三重県は、令和9年に開催される2027年国際園芸博覧会(以下「GREEN×EXPO 2027」という。)へ出展するにあたり、屋外展示(オリジナル庭園)の基本となるデザイン作品の選出を目的としたデザインコンクールを開催しましたので、以下のとおり表彰式を行います。
1 表彰式の概要
(1)日時
令和7年12月19日(金曜日) 14時から15時まで(予定)
(2)場所
JA三重ビル 地階 大会議室1・2(津市栄町1丁目960)
2 表彰対象者
最優秀賞 四日市農芸高等学校 3年 阿部 直立(あべ すぐり)さん
佳作 四日市農芸高等学校 3年 森脇 里紗(もりわき りさ)さん
佳作 久居農林高等学校 3年 北川 豊大(きたがわ ひろと)さん
3 表彰式の内容
(1)県土整備部理事 挨拶
(2)審査委員会座長 挨拶(一般社団法人三重県造園建設業協会 中村 駆氏)
(3)表彰状授与
(4)基本設計案の説明
4 デザインコンクールの概要
(1)目的
三重県はGREEN×EXPO 2027に関して、各都道府県・政令市等による「自治体出展」の一環として、
屋外展示(オリジナル庭園)と屋内展示(フラワーアレンジメント等)に出展を予定しています。
このうち、屋外展示の基本デザインの検討に向け、高校生からアイデアを募り、造園や園芸の観点
から「三重県らしさ」を表現するとともに、GREEN×EXPO 2027のテーマ『幸せを創る明日の風景』に
ちなんだ、高校生らしい「若さと希望」にあふれるデザインが創出されることを期待して、デザイン
コンクールを実施しました。
<「花とみどりの三重づくり」との関連>
三重県では、花とみどりのさまざまな効果を有効活用して、多様な主体との連携のもと、「花とみどり
で優しさあふれる健やかなふるさと三重」の実現をめざすため、令和5年4月に「花とみどりの三重づく
り条例」が施行されました。条例のめざす姿の実現に向け、広く県民の皆さんが条例を知り、花とみどり
の取組に関心を持っていただくきっかけとなるよう気運醸成に注力した取組を進めています。
GREEN×EXPO 2027への出展も、この施策の一環として推進しているものです。
(2)デザインに求めた視点
・ 園芸・造園の観点から三重県らしさを表現していて、GREEN×EXPO 2027に来場される国内外の方
に対して、三重県への興味を喚起させるもの。
・ GREEN×EXPO 2027のテーマである「幸せを創る明日の風景」又は、花とみどりの三重づくり条例
のめざす姿である「花とみどりで優しさあふれる健やかなふるさと三重」に沿ったものであること。
(3)応募状況等
・応募総数 57作品
・募集期間 令和7年3月21日(金曜日)から令和7年7月18日(金曜日)
・募集対象 三重県内の高等学校(高等専門学校含む)において造園・園芸を学ぶ3年生
5 GREEN×EXPO 2027について
(1)国際園芸博覧会とは
国際園芸家協会の承認のもとで、国際的な園芸・造園の振興や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の
創造など目的に、各国の持ち回りで開催される園芸分野の博覧会です。
(2)GREEN×EXPO 2027の概要
神奈川県横浜市旭区及び瀬谷区にまたがる旧上瀬谷通信施設(米軍施設)跡地を活用して令和9年3月
から約半年間にわたって開催される、最大規模の国際園芸博覧会です。同じ規模での開催としては、平成
2年に鶴見緑地(大阪市)で開催された「国際花と緑の博覧会(通称:花の万博)」以来の国内開催と
なります。
各国や国内外の企業・団体等による展示、ステージイベント、そして各都道府県・政令市等による自治
体出展等が行われます。自治体出展は屋外展示(オリジナル庭園)と屋内展示(フラワーアレンジメント
等)からなります。