概要
令和5年7月26日(水)、四日市市内の医療機関から桑名保健所へ、受診した者が下痢・発熱等の食中毒様症状を呈しており、当該患者は、7月22日(土)に子供が所属するスポーツクラブのメンバー・保護者等と桑名市内の飲食店で食事し、他に複数名が同様の症状を呈しているとの通報がありました。
また、7月27日(木)、四日市市保健所から食品安全課へ、7月21日(金)に同飲食店を利用した者から、同様の食中毒様症状を呈した旨連絡があったとの通報がありました。
桑名保健所が調査したところ、7月21日(金)及び7月22日(土)に当該飲食店を利用した2グループ44名中31名が同様の症状を呈していたことが判明しました。
同保健所は、有症者に共通する食事が他にないこと、複数の有症者の便、従業員の便及び施設のふき取り検査においてサルモネラ属菌が検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該飲食店が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで当該飲食店を営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員快方に向かっています。