「クハナ!」映画部による「2016年度 ふるさと名品オブ・ザ・イヤー 地方創生大賞受賞」の報告と、映画「クハナ!」の制作協力に対する御礼を鈴木知事に伝えるため、知事表敬訪問を行います。
<受賞内容について>
地域の素晴らしさを地域外の消費者に直接伝えようとする新たなチャレンジを、より多くの人に知ってもらうことを目的とした表彰制度として、「2016年度 ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」実行委員会は、地方創生大賞3名品と政策奨励賞を決定しました。その中で、三重県桑名市を舞台に、市民ボランティアと一流のプロクリエイターがタッグを組んで「子供に元気を、大人に勇気を、街に夢を!」を合言葉に生まれた地方創生ムービー「クハナ!」の地元市民有志を中心とした「クハナ!」映画部が、「地方創生大賞・ヒト部門」を受賞しました。
1.訪問日時
平成29年4月26日(水)15時30分~15時45分
2.場所
三重県庁 3階 プレゼンテーションルーム
3.訪問予定者
「クハナ!」映画部 部長 林 恵美子 氏
㈱ゲイト 福田 ミキ 氏(映画部の広報担当)
㈱歌行燈 横井 健祐 氏(映画部のコアメンバー)
㈱シナジーメディア 林 雅也 氏 (同上)
4.応対者
三重県知事 鈴木 英敬
雇用経済部観光局次長 安保 雅司
5.その他
〇「クハナ!」映画部について
「クハナ!」映画部は、もともと「桑名を盛り上げよう」という市民ボランティアが集まっていたところに、映画の話が舞い込み、「桑名を舞台にした映画を自分たちの手で作ろう!」という有志がさらに拡大してできたものです。活動内容は、映画製作のための資金集めやPRイベントの制作、ロケ地の交渉、エキストラの手配、食事の炊き出し、オーディションで選ばれた子どもたちのジャズバンドの練習など多岐にわたり携わってきました。
映画撮影終了後は、映画製作に向けて集まった団体の活動を一過性にはせず、引き続き桑名を音楽で盛り上げていきたいとの思いから、「KUWANA M.jumble(くわな えむ じゃんぶる)」という音楽イベントを昨年10月30日に開催しました。
〇表彰制度・受賞理由
(表彰制度概要)
「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」は、地域の将来を支える名品とその市場開拓を支援する表彰制度です。地域の魅力づくりを応援する民間企業等で構成される「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」実行委員会が、各地域に眠る名品とそれを支えるストーリーや取組をそれぞれの視点で選び表彰します。さまざまな切り口の部門賞が並ぶのが大きな特徴です。また、政府の後援も得ながら積極的に表彰し、地域の活性化を生み出しています。
・「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」実行委員会:幹事社12団体、会員企業12団体、後援 内閣府、
農林水産省、経済産業省で構成される団体
・制度開始年度:2015年度
・各賞について
・地方創生大賞・・・【ヒト】「クハナ!」映画部(三重県桑名市)
【モノ】柿バター(奈良県五條市)
【コト】立川市プレミアム婚姻届(東京都立川市)
・地方創生賞 ・・・ヒト、モノ、コトの3つのカテゴリで合計6件
・政策奨励賞 ・・・合計4件
・各部門賞 ・・・上記以外に、ヒト、モノ、コトの3つのカテゴリで合計34件
・表彰式:平成29年3月21日、表彰者:山本幸三地方創生担当相
(受賞理由)
地元の自己満足に陥らず、かつ全国メジャー映画制作の単なるサポートにはならず、一流のエンターテイメント制作現場を、市民自らが主人公となる地域活性化のステージとしたこの活動は、新たなる地域活性化のモデルに成り得ると考え、その中心となった「クハナ!」映画部に、「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」の「地方創生大賞・ヒト部門」が贈られることとなりました。今回、「地方創生大賞」を受賞した選考理由に、映画が終わった後も引き続き桑名市と接点を持ちながら活動していることも評価されています。