、この前ちょっと、小島議員が言われたような「母国語が完成していないと英語教育入れても」という、そういうところを配慮されたのですか。
(答)これまでの英語キャンプとか英語の授業の、レゴの部分についてはレゴが海外でいろいろやってきた結果とかそういうのを踏まえてやっているということ、母国語への配慮ということだけが理由ではないですけども、多くの理由の中にあるかもしれませんけども、基本的には、いろいろなこれまでの活動実績を踏まえて、こういう年代からやるのが効果的だろうという、そういう形でやらせていただきたいと思います。
(質)知事はレゴに慣れ親しんでおられたからということなんですけど、レゴ以外でも、例えばモンテッソーリの知育積み木とか、シュタイナーの蜜ろうで作ったクレヨンとかあるじゃないですか。で、そういうところへ、いろんな形の中で、そういうところと提携していくってのはあるんですか。
(答)今回もレゴと協定締結しますけど、レゴを押し付けるというものではないので、一つ協議が整ったのがレゴということなので、今後、また、そういういろんな、今こういう厳しい財政状況ですし、人的資源も限られているので、いろんな人の知恵借りやなあかんと思うんですよね。そういう中で、いいツールがあれば、ぜひ、いろいろ協議して協力していきたいと思いますけどね。シュタイナーのやつなんかは、あれも僕は経済産業省時代にシュタイナー教育やっている所行って、これもなかなかおもしろいなあというふうに思ったこともありましたんでね。

(質)国内のシュタイナー学校?
(答)そうです。

○三重県総合博物館(MieMu)開館日程等について(再質問)
(質)博物館なんですけど、第1回目の展示の所のオオセンチコガネっていうのは、大紀の昆虫博物館からのやつですか。
(答)昆虫博物館のやつも入ってない?
(答:環境生活部)昆虫博物館さんからもいただいた中にも含まれております。

(質)で、この展示は昆虫博物館から引き揚げたやつを主にやるの?それとも、それとは別?
(答:環境生活部)昆虫博物館からいただいたのを今回は出させていただくということです。

(質)やるってことね。
(答:環境生活部)はい。

(質)元々松菱で買ったやつですよね。あと、全国ニュースにもなって、かなり騒がせたトバリュウを何で展示しないの?
(答)今回、トバリュウ展示するの?基本展示に入っているんやろ?
(答:環境生活部)基本展示に入っておりますので。

(質)基本展示に入っている、要は常設ということだよね。
(答:環境生活部)常設。

○集団的自衛権について安倍総理の発言
(質)あと、いきなり話飛ぶんですけど、集団的自衛権での安倍総理の今回のこの対応とか含めてご感想があれば。
(答)「全責任が私にある」っていうお言葉ね、そこのカギカッコだけ取ると、それは立憲主義に反しているんではないかというようなこともありますから、その責任っていうのがどこまでの範囲なのかっていうようなこともあると思いますので、少しそこは誤解を招く表現だったのかなあというふうに思います。総理も別に、時の総理が憲法解釈で何でもかんでもできるんだというふうなことを主張したくてああいうお言葉を使ったのではないと思っていますので、少し、とはいえ誤解を招く表現だったのかなあと思います。いずれにしても、様々なご意見の方いらっしゃいますから、この国会にっていうようなことで無理くり押し切ってやるというよりは、少し議論を重ねられる方がいいんじゃないかなあと、確かに総理の直属の研究会みたいな、懇談会みたいなところでは、議論が、第一次安倍政権時も含めてだいぶ進んできては、4類型に分けて進んではきてはいるものの、とはいえ国会であるとか党であるとか、そういうところ、あるいは国民巻き込んでっていうような議論はまだそんなにされてないと思いますから、もう少し時間をかけながら議論される方が本当はいいのかなと思いますけどね。

