1 概要
令和2年6月16日(火)15時15分頃、鳥羽市内の住民から伊勢保健所へ、「志摩市内の飲食店で食事をした後、明朝腹痛、吐き気等の症状を呈し、医療機関を受診したところアニサキスが摘出された」旨通報がありました。
伊勢保健所が調査したところ、令和2年6月13日(土)夜に志摩市内の飲食店を利用した1グループ3名中1名が6月14日(日)4時頃から、腹痛、吐き気および嘔吐の症状を呈していたことが判明しました。
同保健所は、医療機関において患者からアニサキスの虫体が摘出されたこと、患者の症状および潜伏期間がアニサキスによるものと一致すること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったこと、発症日から遡った潜伏期間中に喫食した鮮魚介類は当該施設における食事のみであったことから、当該施設が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。
なお、患者は既に回復しています。