三重県高等学校等修学奨学金（制度の概要）

三重県教育委員会では学習意欲がありながら、経済的な事由により修学が困難である高校生の方に対し、勉学に必要な資金の一部を貸与し、安心して勉学に励んでいただけるよう奨学金制度を設けています。

対象者

次のすべての条件を満たす方が対象者となります

１．保護者（本人が成人の場合本人）が三重県内に住所を有している（保護者は連帯保証人となります。）
２．高等学校、高等専門学校に在学している（県外高校でも可）
３．世帯の合計所得が教育長が定める基準額以下の世帯に属している
４．意欲があり学業を確実に修了する見込みがある（学業成績を問うものではありません）
※予約採用の場合、条件２のかわりに「申込みをした年度の翌年度に高等学校等に入学する予定であること」が条件となります。
 

奨学金の種類・金額

奨学金には修学費と修学支度費があります。
貸与額は学校の種別（国公立・私立）により決まっており、学校の種別により定められた金額から選択することができます。また、修学費又は修学支度費のどちらか一方だけを利用することもできます。
修学費、修学支度費ともに無利子です。

修学費（月額）

毎月の修学のための費用で、入学時又は申込月から卒業時まで貸与します。
修学費は、原則として奇数月の２５日頃に２か月分をまとめて振り込みます。

修学支度費（入学時のみ）

入学時のための一時金で、入学した年度に１回のみ貸与します。

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返還方法

• 返還は貸与終了後半年を経過した後、原則１２年以内（貸与総額が120万円を超える場合は15年以内、185万円以上の場合は18年以内）に、毎月の口座振替により返還していただきます。　
• 繰り上げ又は一括返還することも可能です。
• 進学した場合や、災害、疾病、失業、産休・育休などの理由に伴い返還が困難になったときは、返還の猶予の申込みをすることができます（猶予ができる事由についてはこちらをご覧ください）。
• 返還についての詳細は『返還のしおり』をご覧ください。

 

申込時期・方法

申込時期

通常採用（６月上旬頃、１０月上旬頃（１０月は秋季入学者のみ対象。））

新入学生と在学生が対象です。
※秋季入学者の通常採用は、対象校の生徒のみ申込みをすることができます。詳しくは教育財務課にお問い合わせください。

• 県内の高等学校・高等専門学校に在籍する方
  　申込時期については学校により異なりますので、在学する学校にお問い合わせください。
• 県外の高等学校・高等専門学校に在籍する方

　令和６年度通常採用の受付期間：令和６年５月３１日（金）～令和６年６月１４日（金）
 

緊急採用（随時）

新入生と在学生が対象です。
次のような緊急の理由がある場合に、随時、申込みを受け付けています。
※６月と３月は申込みを受け付けていません。詳しくは教育財務課にお問い合わせください。

• 父母の離婚、失職、破産、疾病、死亡等により家計が急激に悪化した場合
• 火災、自然災害等により、家計に深刻な影響を受けた場合
• 長期的に経済的困難が継続したことにより、修学に困難を生じることとなった場合

 

予約採用（９月上旬から１０月中旬頃）

高等学校等に進学予定の方（中学校３年生、義務教育学校の第９学年、中等教育学校の前期課程第３学年、特別支援学校中学部の第３学年）が対象です。

• 県内の中学校に在籍する方
  　申込時期については学校により異なりますので、在学する学校にお問い合わせください。
• 県外の中学校・県内外の特別支援学校中学部に在籍する方
  　令和６年度予約採用の受付期間：令和６年９月２日（月）～令和６年１０月１５日（火）

  

申込方法

• 申込書に、在学証明書、同一世帯（同一生計）のすべての方の住民票・所得課税証明書等を添付のうえ、在学する中学校、高等学校等を通じてお申込みください。（県外の中学校・高等学校等に在籍する方、特別支援学校に在籍する方は、直接、教育財務課にお申込みください。）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
• 奨学金の申込みには、第三者の連帯保証人１名が必要です。連帯保証人は、原則として次のすべての条件を満たす必要があります。詳しくは教育財務課にお問い合わせください。　

　　１．申込者と別生計である
　　２．奨学金を返還する能力がある
　　３．貸与開始月の初日現在で６５歳以下の成人である
　　４．日本国籍を有する者又は永住資格を有する者のどちらかである
　　５．三重県内に在住している （ただし、やむを得ない場合は他の都道府県でも可能）