(質)安倍政権に近い存在でいらっしゃる知事ですけど、全体には衆院選以降は地方選挙では、わりと自民党は負け続けてて、今回都知事選で盛り返しているわけですけど、独善とまでは言わないけれども警戒をより強めているとか、ある程度自信を持っておられるのはいいのだけど、ちょっと行き過ぎじゃないかっていう批判も出てきているんですけど、その辺はどうお考えでしょうか。
(答)総理がというよりも、総理のみならず、周りの方の、僕ら第一次安倍政権の時の反省もありますけど、やっぱり周りがもっとしっかりせなあかんというか、根回ししたり説明したりするっていうようなことが大事かなあと思います。例えば、今回、教育委員会制度のやつ、自民党の小委員会で議論、了承が得られたと言っていますけど、あれも本当だったら、元々のいわゆるA案というやつで総理はいきたかったんだろうと思うんですけども、そこはいろんな配慮の中で、今の案で出されようとしておられますし、なので総理がというよりは、周りがもっと気を付けたプロセスをやらないといけないのかなあと、自分が第一次安倍政権の時の反省も込めて思いますけどね。

○TPP交渉
(質)あとTPPですけど、その聖域の一部が崩されて牛肉、豚肉云々、特に牛肉は三重県の場合も関係しますけど、その辺崩れそうな感じがあるんですけど、これについてはどう思われますか。
(答)これは、本当にもう586項目、重要要品目5項目の中でこれを分割すると586項目になるってことなんですが、その中で今は輸入実績がないようなものとか影響が少ないようなものは、関税の交渉をしていこうというようなことなんでしょうけども、いずれにしてもそこはよく現場の意見とか聞いてもらって、交渉なのでスピード感も必要だとは思いますけども、特にシンガポールである閣僚会合とか、おそらく4月にオバマ大統領が訪日される、それを一つのスケジュール感として持っておられるんだと思いますけども、だだだっとなし崩し的に交渉まとめなあかんからというようなことで緩い対応されるというのは、ちょっと困りますけどね。そこは慎重に、586項目の中であっても納得いく説明なり議論が必要だと思いますけどね。

(質)この辺が崩れた場合の県内への被害想定とかそういったものは、割り出しをというふうな話を現場へは話されたんですか。
(答)まだ、今は、まだです。この一つの、シンガポールでの閣僚会合が、一つ方向付ける一つだと思ってますので、それをちょっと見極めたいとは思ってますけどね。

(質)県議会は、農協から出ている請願採択云々というのはやるみたいですけど。
(答)うん。

○地方六団体の「農地制度のあり方に関するプロジェクトチーム」
(質)あとこの前、地方六団体の農地部会の関係なんですけど、これ最終的に答申みたいなものをまとめるというのはいつ頃なんですか。
(答)夏です。

(質)今年の?
(答)今年の夏です。それは、今、農地法の改正をこの26年に見直すって言ってるんで、最速だと来年の通常国会に出る可能性もゼロではないので、そう考えると今の政府の意思決定、ああいういわゆる「骨太の方針」とか、そういうのを考えると、夏6月とか、というのが一つの大きなヤマですので、そこまでに報告書をまとめて提言活動を行うという形にしたいと思ってますし、併せて産業競争力会議とか規制改革会議で農業委員会のあり方などの議論をしていますので、そこは権限の移譲のことと密接に関連する話題でありますから、そういうとことも連携をしながら進めていくというような形で考えています。

(質)この部会の中で関係団体、特に農業関係ですけど、そういう関係者を参考人で呼んで話を聞くとかそういうこともあるんですか。
(答)はい。農業団体の方かどうか別として、参考人というか有識者っていうか関係者を招いてヒアリングというのは、一つの部会のスケジュールの中に考えてあると思います。

○米の産地偽装の最終結果報告書
(質)17日に出てきたミタキライス、1つの企業じゃないですけど、その産地偽装の関係の報告書が出てますが、これの報告書の中身についての率直なご感想は。
(答)今回最終、企業が事業者が出してきたやつ?

