県内において、ツキノワグマの出没が増加していることから、注意喚起のため、三重県ツキノワグマ出没注意報等(三重県クマアラート)の注意報を発表します。
1 発表地域及び期間
四日市農林事務所管内(桑名市、いなべ市、四日市市、鈴鹿市、亀山市、木曽岬町、東員町、朝日
町、川越町、菰野町)
令和6年11月13日から令和7年1月12日
【現在のクマアラート発表状況】
注意報:熊野農林事務所管内(8月16日から11月30日まで)
尾鷲農林水産事務所管内(8月18日から11月30日まで)
伊勢農林水産事務所管内(8月23日から11月30日まで)
津農林水産事務所管内(10月8日から12月7日まで)
2 発表理由
四日市農林事務所管内での11月の出没件数が1件となり、クマアラート(注意報)の基準値(0件)を超えたため。
3 県内の出没状況(令和6年11月13日現在)
141件(4月:4件、5月:7件、6月:27件、7月:22件、8月:25件、9月:27件、
10月:24件、11月:5件)
4 今後の対応
四日市農林事務所管内の市町と連携し、防災行政無線等での注意喚起、登山道、観光施設において注意看板の掲示等による情報発信を行ってまいります。
5 県民の皆様にお願いしたいこと
【クマに出遭わないため】
・山野(森林内)等に立ち入る際は、鈴、笛、ラジオなどの音のするものを携帯し、単独行動は避け
る。
・早朝や夕方、雨や風の強い日に山野(森林内)等に立ち入る際は特に注意する。
・見通しの悪い場所に不用意に入らないようにする。
・クマの餌となるもの(生ゴミ、不要となった果実や農作物等)は除去し、クマを誘引するもの(家
畜飼料、塗料や燃料等)は鍵のかかる場所で保管するなどして適切に管理する。
・栽培している農作物やミツバチの巣箱等は、電気柵で囲う等で適切に管理する。
・藪を刈り払い、クマが出没しにくい環境をつくる。
【クマに出遭ってしまったら】
・クマから目を離さずにゆっくり後ずさりしながらその場を離れる。
・クマが襲ってきたら、避難または防御姿勢をとる。
6 問い合わせ先
(三重県クマアラート全般に関すること)
三重県 農林水産部 みどり共生推進課 野生生物班 TEL:059-224-2578
(四日市農林事務所管内におけるクマアラートに関すること)
三重県 四日市農林事務所 森林・林業室 林業振興課 TEL:059-352-0655