現在位置:
  1. トップページ >
  2. 県政・お知らせ情報 >
  3. みえDATABOX(三重の統計) >
  4. 統計データライブラリ >
  5. 農林業センサス >
  6.  1 農家調査結果
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2. 政策企画部  >
  3. 統計課  >
  4.  農水・商工統計班 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

三重の統計 - みえDataBox

1 農家調査結果

1 農家数

~ 総農家数は66,905戸 ~

平成12年2月1日現在の三重県の総農家数は66,905戸で、この5年間に7,695戸(10.3%)減少しました。

このうち、販売農家数は49,046戸(総農家数に占める割合73.3%)で7,023戸(12.5%)減少し、自給的農家数は17,859戸(同26.7%)で672戸(3.6%)減少しました。

図1 総農家数の推移


~ 大規模農家が大幅に増加 ~

販売農家を経営耕地規模別に5年前と比べると、大規模階層の農家数が増加しており、特に5~10haの階層が23.5%、10ha以上の階層が42.5%と大幅に増加しています。

なお、農家1戸当たりの経営耕地面積は77.8aで、前回に比べ2.5a(3.3%)増加しました。

図2 経営耕地規模別農家数の増減率(販売農家)


~ 経営規模が大きい主業農家 ~

販売農家のうち主業農家数は4,585戸(総販売農家に占める割合9.3%)、準主業農家数は12,869戸(同26.2%)、副業的農家数は、31,592戸(同64.4%)となっています。

主副業別に経営規模をみると、主業農家では準主業農家や副業的農家に比べ経営規模がかなり大きくなっています。

農業経営組織別に構成割合をみると、主業農家は単一経営では酪農が91.5%、養豚が80.4%、養鶏が84.4%及び施設野菜が65.2%と高い割合を占めています。一方、稲作は3.8%と極めて低くなっています。

主業農家とは

農業所得が主で、65歳未満の農業従事日数が60日以上の者がいる農家
準主業農家とは 農業所得が従で、65歳未満の農業従事日数が60日以上の者がいる農家
副業的農家とは 65歳未満の農業従事日数が60日以上の者がいない農家

第1表  主副業別にみた1戸当たり経営規模
区分 経営耕地
面積(a)
施設
面積(a)
水稲作
作付面積(a)
乳用牛(頭) 採卵鶏(羽)

主業農家

220

21

126

51

20,748

準主業農家

109

11

75

16

3,850

副業的農家

77

8

53

27

9,767

図3 農業経営組織別主副業別農家数の構成


第2表  農業経営組織別農業労働力保有状態別農家数の構成
農業経営組織別

農業専従者がいる

農家

農業専従者がいない

農家

100.0% 28.9% 71.1%
単一経営 100.0% 27.2% 72.8%
 うち、稲作 100.0% 20.4% 79.6%
     施設野菜 100.0% 96.7% 3.3%
     花き・花木 100.0% 84.8% 15.2%
     酪農 100.0% 99.3% 0.7%
     養豚 100.0% 89.3% 10.7%
     養鶏 100.0% 91.7% 8.3%
準単一複合経営 100.0% 54.6% 45.4%
複合経営 100.0% 56.0% 44.0%

2 農家人口

~ 農家人口は29万人 ~

農家人口は293,832人で、この5年間に、37,920人(11.4%)減少しました。

男女別にみると、男子が142,712人(農家人口に占める割合48.6%)、女子が151,120人(同51.4%)でそれぞれ17,509人、20,411人減少しました。

なお、年齢構成をみると、65歳以上の高齢者の割合が、27.3%となっています。

図4 農家人口の推移

図5 農家人口の年齢構成


~ 養豚や花き・花木などの経営は比較的若い労働力によって支えられている~

農業従事者(1年間に農業に従事したことのある世帯員)は182,828人、農業就業人口(農業のみに従事した世帯員及び農業と兼業に従事したが農業が主の世帯員)は、69,615人、基幹的農業従事者(農業就業人口のうち、仕事が主の世帯員)は36,482人となっています。

