三重県松阪地域防災総合事務所では、令和4年10月20日(木)に防災担当職員のフォークリフト操作技能向上研修会を開催しました。
災害が発生した際、三重県では県内9か所の合同庁舎に災害対策本部地方部を設けて、情報収集や被災者支援等の業務に当たります。このうち、水や食料、日用品などを取り扱う救援物資業務では、地方部に所属する県職員がフォークリフトを使って荷役を行うことになるため、当該職員の操作技能向上を目的として実施したものです。
1 場所
三重県広域防災拠点(北勢拠点)(所在地:四日市市中村町2281-2)
2 対象
三重県災害対策本部の各地方部のうち、四日市、鈴鹿、津、松阪及び伊勢の5つの地方部に所属する救援物資業務担当職員(フォークリフト運転技能講習修了者)11名
3 講師
トヨタL&F中部株式会社 ソリューション営業部
システム機器推進室 安全講習課 KY道場 道場長 鈴木和雄氏
三重県はトヨタL&F中部を含む県内のトヨタ販売会社など8社と、令和4年5月30日に、災害時における電動車両等の支援に関する協定を締結しており、今回はこの協定に依拠して講師の派遣を受けました。
4 研修内容
(1)走行、荷役等に関するフォークリフトの構造及び操作の注意点に関する座学
(2)走行・荷役操作(乗車、走行、積み取り、積み降ろし、降車、その他)に関する実技
5 成果と今後の対応
この研修会で得た知識と技能は、平素から各地方部が行っている広域防災拠点の管理業務や救援物資訓練等に生かし、発災時の確実な業務遂行に役立てます。