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三重の教育 - 三重県教育委員会ホームページ

平成20年度当初予算のポイント

1.予算編成にあたっての基本的な考え方

平成20年度当初予算については、「県民しあわせプラン 第二次戦略計画」の着実な推進をはかるため、教育委員会が主担当の「学校教育の充実」「スポーツの振興」の施策を中心に、目標の達成に向けて着実に取り組むとともに、重点事業についても、一層推進していきます。

  1. 学校教育については、少人数教育の充実などにより、学力の定着・向上をはかるとともに、児童生徒が急増している特別支援教育についても、その充実と環境の整備に力を注いでまいります。また、学習指導要領の改訂のほか、外国人児童生徒の増加や食物アレルギーへの対応など、新たな教育課題についても取組を進めていきます。
  2. スポーツについては、誰もが身近にスポーツに親しむことができる環境づくりを進めるとともに、引き続き競技力の向上に取り組みます。また、施設についても効果的かつ効率的な管理運営を行うほか、良好な競技環境の整備と安全性の向上に努めます。

2.主な重点項目

(1)(一部新)少人数教育推進事業 説明図 予算額1,338,135千円

①教員の配置拡充 (定数34人、非常勤235人、512.216千円)

○ 小中学校において、各学校の実情に応じ、少人数授業などの拡大をはかるため、教員の配置を拡充(小学校:20人→30人、中学校:0人→4人)し、きめ細かな少人数教育を一層推進します。

②小学校1、2年生での30人学級の継続 (定数122人、530,334千円)

○ 小学校1、2年生での30人を基準とした学級編制(ただし、下限25人)を継続して実施します。

③中学校での35人学級の弾力的実施 (定数56人、非常勤30人、295,585千円)

○ 中学校1年生での35人を基準とした学級編制(ただし、下限25人)を引き続き実施するとともに、各学校の実情に応じて、2年生あるいは3年生に弾力的に振り替えられる制度も継続します。

(2)学力向上支援事業 説明図 予算額 16,880千円

○児童生徒の学力の定着・向上をはかるため、小中学校における授業方法、評価方法等の工夫・改善や補習への取組を支援するとともに、県独自の学習教材を作成します。
また、独自に学力調査等に取り組む市町を支援するとともに、全市町が参加する学力向上推進会議を開催し、学校の取組の成果と課題等について協議します。さらに、新学習指導要領の実施に向けて教員対象の説明会を開催し、その趣旨・内容の周知徹底をはかります。

(3)(一部新)伊賀地域新総合専門高等学校整備事業 説明図 予算額 889,400千円

○平成21年度に上野農業高等学校、上野工業高等学校、上野商業高等学校を統合して、新しく開校する伊賀地域新総合専門高等学校について、新しい教育課程に沿って、施設、備品を整備します。

県立学校施設整備事業(一部) 701,574千円
(新)伊賀地域新総合専門高校創設準備 187,826千円

(4)(一部新)特別支援教育の充実 説明図 予算額 1,510,099千円

○特別支援教育について、早期からの一貫した支援体制の整備のほか、特別支援学校の専門性の向上や小中学校等への支援の充実などにより、障がいのある子どもたちが自立し社会参画していく力を育成していきます。
また、北勢地域を中心とした児童生徒の急増に対応するため、スクールバスの追加配備や、施設の狭隘化を解消するための校外施設の借用、杉の子特別支援学校の校舎増築や給食提供など、緊急的な対策を講じます。

  • 特別支援教育総合推進事業 3,868千円
  • (新)西日野にじ学園・杉の子特別支援学校緊急対策事業 4,317千円
  • (新)特別支援学校スクールバス整備事業 80,000千円
  • (新)特別支援学校キャリア教育推進事業 1,632千円
    ほか

(5)(一部新)外国人児童生徒教育の充実 説明図 予算額 18,629千円

①外国人児童生徒教育支援事業 16,144千円

外国人児童生徒が日本語や学校での生活習慣を身につけられるよう、巡回相談員9名を学校へ派遣するとともに、市町が設置する「初期適応指導教室」への支援などに取り組みます。また、進路ガイダンスを開催し、子どもたちの進学に向けた取組を進めます。

