令和6年2月の鉱工業生産指数は、前月比4.5%の低下で2か月連続でマイナスとなり、90.8(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。低下した業種は輸送機械工業、化学工業、プラスチック製品工業などで、上昇した業種は石油・石炭製品工業、電子部品・デバイス工業、業務用機械工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比3.3%の低下で2か月連続でマイナスとなり、82.4(季節調整済指数)となりました。低下した業種は輸送機械工業、電気機械工業(旧分類)、金属製品工業などで、上昇した業種は化学工業、鉄鋼・非鉄金属工業、その他工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は11.7%の低下で2か月連続でマイナスとなり、在庫指数は13.7%の低下で6か月連続でマイナスとなりました。