今年の調査では、住宅地268地点、商業地101地点等、計395地点を選定し、平成27年7月1日現在の価格を判定しました。
1 住宅地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス2.3%(前年マイナス2.2%)となり23年連続して下落しました。
・地価が上昇した地点は11地点(津市2地点、四日市市6地点、桑名市3地点)、横ばいとなった地点は4地点(津市1地点、四日市市2地点、川越町1地点)でした。
・市町別では、尾鷲市でマイナス5.9%(市内3地点の平均変動率)となり下落率が最も大きくなりました。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり31,200円(前年31,800円)で、最高価格地点は、津-5(大谷町)の1平方メートルあたり90,200円でした。
2 商業地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス2.1%(前年マイナス2.0%)となり24年連続して下落しました。
・地価が上昇した地点は10地点(四日市市8地点、伊勢市1地点、桑名市1地点)、横ばいとなった地点は9地点(四日市市5地点、桑名市4地点)でした。
・市町別では、紀宝町でマイナス6.0%(町内1地点の変動率)となり下落率が最も大きくなりました。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり62,700円(前年63,700円)で、最高価格地点は、四日市5-11(安島1丁目)の1平方メートルあたり262,000円でした。
3 全国の状況(参考)
・全国平均では、住宅地は24年連続の下落、商業地は8年連続の下落となりましたが、下落率については縮小傾向が継続しています。