令和7年度病害虫発生予報第6号を発表します。向こう1か月における農作物の病害虫発生予報の概要は以下のとおりです。詳細については関連資料をご覧ください。
向こう1か月の予報と対策
1 果樹
カンキツでは、ミカンハダニの発生量はやや多と予想されます。1葉当たりのハダニ成虫数が、0.5頭から1.0頭程度確認されたら、薬剤防除をしてください。
2 茶
チャでは、カンザワハダニの発生量はやや少と予想されます。
3 野菜
トマトでは、疫病の発生量は平年並と予想されます。
イチゴでは、ハダニ類の発生量はやや多と予想されます。天敵を利用する場合は、発生密度の低いうちに導入し、農薬は天敵への影響を考慮して使用してください。うどんこ病、炭疽病の発生量は平年並と予想されます。
ハクサイでは、白斑病の発生量は平年並と予想されます。
キャベツでは、黒腐病の発生量はやや少と予想されます。
ネギでは、シロイチモジヨトウの発生量は多と予想されます。老齢幼虫ほど薬剤の効果が劣るので、若齢幼虫のうちに防除を行ってください。ネギコガの発生量はやや少と予想されます。
野菜共通の病害虫では、ハスモンヨトウの発生量はやや多と予想されます。老齢幼虫ほど薬剤の効果が劣るので、若齢幼虫のうちに防除を行ってください。コナガの発生量は平年並と予想されます。