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ベンチマーキングと従来の先進地調査との違い

これまで行政では、先進地調査などと言われる他の自治体を調査し情報交換することを行ってきました。ベンチマーキングは、従来の先進地調査とは次のような点が異なると思われます。

1 目的を達成すること。

「ベスト・プラクティスを見つけ、自組織に適用して、改革・改善を促進し、県民満足など成果に繋げる」という目的を達成するために、われわれはベンチマーキングを実施しています。これまでは、「相手方はすごい、でも自分たちは条件が違うからできない…」などという理由をつけて、現実に正面から取り組まないことが多かったのではないでしょうか。ベンチマーキングは目的を達成するために実施しています。

2 ベストを目指すこと。

従来、三重県は人口、面積、財政的な指数など多くの指標において、「47都道府県の中程である20番前後でいいじゃないか。」とする文化がありました。他県調査についても、人口が同規模の県を選んで行くことも多かったように思われます。そのような文化を払拭しようということです。しかし、「規模の大きさ」だけでのベストを求めるものではなく、「質」でトップを目指します。民間企業においても、この考え方は当然です。「大きい図体」よりも「筋肉質」を目指します

3 「成功要因」を明らかにすること。

成功している「プロセス」や「仕組み」を学びます。「成功要因を明らかにするには、『なぜ』を5回繰り返せ。」とも言われています。目の前に見える、現在取り組んでいることよりも、それが生み出されてきた「要因」を明らかにすることです。

4 世界のベストに学ぶこと。

われわれ行政も発想を変えれば多くの点で民間企業に学ぶことができます。「行政は特殊だから…」という考えにとらわれるより、競争で鍛えられた民間企業にどこか学べる点がないか真剣に考えることが必要です。民間企業に学べる点は多くは「プロセス」や「仕組み」です。プロセス発想が重要です。行政経営品質の向上活動もこの考え方に基づいています。

5 進めるプロセスがシステム化されていること。

ベンチマーキングは、現地に行くまでの作業の比重が6割とも7割とも言われています。そのくらい事前の準備・検討が重要視されています。自らの問題点が整理できないのに、何のために現地調査に行くのでしょうか。相手方を事前に研究せず、ベスト・プラクティスが突然分かるのでしょうか。ベンチマーキングの簡単なプロセスを理解し、着実に進めることにより成果に近づくことができます。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 行財政改革推進課 行財政改革班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2231 
ファクス番号:059-224-3170 
メールアドレス:gyoukaku@pref.mie.lg.jp

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