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三重県中央農業改良普及センター農業経営シリーズ3
経営者能力を考える 問題意識

 いきなりですが、経営者能力って何でしょうか?
 どうすれば経営者能力は向上するのでしょうか? 少し考えてみてください。

 新農業経営ハンドブック(全国農業改良普及協会編)では経営者能力を、次のように説明しています。

 経営者としての機能、すなわち将来構想の構築、戦略的意志決定、執行管理、組織の活性化等の機能を遂行するために必要な能力のことをいいます。
具体的には、

(1)経営理念や目標の形成能力
(3)計画能力
(5)知識・技術力
(7)信用力
(9)人脈の広さ等
(2)分析能力
(4)実行能力
(6)統率力
(8)交渉能力
 があげられます。またこの能力は、革新的行動を引き起こす能力(企業者的能力)と、環境変化のなかで経営を維持発展させる能力(管理者的能力)に分けられ、前者は生まれ持った才能によるところが大きく、後者は学習や経験等を通じて養成・開発されうる能力です。

 経営者能力を細かく九つの項目に分類したうえで、革新的行動を起こす能力(企業者的能力)と環境変化のなかで経営を維持発展させる能力(管理者的能力)に大きく二分しています。ここで問題なのは、「企業者的能力は生まれ持った才能によるところが大きい」という部分です。本当にそうでしょうか?生まれ持った才能といってしまっては始まりません。少なくとも、眠っている才能を呼び覚ますことが出来るはずです。
 そのキーワードは「問題意識」もう少し言えば「危機意識」ではないでしょうか。危機意識を持って、常に自らの経営に対して問題意識を持つ、このことが経営者能力の向上につながります。

 ではここで、時計と筆記用具を用意してください。今から10分間で、あなたの経営の問題点を出来るだけ沢山書き出してみてください。ハイ、スタート。(つづく)


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本ページに関する問い合わせ先

三重県 中央農業改良普及センター 普及企画室(担い手課) 〒515-2316 
松阪市嬉野川北町530
電話番号:0598-42-6715 
ファクス番号:0598-42-7762 
メールアドレス:fukyuc@pref.mie.lg.jp

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