松阪市出身の国学者で、三重を代表する偉人・本居宣長の功績や魅力を通じ、みえの文化を再認識する機会とするため、「宣長サミット」及び県立美術館開館35周年記念Ⅲ「本居宣長展」を開催します。
1 宣長サミット
(1)日時 平成29年10月14日(土) 13時15分から15時50分まで
(2)場所 三重県総合文化センター 多目的ホール(津市一身田上津部田1234)
(3)内容
・オープニング:やちまた混声合唱団
・あいさつ
三重県知事 鈴木英敬
文化庁地域文化創生本部事務局長 松坂浩史氏
・基調講演(13時40分から14時20分まで)
テーマ:「現代に生きる宣長―伊勢志摩サミットのレガシーとして―」
講師:寺島実郎氏(一般財団法人日本総合研究所 会長)
・パネルディスカッション(14時30分から15時45分まで)
テーマ:「今、なぜ、宣長か」
コーディネーター:池田雅延氏(元新潮社編集者)
パネリスト:田中康二氏(神戸大学大学院 教授)
ピーター・J・マクミラン氏(翻訳家)
森 瑞枝氏(國學院大學他 兼任講師)
吉田悦之氏(本居宣長記念館 館長)
(4)定員 先着350名(事前申込要)
(5)参加費 無料
(6)申込方法 ※定員に達しましたので、受付を終了しました。
お名前(ふりがな)、郵便番号、ご住所、お電話番号、ご参加人数、参加者全員のお名前を、
以下の方法によりお知らせください。
・往復はがき:〒514‐8570 三重県津市広明町13番地 三重県環境生活部文化振興課 宛
・インターネット:(三重県電子申請・届出システム)
https://www.shinsei.pref.mie.lg.jp/uketsuke2/dform.do?acs=norinaga
(7)その他
宣長サミットは、関西元気文化圏推進フォーラム「文化芸術の再発見」の一環で開催します。
これは、「関西から日本を文化で元気にしよう」という「関西元気文化圏」の取組として、伝統的
な文化芸術から近現代の文化芸術まで豊かに共存する関西の文化を新しい視点から考えることを目
的に関西各地で開催されており、今回で10回目となります。
(8)主催 関西観光本部、関西元気文化圏推進協議会、三重県生涯学習センター、三重県
2 宣長サミット開催記念講座「三重で本居宣長に会う」
(1)日時 平成29年9月23日(土・祝)10時30分から12時00分まで
(2)場所 近鉄文化サロン阿倍野(大阪市阿倍野区阿倍野筋2‐1‐40 and4階)
(3)内容 講師に本居宣長記念館の吉田悦之館長を迎え、宣長サミットの開催記念イベントと
して実施し、宣長を生み育んだ三重の魅力を発信し、関西圏からの宣長サミット並
びに本居宣長展への誘客を図ります。
(4)参加費 無料
(5)主催 三重県
3 三重県立美術館開館35周年記念Ⅲ「本居宣長展」
(1)会期 平成29年9月30日(土)から11月26日(日)まで
休館日:毎週月曜日(10月9日は開館)、10月10日
(2)場所 三重県立美術館(津市大谷町11)
(3)内容 宣長の自筆史料や遺愛品で宣長の生涯、思考の軌跡を辿りつつ、幅広い交友関係や
不世出の偉人・宣長を育んだ松坂の文化風土を紹介します。また、宣長の求めた美
を探り、日本の美意識を象徴する「もののあはれ」の情趣を紹介します。
(4)観覧料 一般1,000円、学生800円
(5)会期中のイベント
・記念講演会 演題「宣長スタイル」
講師:吉田悦之氏(本居宣長記念館 館長)
日時:10月28日(土)14時から(90分程度)
会場:三重県立美術館 講堂
定員:150名
参加費:無料
(6)主催 三重県立美術館、本居宣長記念館
【参考】本居宣長について
本居宣長は、三重県松阪市出身で、江戸時代に活躍した国学者です。生涯のほとんどを松阪で過ごし、
古事記や源氏物語などの古典研究を通して、日本人の世界観・価値観を探究しました。宣長は、木綿商
に生まれ、医者を生業としながら、全国に500人以上の門人を抱え、5人の子どもをもつ父親でもあ
り、知れば知るほど魅力に満ちた人物です。