令和7年10月の鉱工業生産指数は、前月比1.1%の上昇で2か月連続のプラスとなり、110.8(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。上昇した業種は金属製品工業、生産用機械工業、輸送機械工業などで、低下した業種は電子部品・デバイス工業、化学工業、パルプ・紙・紙加工品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比6.7%の低下で2か月ぶりのマイナスとなり、89.1(季節調整済指数)となりました。低下した業種は電気機械工業(旧分類)、食料品工業、輸送機械工業などで、上昇した業種は石油・石炭製品工業、プラスチック製品工業、鉄鋼・非鉄金属工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は5.2%の上昇で2か月連続のプラスとなり、在庫指数は4.5%の上昇で9か月連続のプラスとなりました。