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平成21年02月10日

乗用茶園管理機の作業性能

乗用摘採機

(1)作業能率

乗用摘採機による作業時間は、旋回、茶袋交換、生葉搬出のそれぞれの作業能率により影響されます。
下の図表は、各工程に要する時間(表)から、畦長50メートルのモデルほ場を想定してシミュレーションを行ったものです。

大型乗用摘採機(袋式)の収量別作業能率
大型乗用摘採機(袋式)の収量別作業能率
小型乗用摘採機(袋式)の収量別作業能率
小型乗用摘採機(袋式)の収量別作業能率
各工程に所要する時間の算出基礎
項目 単位 大型乗用摘採機 小型乗用摘採機
旋回 1回あたり秒数 15 10
袋交換 1回あたり秒数 130 80
袋搬出 1回あたり秒数 0 175
平均収容量 1回あたりキログラム 200 30
生葉搬出量 1回あたりキログラム 該当しない 90
摘採速度(メートル毎秒) 10アールあたり500キログラム 0.35 0.35
10アールあたり750キログラム 0.28 0.28
10アールあたり1000キログラム 0.224 0.224

なお、袋搬出は収容した茶袋6つをトラックに積み替えた場合

大型乗用摘採機の方が、袋交換にかかる時間が少なく、生葉を搬出する必要がないため作業能率が優れます。 小型乗用摘採機は1回当たりの収容量が小さいため、袋交換に要する時間が多くかかり、作業能率は大型に比べ劣りますが、比較的軽量でコンパクトなため、旋回に要する時間は少なくて済みますので、狭いほ場で旋回が多い場合に活躍します。 乗用摘採機の収容能力・摘採時の走行速度・茶園の収量・茶園の畦長が、作業能率に大きく影響します。

(2)摘採精度

一般に乗用摘採機は可搬式摘採機に比べて、適正な走行速度の範囲では摘採高が安定し、摘採精度が向上します。

図 小型乗用摘採機による摘採残存部の平均偏差
*摘採残存部の平均偏差とは、摘採残存部の長さとその長さの平均値との差を絶対値にして平均にしたもの

乗用摘採機では、摘採面が平面に近くなり従来の扇形に比べ比較的芽揃いがよくなります。
さらに、一定の高さで、刈り取れるため荒茶の粒度も揃いやすくなります

図 乗用摘採機で刈り取った新芽の荒茶粒度分布

 
粒度 ふるい目(直径ミリメートル)
1 5.66以上
2 4.0以上
3 2.88以上
4 2.0以上
5 1.41以上
6 1.0以上
7 0.71以上
8 0.5以上
9 0.5以下

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 中央農業改良普及センター 専門技術室(茶普及課) 〒515-2316 
松阪市嬉野川北町530
電話番号:0598-42-6707 
ファクス番号:0598-42-7762 
メールアドレス:fukyuc@pref.mie.lg.jp

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