令和7年9月11日(木曜日)20時30分頃、伊勢市消防本部から伊勢保健所へ、「吐き気、嘔吐、下痢等の食中毒疑い患者6名を救急搬送する。また、軽症ではあるが同様症状を呈している者が他に19名いる。」旨の通報がありました。
伊勢保健所が調査したところ、9月11日(木曜日)に伊勢市内のそうざい製造業者が調製し、提供した弁当を喫食した10グループ139名中5グループ27名が、同様の症状を呈していることが判明しました。
伊勢保健所は、有症者に共通する食事が他にないこと、有症者1名の嘔吐物及び8名の便、調理従事者1名の便、残品及び施設のふき取り検査から黄色ブドウ球菌(エンテロトキシンB遺伝子)が検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該施設が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員全快しています。