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院長 森川将行(もりかわ まさゆき)
≪プロフィール≫
平成3年奈良県立医科大学 卒業、同大学精神医学教室に入局
宝樹会小豆島病院精神科、奈良県立医科大学附属病院精神科、南風会下市病院精神科、陽和会吉川病院精神科に勤務
平成8年精神保健指定医取得
平成10年奈良県立医科大学助手(精神医学)
平成13年医学博士取得
平成14年~16年米国ワシントン大学研究留学
平成17年奈良県立医科大学講師(精神医学)
平成20年堺市こころの健康センター所長に就任
平成26年三重県立こころの医療センター院長心得に就任
平成27年三重県立こころの医療センター院長に就任
≪主な役職≫
奈良県立医科大学臨床教授(精神医学)、三重大学医学部臨床教授
≪資格≫
日本精神神経学会専門医・指導医
日本老年精神医学会専門医・指導医
日本精神科救急学会認定医・指導医
厚生労働省認定 認知症サポート医
日本医師会認定産業医、同認定健康スポーツ医
≪理事≫
日本精神科救急学会
≪代議員≫
日本精神神経学会
日本公衆衛生学会
≪評議員≫
日本老年精神医学会
日本精神保健・予防学会
≪その他≫
奈良県立医科大学博士研究員(精神医学)
精神科には、その時々の社会の影響を受け、さまざまな悩みを抱えた方々が来られます。近年、こころの病で治療を受ける方が増えてきており、今やがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病よりも多くなっています。ストレス社会と言われて久しいですが、以前と比べ、精神科に相談することへの抵抗感が弱くなったことも一つの要因かもしれません。
精神科での治療は、医療全般に通じるものでもありますが、治療のための薬と休養だけでは不十分です。医療に携わる関係者や、その方が置かれている職場環境、家庭での生活環境を含めた周囲の協力に加えて、患者さまご本人の協力が重要な役割を果たします。病状が不安定な時にはご本人の協力が難しい時もありますが、最終的にはご本人との協働作業ということになります。
三重県立こころの医療センターでは、さまざまな分野の職員が協力して、こころの病の予防、早期対応を含めて、県民の皆さまが地域で安心して暮らしていくためのパートナーとして、より良いこころの健康(Better Mental Health Care)を提供できるよう日々研鑚に努めて参ります。