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三重の統計 - みえDataBox

【Hello!とうけい】vol.237  統計グラフにご注目!

   いま、世の中には様々な統計があふれています。テレビ、新聞、インターネット、本や雑誌などどこにでも統計が利用されています。統計を分かりやすく表現したものとして、統計グラフがあります。統計グラフは、統計結果を視覚的に表す便利な道具であり、グラフをうまく使うことによって、自分の考えていることを相手に的確に伝えることができます。
 
 ところが、この統計グラフ、便利なようですが使い方によっては見る人を誤解させたり、混乱させたりすることがあります。
 そのような事例を1つ、ご紹介します。
 
   次の表はある中学生の英語と数学のテストの得点の推移です。

(表1)英語と国語の得点

 これをそれぞれのグラフで表してみましょう。

(図1)英語の得点の推移

(図2)数学の得点の推移

 これらのグラフからは、英語の得点はやや下がってきているものの比較的安定(図1)し、一方で数学の得点ははっきり上昇傾向(図2)にあるようです。
 でも、本当にその通りなのでしょうか。
 それでは、1つのグラフに整理してみましょう。

(図3)英語と数学の得点の推移

 このグラフを見ると、数学の得点の上昇傾向よりも英語の得点の下降傾向の方が顕著であり、先ほどの2つのグラフから受ける印象とはかなり違うようです(図3)。
 
 図1と図2のように縦軸と横軸の数値や目盛り間隔などを変えることによって、図3とはずいぶん違った印象を与えるグラフとなっていることが分かります。
 
 このように簡単なグラフ1つをみてもグラフの内容によって受け取る(または与える)印象はさまざまです。統計グラフを見る(または作る)際は、作り手の意図を正確に読み取れる(または受け手に情報が正確に伝わる)ように注意深く見る(または作る)必要がありそうです。

 さて、三重県統計課では、「平成29年度統計グラフ三重県コンクール」の作品を募集しています。応募期限は平成29年9月7日(木)です。統計グラフコンクールは、自分で観察したり調査した結果や、既存の統計資料などを分かりやすく工夫したグラフで表し、ポスターに仕上げた作品を募集するものです。この機会に“統計”への関心を深め、“統計グラフ”に親しんでいただいてはいかがでしょうか。
 なお、統計グラフコンクールの詳細については、以下のページをご覧ください(過年度の受賞作品などもご覧いただけます)。

http://www.pref.mie.lg.jp/common/07/ci400000561.htm

 三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.lg.jp/DATABOX/index.htm
でご覧いただけます。
 
 次回のHello!とうけい♪vol.238は、平成29年9月27日(水曜日)掲載予定です。
 お楽しみに!

 


 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 政策企画部 統計課 〒514-0004 
津市栄町1丁目954(栄町庁舎2階)
電話番号:059-224-2044 
ファクス番号:059-224-2046 
メールアドレス:tokei@pref.mie.lg.jp

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