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へき地のみんなを応援します!三重県へき地医療支援機構

平成25年度 三重県へき地医療研修会

テーマ『地域医療とはなんぞや?』

平成25年8月24日(土)、25(日)に奥伊勢フォレストピア・大台町林業総合センターにて、毎年行われている医療関係者・地域住民を対象とした研修会を行いました。今年度は98名のご参加をいただきました。

大台町長挨拶

聴衆

今年度も大台町長にご挨拶頂きました。

たくさんの方にご参加頂きました。みなさん真剣です。

 

会場外観

「地域医療とはなにか」を考え直すということで、テーマは『地域医療とはなんぞや?』と題して、

1日目はへき地医療体験実習に参加した医学生たちが、実習した医療機関ごとに体験したことをプレゼンテーションしました。その後の講演では、4年間神島で診療所所長として勤務していた小泉圭吾氏にご講演いただきました。

2日目は医療とコミュニケーションをテーマに地域医療・介護連携支援コンサルタントの佐野弘子氏にご講演いただきました。

1日目 8月24日(土)

へき地医療体験実習報告会 テーマ『地域医療とはなんぞや?』

8月22日(木)、23日(金)の2日間、各医療機関で医学生達が実習を通して体験したことを発表する報告会を、座長に町立南伊勢病院の副院長 山添先生を迎えて行いました。写真を多く掲載する班や音楽を流す班もあり、実習で体験したことを伝えようと頑張ってくれていました。

「医療設備が充実していること」「先生と患者さんとの距離の近さや信頼関係」など気づいたこと、「往診は住民の支え」「地域医療とはそこからなくなると困るもの」など地域医療の重要性を知ったことなどの発表がありました。

 

実習報告会 質疑応答

←お世話になった報徳病院 豊嶋先生よりメッセージを頂きました

実習報告会 座長

 

研修内容は医療機関によって様々で、ひとことで地域医療といっても地域ごとに特徴がありその分医療も違うので、行ってみないとわからないことが多々あるということが伝わってきました。最初は地域医療に対して暗いイメージを持っていた学生も研修を通して良いイメージを持ったようです。

発表の最後に実習で感じたことを表現してもらった川柳には、体験をストレートに表したものや工夫を凝らしたものもあり、会場からは「おー」という歓声や拍手を頂きました。

※発表順に掲載

報徳チーム

桃取チーム

尾鷲チーム

報徳チーム発表

桃取チーム発表

尾鷲チーム発表

報徳チーム川柳:ほうとくで ゆめとかんじゃに ちかづいた

桃取チーム川柳:チャリこいで 繋げる医療 地域の輪

尾鷲チーム川柳:つきかけた 尾鷲の灯 終わせへん

 

南伊勢チーム

志摩チーム

神島チーム

南伊勢チーム発表

志摩チーム発表

神島チーム発表

南伊勢チーム川柳:みなみいせ へき地ではなく 行くべき地

志摩チーム川柳:しんじあう まちじゅうともに しまびょういん

神島チーム川柳:神人の 暮らしの中に 診療所

 

紀南チーム

 

紀南チーム発表

聴衆

紀南チーム川柳:医師患者 じかにつながる 人と人

 

 

アンケートご意見抜粋

【学生】

・他の病院や診療所で実習を行った学生の感じたことや実習内容をしることができて良い刺激を受けた

・へき地について良いイメージを持てて良かったです。自分が実習していない病院の様子もわかって良かったです。

・地域ごとの特色、事情を知り、それぞれの地域医療を知ることができました。医師からの視点や患者さんからの視点を考え、今後の学生生活につなげていきたい。

【医師】

・学生の視点が新鮮で見る側にとって参考になった。

・病院の話だけでなく、各地域の様子を伺ってたのしかったです

学生さんの内から地域医療について体験し発表することはよいことだと思います。

【看護師・保健師】

・高齢、過疎化の医療について、若い方たちがこんなに一生懸命に考えてくれていることにおどろき、うれしくなりました。

【医師・看護師・保健師以外の医療技術者】

・研修生が報告すること自体が素晴らしい。医療の区分けの一つとして、「都市」「地方」に分けられる。「地方」「地域」「へき地」の医療を身をもって体験することは貴重だと思います。今後も継続してください。

【事務】

・貴重な体験が得られ、これからの医療の分野に携われる重要な何かが得られるすばらしい企画であり、これからも続けてほしいと思います。ますます参加者が多くなりますよう祈ります。

7つの病院、診療所のそれぞれの特徴や病院がよくわかり参加できてよかったです。

 

講演『私と神島と地域医療』

講演:小泉先生

4年間神島診療所で所長として勤務した経験を、東京北社会保健病院 総合診療科の小泉圭吾氏にご講演いただきました。座長には三重県地域医療研修センター(METCH) センター長の奥野正孝氏を迎えました。

今は神島が大好きだという小泉先生。しかしへき地で医療を始めた最初は誰もが持つへき地への抵抗感、焦燥感が先生にもあったという。恥ずかしいと言いながらも自分の体験や過去の思いを隠さず、嫌だったへき地医療を好きになっていったリアルな体験談をお話いただきました。

「一度行ってみると本当にしたかったことが見つかるかも」「若い時にへき地医療に飛び込んでいくべき」「やってみないとわからない」と小泉先生から医学生に向けてのメッセージや、「すてきな看取り」「日本で一番幸せに死ねる島」といったへき地医療ならではの心打たれるエピソードもご紹介いただきました。

