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平成14年度当初予算施策別要求概要

221 高齢者や障害者が活動できる環境づくり
要求額      566百万円 (主担当部局:健康福祉部)
22101 高齢者・障害者の社会参加環境づくり(健康福祉部)
22102 就労機会充実のための環境づくり(生活部)
22103 バリアフリーのまちづくりに向けた総合啓発(健康福祉部)
22104 紀南健康長寿モデル地区づくりの推進(健康福祉部)

<2010年度の目標>

 高齢者や障害者が、意欲や能力に応じてさまざまな活動に参加でき、いきいきとした毎日をおくっています。

<数値目標>

施策目標項目
現状値(2001年度)
2004年度の
目標値
2010年度の
目標値
さまざまな社会活動に
参加する高齢者の割合
44.8%
50%
59%
  • 就労、ボランティア、生涯学習、余暇活動などの社会活動に参加した高齢者の割合を県民意識 基礎調査によって把握します。

<これまでの取組と成果>

 高齢者が自己実現を図るための様々な活動を支援することとし、明るい長寿社会推進機構事業及び老人クラブ活動事業への助成などを行ってきました。
 また、障害者が意欲や能力に応じて活動できる環境づくりとして、通所施設の整備や手話、点字等の各種奉仕員の養成事業などを実施しました。身体及び知的障害者の通所施設は目標を達成しましたが、精神障害者共同作業所の設置は遅れており、各種奉仕員も登録者が増えていない状況にあります。
 一方、県内企業における65歳までの継続雇用や障害者の雇用の普及については、事業者や関係団体などへの啓発活動等を推進しましたが、厳しい雇用情勢の中で十分な効果を得にくい状況でした。
 こうした中、障害者や高齢者をはじめとしたすべての県民が自由な行動や平等な社会参加のできるバリアフリーのまちづくりの実現に向けて、「三重県バリアフリーのまちづくり推進条例」(1999年)の普及啓発に努めてきました。
 さらに、高齢者が自己実現を図ることのできる社会づくりの取組のモデルとして、紀南地域において、健康づくり、地域づくりを担う人材の養成や組織化への支援等に取り組みました。

<残っている課題>

 障害者の雇用について、情報通信技術(IT)の活用による就労環境の創出、能力開発等へのニーズが高まってきており、関係情報の提供や職業訓練等のための取組が重要となります。
 ユニバーサルデザイン(※)の理念が提唱され、障害者や高齢者だけでなく、誰もが安心して快適に暮らすことができる環境づくりへの取組がこれまで以上に求められています。

<平成14年度の施策の取組方向>

 高齢者が健康で生きがいを持って生活を送れるよう、各種事業の充実とだれでも参加できる環境の整備を促進するとともに、障害者があらゆる活動分野で意欲や能力に応じて社会参加できるための環境づくりを一層進める必要があります。
 バリアフリーのまちづくりの実現に向けて、ユニバーサルデザインの視点から条例の理念等について、引き続き、普及啓発を行うとともに、紀南健康長寿リーデイングエリアについては、地域資源・地域特性を活かした健康づくり、地域づくりの取組を強化します。

<平成14年度当初予算編成に向けての基本的な考え方>

(健康福祉部)

  •  高齢者や障害者が生きがいをもち社会参加できる環境をつくるため、多様な活動の場や情報提供等を行うとともに、社会参加を援助する各種奉仕員の養成など各種事業の充実を図ります。
  •  地域の主体的な取組には市町村の果たす役割が重要であることから、県の「体験セミナー」のノウハウを活用した市町村での取組を促進、支援します。
      また、これと連携して、アドバイザーによる「体験セミナー」の実施支援や小学生や教員を対象としたセミナーを開催し、地域での自主的なまちづくり推進の基盤づくりを進めます。
     さらに、多くの分野が連携し総合的にまちづくりを進めるための新たな率先実行として、全国や地域に「三重県方式」を定着させるためのマニュアルづくりなどを実施することで「バリアフリーのまちづくり先進県」への取組を進めます。
  •  紀南地域において、高齢者がいきいきとくらすことのできる「健康長寿日本一」の地域づくりを目指し、健康指導員の養成及び情報発信体制の構築などさまざまな取組を官民協働で実施します。


(生活部)

  •  高齢者が意欲と能力のある限り働き続けることができる社会の実現に向け、民間企業における継続雇用制度の普及啓発を進めるとともに、様々な就業ニーズに応じた就業機会の確保を支援するため、シルバー人材センターのさらなる設置促進と機能強化を図っていきます。
      また、障害者については、情報通信技術(IT)に係る職業訓練を引き続き進めるとともに、障害者雇用促進大会をはじめとする各種の啓発事業等により雇用の促進を図っていきます。

<主な事業>

  1. 障害者社会参加促進事業(要求額60,038千円)[所管部局名  健康福祉部]
    基本事業名 22101 高齢者・障害者の社会参加環境づくり

     障害者に対して、相談支援、情報支援、生活訓練、スポーツ振興支援、障害別支援等を総合的に実施し、社会参加を促進します。

  2. シルバー人材センター促進事業(要求額18,276千円)
    [所管部局名  生活部]
    基本事業名 22102 就労機会充実のための環境づくり

     臨時的かつ短期的な就業を希望する高年齢者に対して、就業機会を提供するシルバー人材センターの育成強化を通じて高年齢者の就業機会の増大と生き甲斐を充実していきます。

  3. バリアフリーのまちづくり普及啓発事業(要求額15,161千円)
    [所管部局名  健康福祉部]
    基本事業名 22103 バリアフリーのまちづくりに向けた総合啓発

     三重県バリアフリーのまちづくり推進条例の普及啓発、バリアフリーまちづくり賞及びバリアフリーアドバイザー養成講座等の実施により、バリアフリーのまちづくりについて県民意識を醸成します。
     また、市町村におけるバリアフリーのまちづくりの取組を進めるため、平成12、13年度に実施した県職員体験セミナー等のノウハウを市町村へ伝える地域展開普及啓発等を新たに展開します。

  4. 紀南健康長寿リーディングエリア形成事業(要求額8,608千円)
    [所管部局名 健康福祉部]
    基本事業名  22104 紀南健康長寿モデル地区づくりの推進

     紀南地域に根ざした事業を展開していくとともに、健康まちづくりリーダー養成、健康づくりネットワーク整備等の事業を実施します。

※ユニバーサルデザイン: 「ユニバーサル」とは「普遍的な」という意味で、多様な能力を持った利用者が、安全で使い勝手の良いデザインを行うことです。よって、「ユニバーサルデザインのまちづくり」とは、すべての人が使い良いまちづくりを進めることを言います。

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 財政課 予算班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2216 
ファクス番号:059-224-2125 
メールアドレス:zaisei@pref.mie.lg.jp

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