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平成26年07月19日

平成26年度第1回三重県立図書館協議会の開催結果

1 日時 平成26年6月17日(火曜日)14時から16時まで
2 会場 三重県立図書館読書振興室
3 出席委員 井村正勝委員、坂倉加代子委員、岡田香委員、小野芳孝委員、岸葉子委員、
       桑野みゆき委員、佐藤ゆかり委員、速水亨委員、福山光幸委員
4 内容
 (1) 図書館長挨拶
 (2) 平成26年度アクションプログラムとその進捗について
  (主な意見など)
   ・進行の中で、進行の度合いが芳しくなければ再考するというような視点・基準を入れてはどうか。
    行政は一度決めると結果が出るまでやろうとするが、このアクションプログラムにおいては、現実
    には進まないまま一年過ぎてしまう可能性もあるので、そのような整理の仕方も考える必要があ
    る。
   ・外部との連携を強化していくにあたっては、リソースに限りがあるので、他の人や他の部局の力も
    借りながら、県立図書館が携わっているということを県民の方々にアピールしていってほしい。た
    だし単発のイベントだけでは続かないので、持続するような目標設定をしてほしい。
   ・生涯学習センターとの連携が少ないように思う。生涯学習というのは図書館の使命でもあるので、
    ブックリストだけでなく、もっとダイナミックにやってもよいのではないか。
   ・図書館の担当者による展示には、専門家にはない本の選び方に、はっとさせられることがあって楽
    しみにしている。しかしその一方で、自前の展示だけでなく、外部の力や地域の財産を呼びこむこ
    とも大事ではないか。
   ・ティーンズコーナーについて、今の場所よりも、高校生がよく使う学習スペースの近くにすると
    か、こころや体の悩みの本をこっそり読めるような仕掛けがあるとよいのではないか。
   ・行政機関との連携だけでなく、県議会の議員が使いやすい仕組みを考えてはどうか。
   ・県立図書館から見た県内の各図書館の良さや特色を、図書館ごとに整理して持っておいてはどう
    か。各図書館の運営に協力したりするだけでなく、図書館自体を内部で評価してみるということも
    あってよい。
   ・イベントについてはよくやっているが、図書館が県全体に対して本あるいは文学についての大きな
    イベントができないものかと思っている。本を読ませる楽しさを伝えていくために、書店や出版
    社、作家などの協力を得ながら、次第に大きくなっていくようなものを。そういう計画を長期的に
    立てながら進んでいくということがあってもよい。
   ・文化交流ゾーンに関して、ゾーンという言葉で地理的なエリアを想像しがちであるが、横に協力し
    ながら、県内、県外、国外までどうやって発信して、県全体にどう影響を及ぼすかを考えるのがゾ
    ーンである。小さくゾーンの中でどう協力していくかという話なら、県立である意味はない。
   ・図書館を市町村単位で見るのではなく、エリアで考えることになってくる可能性がある。場合によ
    っては学校図書館も含めながら、県全体の中で県民が図書にどうアクセスできるか、そのアクセス
    を一定の予算の中でどう確保するのかという考え方の中で、次の計画を考えてほしい。
   ・作家の話を聞くという企画も面白いのではないか。予算がないなら、民間の企業と組んでもよい。
   ・スルメ式の講座のように、非利用者の掘り起こしのようなことができればよい。
   ・県立図書館には、市町立図書館のレベルアップもぜひやってほしいので、初任者研修への参加状況
    などの把握に努めてほしい。
   ・生徒にとって一番アクセスしやすいのは学校図書館であるが、スマートフォンの普及もあって活字
    離れ、読書離れの問題がある。そのためには、学校図書館の魅力化が必要であると考えているが、
    独自にはもちろんのこと、県立図書館との連携によってもそれができるのではないかと思ってい
    る。特に小学校のように専任の司書がいない場合には有効である。
   ・県内の市町立図書館の特徴や情報をまとめた資料は持っておくべきである。滋賀県では、県内の図
    書館を一番把握しているのは巡回車で各館を訪問する県立図書館の職員であると言われている。市
    町立図書館がどのようなサービス、どのようなイベントを行っているのかを把握していなければ、
    先進的なサービスということにもつながらない。
   ・総合博物館で「三重を知る1000冊」というコーナーを見たが、目と鼻の先にあるこのコーナー
    に県立図書館が何も連携できていないというのは残念だった。
   ・総合博物館ができて駐車しにくくなった。お客様が一度車を置いたら、総合文化センターを回れる
    ように、もっとPRをしていく必要がある。
   ・せっかく大きな窓があって外が見える環境にあるのに、カーテンが閉まったままで、椅子も内側を
    向いているのはもったいない。
   ・総合博物館がミエゾウをモチーフにした絵本を作ったが、連携してその原画展をやってはどうか。
   ・連携が県立図書館の仕事のポイントであるが、まず館内の職員が連携すれば、いろいろな事業が整
    理できるように思う。
   ・これからどこに重点を置くか、選択と集中ということを頭に置きながら、何をするかを考えていっ
    てほしい。
   ・市町立図書館では正規職員がほとんどいなくなっている。自館での研修も難しい状況であるので、
    県立図書館がリードしてよりよい研修を行ってほしい。
   ・エリアで図書館を考えることはこれから大事になる。高齢者は県立図書館まで来ることは難しい
    が、市民センターや学校図書館、介護施設などに本があればそこで本を手に取ることができ、さら
    には子どもたちに読み聞かせをしたりすることもあるかもしれない。県立図書館は、本と人とをつ
    なぐうねりを作っていくために、これから何をしていけばよいかを考えていく必要がある。エリア
    で考えるのは市町の責任だが、その仕掛けを考えていくのが県立図書館の役目ではないか。
 (3) 三重県立図書館改革実行計画「明日の県立図書館2」(仮)の策定について
5 会議の公開・非公開
  会議は公開で行いました。傍聴者はありませんでした。


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津市一身田上津部田1234
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