小泉先生(講師)と奥野先生(座長)

昔の神島の時計は何分遅れでしょうか→


 

←奥野先生と小泉先生の夢の対談

神島の時計

アンケートご意見抜粋

【学生】

・将来、へき地で働く身として、へき地で働く楽しさがわかってよかったです。

・偉大な先輩の講演を聴けてモチベーションが高くなった。

・とても面白いお話でした。先生の心の移り変わりなどわかりやすく教えていただき、これから自分が地域で勤務する際の心のありように参考になると思いました。

・今ではへき地医療に対する暗いイメージが無くなりました。へき地医療に携わる先生方が本当に地域医療が好きなんだと思いました。

【医師】

・小泉先生の体験談を通して、自分にとっての地域医療とのつきあい方、義務内の過ごし方について考え直してしまいました。

・ご自身の経験をもとに、まだ地域医療に実際踏み込んでいない人間にも受け入れやすい内容でした。率直な熱意のある講演で良かったです。

【看護師・保健師】

・先生の地域医療の考えと神島の住民の方との信頼関係はすばらしいと思いました。

・地域医療に携わる者みんなが心得ていたいことをわかりやすい言葉で表現してもらえたように思います。小泉先生のような医師、医療スタッフが増えるといいなと思いました。

【事務】

・ますます神島の魅力とへき地診療所勤務の魅力とやりがいを知ることができました。

・地域医療をすすめるためには、「思い」が必要だとあらためて感じました。

・へき地、地域医療を好きになる医師が多くきてくれる為にも住民も一緒になり医師を育てていくことが重要である。

 

交流会

90

一日目の研修日程終了後、奥伊勢フォレストピアにて交流会を行いました。

様々な世代、職種の方々にご参加いただきました。

普段お話することのできない地域で働く医療関係者や医師、他大学の学生と交流することができ、学生と医療現場の医師やスタッフ、お互いにとって刺激し合える良い機会になりました。

また、同時に三重県へき地医療体験実習報告会の表彰式を行いました。


 

まずは、体験実習報告会の投票結果です。

 

1位 南伊勢チーム

2位 桃取チーム

3位 志摩チーム

1位 南伊勢チーム

2位 桃取チーム

3位 志摩チーム

また、今回は『地域医療とはなんぞや?』というテーマにちなんで研修会に参加いただいた方に「私にとって、地域医療とは、」に続くワンフレーズを考えて頂き、投票のうえ表彰しました。

 投票で決まった1位~3位のワンフレーズを写真と一緒にご紹介します。

 

浦吉先生と紀南病院スタッフ、実習した医学生

1位

  私にとって、地域医療とは、

「はじめは義務だった」

by 浦吉先生(紀南病院) 

   

樋口さんと奥野センター長

2位

  私にとって、地域医療とは、

 「守るべきもの育てるもの

―地域医療を守り人材をそだてる―」

by 樋口さん(尾鷲総合病院)  

   
諦乗さんと尾鷲総合病院スタッフ、実習した医学生

3位

  私にとって、地域医療とは、

「住民と創る参加型医療体制」

by 諦乗さん(尾鷲総合病院)  

 

交流会の後は、まだまだ話し足りない参加者が2次会会場へ移動し、世代、職種をこえて、夜が更けるまで盛り上がりました。

 

2日目(8月25日(日))

特別講演『プレゼンテーションスキル~どうすれば、相手に伝わるか~』

講師:佐野氏 座長:鈴木先生

トータルメディカルコンサルタント株式会社 主任研究員 地域医療・介護連携支援コンサルタントの佐野弘子氏にご講演いただきました。

座長には志摩地域医療福祉センター センター長の鈴木孝明氏を迎えました。

医者が患者に医療説明をする時の会話の具体例を交え、医療現場でも、普段の人間関係を上手く築くためにも使えるスキルについてお話いただきました。

アンケートご意見抜粋

【学生】

・電子カルテについて、作る視点でのお話が聞けて、新鮮でした。

・人と関わっていくなか、これから何を注意して物事をとらえて、どのようなことをポイントにして相手に伝えていけばいいかということが少し分かった。

【医師】

・普段学べない内容でよかったです。

・「プレゼンテーション」についての講義でありながら、尾道の包括ケアについてなど様々なことを教えていただけ、勉強になりました。

【看護師・保健師】

・プレゼンテーションスキルのみでなく、コミュニケーション・スキルにもつながる話をきくことができた。

・普段仕事をしていく上で活用していける、参考にできるスキルを学べた気がします。仕事だけでなくプライベートでもよ・閧謔「関係を築くために必要なスキルだと思いました。【事務】

・プレゼンテーションスキルを連携のため、伝える・わかりあうためにスキルアップしていかなければいけないと感じました。

 研修会は皆様のおかげで無事、終了することができました。

閉会の挨拶:奥野センター長

ご講演、ご指導いただきました講師、座長の皆様、並びにご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。また、準備から開催まで、共に盛り上げ、ご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

今後も様々な機会をつくり、皆様と一緒に三重県のへき地医療について前進していきたいと思います。

今年もこんな笑顔の会を作ることができました。来年度もまた、ご参加下さい↓

H25記念写真

本ページに関する問い合わせ先

三重県 医療保健部 医療介護人材課 医師確保班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁4階)
電話番号:059-224-2326 
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