県では、現在3台の地震体験車(まもるくん、まなぶくん、そなえちゃん)を保有し、地域や学校、企業等からの派遣依頼を受け、地震に係る啓発活動を行っています。
このたび、全国共済農業協同組合連合会三重県本部(以下「JA共済連三重」という。)の寄付をいただき、地震体験車3台のうち1台(そなえちゃん)を更新しましたので、以下のとおりお披露目セレモニーを開催します。
1 日時 令和5年4月27日(木)10時15分から10時45分
2 場所 三重県庁1階 正面玄関(津市広明町13番地)
3 出席者(敬称略)
JA共済連三重 本部長 奥山 浩也
JA共済連三重 副本部長 東 達也
JA共済連三重 管理部部長 岡田 幸浩
三重県 危機管理統括監 野呂 幸利
三重県防災対策部 部長 山本 英樹
三重県防災対策部 次長 西口 輝
4 内容
(1)三重県 野呂危機管理統括監挨拶
(2)JA共済連三重 奥山本部長挨拶
(3)記念撮影
(4)デモンストレーション
5 経緯
・三重県下JAとJA共済連三重は、平成30年度から県下に避難誘導看板を電柱に設置するなど防災に
関する社会貢献活動を行っています。こうした中、JA共済連三重から、県による地震体験車を利用し
た防災意識向上の取組を支援したいとの申し出をいただき、地震体験車購入費用として2,000万円の寄
付金をいただいたものです。
・令和3年12月22日(水)にJA共済連三重谷口運営委員会会長及び一見知事出席のもと、寄付金贈呈
式を行いました。
6 新「そなえちゃん」の特長
・多言語対応(6言語:日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語、ビサヤ語、タガログ語)を行うこと
で(今までは日本語のみの対応)、外国人住民への防災啓発をより効果的に実施できるようになりまし
た。
・電源装置を発動発電方式から低騒音かつ二酸化炭素を発生しないリチウムイオン電池にすることで、環
境負荷を低減できるとともに、災害時において電源車として使用可能となりました。
・従来よりも小型化することで、これまで実施スペース等の問題で地震体験車を派遣できなかった場所へ
も派遣が可能となりました。
7 地震体験車の派遣
・申し込みは、市役所・町役場防災担当または市町消防本部で受け付けています。
・安全確保のため、終了時間は原則17時まで(11月~3月は16時まで)としています。
・燃料等の費用負担は必要ありません。
・営利目的となる催し物や酒類を提供するイベントには派遣できません。
※詳細は、以下県HPをご確認ください。
https://www.pref.mie.lg.jp/D1BOUSAI/17115007894.htm