②(新)外国人児童生徒教育緊急重点サポート事業 2,485千円

 

市町、大学、関係機関等でそれぞれに作成されている外国人児童生徒の受入の手引きや日本語指導等の教材・指導方法のデータベース化、外国の言語や教育制度・文化等に見識の深い人材の学校への派遣などにより、外国人児童生徒やその保護者に対する指導・支援を充実させます。

(6)(一部新)学校における食育の推進 説明図 予算額 10,029千円

①(一部新)学校食育推進事業 6,813千円

子どもたちが正しい食事のあり方を理解し、望ましい食習慣を身につけることができるよう、学校における指導体制を充実させるとともに、家庭、地域及び関係団体と連携・協力して、地場産物を活用した食に関するさまざまな体験活動等を推進します。

②(新)学校給食における食物アレルギー対応推進事業 3,216千円

学校給食実施校で食物アレルギーを有する児童生徒が心身ともに健康な生活をおくれるよう、症状に応じた学校給食の提供などの調査研究等を行い、食物アレルギーに対応した給食の実施を推進します。

(7)(新)「みんなで学ぶネットモラル」支援事業 説明図 予算額 3,906千円

○インターネット上での誹謗中傷によるいじめ等に対応するため、インターネットと人権に関する教材を作成し、すべての小中学校、県立学校に配付して人権学習等で活用するとともに、公開授業、公開討論会を通して保護者等の参画も得ながら、児童生徒のネットモラルを育成します。

(8)(新)緊急地震速報端末整備事業 説明図 予算額 3,123千円

○すべての県立高等学校・特別支援学校に、緊急地震速報を受信するための専用端末機を設置し、日頃から訓練を実施するなどして、巨大地震発生時に児童生徒及び教職員が即座に避難行動をとれるようにします。

(9)第33回全国高等学校総合文化祭(三重大会)準備事業 説明図 予算額 60,215千円

○2009年に開催する「第33回全国高等学校総合文化祭(三重大会)」に向けて、高校生の芸術文化活動への参加意欲や技能を高めるため、第32回群馬大会への派遣や部門大会の充実など、発表の場を提供するとともに、円滑な大会運営に向けた体制づくりや広報活動などを行います。

(10)世界新体操選手権大会開催準備事業 説明図 予算額 70,041千円

○2009年に開催する「第29回世界新体操選手権三重大会」に向けて、大会要項の作成、各国への通知、各運用計画の作成など大会運営にかかる諸準備を進めます。また、スポンサー獲得や県民関心度・好感度向上のための広報活動を行います。

(11)(新)日本スポーツマスターズ2010開催準備事業 説明図 予算額 710千円

○2010年に開催する「日本スポーツマスターズ2010三重大会」に向けて、(財)三重県体育協会と連携をはかりながら、諸準備を進めます。

(12)県営鈴鹿スポーツガーデン事業 説明図 予算額 552,606千円

○利用者のニーズに応じた運営を行うとともに、中核的スポーツ施設としての機能の充実をはかるため、サッカー・ラグビー場の第3グラウンドを人工芝に改修するほか、プール棟等の改修工事を実施します。

(13)博物館資料公開事業 説明図 予算額 28,665千円

○博物館収蔵資料を広く県民に公開するため、県内の生涯学習関連施設や文化振興拠点施設、博物館施設等と連携し、地域博物館とタイアップした企画等の移動展示を開催します。(移動展示:5地域6か所で開催予定)

(14)(新)東紀州芸術文化推進事業 説明図 予算額 1,980千円

○東紀州地域の文化・経済の活性化に資するため、県立美術館のコレクションを熊野古道センターで展示するとともに、講座やイベントを開催します。

3.事業の見直し

○厳しい財政状況の中、効果的に施策を推進するため、すべての事業について成果の確認と検証を行い、目的を達成した事業の廃止、休止やリフォーム、さらには、全般にわたって経費の節減をはかりました。

  事業本数 事業費
廃止事業 8本 ▲52,893千円
休止事業 1本 ▲858千円
リフォーム事業 3本 ▲2,448千円
合計 12本 ▲51,303千円

本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 教育総務課 企画調整班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-2946 
ファクス番号:059-224-2319 
メールアドレス:kyoiku@pref.mie.lg.jp

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