農業経営組織別に農業就業者及び基幹的農業従事者の年齢構成割合をみると、単一経営のうち稲作では、高齢者の割合が高いが、花き・花木、養豚、養鶏、酪農では、比較的若い層の割合が高くなっています。

第3表  農業経営組織別にみた農業就業人口・基幹的農業従事者の年齢構成
農業経営組織別 農業就業人口 基幹的農業従事者
49歳以下 50~64歳 65歳以上 49歳以下 50~64歳 65歳以上
単一経営

16.7%

23.9%

59.4%

8.1%

27.5%

64.4%

 うち、稲作

15.1%

22.2%

62.7%

2.7%

24.0%

73.3%

     施設野菜

26.6%

35.0%

38.4%

23.1%

39.8%

37.1%

     花き・花木

34.5%

30.6%

34.9%

32.9%

33.9%

33.2%

     酪農

32.4%

41.8%

25.8%

29.9%

46.8%

23.3%

     養豚

39.4%

31.3%

29.3%

35.3%

37.0%

27.7%

     養鶏

35.7%

36.4%

27.9%

32.1%

41.2%

26.7%

準単一複合経営

16.2%

27.6%

56.2%

9.3%

31.6%

59.1%

複合経営

16.3%

28.2%

55.5%

9.4%

32.3%

58.3%

3 農地の流動化

~ 借入耕地面積が31%増加 ~

農家の借入耕地面積は9,070haで、この5年間に2,127ha(30.6%)増加しました。

経営耕地規模別に耕地の借入状況をみると、規模の大きい階層ほど借入農家1戸当たりの借入面積及びその割合が大きく、5ha以上の階層では706.7a、75.1%となっています。

図6 経営耕地規模別の耕地借入状況


~ 大規模階層への耕地の集積が進む ~

経営耕地規模別に耕地集積の状況をみると、農家の耕地面積シェアはこの5年間で、3~5haの階層が5.1%から6.4%へ、5ha以上の階層が、5.1%から7.7%へと規模の大きい農家への耕地の集積が進んでいます。

図7 経営耕地規模別の耕地の集積状況


4 農業生産等

~ 水稲の規模拡大が進む ~

販売農家のうち、過去一年間に稲を作付けした農家は、45,686戸で、この5年間に7,247戸(13.7%)減少したが、規模の大きい農家が増加しており、3~5haの階層が17.4%、5ha以上の階層が32.9%と大幅に増加しています。

なお、1戸当たりの水稲作付け面積は66.7aで、この5年間に3.3%減少しました。

第4表  水稲作付け面積規模別農家数
区分 1.0ha未満 1.0~3.0 3.0~5.0 5.0ha以上
平成7年

52,933戸

35,814戸

16,204戸

632戸

283戸

平成12年

45,686戸

30,472戸

14,096戸

742戸

376戸

増減率

△13.7%

△14.9%

△13.0%

17.4%

32.9%

図8 1戸当たり水稲作付け面積の推移


~ 施設園芸の面積は減少し1戸当たりでは増加 ~

販売農家のうち施設園芸農家をみると、ハウスの面積は減少しましたが、1戸当たりの面積は16.1aと5.9%増加しました。ガラス室の面積は減少し、1戸当たりの面積は16.8aとこの5年間でほとんど変化はありませんでした。

図9  施設面積と1戸当たり施設面積

―ハウス―

図9 施設面積と1戸当たり施設面積-ハウス-

―ガラス室―

図9 施設面積と1戸当たり施設面積-ガラス室ー

本ページに関する問い合わせ先

三重県 政策企画部 統計課 農水・商工統計班 〒514-0004 
津市栄町1丁目954(栄町庁舎2階)
電話番号:059-224-2052 
ファクス番号:059-224-2046 
メールアドレス:tokei@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000014796