農業普及現地情報
営農指導員研修 現地実習時間を拡大し技術習得促進(4回終了/年間8回)
(平成28年6月普及現地情報)
中央農業改良普及センター
果樹の営農指導員研修は、営農指導員を現場の技術的な問い合わせや指導に対応できるレベルに引き上げることを目的に、中央農業改良普及センターが提案し始まった研修で、全農みえ主催で平成17年度から毎年開催しています。研修では中央農業改良普及センター果樹担当が講師として座学・実習を指導しています。 研修する樹種は、ナシ、カキ、ブドウ、ミカンで、本年度の研修は、6月21日のミカンの摘果で全8回中4回が終了しました。現在各樹種の着果管理(摘果等)についての研修が終了したところで、残り4回の研修は、各樹種の「剪定」をテーマに11月以降に開催予定です。 昨年度までとの変更点は、研修時間を半日から1日に延長し、作業練習量を拡大するため1名に1樹の実習樹を確保したことです。研修時間を半日から1日としたことで、座学と実習を午前と午後に分けられるようになり、詰め込み過ぎを防ぐことが可能となりました。さらに、座学で教わったことを実習ですぐに試すことができ、作業練習量も増えたため受講生の技術習得度向上に効果があることを期待しています。 |