(質)いや、県が報告したじゃないですか。
(答)そうですね。私も全協の場でも申し上げさせていただきましたけれども、ジャパンゼネラルとミタキライスが言っていることに、特に服部洋子代表精算人の関与について確認がとれなかったということについては、大変残念ではありますけれども、食糧法とか  JAS法の権限の範囲内ということもありますし、一方で捜査、むしろそれは再発防止とか法の執行ということの観点よりは、捜査、誰に責任があるのかっていうことで、むしろ捜査の関係の話だと僕は思っていますので、そこが明らかになってないことは残念ですけれども、今捜査も始まっていますし、そういう部分は警察のあれに委ねた上で、我々はとにかく再発防止と一日も早い信頼回復ということですので、そういう意味では満点ではないですけど及第点ぐらいの報告書になっているのではないかと思ってますけどね。

(質)平たく言えば行政に捜査権がないから、ある意味ここらが限界だという感じですか。
(答)あまり法執行者としては、限界という言葉を使いたくないですけれど、認められてる権限の範囲内においては、非常に難しい部分が残っていると思いますね。

(質)ということは、警察も含めての司直に任せると。
(答)ざるを得ないと。

(質)この関係で、危機管理統括監自身が、ある程度司令塔になったじゃないですか。で、危機管理統括チームとしては、どういう形で関わって、この報告書の中のどういうところへ本来設置した目的を果たしてるっていうか。
(答)今回、報告書の策定においては、今回の一連の特別監視指導とかも、全体的な戦略を組むだとか、進め方を工程管理をするというようなことと、食糧法とJAS法と本来「食の安全安心条例」が出来てから部局横断的にやらなければならないところをそこを上手く統合するっていうことで、危機管理チームで機能を果たしてくれたと思いますけどね。一番最初、僕が知事になった時に県産牛の全頭検査の時とかの健康福祉部と当時の農水商工部ですけど、自分ところで全部まとめなあかんっていうようなことを考えれば、両方の調査の進め方とかにおいて全体的な統括を危機管理チームでやってくれたと思いますけどね。非常にそういう意味では果たした役割は、大きかったと思います。危機管理チームのね。

(質)全般に19年のこの関係の食品の偽装の時もそうだけど、結局3課が関わって、農水と消費と健福と、結局、健福に権限が移っただけで、3課体制そのものが今回も維持されているじゃないですか。結局は、仮に取材に行っても「これは農水だ」とか「これは消費だ」とか割られますよね。そういう体制っていうのは、県民にとっても分かりにくい部分があると思うんですけど、こういうものが起きた時にやっぱり統括的にやるのが危機管理ですか。
(答)今、知事に就任して以降の組織、特に24年からスタートした組織体制においては、取りまとめを危機管理の所でやると。本来であれば特に主に今回は米でしたけども、食品ということでいけばJAS法っていうのが本来最も頑張らないといけないところなんで、健康福祉部が本当はリーダー的存在になりながらやっていかなければならないと思うんですけども、そういう体制を現実組めていない部分もあるので、どうしても縦になってしまう部分もあるので、そこは今の県政の運営上においては、危機管理の部分を取りまとめにしていくということだと思いますね。

(質)他県とか農水がそのまま、まだ権限を持ってて健福のような関係部署が持ってる所はそんなに多くないんですけど、一応この体制は今後もある程度維持して一応危機管理統括チームを上に置くという感じで行かれるということですね。
(答)今のところは改変は考えてないですが、来年度にいろんな監視指導の強化とかやっていきますので、その中でもしかしたら組織改正の議論があった場合には考えるかもしれませんが、基本的には来年度も今の形でやる予定です。

○文化審議会
(質)あと、文化審議会に、この前の第3回会合にいきなり大黒屋光太夫が県を、文化を象徴する人物として書き込みが入っているわけですけど、これはなぜですか。
(答)委員のどなたがどうというよりは、いろんな交流とか地域における文化とか、あそこのちょっと正確な場所忘れましたけど、そこの関係事例みたいなので、大黒屋光太夫も入れてはどうかという議論が、委員とかあるいは県庁内とかであったので、追加をしたというようなことですけどね。

