「三重県子ども条例」について
子どもは「社会の宝」、私たちの「未来」そのものです。
子どもが健やかに、豊かに育まれることは、社会全体の願いです。
三重県では、子どもが健やかに育つことのできる地域社会の実現をめざして、平成23年4月1日に「三重県子ども条例」を施行しました。
条例の理念を県民の皆さんと共有しながら、さまざまな活動に取り組んでまいります。
子ども条例が施行された平成23年は、条例を皆さまに知っていただくため、
「みえのこども応援し隊 未来をつくるのは、こどもたち ささえるのは、地域の絆」 をキーワードに、PRを行いました。
子ども条例制定の背景、趣旨
近年、少子高齢化の進行、生活スタイルの変化、経済情勢の悪化など、社会環境の変化を背景に、家庭における親子関係や、地域社会における人間関係が変容し、その影響を受けやすい子どもたちにかかわるさまざまな問題が顕在化しています。
県では平成20年4月にこども局を設置し、子ども自身の力を伸ばし健やかな育ちを支えることを子ども政策の基本的な視点に加え、地域社会全体で子どもや子育て家庭を支えるための施策を総合的に推進してきたところです。
子ども条例は、子どもが豊かに育つことができる地域社会づくりに向けて、地域の多様な主体がともに連携、協働して取り組むために必要な事項を規定しようとするものであり、もって子どもの権利が尊重される社会の実現をめざすものです。
三重県子ども条例
※中高生向けの解説版を作成しました!
概要リーフレット(中高生版)(680KB)
子ども条例で大切にしたい考え方(基本理念)
- 子どもを権利の主体として尊重すること
- 子どもの最善の利益を尊重すること
- 子どもの力を信頼すること