三重の交通機関の魅力(伊勢鉄道)
伊勢鉄道株式会社(伊勢鉄道)は、三重県の四日市地域~津地域を結ぶ旅客鉄道を運行している鉄道会社です。
伊勢鉄道は、四日市市・鈴鹿市・津市に路線を持ち、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)の関西本線と紀勢本線に接続し、三重県の中南勢地域・東紀州地域と名古屋地域を結ぶ役割もある鉄道会社です。
伊勢鉄道(いせてつどう)
伊勢鉄道は、三重県の北中部を走り、四日市市の河原田駅と津市の津駅を結びます。伊勢鉄道は全線非電化の路線なので、普通列車は、気動車(ディーゼルカー)のイセⅢ型で運行しています。
また、伊勢鉄道には、JR東海の特急「ワイドビュー南紀」と快速「みえ」が乗り入れています。
- 伊勢線 22.3km
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伊勢鉄道の新型コロナウイルス感染防止対策
伊勢鉄道では、お客様に安心してご利用いただけるよう、所有するすべての車両、鈴鹿駅・玉垣駅の切符販売箇所への抗菌・抗ウイルス加工を行っています。また、オゾン発生装置の設置、換気扇等による積極的な換気など、他にも様々な感染症への対策を行っています。
詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
伊勢鉄道の魅力 普通列車
伊勢鉄道の普通列車は、気動車(ディーゼルカー)で運行しています。普通列車は、通常1両編成で走っています。その最高速度は、100km/hに達します。
この気動車の形式はイセⅢ型といい、最初に登場した車両イセ101号車は、平成15年(2003年)に営業運転を開始しました。
伊勢鉄道は全線非電化の路線ですが、その半分近くは複線区間であり、1日数回ある1両編成の普通列車が100km/h同士ですれ違う場面は、ほんの一瞬で終わります。
玉垣駅に到着するイセⅢ型
(写真撮影:三重県庁交通政策課)
複線区間で対向するイセⅢ型
(協力:伊勢鉄道株式会社)
玉垣駅に停車中のイセⅢ型
(写真撮影:三重県庁交通政策課)
津駅に停車中のイセⅢ型
(写真撮影:三重県庁交通政策課)
伊勢鉄道の魅力 車窓風景
伊勢鉄道は、路線の大半が高架又は盛り土された区間を走行しており、そのため、見晴らしが大変良く、あたり一面広がる伊勢平野など、車窓からいろいろな景色が楽しめます。春は水鏡、初夏は緑の絨毯、晩夏には黄金色の絨毯となる田園風景や、遠くに見る伊勢湾や鈴鹿の山々、コンビナートの煙突など、自然の美しさから人工的な美しさまで、いろいろな風景を楽しめるのが特徴です。
高架区間を走行するイセⅢ型
(協力:伊勢鉄道株式会社)
伊勢鉄道から眺望できる伊勢湾と伊勢平野の風景
(協力:伊勢鉄道株式会社)
JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ
JR東海の在来線全線と、決められたフリー区間内私鉄16路線の普通車自由席が乗り放題となるきっぷ、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」が伊勢鉄道でも使えます。JR東海の在来線全線と隣接する16の私鉄の普通・快速列車普通車自由席が乗り降り自由で、土休日の連続する2日間有効です。(平日は利用不可です。一部、利用できない期間があります。)
週末や連休など、伊勢鉄道を含む色々な私鉄やJR東海在来線に乗ってお出かけしてみませんか。
鉄印帳と鉄印
伊勢鉄道は、三重県内の鉄道会社で唯一、第三セクター鉄道等協議会に加盟しています。第三セクター鉄道等協議会に加盟している全40鉄道会社と関係会社の連携事業として、地方鉄道と沿線地域の振興を目的とした「鉄印帳」の販売と「鉄印」の記帳を行っています。
この企画は、朱印帳と朱印を鉄道に置き換えた企画で、「鉄印帳」を購入のうえ、加盟鉄道会社の指定窓口で乗車券を提示し記帳料を支払うと、鉄道会社オリジナルの「鉄印」がもらえるものです。
伊勢鉄道もこの企画に参加していて、伊勢鉄道の鈴鹿駅で「鉄印」がもらえます。
伊勢鉄道の「鉄印」は、三重県の伝統工芸品である「伊勢型紙」の技法で作成され、一枚一枚手作業で和紙に摺られたもので、背景は三重県の花・木・鳥・鳥獣である、ハナショウブ・神宮スギ・シロチドリ・カモシカがデザインされています。
伊勢鉄道の鈴鹿駅で300円(税込)で購入できますから、伝統工芸の「伊勢型紙」の技法で作成された伊勢鉄道の「鉄印」を、ぜひ入手してみてください。
伊勢鉄道の「鉄印」
(協力:伊勢鉄道株式会社)
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