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令和07年09月20日

令和7年度病害虫発生予察注意報第4号

 果樹カメムシ類の誘殺数が急増しているため、令和7年度病害虫発生予察注意報第4号を発表します。

1 対象作物:果樹類(カキ、かんきつ類、ナシ)

2 対象病害虫名:果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ)

3 発生地域:県内全域

4 発生時期:9月から10月

5 発生量:多

6 注意報発令の根拠
(1)予察灯(畑・松阪市)における9月第2半旬から第3半旬の誘殺数は、チャバネアオカメムシでは6,353頭(平年432頭)、ツヤアオカメムシでは956頭(平年130頭)と、いずれも過去10年で最も多い状況です。
(2)予察灯(御浜町)における9月上旬の誘殺数は、チャバネアオカメムシでは1,441頭(平年317頭)と過去10年で最も多い状況です。ツヤアオカメムシでは220頭(平年124頭)と多い状況です。また、9月14日から15日の2日間で1,170頭とチャバネアオカメムシの誘殺数が急増しています。
(3)かんきつ類の一部の園地で果樹カメムシ類の飛来が確認されています。
(4)1か月予報(9月11日・名古屋地方気象台発表)によると、気温は高い見込みで、果樹カメムシ類の活動に好適な状況が続くことが予想されます。

7 防除の注意事項
(1)飛来数は、園地による差が大きい傾向があります。過去に飛来が多かった園地では特に注意してください。
(2)大雨、強風などの後に、急に園地へ多数飛来することがあります。
(3)夜間の照明等への飛来を参考にし、園地で飛来を確認したら防除を実施してください。
(4)近隣園地と散布日を合わせるなど、広域で一斉防除すると効果が高くなります。
(5)果樹カメムシ類は日没後に活発に飛翔するため、薬剤散布は午後から夕刻、または早朝に行うと効果が高くなります。
(6)合成ピレスロイド系(IRACコード3A)の薬剤を連続して散布することで、ハダニ類、カイガラムシ類の発生が多くなる傾向があるので注意してください。
(7)収穫期に防除を行う場合は、収穫前日数に注意してください。
(8)薬剤は農薬情報検索システム、三重県農薬情報システムで調べることができます。
   農薬情報検索システム:https://pesticide.maff.go.jp/
   三重県農薬情報システム:https://www.nouyaku-sys.com/noyaku/user/haishinfile/list/mie

関連資料

  • 令和7年度病害虫発生予察注意報第4号(PDF(477KB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 病害虫防除所 〒515-2316 
松阪市嬉野川北町530
電話番号:0598-42-6365 
ファクス番号:0598-42-7568 
メールアドレス:byogai@pref.mie.lg.jp 

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