「小中学校適正規模のあり方部会」設置の趣旨
学校は、単に知識を学ぶだけでなく、集団での活動をとおして、子どもたちの学びや、心や体を育てる場です。一方少子化の急速な進展により、今後、小中学校の小規模化が一層進むことが見込まれ、子ども同士が切磋琢磨する機会の減少、社会性の育成といった教育効果の面での課題も指摘されています。また、子どもたちの学ぶ意欲の低下、倫理観や規範意識の低下、保護者の多様な教育観・価値観への対応、地域との連携強化といった課題もあり、子どもたちが、自立した一人の人間として社会に参画し、力強く生きていけるよう、「人間力」を育む学校づくりが求められています。
学校においては、学習活動を活性化させ、多様な子ども同士のふれあいを通してコミュニケーション能力を高めるためには、一定規模の集団が必要であるという考えがあります。
一方では、地域の学校として、地域社会と密接に結びつき、豊かな自然環境を生かした活動を行ったり、地域との交流の機会を増やしたりするなどして特色ある教育活動を進める中で、地域に支えられ、地域に根づいた学校づくりが可能であることから、少人数という環境であってもよいという考えもあります。
今後、より一層県民から信頼される魅力ある学校づくりを目指し、少子化の進行や地域の実情、社会からの要請等を踏まえながら、学校における教育活動の活力を維持・向上させる観点から、小中学校の適正な学校規模のあり方について検討するため、「小中学校適正規模のあり方部会」を設置するものです。
- 事項書・議事録
- 第1回平成19年9月26日(水曜) (事項書(4KB) 議事録(225KB))
- 第2回平成19年11月15日(木曜) (事項書 (4KB) 議事録(225KB))
- 第3回平成20年1月15日(火曜) (事項書 (4KB) 議事録(244KB))
- 第4回平成20年3月11日(火曜) (事項書 (4KB) 議事録(237KB))
- 第5回平成20年4月8日(火曜) (事項書 (4KB) 議事録(219KB))
- 小中学校適正規模のあり方部会委員名簿 (116KB)
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