三重県立北星高等学校が「令和6年防災功労者内閣総理大臣表彰」(内閣府主催)を受賞することが決定しました。
なお、当該表彰に係る県内候補者の受賞は、令和4年以来、2年ぶりとなります。
1 令和6年防災功労者内閣総理大臣表彰の概要
防災功労者内閣総理大臣表彰は、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57年5月11日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰するものです。
2 受賞団体
三重県立北星高等学校
3 功績概要
三重県立北星高等学校は、10年以上にわたり地元の四日市市富田地区連合自主防災隊との合同防災訓練を実施しています。
これまでに、同校の定時制生徒が全員参加し、生徒が高齢者等の地域住民を約1.3km先の高台にある久留倍官衙(かんが)遺跡公園までリヤカーや車いす等で運ぶなど、地域と連携した本格的な避難訓練を実施するとともに、同校ボランティア部が、津波災害時に「逃げるべき方向」を示す「命の矢印」シールを作成し、地域住民へ配布するなど地域に密着した取組を重ねています。