(質)知事は、衆院選の時に鈴鹿市、四日市南も含めての衆院2区を地盤にされてますけど、鈴鹿での大黒屋光太夫のイメージであるとか、そこで市政そのものが市議会の中で問題になったとかその辺の事、経緯はご存知なんですか。
(答)もちろん存じ上げてます。

(質)で、なおかつそれでも大黒屋光太夫を県の文化振興方針に入れたほうが、県の文化を表す人物としてはふさわしいとお思いなんですか。
(答)そこの市政でいろいろあった事と、大黒屋光太夫の評価っていうのを連結させてそれを方針に書くのがいいのかどうかっていうのは、それはなかなか判断が難しいところではありますけれども。それは、市政のどうこうということだけじゃなくて、大黒屋光太夫の歴史的位置っていうんですかね、そういうことで一つの事例として出しているということだと思いますけどね。

(質)「不易流行」っていう言葉を出しているわけだから、振興方針の素案の中で、だとすれば例えば松尾芭蕉であるとか出すべき人物はまだ他にもありますよね。
(答)そうですね。それは、松尾芭蕉なんで「不易流行」って書いといて出してへんやろなっていうのはありましたけどね。

(質)今後入るんですか。
(答)分かんないですけど。議論はしてますけど、まだ今最終調整してますからね。

(質)今んとこ委員からは、出てないですよね、松尾芭蕉について。
(答)表の場面ではですね。

(質)表の場面だけですか。
(答)表の場面ではまだですね。

○県政だより みえ
(質)あと、県政だよりですけど、今月2月号にQ&A方式で、毎号これやっているんですけど、県民からの苦情の形で県が答えるというところに「新聞の長期契約については気を付けましょう」というのがあるじゃないですか。クーリングオフの事例として新聞の長期契約云々というのを取り上げるというのが常識的に違和感、私がメディアに関係しているからだけじゃでなくて違和感があると思うんですけど。なぜならその事例の不祥事等は、そんなに件数が多くないからですよね。で、そういうのからいくと72万部持ってる県政だより、県内最大の発行部数を誇るツールがですね、そこに新聞云々とかいう形のものを取り上げたということに関して知事としてはいかがですか。
(答)件数の認識は、ちょっと僕あれなんですけど、国もそうですし消費生活センターの方から今多い相談内容として新聞の契約に関するのものが一定割合あると、特に高齢者において一定割合あるということから、消費生活センターなどの方から「今回の事例としてこういうのを出して欲しい」とそういう話があったと私聞いているんですけども。内部でも議論したようでありますけど、まさにその新聞の皆さんの事を書くということですから、議論があったようでありますが、最終的には消費生活センターとか国の消費生活相談のところも踏まえてそういう事例が特に高齢者において、それがマジョリティとまでは言わないけれども、増えてきているという現状から判断したと聞いてますので。難しいところですけどね。難しいところですけど。いずれにせよ今後は、誤解を生まないような運営は、重要だと思いますね。

(質)要は、載せたことが問題なんじゃはなくて、こういう記事が載りますよっていう時にある程度論議があって、実際、載せない方がいいだろう。他の事例がいっぱいあると、クーリングオフについては、と考えるかどうか。要はメディア関係者から言えば、今デスクが居ない状態で記事が垂れ流されてるのが県政だよりって感じがするんです。そこは、知事がおっしゃるように、情報のクオリティコントロールっていうのがされてない部分っていうのがあるじゃないですか。だから多分、この前「クオリティコントロールが大事だ」とおっしゃったと思うんですけど、そこは違います?
(答)県政だよりにデスクが居なくて情報が垂れ流されているということについては、なかなか「そうですね」とは言い難いですけれども。県の広報におけるクオリティコントロールが特に重要になってきているというようなことは、痛感してますけどね。

                                                                                                                                                                   以上

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